「オーバーヘッドにかなうものはない」「どれも素晴らしい」プスカシュ賞の最終候補3名が決定!日本人選手の同僚2人がノミネート
2023.12.15 18:45 Fri
プスカシュ賞の最終候補に選ばれたブライトン&ホーヴ・アルビオンのフリオ・エンシソ
国際サッカー連盟(FIFA)は14日、2023年度『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ』の最終候補を発表した。
プスカシュ賞の最終候補に選ばれたのは。ブライトン&ホーヴ・アルビオンのパラグアイ代表FWフリオ・エンシソ、ボタフォゴのブラジル人MFギレルメ・マドルガ、スポルティングCPのDFヌーノ・サントスの3名となっており、エンシソとサントスについては日本人選手のチームメイトだ。
FIFAの公式SNSで、ノミネートされているゴールの動画とともに3名がピックアップされると、ファンは「マドゥルーガのオーバーヘッドにかなうものはない」、「どれも素晴らしい」、「(サントスの)ラボーナは絶品だ」、「どれも気持ちいい」コメント。ファンの反応を見る限りギリェルメ・マドゥルーガの人気が高そうだ。
また、女子最優秀選手賞最終候補3名には、バルセロナのスペイン女子代表MFアイタナ・ボンマティ、レアル・マドリーのコロンビア女子代表FWリンダ・カイセド、そしてパチューカのスペイン女子代表FWジェニファー・エルモソが選出されている。
各国代表チームの監督とキャプテン、ジャーナリスト、ファンの投票によって選出される同賞の発表は2024年1月15日に行われる。
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2016年に創設された同アワードでは、男女の最優秀選手、最優秀GK、最優秀監督、そして最優秀ファンと最優秀ゴール(プスカシュ賞)が表彰される。9月には各賞のノミネート選手が発表されていた中、14日に最優秀選手賞とプスカシュ賞の最終候補3名が改めて選出された。FIFAの公式SNSで、ノミネートされているゴールの動画とともに3名がピックアップされると、ファンは「マドゥルーガのオーバーヘッドにかなうものはない」、「どれも素晴らしい」、「(サントスの)ラボーナは絶品だ」、「どれも気持ちいい」コメント。ファンの反応を見る限りギリェルメ・マドゥルーガの人気が高そうだ。
なお、男子最優秀選手賞最終候補3名には、マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランド、パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペ、インテル・マイアミのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが決定している。
また、女子最優秀選手賞最終候補3名には、バルセロナのスペイン女子代表MFアイタナ・ボンマティ、レアル・マドリーのコロンビア女子代表FWリンダ・カイセド、そしてパチューカのスペイン女子代表FWジェニファー・エルモソが選出されている。
各国代表チームの監督とキャプテン、ジャーナリスト、ファンの投票によって選出される同賞の発表は2024年1月15日に行われる。
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ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫がまずまずの評価となった。 2日、プレミアリーグ第30節でブライトンはホームにアストン・ビラを迎えた。 日本代表活動でコンディションの問題があった三笘。しかし、この試合でもしっかりと先発に名を連ねることとなり、積極的なプレーを見せていった。 7位のブライトンは、勝ち点2差で9位のアストン・ビラとの重要なトップハーフ対決に臨んだ中、三笘は16分には左サイドからカットインで右足シュートを枠に飛ばすなど、アストン・ビラゴールに積極的に向かっていった。 後半には三笘が絡んだ攻撃から、シモン・アディングラがゴールを奪うも、三笘のハンドにより取り消しに。チームは0-3で敗れたが、フル出場した三笘は大きな結果を残せなかったものの、まずまずの評価を受けた。 <h3>◆イギリス『Sussex Express』/ 6点(10点満点)</h3> 「全体的に、おそらくブライトンのピッチ上で最高の選手だったが、それでもこの試合で流れを変えることはできなかった」 <h3>◆イギリス『The Argus』/ 7点(10点満点)</h3> 「土曜日よりも活発だったが、アディングらがゴールを決めた場面はハンドと判断された」 「前半に巻いたシュートを放ち、マルティネスにちょっとした試練を与えた」 <h3>◆イギリス『Sports Dunia』/ 7点(10点満点)</h3> 「エミリアーノ・マルティネスとDFにチャレンジし、ボックス左からシュートやドリブルを仕掛けて相手を翻弄した」 「しかし、三笘のハンドによりブライトンが決めた最初のゴールは取り消されてしまった」 <span class="paragraph-title">【動画】三笘薫が惜しいシュートもセーブされる…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="a7BJDN5BhJY";var video_start = 3;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.03 17:30 Thu4
退場誘発の鎌田大地が三笘薫との日本人対決制す! 合計3人の退場者出たM23ダービーはパレスに軍配【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第31節、クリスタル・パレスvsブライトン&ホーヴ・アルビオンが5日にセルハースト・パークで行われ、ホームのパレスが2-1で勝利した。なお、パレスのMF鎌田大地はフル出場、ブライトンのMF三笘薫は63分までプレーした、。 12位のパレスは前節、最下位のサウサンプトンと1-1のドローに終わり、公式戦連勝は「5」でストップ。しかし、依然として好調を維持しており、今節は上位撃破を狙った。この一戦で鎌田はリーグ6戦ぶりの先発を飾った。 一方、8位のブライトンは前節、アストン・ビラにホームで0-3の完敗。公式戦9試合ぶりの黒星となった。その敗戦からのバウンスバックを期して臨んだアウェイゲームでは三笘が左ウイングでスタメン起用となった。 激戦必至のM23ダービーは立ち上がりから動く。開始3分、ボックス付近でディフェンスラインと駆け引きしたマテタがボックス左でエゼのパスを足元に収めると、鋭い左足シュートをゴール右隅に突き刺した。 FAカップでの重傷から復帰後初となるエースストライカーのゴールで先手を奪ったホームチームは、以降の数分は押し込む形を続けたが、時間の経過とともにブライトンが押し返していく。 12分に三笘が右足シュートを放つと、直後の13分にはバレバとウェルベックが決定的な枠内シュートを連続で放つが、ここはGKヘンダーソンの好守に遭う。それでも、三笘とミンテの両ウイングを起点に焦れずに外回しの攻撃でチャンスを窺い続けると、前半半ば過ぎに同点に追いついた。 31分、右サイドと中央での出し入れからハーフスペースを持ち上がったオライリーから右のミンテに展開されると、ミンテの正確な左足クロスをゴール前に飛び込んだウェルベックがDFの前に体を入れて右足ワンタッチで流し込んだ。 1-1のイーブンに戻った試合はダービーらしい一進一退の展開に。引き続きブライトンがボールを握るが、パレスも良い形でボールを奪った際にはウイングバックも果敢に攻撃参加を見せるなど厚みを出した。 スコアは動かずに後半へと折り返したダービーマッチ。後半も拮抗した展開が続くが、ホームのパレスが一歩前に出る。55分、自陣左サイドでのミッチェルのボール奪取から鎌田が左のスペースを狙うエゼへスムーズに展開。中央にドリブルで切り込んだ背番号10がボックス右のムニョスに繋ぐと、ムニョスが右足対角シュートをゴール左隅へ突き刺した。 再び追う展開となったブライトンは63分、直前の接触プレーで少し足を痛めていた三笘に加えてオライリーを下げてジョアン・ペドロ、アディングラを同時投入。これに対してパレスはチルウェルや殊勲マテタに代えてエンケティアを投入するが、結果的にこの交代策が裏目に出た。 78分、投入直後のシミュレーションで1枚カードをもらっていたエンケティアがファン・ヘッケに対するラフプレーで2枚目をもらって退場に。 ここから数的優位を手にしたブライトンが攻勢を強めると、以降は守るパレス、攻めるブライトンという構図が明確に。 12分のアディショナルタイムが加えられた後半終盤にはグエイがラフプレーで2枚目をもらってパレスに2人目の退場者が出るも、鎌田が相手の軽率なバックパスに詰めて背後へ抜け出しかけると、これがファン・ヘッケの2枚目のカードを誘発し、ブライトンにも1人退場者が出た。 これで9人対10人となった試合は猛攻を仕掛けたブライトンが、バレバの左足の弾丸シュートにゴール前の混戦からのアヤリのシュートで同点に迫ったが、パレスの堅守を最後までこじ開けられなかった。 この結果、日本人対決も実現したM23ダービーはパレスに軍配。ブライトンは厳しいリーグ連敗となった。 クリスタル・パレス 2-1 ブライトン 【クリスタル・パレス】 ジャン=フィリップ・マテタ(前3) ダニエル・ムニョス(後10) 【ブライトン】 ダニー・ウェルベック(前31) 2025.04.06 01:14 Sun5