「ウェストハムは素晴らしいクラブ」キャリア初タイトルのモイーズ監督が歓喜「望んでいた結果だ」

2023.06.08 10:27 Thu
Getty Images
ウェストハムのデイビッド・モイーズ監督が、自身初のタイトル獲得に歓喜した。クラブ公式サイトが伝えている。

ウェストハムは7日に行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝で、フィオレンティーナと対戦した。
前半は一進一退の攻防が続きゴールレスで迎えた後半、58分に得たPKをFWサイード・ベンラーマが冷静に決めて先制。直後に失点を許してからは再び拮抗した展開になるも、90分にFWジャロッド・ボーウェンが値千金の決勝弾を決め、2-1で勝利した。

この結果、ウェストハムの史上初のECL優勝が決定。自身にとっても指揮官キャリア初のメジャータイトル獲得となったモイーズ監督は、あふれる喜びを口にしている。

「これは素晴らしいこと。長い間フットボール界でキャリアを積んできたが、こんな瞬間はそうそうない。ありがたいことに、今夜は我々が望んでいた結果を得ることができた」
「私の父も今日このスタジアムにいたんだ。ピッチで一緒に写真を撮ることもできて、本当に良かった。彼はまだ元気で、この試合に来たがっていた。家族が試合会場にいるのは、とても良い瞬間だ。こういう瞬間は、監督としてそう何度もあるものではない」

「父にとっても、私にとっても、同じように大切な瞬間になった。家族であり、幼い頃からいつも私のフットボールを応援してくれていた。フットボールではいつも良い瞬間が訪れるとは限らないが、今日は我々にとって素晴らしい」

「ウェストハムは、ロンドンのイーストエンドにある素晴らしいクラブだ。我々は、地域社会で多くの活動をしてきた。規模は大きいがファミリーのようなクラブであり、今後ますます良くなっていくだろう」

「我々はこのシーズン中、巨大なスタジアムを常に満員にしてきた。今夜は、継続的な進歩への道のりの新たな一歩になっただろう」

関連ニュース

タイトル獲得にも貢献のウェストハムFWにサウジアラビアの手…ベンラーマ代理人がモイーズ監督に接触

ウェストハムのアルジェリア代表FWサイード・ベンラーマ(28)にサウジアラビア行きの可能性が浮上しているようだ。イギリス『サン』が報じた。 2020年10月にブレントフォードからレンタルでウェストハムに加入し、半年後には完全移籍へと移行したベンラーマ。主力ウインガーの1人としてここまでクラブ通算149試合に出場しており、昨シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ決勝(ECL)ではPKから貴重な先制点をゲット。クラブにとって43年ぶりの主要タイトル獲得に貢献していた。 そんなベンラーマを獲得リストに載せているのがサウジアラビアのクラブとのこと。ベンラーマの新たな代理人はサウジアラビアの有力クラブとの繋がりが強いようで、最近ではデイビッド・モイーズ監督と直接話し合うためにロンドンを訪れたという。 今シーズンのベンラーマはここまでリーグ戦の先発出場が4試合と出番が減少中。それでもヨーロッパリーグ(EL)を戦っていることからモイーズ監督はベンラーマを放出したくないと考えられているが、適切な金額のオファーが届いた場合はウェストハムが売却を認める可能性もあるようだ。 2023.11.26 22:10 Sun

イングランド代表のボーウェンが遠征に不帯同…軽傷もリスク回避とサウスゲイト監督が言及

イングランド代表のFWジャロッド・ボーウェン(ウェストハム)がチームを離脱した。イギリス『BBC』が伝えた。 20日にユーロ2024予選グループC最終節で北マケドニア代表と対戦するイングランド。すでに本大会出場の切符は掴んでおり、最終節はアウェイでの消化試合となる。 そんな中、ニューカッスル・ユナイテッドのDFキーラン・トリッピアーが個人的な理由でチームを離脱していたが、ボーウェンもチームに帯同しなかったという。 ガレス・サウスゲイト監督によると、ボーウェンは継承を負っているとのこと。「十分に検査し、正確な決断を下すのに十分な時間がなかったので、彼をイングランドに残した方が良いと感じた。リスクは冒さない」と説明。北マケドニアに連れて行かないことを決めたという。 サウスゲイト監督はすでに出場権を獲得しているが、チームには高いパフォーマンスを求めるとした。 「最優先はパフォーマンスだ。金曜日はその基準に達していなかった。我々は自分たちの得意なことに戻る必要がある」 「その中で、我々が見たいこともいくつか検討するチャンスは常にあったが、最大のことは今年自分たちで設定したパフォーマンスのレベルに確実に到達することだ」 2023.11.20 21:40 Mon

アーセナルやバルセロナで活躍したMFソングが現役引退「奇跡を成し遂げたと思った」

かつてアーセナルやバルセロナで活躍した元カメルーン代表MFアレクサンドレ・ソング(36)が現役引退を発表した。 元カメルーン代表DFのリゴベール・ソング氏を叔父に持つソングは、フランスのバスティアでプロキャリアをスタート。その後、アーセナルに移籍すると当時の指揮官であるアーセン・ヴェンゲル監督の下で、元々備わっていた強靭なフィジカルに加えて足元の技術も向上させ、公式戦通算204試合出場10ゴール23アシストの成績を残した。 アーセナルで不動の地位を築いていたソングだが、2012年夏にバルセロナへ移籍。しかし、スペインでは思うような結果を残せず、公式戦通算65試合出場1ゴール2アシストの成績にとどまることに。2シーズンにわたってウェストハムへレンタル移籍した後にバルセロナと契約解除すると、ルビン・カザン(ロシア)やシオン(スイス)でのプレーを経て、今シーズンはジブチにあるジブチ・プレミアリーグのアルタ・ソラール7に所属していた。 カメルーン代表としても、公式戦通算49試合に出場。2010年の南アフリカ大会、2014年のブラジル大会と、2度にわたってワールドカップ(W杯)に出場したが、ブラジル大会ではグループステージのクロアチア代表戦で背後から突如として肘打ちを食らわせて一発退場になると、これが代表最後の試合になった。 14日に自身のインスタグラムで現役引退を発表したソングは素晴らしいキャリアだったと振り返りつつ、関係者への感謝を綴っている。 「シューズを脱ぐ時が来たのは、とても悲しいことだ。子供の頃、ヤウンデで靴もなく硬い砂利の上で遊んでいたところから始まった僕の旅は、成功するための強さと勇気を与えてくれた」 「フランスに渡り、バスティアでプレーしたとき、僕は奇跡を成し遂げたと思った。しかし、これは始まりに過ぎず、僕の旅はアーセナル、バルセロナという世界有数の偉大なクラブへと続いたんだ。妻、子供たち、家族、友人、代理人、コーチ、そしてもちろんチームメイト全員が、これまで常に僕を助けてくれた。この感謝は決して忘れない」 「もちろん、チャールトンやウェストハム、ルビン・カザン、シオン、そしてアルタ・ソラール7も、常に僕の心の中に残るだろう。そして、(アンダー世代と合わせて)母国を代表する選手として60試合以上も出場できたことは大きな誇りだ。一生心に残るたくさんの素晴らしい思い出ができて、とても恵まれていると思う」 「最後に、これまで僕を応援してくれたファンのみんな、本当にありがとう。またすぐみんなに会えることを願っているよ。アレックス」 2023.11.15 10:30 Wed

宮澤ひなたが先制点関与のユナイテッド、大勝で次節シティとのダービーへ弾み!なでしこ3選手先発のウェストハムは林穂之香が負傷交代…【FAWSL】

12日、FA女子スーパーリーグ第6節のマンチェスター・ユナイテッドvsウェストハムが行われ、5-0でユナイテッドが大勝した。 ユナイテッドの宮澤は[4-3-3]の中盤の一角で先発出場。ボランチとシャドーの中間ポジションのような位置でつなぎ役に徹し、61分までプレーして先制点に関与した。 ウェストハムの植木理子、林穂之香、清水梨紗も揃って先発。[5-3-2]の中で、植木は2トップ、清水は3バックの右でフル出場を果たすも、中盤起用の林は20分に負傷交代した。 2勝3分けと無敗で迎えたユナイテッドに対し、1勝1分け3敗と黒星が先行するウェストハムは5バック気味でスタート。だが、ボールを握るユナイテッドが早々にスコアを動かした。 3分、左からのクロスが跳ね返されてボックス手前にこぼれると、待ち構えていた宮澤ひなたが左足を振る。シュートにも見えたが、当たり損なってゴール前に浮き上がると、これにゲイゼ・フェレイラが反応。GKの前で先に触り、ヘディングシュートでネットを揺らした。 早くも目論見が崩れたウェストハムはアクシデントにも見舞われる。11分、相手選手を追う途中で林が右足を負傷し、右の足首かアキレス腱の当たりを気にしてピッチにうずくまってしまう。幸い、地力で立ち上がり、以降プレーに復帰したが、20分に途中交代となった。 ウェストハムは植木が立て続けのシュートを放つなど戦う姿勢を見せたが、再び想定外事態に。2トップの一角、ヴィヴィアン・アッセイがユナイテッドのケイティ・ゼレムとルーズボール争いの際に頭部をバッティング。34分にピッチを後にした。 大幅なプラン変更を余儀なくされたウェストハムに対してユナイテッドは42分、再三狙っていたウェストハムの右サイドを崩し、センターバックのミリー・ターナーが技ありのコントロールショットを沈めてリードを広げると、前半の追加タイム1分には逆サイドのポケットを突いてニキータ・パリスが加点する。 大きなアドバンテージを得たユナイテッドだったが、後半はウェストハムの圧力を受けた。69分には植木にドリブルからの鋭いフィニッシュを許したが、GKメアリー・アープスを中心に我慢を続ける。 この奮闘に攻撃陣が応えたのは試合終盤。88分に途中出場のルシア・ガルシアが速攻から追加点を挙げ、その2分後には同じく途中出場のメルヴィン・マラードがセットプレーからダメ押しのゴールを奪い、勝負あり。 大勝したユナイテッドが3位に浮上し、19日にオールド・トラッフォードで行われるマンチェスター・シティとのダービーへ弾みを付けた。 マンチェスター・ユナイテッド 5-0 ウェストハム 【ユナイテッド】 ゲイゼ・フェレイラ(3分) ミリー・ターナー(42分) ニキータ・パリス(45+1分) ルシア・ガルシア(88分) メルヴィン・マラード(90分) <span class="paragraph-title">【動画】宮澤ひなた、左足のキックは狙いと外れるも先制点をお膳立て</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A great header by <a href="https://twitter.com/geyse_ferreiraa?ref_src=twsrc%5Etfw">@geyse_ferreiraa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/BarclaysWSL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#BarclaysWSL</a> <a href="https://twitter.com/ManUtdWomen?ref_src=twsrc%5Etfw">@ManUtdWomen</a> <a href="https://t.co/ugsWsrnde8">pic.twitter.com/ugsWsrnde8</a></p>&mdash; Barclays Women&#39;s Super League (@BarclaysWSL) <a href="https://twitter.com/BarclaysWSL/status/1723674526624415804?ref_src=twsrc%5Etfw">November 12, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.13 14:55 Mon

【EL第4節まとめ】唯一4連勝のレバークーゼンが突破一番乗り! リバプール&ローマ苦杯もその他強豪は順当に勝ち点3奪取

ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第4節が9日にヨーロッパ各地で行われた。 後半戦初戦となった今節ではここまで3連勝中だった優勝候補3クラブで明暗分かれる形に。 カラバフとのアウェイゲームに臨んだレバークーゼンは前半にほぼチャンスを作れない苦しい展開を強いられたが、後半に入って徐々に攻勢を強めていく。それでも、粘る相手の守備に手を焼いたが、ゴールレスドロー濃厚かに思われた後半アディショナルタイムに主砲ボニフェイスのPKによる土壇場のゴールで1-0と勝ち切り、見事に4連勝を達成。また、今節の他会場の試合結果によって2節を残して首位が確定し、グループステージ突破一番乗りとなった。 一方、トゥールーズのホームに乗り込んだリバプールはMF遠藤航ら控え選手中心のスカッドで臨むと、前半半ばと後半序盤に失点を喫して厳しい展開に。主力を投入した後半は終始押し込む展開ながら守備での緩さ、攻撃では最後の精度を欠き土壇場でのクアンサーの同点ゴールが幻に終わったこともあり、2-3の敗戦を喫した。 また、今週末に宿敵ラツィオとのデルビーを控えるローマは大幅にメンバーを入れ替えずにスラビア・プラハとのアウェイゲームに臨んだ。しかし、週末のビッグマッチに気持ちを引きずられたか、序盤からハイテンションのホームチームに圧倒される。前半は悪いなりに耐えたが、後半に2ゴールを決められると、ディバラといった切り札を投入したものの最後まで攻撃の形を作れず。0-2の完敗でリバプール同様に今季グループステージで初黒星を喫することになった。 その他の強豪クラブではフライブルク、ウェストハム、ベティス、アタランタ、スタッド・レンヌがきっちり3勝目を挙げてグループ上位をキープしている。 また、混戦のグループBでは今節共に勝利したマルセイユ(勝ち点8)とブライトン(勝ち点7)が、AEKアテネ(勝ち点4)、アヤックス(勝ち点2)に差を付けている。 ■ELグループステージ第4節 結果 ◆グループA ウェストハム 1-0 オリンピアコス フライブルク 5-0 TSC ◆グループB アヤックス 0-2 ブライトン AEKアテネ 0-2 マルセイユ ◆グループC レンジャーズ 2-1 スパルタ・プラハ ベティス 4-1 アリス・リマソール ◆グループD スポルティング 2-1 チェンストホヴァ アタランタ 1-0 シュトゥルム・グラーツ ◆グループE LASK 3-0 サン=ジロワーズ トゥールーズ 3-2 リバプール ◆グループF スタッド・レンヌ 3-1 パナシナイコス マッカビ・ハイファ 1-2 ビジャレアル ◆グループG セルヴェット 2-1 シェリフ スラビア・プラハ 2-0 ローマ ◆グループH カラバフ 0-1 レバークーゼン BKヘッケン 1-3 モルデ 2023.11.10 07:18 Fri
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly