「我々は未熟」1部昇格2年目で首位に立つジローナ、SDが謙虚に今季の最終目標明かす…ロメウ連れ戻しも?
2023.11.13 18:30 Mon
ラ・リーガ首位のジローナ
ラ・リーガ首位のジローナ。スポーツ・ディレクター(SD)のキケ・カルセル氏が躍進について語った。
ラ・リーガ昇格2年目のジローナ。2017-18シーズンに初昇格後、今季でようやくラ・リーガ通算4年目という彼らは、過去3シーズンの順位が10位、18位、10位という中堅以下の存在であり、最低限のノルマはあくまで残留だ。
そんなジローナが第13節を終えて11勝1分け1敗で首位に。唯一の敗戦はレアル・マドリー戦(0●3)であり、ここまでバルセロナやアトレティコ・マドリーと激突していないことも影響している印象は拭えないが、それでも立派な成績と言える。
地元紙『Diari de Girona』のインタビューに応じたカルセルSDは「今季の我々は野心的だ」と言いつつも、レアル・ソシエダとレアル・ベティスというラ・リーガ第二勢力の名前をあげ、ラ・リーガで4〜6位あたりのフィニッシュを見据えていると語る。
「我々はまだ未熟なチームであり、欧州の舞台に進むなら、あらゆることが上手く機能しないといけない。ラ・リーガだとソシエダやベティスなどが欧州でプレーしているね。彼らが現在進行形で欧州を戦っていることを、我々はアドバンテージにしないといけない」
その一方、今夏バルセロナへ売却した昨季までの主軸、スペイン人MFオリオル・ロメウ(32)に話が及ぶと、補強やチーム編成を統括する立場として、早くも呼び戻しを念頭に置いていることを明言した。
「私としては100%連れ戻したい。彼はジローナに魔法をかけてくれた男だ。今いる多くの選手が『競争とは何かをロメウが教えてくれた』と言う。今の彼はバルサの選手…契約がある以上、簡単なことは何もないが、連れ戻しが実現不可能とは思わない」
「来年1月の半年レンタル? 来夏? 完全移籍?どれも実現不可能ではない」
ロメウは下部組織時代を過ごしたバルセロナに30代にして復帰も、退団した元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツの後釜という超重要な役割を易々と担えるはずもなく、守備面の不安定さもあり、さほど評価が伸びていない。
ラ・リーガ昇格2年目のジローナ。2017-18シーズンに初昇格後、今季でようやくラ・リーガ通算4年目という彼らは、過去3シーズンの順位が10位、18位、10位という中堅以下の存在であり、最低限のノルマはあくまで残留だ。
そんなジローナが第13節を終えて11勝1分け1敗で首位に。唯一の敗戦はレアル・マドリー戦(0●3)であり、ここまでバルセロナやアトレティコ・マドリーと激突していないことも影響している印象は拭えないが、それでも立派な成績と言える。
「我々はまだ未熟なチームであり、欧州の舞台に進むなら、あらゆることが上手く機能しないといけない。ラ・リーガだとソシエダやベティスなどが欧州でプレーしているね。彼らが現在進行形で欧州を戦っていることを、我々はアドバンテージにしないといけない」
また、「ミラクル・レスターのようにはいきませんか?」と問われると「とんでもない(笑) リーグ優勝は一切考えていないよ。第30節あたりまで来たときにバルサやマドリー、アトレティコより上にいるイメージは描けない。成功モデルを築くなら、一定の成果を毎年キープすることが大事なのだ」と語り、高望みはしなかった。
その一方、今夏バルセロナへ売却した昨季までの主軸、スペイン人MFオリオル・ロメウ(32)に話が及ぶと、補強やチーム編成を統括する立場として、早くも呼び戻しを念頭に置いていることを明言した。
「私としては100%連れ戻したい。彼はジローナに魔法をかけてくれた男だ。今いる多くの選手が『競争とは何かをロメウが教えてくれた』と言う。今の彼はバルサの選手…契約がある以上、簡単なことは何もないが、連れ戻しが実現不可能とは思わない」
「来年1月の半年レンタル? 来夏? 完全移籍?どれも実現不可能ではない」
ロメウは下部組織時代を過ごしたバルセロナに30代にして復帰も、退団した元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツの後釜という超重要な役割を易々と担えるはずもなく、守備面の不安定さもあり、さほど評価が伸びていない。
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ジローナBに所属するFW勝島新之助が自身のツイッターを更新。レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英との2ショットを投稿した。 京都サンガF.C.の下部組織で育った勝島は、2月に京都サンガF.C.U-18から徳島ヴォルティスに加入。そのままジローナへと1年半の期限付きで移籍し、テルセーラ・ディビシオン(スペイン5部)に位置するBチームでプレーしている。 そして2日、ファーストチームがラ・リーガ第7節でソシエダと対戦。エスタディ・モンティリビに乗り込んだ久保と話す機会があったようだ。 勝島は久保との2ショットを添え、「僕のアイドル 生でゴラッソ見れた!必ず日本人対決してみせる#神対応 #久保建英 #Take #ジローナ #レアル・ソシエダ」と1ゴール1アシストを記録した久保の活躍を目の当たりにし、同じ舞台に立つことを意気込んでいる。 <span class="paragraph-title">【写真】久保建英と勝島新之助の2ショット!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">僕のアイドル<br>生でゴラッソ見れた!<br>必ず日本人対決してみせる<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%A5%9E%E5%AF%BE%E5%BF%9C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#神対応</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B9%85%E4%BF%9D%E5%BB%BA%E8%8B%B1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#久保建英</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/Take?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Take</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B8%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%8A?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ジローナ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%82%A8%E3%83%80?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・ソシエダ</a> <a href="https://t.co/vILfDX0WPG">pic.twitter.com/vILfDX0WPG</a></p>— 勝島新之助/Katsushima Shinnosuke (@katsushin9) <a href="https://twitter.com/katsushin9/status/1576695915766652928?ref_src=twsrc%5Etfw">October 2, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.10.03 17:45 Mon3
3選手の連れ戻しをレアルが検討中…レンタル先で活躍のラファ・マリンら
レアル・マドリーが他クラブへ放出した選手の再加入を選択肢に考えているようだ。 現在ラ・リーガで首位を走り、チャンピオンズリーグ(CL)でも準々決勝進出が見えているマドリー。新戦力ではドルトムントから大金をはたいて獲得したイングランド代表MFジュード・ベリンガムが驚異的な活躍を見せている他、ミランからレンタルバックしたスペイン代表MFブラヒム・ディアスや、ラージョ・バジェカーノから買い戻したスペイン代表DFフラン・ガルシアなども戦力としてチームに貢献している。 周知の通り、マドリーは他クラブへ放出した選手でも手の届く範囲にとどめていることが多く、レアル・ソシエダで活躍する日本代表MF久保建英もその1人。50%の保有権があることから、今夏の買い戻しがにわかに囁かれていたが、最近2029年までの契約延長にサインしたこともあり、可能性はかなり低くなると考えられている。 しかし、スペイン『マルカ』によると、マドリーが今夏の再加入を検討しているのは久保ではなく、カンテラ出身の3選手とのこと。アラベスにレンタル移籍中のU-21スペイン代表DFラファ・マリン(21)、ラツィオのU-21スペイン代表DFマリオ・ヒラ(23)、ジローナのU-21スペイン代表DFミゲル・グティエレス(22)のようだ。 マリンは191cmのセンターバックで、昨夏アラベスへ武者修行。ここまで主力としてラ・リーガの21試合に出場し、来シーズンの復帰は確実とみられている。 同じくセンターバックのヒラは2022年夏にラツィオへ完全移籍したが、久保と同様にマドリーが保有権を50%残している形。昨年11月下旬あたりからレギュラーの座を勝ち取った今シーズンは、ここまでセリエAで11試合に出場している。 リーグ首位を争うジローナのグティエレスも2022年夏にマドリーから完全移籍。左サイドバックや左ウイングバックとしてチームの躍進を支えており、マドリーは安価での買い戻しが可能と言われている。 また、昨夏買い取りオプション付きのレンタルでミランへと移籍したスペイン人DFアレックス・ヒメネス(18)の動向も注視している模様。他にも多くの選手がマドリーの支配下にあり、さらなる成長が期待されている。 2024.02.18 23:00 Sun4
コパ・アメリカ参戦を拒否…CLクラブへの移籍控えるペルー代表MFタピア「ケガ明けでキャリアに悪影響」
ペルー代表MFレナト・タピア(28)がコパ・アメリカ2024から強引に退場した。オランダ『Voetbal International』が伝える。 タピアはペルー代表通算85キャップを誇る同国のトッププレーヤーで、2018年W杯にも出場。クラブキャリアはトゥウェンテ、フェイエノールトなどを経て、今季セルタで4年目のシーズンだった。 その今季、タピアは太腿を負傷し、後半戦の大半を欠場。ラ・リーガのラスト2試合でカムバックしたなか、コパ・アメリカを戦うペルー代表に招集され、8日の国際親善試合・パラグアイ代表戦に主将として90分間出場した。 だが、その後突如としてチームを離脱し、11日に自身のSNSで声明。「ケガ明けでのトレーニングと試合が、キャリアに悪影響をもたらす危険性を危惧した」という。 「僕はセルタとの契約が6月30日で満了する。そして移籍市場に身を投じることになる。そんな段階において、ケガ明けでトレーニングと試合を繰り返すことは、将来のキャリアにとって大きなリスクとなるんだ」 「数日前にはパラグアイ戦に出場した。ペルーサッカー協会の会長には、僕の状況を理解してもらえず、仕方なくこの試合に出た。これによりケガを再発するリスク、身体的リスクが増した形だ」 「チームの幸運を祈っているよ。何ら保証がない以上、この難しい決断をせざるを得なかった」 タピアは来季チャンピオンズリーグ(CL)に出場するジローナへのフリー移籍が有力と各メディアで報じられている。 2024.06.12 16:35 Wed5