昇格ブレイズ、アストン・ビラの逸材FWアーチャーを獲得! 新10番獲得に34億円を支払い
2023.08.27 20:43 Sun
シェフィールド・ユナイテッドは27日、アストン・ビラからU-21イングランド代表FWキャメロン・アーチャー(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「10」に決定。契約期間は2027年6月30日までの4年となる。
なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、移籍金は1850万ポンド(約34億1000万円)となり、アストン・ビラは買い戻し条項を契約に盛り込んでいるという。
トップレベルでの出場機会を求めてブレイズ移籍を決断した21歳は、新天地での意気込みを語っている。
「定期的にフットボールができれば誰もが幸せだ。それが僕が今やりたいことなんだ。ここに来てプレミアリーグでプレーすることが重要だったと思う。それが僕にとってキーだった。今、次のステップに進み、自分自身に挑戦したいんだ。ここでそれができればいいと思っているよ」
「シェフィールド・ユナイテッドには、プレーの面でプレーヤーを育成してきた長い歴史があるし、できればここで一人の人間としても成長できることを望んでいるよ」
その後、ソーリハル・ムーアズへのレンタル移籍で初めての武者修行に出ると、復帰した2021年8月のEFLカップのバロー戦ではファーストチームで初のハットトリックを達成。ただ、ファーストチーム定着には至らず、一昨シーズンはプレストン、昨シーズン後半はミドルズブラにレンタル移籍。そのミドルズブラではチャンピオンシップ(イングランド2部)で20試合11ゴール6アシストと傑出した数字を残していた。
また、U-21イングランド代表では先のU-21欧州選手権で5試合2ゴール1アシストを記録し、優勝に貢献していた。
175cmとセンターフォワードとして上背はないものの、卓越したスピードとアジリティに加え、決定力に優れる有望なストライカーだ。
なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、移籍金は1850万ポンド(約34億1000万円)となり、アストン・ビラは買い戻し条項を契約に盛り込んでいるという。
トップレベルでの出場機会を求めてブレイズ移籍を決断した21歳は、新天地での意気込みを語っている。
「シェフィールド・ユナイテッドには、プレーの面でプレーヤーを育成してきた長い歴史があるし、できればここで一人の人間としても成長できることを望んでいるよ」
8歳でアストン・ビラのアカデミーに加入したアーチャーは、10代前半から頭角を現し、各世代別チームで常に飛び級でプレー。16歳でU-23チームに参加すると、2019年8月に行われたEFLカップのクルー・アレクサンドラ戦で17歳でのファーストチームデビューを果たした。
その後、ソーリハル・ムーアズへのレンタル移籍で初めての武者修行に出ると、復帰した2021年8月のEFLカップのバロー戦ではファーストチームで初のハットトリックを達成。ただ、ファーストチーム定着には至らず、一昨シーズンはプレストン、昨シーズン後半はミドルズブラにレンタル移籍。そのミドルズブラではチャンピオンシップ(イングランド2部)で20試合11ゴール6アシストと傑出した数字を残していた。
また、U-21イングランド代表では先のU-21欧州選手権で5試合2ゴール1アシストを記録し、優勝に貢献していた。
175cmとセンターフォワードとして上背はないものの、卓越したスピードとアジリティに加え、決定力に優れる有望なストライカーだ。
キャメロン・アーチャーの関連記事
シェフィールド・ユナイテッドの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
|
キャメロン・アーチャーの人気記事ランキング
1
サウサンプトンが前線補強! アストン・ビラのFWアーチャーを完全移籍で獲得…移籍金は28.6億円とも
サウサンプトンは16日、アストン・ビラの元U-21イングランド代表FWキャメロン・アーチャー(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2028年夏までの4年間。背番号は「19」に決定した。なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によれば移籍金は1500万ポンド(約28億6000万円)とのことだ。 アーチャーはアストン・ビラのアカデミー育ち。2021年7月にファーストチームに昇格すると、プレストン・ノースエンド、ミドルズブラへとレンタル移籍を経験。2023年8月にシェフィールド・ユナイテッドへと完全移籍していた。 しかし、1年でアストン・ビラは買い戻し。今夏復帰させていたが、サウサンプトンへと完全移籍することとなった。 アストン・ビラでは公式戦14試合に出場し4ゴールに止まっていたが、シェフィールド・ユナイテッドでは公式戦32試合で4ゴール1アシストを記録。プレミアリーグ通算でも39試合4ゴール1アシストを記録していた。 世代別のイングランド代表を経験しており、U-21イングランド代表では2023年のU-21欧州選手権に出場し、見事に優勝を果たしていた。 アーチャーはクラブを通じてコメントしている。 「ここに来られて本当に興奮している。監督と楽しい会話ができた。もちろん、監督は僕が聞く必要のあることをすべて話してくれた」 「彼のプレースタイル、彼の指導、そして選手として僕を成長させようとする姿勢が、僕がここにいる主な理由の1つだ。プレミアリーグのサウサンプトンでそれを実現できるのは悪くない場所だ」 「僕はただゴールを決め続けて、選手として成長したいだけ。そのためにはサウサンプトン以上に良い場所はないと僕は思う」 2024.08.16 23:55 Friシェフィールド・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
シティで序列低下のウォーカーに古巣2クラブが関心、熱心なのはイングランド2部クラブ
マンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカー(32)に対し、古巣の2クラブが関心を寄せているようだ。イギリス『90min』が伝えている。 ウォーカーはシェフィールド・ユナイテッドの下部組織出身。プロデビュー後は19歳でトッテナムへ移籍し、QPRとアストン・ビラへの武者修行を経て、プレミアリーグ屈指の右サイドバックへと成長を遂げ、2017年7月に現所属のシティへと加入した。 シティではジョゼップ・グアルディオラ監督の下で右サイドバックのみならず、センターバックとしても起用され、どちらのポジションでも優れたパフォーマンスを披露。だが、ここ数週間のシティは新たなシステムとして[3-4-2-1]を多用しており、ウォーカーは序列を落としている状況だ。 指揮官はウォーカーのプレースタイルが新システムとマッチしきれていないと明言している一方で、ウォーカーとシティの契約は2024年6月までとなっている。この状況を把握しているのか、古巣であるアストン・ビラとシェフィールド・Uが今夏のウォーカー獲得を目論んでいるという。 とりわけ熱心なのは、チャンピオンシップ(イングランド2部)のシェフィールド・U。リーグ戦でプレミアリーグ自動昇格圏の2位につけており、残り4試合で3位とは8ポイント差と、来季のプレミア昇格が限りなく濃厚だ。昇格を勝ち取った場合、ウォーカーとの再会に本腰を入れる可能性があると考えられている。 シティの方はウォーカーの売却に消極的で、少なくとも契約を残す来シーズンまではプレーしてもらいたいと考えているとのことだが、果たして。 2023.04.19 14:45 Wed2
スコットランド代表FWバークが今季限りでブレーメンを退団…新天地はウニオン・ベルリンか
ブレーメンは23日、スコットランド代表FWオリヴァー・バーク(28)が今シーズン限りで退団することを発表した。 2022年夏にシェフィールド・ユナイテッドを退団したバークは、フリートランスファーでブレーメンに加入。しかし、移籍初年度はなかなか出場機会を得られずに、2023年1月に古巣のミルウォールへレンタル移籍。さらに翌年も当時チャンピオンシップ(イングランド2部)のバーミンガムにレンタル移籍していた。 ブレーメンに復帰した今季も、前半戦は試合終盤での出場が主だったが、2月末のDFBポカール準々決勝のビーレフェルト戦で初先発を飾ると、その試合で1得点をマーク。すると3月初めのヴォルフスブルク戦からブンデスリーガ7試合連続スタメンを飾り、3得点を挙げていた。 ブレーメンのスポーツディレクターを務めるクレメンス・フリッツ氏は、公式サイトでバークの退団について以下のように語っている。 「オリバーの決断を残念に思う。特に直近の交渉で提示した我々のオファーは、彼が以前から表明していた期待に沿ったものであり、ここ数週間の彼の好調ぶりを考慮したものだった。しかし、我々のオファーよりも金銭的に有利で期間も長い別のオファーがあるようだ」 「今回の決断はともかく、オリバーがシーズン終了までブレーメンのために全力を尽くしてくれると我々は確信している。彼の未来が最良のものなることを祈っています」 なお、ドイツ『キッカー』によれば、バークにはかねてからウニオン・ベルリンからの関心が噂されており、今回の公式発表で移籍が有力となった。 2025.04.24 11:00 Thu3
リバプール関心の伊東純也同僚MFベルゲがクラブ最高額でシェフィールド・U加入
シェフィールド・ユナイテッドは30日、ヘンクのノルウェー代表MFサンデル・ベルゲ(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2024年6月までで、イギリス『スカイ・スポーツ』によれば移籍金は2200万ポンド(約31億3000万円)でブレイズのクラブレコードとのことだ。 195㎝の守備的MFであるベルゲは2017年1月に母国のヴォレレンガからヘンクに移籍し、これまで公式戦113試合に出場。大きなストライドでボールを運べる選手で、その身長も相まって中盤で大きな存在感を放つ。 ヘンクが今季のチャンピオンズリーグでリバプールと対戦した際、リバプール陣営は感銘を受けたと地元メディアが報道。また、最近ではマンチェスター・ユナイテッドも注目していると言われていたが、ブレイズが手中に収めた格好だ。 2020.01.31 07:30 Fri4
英2部首位のシェフィールド・ユナイテッドの売却が完了、サウジの王子から米コンソーシアムへ
シェフィールド・ユナイテッドは23日、クラブの買収が行われたことを発表した。 現在はチャンピオンシップ(イングランド2部)に所属しているシェフィールド・ユナイテッド。サウジアラビアのアブドゥラー・ビン・モサド・ビン・アブドゥラジズ・アル・サウド王子がオーナーを務めていた。 買収に乗り出していたのはアメリカのコンソーシアム。実業家のスティーブ・ローゼン氏とヘルミー・エルトゥーキー氏が率いるCOHスポーツは、クラブとその不動産資産に対して1億1100万ポンド(約218億4500万円)を支払うことになるという。 アブドゥラー王子は2013年にシェフィールド・ユナイテッドの株式50%を購入。残り50%を保有していたケビン・マッケイブ氏との訴訟に勝利し、2019年に100%のオーナーとなっていた。 しかし、近年はアブドゥラー王子が株式の売却に動いていた中、2022年にアメリカ人起業家のヘンリー・モーリス氏が1億1500万ポンド(約226億3000万円)を支払うことで売却が成立したが、取引が完了せず、モリース氏はアメリカで通信詐欺の容疑で投獄されていた。 その後も買い手が出てきては売却が成立しないという難しい状況となっていた中、クラブは財政上の懸念を抱えるようになっていた。 クリスマスを前に新たなオーナーを迎えたシェフィールド・ユナイテッド。チームは22試合を終えて首位に立っており、この買収はプレミアリーグ復帰に向けた加速装置になるはず。1月の移籍市場でクリス・ワイルダー監督が率いるチームは誰を迎え入れるのか。未来を見据えても、多いな買収劇となりそうだ。 新たなオーナーとなったスティーブ氏とヘルミー氏はクラブを通じてファン・サポーターへ手紙を送っている。 ーーーーー 待ちに待ったこの時が終わり、我々はシェフィールド・ユナイテッド・フットボール・クラブの新しいオーナー兼管理者になれたことを嬉しく光栄に思う。 シェフィールド・ユナイテッドは、偉大な勤勉な街の情熱を体現する歴史あるクラブだ。また、スティーブンの出身地であるアメリカ中西部の偉大な都市クリーブランドと似ており、我々自身の背景とも共鳴するクラブでもある。 我々は、イングランドサッカーのトップリーグで日々一貫してプレーしているチームとクラブ全体の構築に注力できることに興奮している。 そこはシェフィールド・ユナイテッドが属する場所だ。 皆さんがチームに何をもたらしてくれるか、我々は知っている。それは、国内で最も情熱的なサポート、忠誠心、心と魂だ。特に市内のライバルチームに大勝利を収めたとき、ブラモール・レーンで寄せられたサポートと歓声には非常に感銘を受けた。 我々がチームに何をもたらすかを皆さんにお知らせしたいと思う。我々はあらゆるレベルでの改善に尽力しており、クラブの競争力を強力にサポートし続ける。これについては、今後さらに詳しくお伝えできる。 我々はこのチームを信じ、このクラブを信じ、そしてシェフィールドを信じている。 我々は、我々が引き受けた仕事の重要性と、それがサポーターの生活に果たす重要な役割を理解している。我々はその役割を真剣に受け止め、クラブの最大の利益のために尽力する。 我々はスタートをとても楽しみにしており、スティーブン、クリス、そしてスタッフ全員と緊密に協力して素晴らしい走りを続け、今シーズン素晴らしい結果を出すことを楽しみにしている。 それまでの間、皆様に楽しいクリスマスをお過ごしいただくようお祈り申し上げます。また、クリスマス期間中の当社の挑戦的なゲームを通して、引き続き素晴らしいサポートを賜りますようお願い申し上げます。 ーーーーー 2024.12.24 18:00 Tue5
