今年未勝利のクリスタル・パレス、解任したヴィエラ監督の後任に名伯楽・ホジソン氏が再就任か?

2023.03.18 11:55 Sat
Getty Images
電撃的にパトリック・ヴィエラ監督を解任したクリスタル・パレスだが、後任には重鎮が就任する可能性が高いようだ。イギリス『BBC』が伝えた。
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17日、クリスタル・パレスはヴィエラ監督を解任。12位に位置していながら、降格圏とは勝ち点差「3」、公式戦12戦未勝利、現在3連敗中と最悪な状況だった。ヴィエラ監督の古巣であり、首位のアーセナル戦を控えた中での解任劇となったが、後任はかつて指揮を執ったロイ・ホジソン氏(75)が浮上しているという。
ホジソン氏は、かつてはスイス代表、UAE代表、フィンランド代表、そしてイングランド代表監督も務めた名将で、インテルやウディネーゼ、フルアム、リバプールなどでも指揮。2017年9月から2021年6月までクリスタル・パレスで指揮を執っていた。

2022年1月から6月まではワトフォードを指揮したが、チームを浮上させることができずチャンピオンシップ(イングランド2部)に降格。その後、退任していた。
現在のメンバーの多くは前回指揮時に仕事をしており、ホジソン氏のサッカーを理解している状況。2023年に入ってから1勝もしていない最悪な状態からの早期脱却にうってつけと考えられている。

ただ、改革を求めてヴィエラ監督を招へいし、その片鱗を見せていた中での復帰には懐疑的な目も。かつて悔いる足・パレスでプレーしたクリント・モリソン氏は「後退だ」と語りながらも、「ホジソン時代はベストではなかったが、効果的で結果は出ていた」と手腕を認め、「大きな決断になるだろうが、おそらく他のオプションが使えないのだろう。それがシーズンの終わりまでになることは理解できる」と、急遽就任するのは理解できると見解を語っている。



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