フラッテージの今夏ローマ帰還に暗雲? サッスオーロが強気の姿勢か

2023.03.23 18:48 Thu
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Getty Images
愛するローマへの帰還を心待ちにするサッスオーロのイタリア代表MFダビデ・フラッテージ(23)だが、すんなりとは交渉がまとまらないようだ。

昨季サッスオーロで大ブレイクを果たしたフラッテージ。今季もここまでセリエAの全27試合に出場するなど主軸としてチームをけん引しているが、今夏のローマ移籍希望を公にしている。

フラッテージは生まれも育ちもローマであり、14歳から17歳まではローマに在籍。ファーストチーム昇格は逃すも、憧れであるローマのバンディエラ、ダニエレ・デ・ロッシ氏と同じ背番号「16」をサッスオーロで着用しているほどで、まさに骨の髄までローマを愛す男と言える。
また、ローマは2017年7月にフラッテージをサッスオーロへ売却する際、将来のリセール時に移籍金の30%を受け取れる条項を盛り込んでいたことが広く知られている。

このため、ローマは安価でのフラッテージ買い戻しが可能であるとされているが、イタリア『カルチョメルカート』によると、サッスオーロは2026年6月までの契約を盾に、3500万ユーロ(約50億円)の設定額を値引きしない方針を採る可能性があるという。

その裏ではインテルとユベントスもフラッテージに関心を寄せている中、両クラブとも財政的に苦しく、ユベントスはモンツァへ武者修行中のU-21イタリア代表MFニコロ・ロベッラ(21)など、若手選手の譲渡を交渉に含めたい考えとのことだ。

フラッテージの希望がインテルやユベントスではなく、ローマ帰還一択であることは想像に難くないが、移籍ビジネスという側面がある以上は一筋縄ではいかないようだ。

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