個の力は驚異的…なでしこジャパンのW杯初戦相手、ザンビアがアイルランドとの親善試合で長短露見
2023.06.24 17:10 Sat
オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)でなでしこジャパンと対戦するザンビア女子代表は、22日にアイルランド女子代表との国際親善試合を行い、2-3で敗れた。W杯で日本と同じグループCに属し、7月22日の初戦で顔を合わせるFIFAランキング77位のザンビア。主産業(銅やコバルト)やユニフォームカラーにちなみ、“コッパー・クイーンズ”の愛称を持つ。
本大会は初出場となるが、東京オリンピックではグループステージ敗退もFWバーバラ・バンダが大会史上初となる1大会2度のハットトリックを達成するなど、圧倒的な個の能力を有している。
FIFAランキング22位のアイルランド戦でもバンダは脅威に。裏への浮き球から右のハイサイドへ抜け出すと、ボックスへ侵入してクロス。これが相手DFに当たってゴールラインを割り、ザンビアに先制点をもたらした。
一方、4月の韓国女子代表戦同様、守備の難は抱えたままのようで、PKを献上して49分に追い付かれると、その後は63分にFK、71分にCKからも失点を喫する。
ザンビアは勝利こそならなかったが、前線のタレントが力を発揮。なでしこの弱点である裏へのスプリント勝負は、本大会でも脅威となりそうだ。
今後は30日にスイス女子代表、7月7日にドイツ女子代表と、いずれもW杯に出場する国との親善試合を行い、7月22日のなでしこジャパンとの初戦に臨む。
FIFAランキング22位のアイルランド戦でもバンダは脅威に。裏への浮き球から右のハイサイドへ抜け出すと、ボックスへ侵入してクロス。これが相手DFに当たってゴールラインを割り、ザンビアに先制点をもたらした。
一方、4月の韓国女子代表戦同様、守備の難は抱えたままのようで、PKを献上して49分に追い付かれると、その後は63分にFK、71分にCKからも失点を喫する。
それでも、76分にショートカウンターからバンダのクロスにFWオチュンバ・ルバンジが合わせる好機を見せると、3分後はFWレーチェル・クンダナンジがターンとスピードを生かした見事な個人技で1点を返した。
ザンビアは勝利こそならなかったが、前線のタレントが力を発揮。なでしこの弱点である裏へのスプリント勝負は、本大会でも脅威となりそうだ。
今後は30日にスイス女子代表、7月7日にドイツ女子代表と、いずれもW杯に出場する国との親善試合を行い、7月22日のなでしこジャパンとの初戦に臨む。
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