The Bestでのメッシ1位票でマドリディスタの怒り買ったアラバが釈明 「僕個人ではなく代表チームとして投票…」

2023.02.28 22:36 Tue
Getty Images
レアル・マドリーのオーストリア代表DFダビド・アラバが、マドリディスタの怒りを買った2022年の『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ(The Best)』の投票に関して釈明した。

27日、2022年の『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ(The Best)』が行われ、男子の最優秀選手にパリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが選ばれた。

代表チームのコーチとキャプテン、そして世界中の専門ジャーナリストとサポーターによって投票されて決まる『The Best』。
最終候補にはフランス代表のFWカリム・ベンゼマ(レアル・マドリー)とFWキリアン・ムバッペ(PSG)が残っていた中、見事にメッシが受賞した。

今回の投票結果に際して、国際サッカー連盟(FIFA)は、男子の最優秀選手賞に投票したすべてのキャプテンの投票の内訳を紹介。
これによってマドリディスタの怒りを買ってしまったのが、オーストリア代表のキャプテンを務めるアラバだ。

アラバは今回の投票で1位にメッシ、2位にチームメイトのベンゼマ、3位にムバッペを選んだ。

クラブレベルではラ・リーガ、チャンピオンズリーグでいずれも得点王に輝きマドリーの2冠に貢献したベンゼマの受賞が有力視されていた一方、代表レベルでは先のカタール・ワールドカップで悲願の初優勝を飾ったメッシを推す声が多く、僅差での決着が想定された。

そういった中、マドリディスタとしてはアラバが当然、ベンゼマに1位票を投じると考えていたが、よりによって同選手が投票したのはバルセロナの元エースだった。

この投票結果公表後、マドリディスタはSNS上で『#AlabaOut』のハッシュタグと共にアラバを痛烈に批判。さらに、同選手のSNSアカウントには人種差別的な文言を含む誹謗中傷のメッセージが殺到した。

これを受け、アラバは28日に今回の投票の意図を説明。ベンゼマへの敬意を示すと共に、投票がオーストリア代表チームの中での話し合いによって決定したことを明かした。

「FIFA The Best Awardについて:オーストリア代表チームは、僕だけではなく、チームとしてこの賞に投票します。チーム評議会の全員が投票することができ、それが決定方法でした」

「誰もが知っています。特にカリムについては、僕が彼と彼のパフォーマンスをどれだけ賞賛しているかを知っています。僕にとって彼は世界最高のストライカーだとよく言ってきましたし、今でもそうです。それは間違いないことです」

昨シーズンのベンゼマの圧巻のパフォーマンスを考えれば、エースの受賞逸は受け入れがたいことに間違いない。だが、人種差別的行為は問題外として、アラバの今回の釈明によってこれ以上の過剰な反応は慎んでほしいところだ。

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イニエスタが神戸に帰還! バルサvsレアルのレジェンドマッチが5v5で実現…5月24日、25日に開催

かつてヴィッセル神戸でもプレーした元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、神戸に舞い戻ってくることが決定した。 2024年12月には、東京・味の素スタジアムで開催された「エル・クラシコ in 東京」でFCバルセロナとレアル・マドリーのレジェンドが対戦。多くのファンがスタジアムで沸いた中、敗れたマドリーが再戦を望み、イニエスタが応じることとなった。 舞台は神戸にある「GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)」。今年4月4日に開場したばかりの新アリーナで「クラシコ・レジェンズ THE REMATCH 5 vs 5」が開催される。 5月24日(土)・25日(日)の2日間に分かれて行われる今回のイベントは、DAY1(24日)ではミート&グリート(選手との交流会)、TEQBALL(テックボール)トーナメント、トークショーなどが開催。DAY2(25日)には「クラシコ・レジェンズ THE REMATCH 5 vs 5」が14時から行われ、FCバルセロナ レジェンズ vs レアル・マドリー レジェンズが対戦する。 現時点では、バルセロナのレジェンドとしてイニエスタの他、ロマーリオ、ハビエル・サビオラが参加予定。マドリーは、ペペ、エメルソン、ファビオ・コエントランの参加が予定されている。今後も参加レジェンドに関しては、追加情報が発表されるという。 10日(土)の10時からチケットも販売開始。試合チケットの最高額は「BENCH SIDE」で12万円。また、ミート&グリート+特別プログラム付きパックでは、全4テーブルの選手と交流可(全8選手)/グータッチ・記念撮影(2選手と)・サイン1点ずつ/TEQBALLトーナメント&スペシャルトークショー(カテゴリーA自由席)付きの「PLATINUM PACK」が12万円で販売される。 <h3>◆チケット情報</h3> 『EL CLASICOレジェンズ 5vs5 in 神戸』では、試合の観戦に加え、選手と直接交流できるミート&グリートや、特別プログラムに参加できる各種チケットを販売いたします。 【1】ミート&グリート+特別プログラム付きパック(5月24日(土)10時開始) ・PLATINUM PACK:¥120,000 全4テーブルの選手と交流可(全8選手)/グータッチ・記念撮影(2選手と)・サイン1点ずつ/TEQBALLトーナメント&スペシャルトークショー(カテゴリーA自由席)付き ・GOLD PACK:¥50,000 希望テーブルを1つ選択(先着順)/グータッチ・記念撮影・サイン/TEQBALL+トークショー(カテゴリーA自由席)付き ・SILVER PACK:¥35,000 当日抽選でテーブル1つが割り当て/グータッチ・記念撮影・サイン/TEQBALL+トークショー(カテゴリーA自由席)付き ・BRONZE PACK:¥15,000 STARSテーブル(当日発表の選手)との交流/グータッチ・記念撮影・サイン/TEQBALL+トークショー(カテゴリーB自由席)付き ※撮影はスタッフがお客様のスマートフォンを使用して行います。カメラ等の持ち込みはご遠慮ください。 ※選手の参加組み合わせ・内容は、予告なく変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。 ※ミート&グリートチケットをご購入されたお客様は受付時間を超えての入場はできません。時間に余裕を持ってお越しください。 ※開始時間の変更がある際は、公式よりアナウンス・及び対象者全員にメール配信にてご案内致します。 【2】TEQBALLトーナメント+スペシャルトークショー参加券(観覧のみ) ・TEQBALL & TALK SHOW参加券:¥7,500 ※選手の都合等やむを得ない事情により、内容は予告なく変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。 ※タイムテーブルにつきましては近日中に公開します。 【3】試合観戦チケット(5月25日開催)14:00キックオフ予定 ・ベンチサイド:¥120,000(指定席) ・ピッチサイド:¥80,000 (指定席) ・VIPシート:¥50,000(指定席) ・コートサイド:¥32,000 (指定席) ・カテゴリー1:¥24,000(指定席) ・カテゴリー2:¥14,000(自由席) ・カテゴリー3;¥9,000(自由席) ※全席数には限りがございます。予定枚数に達し次第、販売終了となります。 ※演出・選手動線により、ピッチ全体が一部見えづらい場合がございます。予めご了承ください。 2025.05.07 17:10 Wed
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レアルが早期契約のためリバプールと接触? アレクサンダー=アーノルドをクラブW杯に参加させるため1.6億円を支払いか

リバプールからの退団を発表したイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)だが、移籍先の候補となっているレアル・マドリーは早期契約を望んでいるという。 アレクサンダー=アーノルドはアカデミー時代からリバプールで20年を過ごした中、契約満了を迎える今シーズン限りでの退団を発表した。 右サイドバックとして君臨したアレクサンダー=アーノルド。退団発表前からマドリーが関心を寄せているとされ、移籍が濃厚だと見られていた中で、先に退団が決定した。 リバプールとの契約は6月30日までとなっている中、イギリス『BBC』によると、マドリーはその前に契約を結びたいと考えているとのこと。理由はクラブ・ワールドカップ(W杯)が控えているためだという。 マドリーとしては、クラブW杯にアレクサンダー=アーノルドを参加させたいと考えており、6月14日から始まる大会に間に合わせるためにリバプールと接触をしたとのことだ。 『BBC』によれば、マドリーはリバプールに対して約100万ユーロ(約1億6000万円)のオファーを出しているとのこと。これにより早期契約解除を求め、さらにリバプールが払うべき給与も支払うことを考えているという。 国際サッカー連盟(FIFA)は、クラブW杯を考えて今夏は6月1日から10日までの特別移籍期間を設けることを決定。そのため、クラブW杯に向けて出場クラブは選手を補強することが可能となる。 すでにリバプールを去ることが決まっているアレクサンダー=アーノルド。フリーで退団となるため、リバプールとしては少しでも資金が手に入ることは歓迎すべきことであり、シーズンもすでに終わった後であれば手放すことは確実と見られている。 2025.05.06 19:50 Tue
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ビッグクラブ関心のハイセン、アーセナル戦でゴールの中移籍については「そのことは考えていない」

ボーンマスのスペイン代表DFディーン・ハイセンが、自身の去就について語った。スペイン『アス』が伝えた。 今夏の移籍市場では多くの関心を集めているハイセン。20歳ながらボーンマスで中心選手として活躍しており、プレミアリーグで29試合に出場し3ゴールを記録している。 そのハイセンは、3日に行われたプレミアリーグ第35節のアーセナル戦ではゴールを記録。チームの逆転勝利に貢献していた。 今シーズンの3ゴールはトッテナム、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルとビッグクラブ相手。アーセナル戦を振り返り、喜びを口にした。 「とても重要な3ポイント、黄金の3ポイントだ。僕の知る限り、ボーンマスは同一シーズンにアーセナルに2度勝ったことは一度もないと思う。今日まで、ここで勝ち点1も取れなかった」 「もちろん、とても嬉しいけど、努力を続けなければならない。小さな逆転は常に歓迎されるし、このような強豪チーム相手にはとても重要だ」 これでボーンマスは勝ち点53として8位に。来シーズンはヨーロッパの戦いに臨める可能性が出てきている。ハイセンはボーンマスでヨーロッパの戦いに出ることについて「目標だよ。永遠に残る歴史を作りたい。そうなることを願っている」と、意欲を示している。 一方で、レアル・マドリーを中心にビッグクラブが関心。6000万ユーロ(約98億円)という契約解除条項が存在するが、値段の高さに躊躇するクラブも出ている状況ではある。 移籍について問われたハイセンは自分では考えていないと語り、噂はどうであれ、ボーンマスに集中しているとした。 「わからないな…僕は“冷静”な人間なんだ。祝う時もそうするし(笑)。あまりそのことについては考えない。毎日トレーニングに行って、試合に出て、ハッピーだ」 「楽しい時間を過ごしているし、そのことについては考えていない。それを判断するのはみんなで、僕はそのことについては考えていない。ボーンマスのことに集中している 」 「僕たちはとても良いシーズンを送っている。すでに勝ち点記録を破っているし、今シーズンはできるだけ多くの勝ち点を取りたいと思っている」 2025.05.05 16:55 Mon
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「口出しすべき状況ではない」レアルの監督問題に踊らされているアロンソ監督、自身の将来に「待つしかない」

レアル・マドリーの監督就任が噂されているレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督が改めて将来について言及した。『ESPN』が伝えた。 レバークーゼンを率い、無敗でブンデスリーガを初制覇。DFBポカールも制し、ヨーロッパリーグ(EL)では惜しくも決勝で敗れたが、大きな結果を残した。 今シーズンはブンデスリーガで2位につけているが、優勝はバイエルンのものになることが濃厚。そんな中、新シーズンから古巣であるマドリーの監督就任の噂が浮上している。 マドリーではカルロ・アンチェロッティ監督の去就が騒がしく、今シーズンは無冠で終わる可能性があり、特にチャンピオンズリーグ(CL)での失敗に懸念を示す声が大きい。 そんな中で、ブラジル代表監督就任で合意に至ったという報道もある中で、マドリーは契約解除の違約金を支払いたくないとして、チームに留める考えがあるともされている。 マドリーの動きが定まらない中、アロンソ監督は自身の去就について「新しいことは何も知らない」とコメント。「他のクラブで何が起きているかは尊重する」とマドリーで起こっていることに触れ、「私が口出しすべき状況ではない。彼らはまだリーグ優勝を目指して戦っている段階にあることは分かっているし、我々にも目標はある。シーズンはまだ終わっていないので、待つしかない」と、現時点ではシーズン終了まで集中するとした。 一方でレバークーゼンもアロンソ監督が退任となれば、後任を早急に探す必要がある状況。様々な候補が浮上している状況だが、何も進んでいない状況に。アロンソ監督は、色々な噂についても気にしないとした。 「落ち着いている。記者会見のたびに何か新しいことを期待されているのは承知しているが、それは私の仕事ではない。チームを毎試合に向けて準備させることが私の仕事だ。私に言えるのはそれだけだ」 2025.05.03 13:50 Sat
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アンチェロッティ監督がレアルと退任で口頭合意と報道…早ければクラシコ後にも正式発表か?

去就が注目を集めているレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督(65)だが、どうやら退任の条件で合意に至ったという。『The Athletic』が伝えた。 2度目のマドリーを指揮しているアンチェロッティ監督。2023-24シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)を制するなど、結果を残している一方で、今シーズンは無冠の可能性も。特にCLでは準々決勝でアーセナルに連敗して敗退するなど結果を残せなかった。 クラブは失敗したシーズンと考えており、ファンもアンチェロッティ監督に批判を浴びせる事態に。一方で、契約が2026年夏までとなっている中で、予てから何度もアプローチをかけているブラジル代表が、再び監督就任を打診している。 現在監督がいないブラジル代表は、6月の2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選からチームを指揮してもらいたいと考えているとのこと。ただ、マドリーはクラブW杯に参加するため、両方を指揮することは不可能な状況だ。 そんな中、ブラジルサッカー連盟(CBF)とアンチェロッティ監督は合意に至ったという報道があった一方で、マドリーは退任させた場合は1年分の違約金をアンチェロッティ監督に支払わなければならず、CBFは断念したとされていた。 ただ、マドリーとアンチェロッティ監督の交渉は継続。詳細はまだ決定していないものの、どうやら退任することで口頭合意したとのこと。正式な手続きを踏み、早ければ週末のバルセロナとの“エル・クラシコ”の後にも発表される見込みだ。 マドリーはバルセロナとの直接対決に敗れれば、無冠がほぼ確定。クビを宣告しやすい状況にもなる。 一方で、その場合にクラブW杯を誰が指揮するかが問題に。カスティージャを率いるラウール・ゴンサレス監督か、新監督候補の再有力者であるシャビ・アロンソ監督(レバークーゼン)なのか。フベニールAのアルバロ・アルベロア監督やフットボール・ディレクター(FD)を務めるサンティアゴ・ソラーリ氏も考えられる状況だ。 いずれにしても、アンチェロッティ監督が今シーズン限りでマドリーを離れることは濃厚と見られており、あとは公式発表のタイミングを待つばかりだという。 2025.05.06 07:45 Tue

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