ミランがムサ獲得に一歩前進! 交渉の長期化避けたいバレンシアが要求引き下げ

2023.07.28 13:40 Fri
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ミランバレンシアアメリカ代表MFユヌス・ムサ(20)獲得に一歩前進したようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。

アーセナルとバレンシアの下部組織で育ったムサ。2020-21シーズンのラ・リーガ開幕節でプロデビューすると、そのまま中心選手となり、昨シーズンも公式戦37試合に出場した。ボランチが本職ながらもサイドハーフにも対応可能という高い戦術理解度を有する20歳だ。

バレンシアとの契約を2026年6月まで残すなか、ここ最近はミランが獲得に熱心と報じられているが、同時に交渉は難航しているとも。1800万ユーロ(約27億4000万円)+ボーナスというミランの提示に対し、バレンシアは最低2500万ユーロ(約38億1000万円)を要求しているとみられてきた。
それでも、イタリア『スカイ・スポーツ』によると、ミラン行きを懇願するムサのことも想ってか、交渉の長期化を避けたいバレンシアが要求を引き下げる方向で調整し始めたとのこと。具体的な金額は不明だが、ミランが獲得に一歩前進したと言っても良い状況となったようだ。

一方で、ミランも引き続き努力が必要。27日にビジャレアルからナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼ(24)の獲得を発表したなか、目下最大のターゲットがムサなわけだが、現在のスカッドをもう少し整理し、人件費を抑える必要があると考えられている。
現段階で売却の可能性が最も高いのは元クロアチア代表FWアンテ・レビッチ(29)。買い取りオプション付きの1年レンタルでベシクタシュへの移籍が近づいているとのことだ。

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「決して良い出来ではなかった」コッパ・イタリア決勝の前哨戦を制したミラン、コンセイソン監督はシステム変更後の選手たちを称賛「しっかりと対応した」

ミランのセルジオ・コンセイソン監督が9日にホームで行われ、3-1で勝利セリエA第36節ボローニャ戦を振り返った。 14日に行われるコッパ・イタリア決勝の前哨戦となった一戦に臨んだミランは、ゴールレスで迎えた後半立ち上がりにオルソリーニのミドルシュートで先制を許す。 65分にサンティアゴ・ヒメネス、チュクウェゼ、ウォーカーを投入したミランは、73分に試合を振り出しに戻す。チュクウェゼの左クロスのこぼれ球をプリシックがワンタッチで繋ぎ、最後はゴール前のS・ヒメネスがゴールに流し込んだ。 この同点弾で攻勢を強めたミランは、79分にもフェリックスのシュートのこぼれ球をボックス中央に走り込んだプリシックが流し込み、追加点。さらに92分には、カウンターからボックス左でパスを受けたS・ヒメネスがゴールネットを揺らし、ミランが3-1で勝利した。 試合後にイタリア『スカイ』のインタビューを受けたコンセイソン監督は、「決して良い出来ではなかった」と反省を口にしながらも、前哨戦で逆転勝利を飾った選手たちのパフォーマンスを称賛した。 「決して良い出来ではなかった。セリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグで好成績を残しているチームに勝ったのは事実だ。彼らはマンツーマンでプレッシャーをかけてくるので、うまくスペースを見つけなければ、前半のような劣勢を強いられる」 「先制点を許したのは、もう少し高い位置からプレスをかけようとして裏を取られたからだ。私はシステムを4-4-2に変更したが、選手たちはしっかりと対応したし、ベンチからスタートした選手たちも良い動きを見せてくれた。こういうスピリットが、私はこのチームの好きなところなんだ」 また、移籍後初のドッピエッタを達成し、勝利に大きく貢献したサンティアゴ・ヒメネスについて問われると、以下のようにコメントした。 「サンティは努力しているし、素晴らしい資質を備えていると私は以前から言ってきたし、彼に必要なものを与えるために日々声をかけてきた。ただ選手には、技術的なクオリティーだけでなく、精神的な強さや体力も必要なんだ」 「彼はケガを抱えてここに来たことを決して忘れない。我々は毎日、彼が完全に回復するよう努力している。彼のゴールに関しては、本当に嬉しく思っている。彼のようなストライカーはゴールのために生きているのだからね」 2025.05.10 07:30 Sat
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初のドッピエッタで逆転勝利に貢献のサンティアゴ・ヒメネス「結果を残す準備はできていた」

ミランのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが移籍後初のドッピエッタを達成した。 9日、ミランはセリエA第36節ボローニャとホームで対戦し3-1で勝利を収めた。 14日に行われるコッパ・イタリア決勝の前哨戦となった一戦で、65分から出場したS・ヒメネスは、73分にチュクウェゼの左クロスのこぼれ球に反応したプリシックのラストパスからゴールネットを揺らし、同点弾となるゴールを記録。 さらに1点リードで迎えた92分には、カウンターからボックス手前まで侵攻したチュクウェゼのパスをボックス左で受けると、冷静にDFをかわし、試合を決定づける3点目を沈めた。 試合後、『DAZN』のインタビューでS・ヒメネスがコメント。途中出場でもしっかりと準備はできていたと明かした。 「呼ばれた時には準備万端でなければならない。選手全員がやるべきことに取り組んでいたし、誰が入っても違いを生み出せる状況だった。監督にとって、選手たちが準備万端であることは良いことで、僕はベンチスタートであろうと、スタメンであろうと、この試合で結果を残す準備はできていたよ」 「ドッピエッタを誰に捧げるかって?母に捧げるよ」 2025.05.10 08:10 Sat

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