バルサ行き濃厚だった“トルコのメッシ”、急転レアル移籍へ…本人が移籍希望、数日中に決定

2023.07.05 09:47 Wed
Getty Images
バルセロナが獲得に熱を上げていたトルコの至宝だが、最も望ましくないクラブに奪われることになった。スペイン『アス』が伝えた。

フェネルバフチェの10番を背負い、18歳ながらその才能が高く評価されているトルコ代表MFアルダ・ギュレル(18)。今夏多くのクラブが関心を寄せている注目の若手だ。

“トルコのメッシ”などという異名を持つギュレルは、2019年からフェネルバフチェの下部組織に在籍し、2021年に16歳の若さでファーストチームデビュー。2022-23シーズンはは公式戦35試合に出場し、6ゴール7アシストを記録、トルコ代表でも4試合に出場し1ゴールを記録している。
フェネルバフチェとは2025年夏までの契約を残している一方で、契約解除金は1750万ユーロ(約27億5500万円)と比較的安価。バルセロナの他にも、セビージャやミラン、アーセナルなどもオファーを出していたようだが、『アス』によればマドリーからのオファーに本人が関心を示したとのこと。一気に契約が成立することになると報じられている。

バルセロナはスポーツ・ディレクター(SD)に就任したデコ氏がイスタンブールまで足を運び、契約を結んだとも一部で報じられた中、マドリーはその動きを察知してか即オファー。ギュレルはバルサではなくマドリーを希望したとされている。
マドリーは今夏ギュレルを獲得するつもりはなかったとのこと。その動向はもちろん追いかけていた中、バルセロナなどがオファーを出して獲得に迫ったことを受けて、後追いでオファーを出した模様。結果として、選手に選んでもらえることとになり、争奪戦を制し、最大のライバルを出し抜くことに成功した。

なお、ギュレルをフェネルバフチェに1年間レンタル移籍させる考えもあったようだが、本人がマドリーでのプレーを望んでいるとのことで、クラブもファーストチームに組み込む考えに変更したとされている。

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3選手の連れ戻しをレアルが検討中…レンタル先で活躍のラファ・マリンら

レアル・マドリーが他クラブへ放出した選手の再加入を選択肢に考えているようだ。 現在ラ・リーガで首位を走り、チャンピオンズリーグ(CL)でも準々決勝進出が見えているマドリー。新戦力ではドルトムントから大金をはたいて獲得したイングランド代表MFジュード・ベリンガムが驚異的な活躍を見せている他、ミランからレンタルバックしたスペイン代表MFブラヒム・ディアスや、ラージョ・バジェカーノから買い戻したスペイン代表DFフラン・ガルシアなども戦力としてチームに貢献している。 周知の通り、マドリーは他クラブへ放出した選手でも手の届く範囲にとどめていることが多く、レアル・ソシエダで活躍する日本代表MF久保建英もその1人。50%の保有権があることから、今夏の買い戻しがにわかに囁かれていたが、最近2029年までの契約延長にサインしたこともあり、可能性はかなり低くなると考えられている。 しかし、スペイン『マルカ』によると、マドリーが今夏の再加入を検討しているのは久保ではなく、カンテラ出身の3選手とのこと。アラベスにレンタル移籍中のU-21スペイン代表DFラファ・マリン(21)、ラツィオのU-21スペイン代表DFマリオ・ヒラ(23)、ジローナのU-21スペイン代表DFミゲル・グティエレス(22)のようだ。 マリンは191cmのセンターバックで、昨夏アラベスへ武者修行。ここまで主力としてラ・リーガの21試合に出場し、来シーズンの復帰は確実とみられている。 同じくセンターバックのヒラは2022年夏にラツィオへ完全移籍したが、久保と同様にマドリーが保有権を50%残している形。昨年11月下旬あたりからレギュラーの座を勝ち取った今シーズンは、ここまでセリエAで11試合に出場している。 リーグ首位を争うジローナのグティエレスも2022年夏にマドリーから完全移籍。左サイドバックや左ウイングバックとしてチームの躍進を支えており、マドリーは安価での買い戻しが可能と言われている。 また、昨夏買い取りオプション付きのレンタルでミランへと移籍したスペイン人DFアレックス・ヒメネス(18)の動向も注視している模様。他にも多くの選手がマドリーの支配下にあり、さらなる成長が期待されている。 2024.02.18 23:00 Sun

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