J1残留導く決勝点!湘南キャプテン大岩一貴「終了の瞬間はほっとした」

2023.11.25 20:50 Sat
決勝ゴールを決めた大岩一貴
©︎J.LEAGUE
決勝ゴールを決めた大岩一貴
湘南ベルマーレのDF大岩一貴が残留を決めた一戦を振り返った。25日、明治安田生命J1リーグ第33節の横浜FCvs湘南ベルマーレがニッパツ三ツ沢球技場で行われ、アウェイの湘南が1-0で勝利を収めた。

最下位の横浜FCと勝ち点2差でこの一戦を迎えた17位の湘南は、勝てば残留決定という状況下、前半我慢の展開から後の半立ち上がりに大岩が値千金の先制点を奪取。終盤は横浜FCのパワープレーを受けるも、虎の子の1点を守り切り、6年連続のJ1残留を決めた。
この日唯一生まれたゴールは49分。湘南は左CKの流れから池田昌生が右足ミドルシュートを放つと、横浜FCGK永井堅梧が弾いたボールに反応した大岩が詰めた。

大岩にとっての今季初ゴールとなった瞬間は「興奮していてあまり覚えていない」との語るくらい、ネットを揺らしたあとにはゴール裏の湘南サポーターへ向かって絶叫。感情を爆発された。
セカンドボールを意識しての動き出しはオフサイドラインギリギリだったが、VARによる確認の間は「オフサイドかもという感覚もありましたが、あれだけ興奮して喜んでいたので、オフサイドだったら恥ずかしいなと思っていたので『頼む』と祈っていました」と顔をほころばせる。

前半はホームの圧力を受ける恰好となったが、「少し硬いゲームだったとは思いますけど、その中でも落ち着いて声を掛けあって我慢できた」と、守備の時間が続いた中でも、ピッチ内では冷静に対応できていたと振り返る。

一時期は15試合未勝利で最下位に沈むこともあった湘南だが、横浜FC戦を含めた直近5試合は4勝1分けと復調。キャプテンとしての重責も背負いながらチームを残留に導いた大岩は「試合終了の瞬間はほっとした」とも。「勝てない時期は苦しかったですし、チームとしてもしんどかったですけれど、最低限のミッションは達成できてよかったです」と、胸をなでおろした。

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原点回帰の2列目で存在感示し始めた東京VのMF松橋優安「昔を思い出しながらも、求められているものを継続し結果を残したい」

東京ヴェルディのMF松橋優安が、原点回帰あるいは新たなアタッカー像を模索している。 前節、中2日の過密日程、多くの離脱者という逆境を乗り越え、横浜FCとの4連戦ラストマッチを2-0で勝利した11位の東京V。 その“総緑戦”となった一戦ではいずれも今季リーグ初先発でクリーンシートに貢献したDF深澤大輝、MF稲見哲行。久々の出場でプロ初ゴールを挙げたFW熊取谷一星が、先制点を挙げたFW染野唯月とともに勝利の立役者としてスポットライトを浴びる形となった。 一方、開幕節の清水エスパルス戦以来のリーグ先発となった背番号19も、先制点の起点を含めチームに勢いをもたらすプレーを見せた殊勲者の一人だった。 36分に染野が決めた先制点の場面では相手陣内右サイドのタッチライン際でMF翁長聖から縦パスを受けると、胸トラップからの巧みな浮き球コントロールで内側にドリブルで切り込み、一度は相手DFに引っかかりながらも味方に繋いだボールが最終的に染野のヘディングシュートに繋がった。 また、前々節の浦和レッズ戦で立ち上がりが課題となったなか、この試合ではほぼファーストプレーで背後への抜け出しから松橋が開始早々に放ったファーストシュートがチームに勢いをもたらした。 「ゲームの入りの部分からいい守備やゴールに向かうプレーで自分たちの流れに持って行こうという部分で、その後もコーナーを取れていい入りはできました」 「まずはいい守備から入る部分は心掛けていましたけど、攻撃はどんどん背後や仕掛けの部分は出していこうという意識はありました。それがまさに出て、得点に繋がったのは良かったと思います」 攻撃面の仕事を淡々と振り返った松橋。守備面ではDF福森晃斗、DF新保海鈴と左足に特長を持つ相手のストロングに対して、アグレッシブ且つ繊細な対応を続けた末、「プロフェッショナルな判断」によって後半立ち上がりにFW川﨑修平との交代でピッチを後にした。 久々の先発出場ということもあり、より長い時間プレーしポジション奪取へアピールしたい気持ちがあったことは間違いないが、“バトンを繋ぐ”重要性を誰よりも理解する選手の一人だけに、出し切った上での交代に一切の後悔はなかったという。 「ハーフタイム時点では問題なくて、後半立ち上がりの部分で出る時にちょっと足にきているというのは伝えていました。もうスタメンを伝えられた時から前半から出し切る気持ちで、時間なんて気にしないという気持ちでやっていたので、そこで出し切れたというのはプラス。普段スタメンで出ている人たちがベンチに控えていたので、自分は本当に出し切って、バトンを繋ぐだけという意識だったので、そこはいい流れができたと思います」 この試合ではユースの先輩でもある深澤ら出場機会に飢えた選手たちが、過密日程と離脱者というチームにとっての逆境において奮闘。森下仁志コーチが主導するエクストラ(個別トレーニング)で培ってきたものを遺憾なく発揮した。 昨季始動時はフィールドプレーヤーの序列の最後尾という立ち位置ながら、頭から湯気を出し続けて自身の立ち位置を確立した23歳は、感慨とともに改めていい刺激を受け取った。 「特に、(深澤)大輝くんなんかは去年からエクストラをやり続けている選手の1人です。正直一緒にスタメンで出るとなった時に個人的にすごく楽しみというか、自分もスタメンが久々でしたし、一緒に戦って絶対勝ちたいという気持ちが心から湧き上がってきました。本当にチームとしても素晴らしい影響だったと思いますし、自分にとっても特別な試合になりました」 チームとしても個人としても、いいきっかけを掴めそうな勝利を経て、今後は激化するポジション争いのなかで自身の課題にも目を向ける。 昨季とシーズン序盤戦はウイングバックでのプレーがメインだったが、ここ最近はアカデミー時代やプロ入り後も主戦場としてきた2列目のポジションでの起用が増え始めている。 ある意味では原点回帰、城福浩監督の薫陶を受けたなかでの新たな松橋優安のアタッカー像という部分でも今後の成長に期待が集まる。 松橋自身も「シャドーは相模原の時にずっとやっていたポジションなので、自分のなかでいい感覚がありますし、イメージもいいものは持っています。ここ最近はそこで使ってもらうことが多いですし、昔を思い出しながらも、ここで求められている守備の部分だったりは継続しつつ、結果を残していきたいという感じです」と、ポジティブに取り組んでいる。 「(守備で)前からの圧力というのは常に言われていますし、そこで圧力をかけることや靴一足分寄せることによって、相手のプレーの選択も狭まると思いますし、後ろの選手たちもやっぱり楽に守備できる。前で出る時は本当に前から追いかける、ボールを奪いに行くという強い気持ちで追いかけています」 「同時に前目のポジションは数字の部分が求められると思いますし、徐々にゴールに近づく、繋がるプレーというのは増えてきているので、そこでの質をさらに高めて数字を残していきたいです」 さらに、黙々と求められる仕事をこなす“職人”的な印象もある23歳に求めたいのは、内に秘めた情熱を含め周囲を動かすコーチングやパーソナリティの部分だ。 松橋自身も「自分がやるのは当たり前ですけど、周りにも言えるように要求していけるようにというのは、もっと自分のなかで必要になってくる」、「周りと連携しながら、周りも動かせるような選手になっていければ、もう1個上の段階へのステップに上がっていける」と、より意識を高めている。 そんななか、チームは11日に味の素スタジアムで行われる明治安田J1リーグ第16節で湘南ベルマーレと対戦。ホーム3連勝とともに上位浮上に向けた勝ち点3奪取を狙う。 チーム自体は昨季の公式戦3試合で1勝2敗と負け越した相手であり、とりわけ味スタで行われた前回対戦では0-2のスコア以上に力の差を見せつけられた。 一方で松橋はスタメン出場した天皇杯(0-1●)ではウイングバックでの起用ではあったが、攻撃面でよりアグレッシブなプレーをみせ、何かを掴んだ印象もあった一戦でもあった。 「確かに攻撃の部分でいい感覚を掴めてきたきっかけとなった試合でもあったので、そこはいいイメージはあります」と昨季の対戦を振り返ったが、「今年はまた状況も違いますし、間違いなく簡単に勝てる相手ではないと思うので、短い時間でしっかりいい準備をしていきたいです」といいイメージは持ちつつも、チームの勝利に向けて普段通り自身が持てるすべてを捧げる。 2025.05.10 22:05 Sat
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全員守備・全員攻撃の体現者、東京VのFW染野唯月「自分たちはもっとゴールを狙っていきたい」

東京ヴェルディは11日、味の素スタジアムで行われる明治安田J1リーグ第16節で湘南ベルマーレと対戦する。FW染野唯月が自身の2試合連発とともに今季2度目の連勝へ静かに闘志を燃やす。 現在、11位の東京Vは前節の横浜FC戦を2-0で勝利し、厳しい4連戦を3勝1敗の上々の戦績で終えた。 その横浜FC戦では中2日の過密日程と主力数名に離脱者が重なったなか、先発6人を入れ替えてスクランブルで臨んだが、出番に飢えていた選手たちの気迫のプレーによって今季初の複数得点差での勝利を飾った。 自身も5試合ぶりのスタメン且つ、本職である[3-4-2-1]の最前線でプレーし、前半の36分にはMF齋藤功佑がボックス左で上げたクロスを、絶妙なプルアウェイの動きでセンターバックとウイングバックの間に入り打点の高いヘディングシュートを叩き込み、スタメン起用に応える今季2点目を挙げた。 得点場面以外でも再三の競り合いの勝利、献身性・ハードワーク、気の利いた守備でファーストディフェンダーとしてチームが志向するコンパクトな守備を牽引。セットプレー以外で決定機を作らせなかった堅守に一役買った。 ストライカーに対して守備面のハードワークを大前提に、その上でゴールという結果も要求する城福浩監督も、「葛藤し続けた彼が、彼らしいヘディングで点を取ったということは、本当に喜ばしい。守備からスタートして攻撃もやり続けていればボールが来るということを実感してくれたとしたら、このチームのコンセプトにそってプレーする後押しになる」と称賛の言葉を送っていた。 その横浜FC戦について染野は「背後を取りつつ、しっかり相手を裏返すというところは意識していましたし、自分から守備はスタートするので、そこのスイッチというところは心がけてプレーをしていました。守備から入って、いい感じで試合に入れたのはよかったです」と、攻守両面で準備してきたものをある程度出すことができたとポジティブに振り返った。 以前からチームではクロスの入り方、とりわけ前線のアタッカーに対しては動き直しの重要性を口酸っぱく要求。今回の染野の得点はまさに狙い通りの形だった。 染野自身も「練習からチーム全体として共通意識を持ってやっていることではあります。相手の裏というところは常に狙っているところなので、そこの位置取りであったりは意識してやっています。何回も動き直してボールを要求することが結果というか、ゴールに繋がったのかなと思います」と手応えを口にしている。 チームは5試合ぶりのスタメン起用となった染野を含め、久々にプレー機会を得た選手たちがいずれも好パフォーマンスを披露し、ポジション争いという部分でも今後に繋がる結果となった。 どちらの立場も経験している背番号9も「誰が出てもスタメンが定着するというわけでもないので、本当にいい選手、練習からいいパフォーマンスを出した選手が試合に出ていくというのは当たり前。そこはプロとしてチャンスをもらった試合で結果を出す。守備であればゼロで抑えるとかというところは大事だなと思いました」と、深澤らの活躍を称えつつ、チーム内で良い競争が生まれている感覚を得ている。 今季2度目の連勝とともに勝てば、今季初めてシーズン成績で勝ち越しとなる重要な一戦に向けては「マンツーマンというか、相手も似たようなシステムのなかで、自分たちがまず個の力で負けないように、相手に押し込まれないで、自分たちの時間帯を増やせればいいかなと思います」と、横浜FC戦同様にミラーゲームではより重要となる局面での戦いを勝負のポイントに挙げた。 リーグ最多タイの7試合クリーンシートと守備面に安定感が出てきた一方、得点力は引き続き明確な課題となるなか、2試合連発も期待されるストライカーはへそを使ったビルドアップの改善を含め、チームとしてより貪欲にゴールを奪いたいとその決意を語った。 「自分たちは後ろから繋ぐというところをチャレンジしているので、そこを放棄せずに自分たちがしっかり顔を出して動いて、ボールに関わる人数を増やしていきながら、ゴール前に人数をかけていくというところ。それがおのずと個人個人の走行距離にも繋がっていきますし、無駄走りという言い方が正しいかはわからないですけど、そういうところが大事なのかなと思います」 「ゼロに抑えてくれるぶん、攻撃陣はやっぱり点を取らなきゃいけないですし、そこはプラスに捉えながら、自分たちはもっとゴールというところを狙っていきたい。個人としても常にゴールは狙っているので、そこは意識して試合に臨めればなと思います」 ストライカーとしてゴール前での攻撃の仕事により注力したい葛藤を常に抱えながらも、FW木村勇大とともに常にチームのために前線からのハードワークで全員守備・全員攻撃の体現者の一人として奮闘が続く染野。 前節はその献身に対する報酬を自ら手繰り寄せたが、連勝を狙う今回の一戦でも引き続きのハードワークとともにゴールという最高の報酬を得るためピッチの上で戦い続ける。 2025.05.10 14:30 Sat
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【明治安田J1第16節まとめ】鹿島・鬼木達監督の古巣初対決は6万人の大観衆の中で逆転勝利! 連敗止めたい清水vs町田はドロー決着

10日、11日にかけて明治安田J1リーグ第16節の10試合が全国各地で行われた。 <h3>【京都vs名古屋】終盤にスコアが動いた中ドロー</h3> 連敗で首位から陥落も劇的勝利で3位に位置している京都サンガF.C.と降格圏からなんとか抜け出した17位の名古屋グランパスの対戦となった。 上位と下位の対決となった試合。名古屋はキックオフの流れから山岸祐也がシュートまで持ち込んだが京都はパトリック・ウィリアムのブロックでことなきを得る。名古屋が前半はペースを握っていく展開もゴールは生まれない。 後半も名古屋がチャンスを作っていく中、70分に京都が先制。左サイドからパスを繋いでいくと、宮本優太のシュートがディフレクトするも、長沢駿がダイビングヘッドで合わせて京都が先制する。 押し込んでいた名古屋は先制を許した中、84分に波状攻撃。浅野雄也、菊地泰智のシュートが阻まれるも、最後は稲垣祥が蹴り込み同点に。そのままドローに終わった。 <h3>【清水vs町田】連敗止めたい両者の戦いはドロー</h3> 7位の清水エスパルスと10位のFC町田ゼルビアの一戦。2連敗同士の対決。共に勝利が欲しい一戦となった中、点の取り合いとなった。 21分ボックス内左からのナ・サンホのクロスをボックス内で西村拓真がヘッドで決めて、ホームの町田が先制。前半をリードして折り返したが、後半は点の取り合いになる。 66分、清水は乾貴士が倒されてPKを獲得すると北川航也がしっかりと決めて同点に追いつくが、町田は再開の流れからそのままゴール。最終ラインからのロングフィードから、ボックス右から西村が叩きつけるクロス。跳ねたボールに対してファーサイドで林幸多郎がヘディングで叩き込み、町田が勝ち越しに成功する。 清水は再び追いかける展開となった中、84分にカピシャーバが左サイドからアーリークロスを入れると、ドウグラス・タンキが飛び込みゴール。前節はファウルで取り消されていたドウグラス・タンキがこの試合では決め切り、2-2のドローに終わった。 <h3>【鹿島vs川崎F】鬼木達監督、初の古巣対決でしっかり勝利</h3> 首位の鹿島アントラーズと14位の川崎フロンターレの対戦。鹿島の鬼木達監督は、アジア準優勝の昨季まで指揮した古巣との一戦となった。 国立競技場で対峙した両者。試合は7分、右CKからのクロスを佐々木旭がニアサイドでヘディングで合わせて川崎Fが先制に成功する。 およそ6万人の大観衆が集まった試合。川崎Fはペースを握って攻め込んでいくが、なかなか追加点を奪えず。フィニッシュの精度を欠いたツケを払うことになってしまう。 前半アディショナルタイムには鹿島が自陣からドリブルで荒木遼太郎が運ぶと、安西幸輝のクロスを鈴木優磨が競り勝つと、舩橋佑が冷静にトラップして蹴り込み同点に追いつく。 1-1で迎えた後半も川崎Fが攻めていく展開に。それでもシュートが枠に飛ばないと、65分に鹿島が仕留める。自陣からパスを繋いでいくと、鈴木の背後へのボールに反応した田川亨介が抜け出すと、冷静に左足で流し込みゴール。これが決勝点となり、2-1で鹿島が勝利し首位をしっかりと守った。 <h3>◆明治安田J1リーグ第16節</h3> ▽5/10(土) 横浜FC 1-0 アビスパ福岡 【横浜FC】 室井彗佑(後14) FC東京 1-0 ヴィッセル神戸 【FC東京】 マルセロ・ヒアン(後45+13) 柏レイソル 2-0 ファジアーノ岡山 【柏】 細谷真大(後31) ジエゴ(後45) ▽5/11(日) 鹿島アントラーズ 2-1 川崎フロンターレ 【鹿島】 舩橋佑(前46) 田川亨介(後20) 【川崎F】 佐々木旭(前7) 清水エスパルス 2-2 FC町田ゼルビア 【清水】 北川航也(後21) ドウグラス・タンキ(後39) 【町田】 西村拓真(前22) 林幸多郎(後22) 京都サンガF.C. 1-1 名古屋グランパス 【京都】 長沢駿(後25) 【名古屋】 稲垣祥(後39) アルビレックス新潟 1-1 浦和レッズ 【新潟】 長谷川元希(後29) 【浦和】 長倉幹樹(後35) 東京ヴェルディ 0-2 湘南ベルマーレ 【湘南】 奥野耕平(後17) ルイス・フェリッピ(後49) ガンバ大阪 0-1 サンフレッチェ広島 【広島】 塩谷司(前33) セレッソ大阪 1-0 横浜F・マリノス 【C大阪】 ラファエル・ハットン(前24) <span class="paragraph-title">【動画】鹿島の勝利を呼び込んだ田川亨介の冷静なゴール!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">(@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1921441291193192934?ref_src=twsrc%5Etfw">May 11, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.05.11 19:25 Sun
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「去年の味スタでワーストの試合」東京Vの城福監督、昨季負け越した湘南戦へ「心して臨まないといけない」

東京ヴェルディの城福浩監督が、11日に味の素スタジアムで行われる明治安田J1リーグ第16節の湘南ベルマーレ戦に向けた会見を実施した。 東京Vは前節、ホームで行われた横浜FC戦を2-0で勝利。5勝5分け5敗と再び星を五分に戻し、トップハーフも窺う11位に浮上した。 今季初の複数得点差での勝利となった横浜FC戦は休養十分の相手に対して、中2日の厳しい日程で臨んだなか、ディフェンスラインを中心に離脱者が相次いだなか、今季リーグ初先発となったDF深澤大輝、MF稲見哲行の2選手を含め先発6人を変更。 急造布陣や高さのアンマッチというディスアドバンテージがありながらも、走行距離やスプリント回数で相手を凌駕する痛快な勝利でもあった。 「だからこそ『勝ってやる』という思いでやる」と戦前に発破をかけていたとはいえ、それだけで選手たちを走らせられるほど簡単なものではない。それゆえにコンディション面、メンタル面を含めアプローチの工夫があったことは想像に難くない。 ロジカルな働きかけとしては「1試合1試合の一つひとつの課題と成果を共有することを大事にしていた」と、0-2で敗れた浦和レッズ戦からは、連戦の重さに加え試合への入りのアプローチの拙さによって喫した開始早々の失点を明確な課題。退場者が出て10人となった後半半ば以降の運動量で相手を上回った点をひとつの成果とし、横浜FC戦へと活かしたという。 「浦和戦では松尾(佑介)選手がボールを受けて、そこに浦和の選手は2人追い越していっている。我々はそこに引っ張られて彼にカットインされて一振りを許している。なぜあそこにボランチがいけなかったのか、なぜあそこで対応している綱島(悠斗)が寄せ切れなかったのかといえば、2人に走られているというのが大きく影響していました」 「我々もベースとしたいところ、相手に見せつけたいところを逆に(浦和に)やられたということですし、(1失点目で)そこにマークがついていけなかったのは、福田湧矢ですけども、ここがベースだという積み重ねというのは強く意識しました。試合の入りを頑張るとか、我々のサッカーを頑張るというのが何かというと、そういうベースのところをまず頑張らない限り、あの舞台で我々が勝てるはずがないと」 「それは日程の問題ではないということも共有しましたし、(浦和戦の)後半の展開を見れば、選手は日程の問題じゃないんだなと思ったと思う。そういう積み重ねの延長線上に、横浜FCの試合がありました」 一方、メンタル面においてはチームの苦境でチャンスを与えられた選手たちの気概がチーム全体に伝播した結果だと見解を示した。 「もちろん、続けて出ている選手に疲れがないはずはないですけれども、人間の体というのは心が動かすので、そこの心持ちをみんなが変えた、変えられたというのは、僕の言葉なんかよりも新しくあるいは久しぶりにピッチに立った選手たち」 「その彼らがどれだけ歯を食いしばって、通常練習の後のエクストラをやっているかというのはみんな知っている。それでもまだ(メンバーに)入らないかと、まだ試合に出られないかというふうに感じていた選手たちもいると思います。ここ1週間、2週間頑張っているからということではない状況というのは、みんなわかった状況なので、この前のメンバーのその日のだけの意気込みではなくて、そこに歩むプロセスも含めてそれが力になったのかなというふうに思います」 また、同試合では前述の深澤、稲見や開幕節以来のスタメン起用となったMF松橋優安らの奮闘に加え、第4節のガンバ大阪戦以来の出場となった大卒ルーキーのFW熊取谷一星が久々の出場でプロ初ゴールとなる値千金の追加点を奪取。 ここまでの出場2試合では守備面が明確な課題となり、以降ベンチ外が続いていた期間は自身の課題に真摯に取り組むあまり、攻撃面の持ち味を出し切れない悪循環に陥っていることも、指揮官は語っていた。 そんななか、横浜FC戦では1点リードで守勢の後半半ば過ぎという痺れる状況で投入。ベンチにはFW山見大登というより経験のある選手も残していただけに、大胆な一手と言っても過言はなかった。 あのタイミングでの投入については「直感」と勝負師らしい答えが返ってきたが、その背景には日々コーチングスタッフとともに選手たちの変化を見逃さず、適切なタイミングでチャンスを与えるという指揮官が重要視するチームマネジメントが垣間見えた。 「まず相手のことも頭には入れますが、それと同等なのか、ひょっとしたらそれ以上に重視しているのは、我々のチームがどんな推移でポジション争いをしているか、今現在出ている選手のパフォーマンスがどうなのかということと、準備をしようとしている、次の自分の来るべきタイミングに備えて、準備をし続けている選手のメンタリティを含めたパフォーマンス」 「それがどれくらい続いているか、もちろんそれは表情だけではわからないですけど、迷いがあるのか吹っ切れているのか、それが持続できているのか。そういうところを僕の目だけじゃなくてコーチ陣と話をしながらずっと共有していました」 そのなかで熊取谷は「ここ何週間かでかなり吹っ切れた感じでやれていた。ここ何日かが調子がいいというわけじゃなかったです。吹っ切れてきたというのはミスがなくなったということじゃない。自分の特徴を忘れないなかで課題に向き合う。ここに対して本当に自分に矢印を向けて、でも悔しい思い、時々悔しい表情もありながら、そのボールにそのトレーニングにエネルギーをぶつけていくということをやり続けているという1人であるという認識はありました」と、再びチャンスを与えるのに適切なタイミングだったと感じていたようだ。 その熊取谷らの活躍を含めチームの底上げも図られ、「誰を起用するかの悩みはすごく多くなっているわけじゃないですけど、その傾向にあるのだとすれば、それは喜ばしい」と手応えも得たなかで臨むホーム連戦では湘南を相手に今季2度目の連勝を目指す。 開幕3連勝スタートも、第6節のヴィッセル神戸戦で今季初黒星を喫した後は3連敗含む3度の連敗に加え、直近6試合はわずかに1得点で15位に沈む湘南。 しかし、昨シーズンの公式戦1勝2敗と負け越し、その3試合の内容面で力の差を見せつけられたこともあり、城福監督は「心して臨まないといけない」と強い警戒を示している。 「湘南さんの貫いているスタイルというか、志向するサッカーというのは、本当にここ何年かずっと変わってない。そのスタイルのひとつのなかに、ハードワークというのも特筆されるべきものがあります。特に前線のハードワークとポジションにかかわらず、前に向かう。それが守備であれ、攻撃であれ前に向かうハードワークというのは強烈なものがあります。前へのダイナミズムというか、それに加えてよりビルドアップを勇気を持ってやるというところが、今の湘南の幹のスタイルだと思っています」 「そこは頭に入れながらどういう場面が多くなるのか、どういう場面を多くしてはいけないのかというのは、もちろんミニマムに選手に刷り込まないといけないですけれども、そこに捉われるのではなくて、我々が一番大事なのは、去年の味スタでどれだけコテンパンにやられたかということ。それを思い出さなきゃいけないと思います。腰が引けたサッカーをやれば湘南のやりたいようにやられて、内容も結果も見るも無残なものになります。ひょっとしたら去年の味スタでやった試合のなかで、ワーストの試合だったと思います。そこはみんなで心して臨まないといけないかなと思います」 さらに、大枠では3バックベースで志向するスタイルが近いチーム同士の対戦となるなか、指揮官は「リスクを背負った上で、そのリスクはなにゆえかということをみんなが共有して、それを上回るメリットを出すという強い気持ちというのが必要になる。自分たちが大事にしているベースというものの、ぶつけ合いになるのかなと思います」と、互いのストロングを出し合うせめぎ合いのなかで、いかに優位に進められるかがカギになると勝負の肝について語っている。 2025.05.10 15:05 Sat

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