激動のイタリア代表に元主将キエッリーニが言及「マンチーニの退任は予想外」「ユーロとW杯に出場する自信はある」
2023.08.18 19:02 Fri
ロサンゼルスFCの元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが、ロベルト・マンチーニ監督が退任したイタリア代表について語った。イタリア『ラ・スタンパ』が伝えている。
13日、イタリアサッカー連盟(FIGC)はマンチーニ監督の辞任を発表。2024年のユーロや2026年の北中米・ワールドカップ(W杯)出場を目指すチームに衝撃が走った。
キャプテンとしてマンチーニ監督と共にユーロ2020を制し、2022年6月に代表を引退したキエッリーニは、『ラ・スタンパ』のインタビューでマンチーニ監督の退任について述べた。
「マンチーニの退任は予想外だった。監督にはもはや続けるだけのモチベーションがなかったのだと思う」
「(マンチーニ氏からの連絡は)あったよ。彼には感謝を述べた。一緒に仕事ができたことは嬉しい驚きだったし、彼がこんなに寛大な人だとは思わなかった。僕のことをたくさん助けてくれたし、信じられないような感動を共に分かち合った」
「再スタートを切る上で、完璧なプロフィールを持つ監督にFIGCが向かっていることを嬉しく思う。内部的な問題が解決した後、あらゆる手を尽くしてでも次のユーロに出場しなければならないチームの構築に、彼が着手し始めることができると確信している。これが今、最も重要なことだ。スパレッティにとってはキャリアの集大成となる」
「(チームには)若い選手たちがいる。10人のチャンピオンをポジションごとに配置することができる国ではないが、それでもユーロとワールドカップに出場するという自信はある。FIGCはすでに準備を整えているし、代表チームにこういったトップレベルの監督がいるのはいいことだ。それは将来への保証でもある」
先日、現役引退を発表し、故ジャンルカ・ヴィアッリ氏の後を継いでイタリア代表のチーム団長を務めることになったジャンルイジ・ブッフォン氏についてもコメント。元チームメイトの力が代表を後押しすると考えているようだ。
「ジジのことは喜んでいるよ。彼は本当に大きな力を与えてくれるし、代表チームに対する愛も素晴らしい。彼は大きな付加価値となる。彼が関われば関わるほど、よりポジティブな要素が増えるだろう」
13日、イタリアサッカー連盟(FIGC)はマンチーニ監督の辞任を発表。2024年のユーロや2026年の北中米・ワールドカップ(W杯)出場を目指すチームに衝撃が走った。
キャプテンとしてマンチーニ監督と共にユーロ2020を制し、2022年6月に代表を引退したキエッリーニは、『ラ・スタンパ』のインタビューでマンチーニ監督の退任について述べた。
「(マンチーニ氏からの連絡は)あったよ。彼には感謝を述べた。一緒に仕事ができたことは嬉しい驚きだったし、彼がこんなに寛大な人だとは思わなかった。僕のことをたくさん助けてくれたし、信じられないような感動を共に分かち合った」
マンチーニ氏の後任を探すことになったFIGCは、まず昨季までナポリを率いたルチアーノ・スパレッティ氏にコンタクトを取り、本人も代表指揮官就任に前向きと言われているが、キエッリーニもスパレッティ氏のアズーリ入りを歓迎しているようだ。
「再スタートを切る上で、完璧なプロフィールを持つ監督にFIGCが向かっていることを嬉しく思う。内部的な問題が解決した後、あらゆる手を尽くしてでも次のユーロに出場しなければならないチームの構築に、彼が着手し始めることができると確信している。これが今、最も重要なことだ。スパレッティにとってはキャリアの集大成となる」
「(チームには)若い選手たちがいる。10人のチャンピオンをポジションごとに配置することができる国ではないが、それでもユーロとワールドカップに出場するという自信はある。FIGCはすでに準備を整えているし、代表チームにこういったトップレベルの監督がいるのはいいことだ。それは将来への保証でもある」
先日、現役引退を発表し、故ジャンルカ・ヴィアッリ氏の後を継いでイタリア代表のチーム団長を務めることになったジャンルイジ・ブッフォン氏についてもコメント。元チームメイトの力が代表を後押しすると考えているようだ。
「ジジのことは喜んでいるよ。彼は本当に大きな力を与えてくれるし、代表チームに対する愛も素晴らしい。彼は大きな付加価値となる。彼が関われば関わるほど、よりポジティブな要素が増えるだろう」
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1チームに1人欲しかった“万能型サイドバック”、ジャンルカ・ザンブロッタ
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大ケガを乗り越えたキエッリーニが現役続行の意思を示す「ユーロ2020に出場できるよう願っている」
ユベントスに所属するイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ(35)は、自身のキャリアやプロとしての心構え、そして今後のキャリアについて語っている。 キエッリーニは昨年8月、トレーニング中に右ヒザ前十字じん帯を損傷し約6カ月にわたって離脱。現在は戦列に復帰しているが、キャリア終盤での大ケガということもあり、引退が囁かれることもあった。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiI1dm5PNVh5RCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> しかし、キエッリーニは様々な経験を積んだからこそ、大ケガも乗り越えることができたと、イタリアでテレビの司会者などを務めているマルティナ・コロンバーリ氏とのインスタグラムのライブ配信で語った。 「10年前に起こっていたら、平穏な精神ではいられなかっただろう」 「35歳になった今、全ての経験があるので、これは通過点であることを認識し、復帰するためのエネルギーに変えることができる」 「僕は自身のメンタルを全体的に改善した。若い頃は怒ることでたくさんのエネルギーを消費していた。僕は恵まれた人生を送っている。だから上手くいかない時期には苛立つのではなく、幸せであることを思い出す」 そんなキエッリーニは、経営学の修士号を取得するほどのインテリプレーヤーでもある。その秘訣は時間があったからだとし、地に足をつけてプレーすることが、長くプロ生活を送る秘訣であると明かした。 「19歳の時、セリエBでプレーしていたので勉強することができなかった。自由時間があったとき、なぜプレイステーションをやるのだろうか?と思っていた。計画的に学んだおかげで、僕は別のことをし、なんとか3年の学位を4年で終えることができた」 「17歳でとても強いプレッシャーがかかっている人がいる。彼らのキャリアを台無しにするほど、多くの期待がかかることがある。ユベントス、インテル、ミランでトライアルを行えたことに感謝しているけど、リボルノは僕を残すことを強く要求していた。なぜなら、僕が普通の青年期を迎えることを意味するからだ」 「僕の見解では、プロのサッカー選手になることは2つの本当に難しいことがある。1つは地に足をつけ、もう1つは孤独に耐えることだ。それらの暗い部分が現れるので、内面に精神的な強さが必要だ。ビジネスの観点でより独りよがりになる時、家族も助けてくれる。家に帰って、普通の世界に連れ戻してもらえる」 キャリアの終わりも見え始めたキエッリーニは、ユベントスと契約延長合意に達したという報道も出ている。しかし、現時点で公式発表はまだなく、今シーズンいっぱいでユベントスとの契約が満了を迎える。 キエッリーニ本人は、まだ引退は考えていないと口にしており、来るユーロ2020を見据えて現役を続行する意思があるようだ。 「もう1年プレーして、それから自分の調子や足の状態を見ようと思う。来年の夏に引退するかもしれないし、その後にもう1シーズンプレーするかもしれない」 「僕はフットボール界に居続けたいと思っているよ。恐らくは、フロントよりも監督などを目指すことになるだろう。でも、人生は解らないものだ」 「延期したユーロ2020に出場できるよう願っているし、才能豊かな若い選手たちの面倒を見ることもできるだろう。そうやって循環していくんだ」 2020.06.15 19:30 Mon4
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