アーセナル戦の誤審で波紋呼ぶリー・メイソン氏がPGMOLを退会…PL通算287試合を担当

2023.02.18 09:55 Sat
Getty Images
イギリスのプロ審判協会(PGMOL)は17日、誤審で波紋を呼ぶリー・メイソン審判員(51)が双方合意のもとで退会した旨を発表した。

15年間にわたってプレミアリーグのレフェリーを務め、実に287試合もの試合を担当実績を誇るメイソン氏は11日に行われた第23節のアーセナルvsブレントフォードでVARを担当。74分にイヴァン・トニーのゴールでブレントフォードが追いつき、1-1のドローに終わったが、同点ゴールの場面でアシスト者のクリスティアン・ノアゴーアがオフサイドだったにもかからわず、そのポジションに線を引いての確認を怠り、得点を認めてしまったのだ。

アーセナルからすれば、優勝争いに大きく関わる2ポイントのロスとなり、PGMOLが誤審を認め、両クラブに謝罪する事態に。アーセナルのミケル・アルテタ監督からも単なる人的ミスにあらずとして、「あのせいで2ポイントを失った。もう取り戻せない」と怒りがぶつけられ、メイソン審判員は第24節の担当主審から外される措置が取られたが、今後もプレミアリーグの舞台から姿を消す運びとなった。

イヴァン・トニーの関連記事

スポーツ・チャンネル『DAZN(ダゾーン)』は2日、4日(日・祝)の早朝に行われるAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)決勝のアル・アハリ・サウジvs川崎フロンターレを無料で独占ライブ配信することを発表した。 レギュレーションが大きく変化し、優勝賞金も大幅にアップした今大会。ファイナルズとしてベスト8か 2025.05.02 18:25 Fri
アジアサッカー連盟(AFC)は2日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の準決勝のベストイレブンを発表した。 アル・ヒラル、アル・アハリ・サウジ、アル・ナスルのサウジアラビア勢と川崎フロンターレが勝ち残っていたベスト4。決勝にはアル・アハリ・サウジと川崎Fが進出し、3日に決勝を迎える。 サウジア 2025.05.02 17:40 Fri
アル・アハリ・サウジのマティアス・ヤイスレ監督が、アル・アハリ戦を振り返った。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。 29日に行われたAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)準決勝で、アル・アハリ・サウジはアル・ヒラルと対戦。サウジアラビア国内のライバル対決となった中、ロベルト・フィルミノが先制 2025.04.30 20:50 Wed
AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)ファイナルズの準決勝、アル・ヒラルvsアル・アハリが29日にキング・アブドゥッラー・スポーツ・シティで行われ、1-3で勝利したアル・アハリが決勝進出を決めた。 アル・ヒラル(サウジアラビア)は準々決勝で光州FC(韓国)相手に驚異の7-0の圧勝。最多5度目のアジア制覇 2025.04.30 03:40 Wed
AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)ファイナルズの準々決勝のアル・アハリ・サウジvsブリーラム・ユナイテッドが26日にサウジアラビアで行われ、アル・アハリが3-0で完勝した。 サウジ・プロフェッショナルリーグで4位に付けるアル・アハリと、タイリーグ3連覇中のブリーラムによるベスト4進出を懸けた一戦。 2025.04.27 04:55 Sun

アーセナルの関連記事

先週末に行われた第36節ではリバプールvsアーセナルの頂上決戦がドローに終わったほか、ニューカッスルvsチェルシーの上位対決は前者に軍配。また、マンチェスター・シティが最下位サウサンプトン相手に痛恨のドローとなった。 最終節前となる今節は17日にFAカップ決勝のクリスタル・パレスvsマンチェスター・シティ、21日 2025.05.16 19:00 Fri
アーセナルは15日、2025-26シーズンのホームキットを発表した。 2年連続でプレミアリーグ2位のアーセナルは、今シーズンも残り2試合で2位に位置。無冠に終わったシーズンだったが、チャンピオンズリーグ(CL)では決勝進出まであと一歩のところまで勝ち上がっていた。 新シーズンもアディダスのキットを着用するア 2025.05.15 22:25 Thu
アーセナルは14日、6000人のサポーターを集めて、エミレーツ・スタジアムで公開トレーニングを実施。シーズン残り2試合に向けて、イベントを実施した。 週末のニューカッスル・ユナイテッド戦が今シーズンのホーム最終ゲームとなるアーセナル。チームはタイトルを逃した中、現在はプレミアリーグ2位確保、チャンピオンズリーグ( 2025.05.15 16:15 Thu
アーセナルとの契約が満了を迎えるガーナ代表MFトーマス・パルティ(31)だが、高額オファーを蹴ってクラブに留まる意向があるようだ。イギリス『The Standard』が伝えた。 2020年10月にアトレティコ・マドリーから加入したトーマス。ケガに苦しんだ時期もあったが、アーセナルの中盤を支える存在であり、近年は右 2025.05.14 23:10 Wed
来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権の確保のため、熾烈な最終盤を戦うアーセナル。今シーズンも無冠に終わった一方で、チームはケガに泣かされながらも一定の結果を残した。 その中でもキーマンの1人となったのがベルギー代表FWレアンドロ・トロサール(30)だが、クラブは異例の長期契約をオファーしているようだ。 2025.05.13 14:45 Tue

プレミアリーグの関連記事

リバプールは17日、北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリー(21)との新契約を発表した。長期契約を締結したとされている。 ブラッドリーはリバプールの下部組織出身で、ボルトンへのレンタル移籍を経験。2023年7月に正式にファーストチームに昇格した。 これまで公式戦通算55試合に出場し1ゴール10アシストを 2025.05.17 22:55 Sat
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドへの敬意を求めた。 アレクサンダー=アーノルドは今季限りでのリバプール退団を発表した中、11日に行われたアーセナル戦で途中出場。その際に味方の一部サポーターからブーイングを浴びせられた。 試合後にDFアン 2025.05.17 12:00 Sat
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が16日に行われ、0-1で敗れたプレミアリーグ第37節チェルシー戦後にコメントした。 5日後にヨーロッパリーグ決勝のトッテナム戦を控えるユナイテッドは、主力を起用。チェルシー相手に互角以上の戦いを見せるも71分に被弾して惜敗となった。 アモリム監督は試合勘を 2025.05.17 11:00 Sat
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が16日に行われ、1-0で勝利したプレミアリーグ第37節マンチェスター・ユナイテッド戦後にコメントした。 前節ニューカッスルとの上位対決に敗れ、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の6位アストン・ビラに勝ち点で並ばれた5位チェルシーが、ヨーロッパリーグ決勝を控えるユナイテッドをス 2025.05.17 10:00 Sat
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が16日に行われ、0-2で敗れたプレミアリーグ第37節アストン・ビラ戦後にコメントした。 5日後にヨーロッパリーグ決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦を控える17位トッテナムは、前節負傷から復帰したFWソン・フンミンを先発させたものの主力を温存して臨んだ。 そのトッテ 2025.05.17 09:00 Sat

記事をさがす

イヴァン・トニーの人気記事ランキング

1

ナポリと揉めるオシムヘン、チェルシーやサウジクラブが1月に再び狙う可能性

ナポリでの立場が難しいものになりつつあるナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(26)だが、すぐさま狙い出しているクラブがあるという。 昨シーズンのセリエA優勝に大きく貢献したオシムヘン。今シーズンもセリエA開幕からエースとしての存在感を示すも、先週末に行われたボローニャ戦では痛恨のPK失敗に加え、ルディ・ガルシア監督の交代要求に不満を示すジェスチャーをし、物議を醸すことに。 さらに、同試合後にはTikTokのクラブ公式アカウントがボローニャ戦のあるシーンで主審にPKを求め、それを外したオシムヘンの一部始終を嘲笑する動画をアップ。すぐに当該投稿は削除されたが、オシムヘンの代理人であるロベルト・カレンダ氏が自身のSNSを通じてナポリに抗議。法的措置もちらつかせると、クラブの仕打ちに憤るオシムヘンも、直近のウディネーゼ戦で宿泊先のホテルの前でチームメイトの呼びかけを無視する行動に出ており、関係悪化が指摘された。 クラブは一連の騒動に対して声明を発表するも謝罪はせず。微妙な立場になりつつあるオシムヘンだが、ピッチ内での実力はたかく評価されており、この状況を活かして関心のあるクラブが獲得に動いているようだ。 イギリス『talkSPORT』によれば、これまでも関心を寄せていたチェルシーが再び獲得に動くことに。ブレントフォードのイングランド代表FWイヴァン・トニー(27)にも関心を寄せていたが、オシムヘンを狙っていくことになるようだ。 一方でイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はサウジアラビアのクラブも再び動き出すと報道。今夏獲得を目指したアル・ヒラルが1月にも動き出すだろうとしている。 クラブとの契約延長の話が出た途端に、大きな騒動が生まれたオシムヘンとナポリ。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長がどういった扱いにするのかがポイントとなりそうだが、クラブとの別れという可能性は否定できないだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】崩壊しているのか…ホテル前で待つチームメイトを完全に無視</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/Osimhen?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Osimhen</a> arriva in hotel e non saluta nemmeno i compagni: c’è tensione nello spogliatoio del <a href="https://twitter.com/hashtag/Napoli?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Napoli</a>? <a href="https://t.co/IjQBNX3wCr">pic.twitter.com/IjQBNX3wCr</a></p>&mdash; Napoli Network (@napoli_network) <a href="https://twitter.com/napoli_network/status/1707003753608384517?ref_src=twsrc%5Etfw">September 27, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.09.29 11:40 Fri
2

ブレントフォードに大きな痛手…今季11ゴール関与のエンベウモが数週間の離脱へ

ブレントフォードのカメルーン代表FWブライアン・エンベウモが数週間の離脱を強いられる見込みだ。 賭博違反による長期のサスペンションによってイングランド代表FWイヴァン・トニーを欠くなか、今シーズンここまでのリーグ戦で15試合7ゴール4アシストとエースとして攻撃を牽引するエンベウモ。 しかし、6日に行われたプレミアリーグ第15節のブライトン戦では前半半ば過ぎにPKによる先制点を挙げたのちに右足首を捻ってしまい、無念の負傷交代を強いられた。 同試合後、チームを率いるトーマス・フランク監督は、エンベウモの負傷が少なくとも数週間単位のものであることを認めた。 「それはまずいものだ。彼は今後検査を受ける予定で、現時点では正確な日数は分からない」 「ただ、彼は間違いなく土曜(シェフィールド・ユナイテッド戦)には間に合わないだろうし、数週間離脱することになるだろう。今後数日で詳細が分かるはずだ」 今回の負傷は年末年始の過密日程を抱えるブレントフォードにとって痛恨のアクシデントとなったが、エンベウモは来月開幕するアフリカ・ネーションズリーグに招集される可能性が非常に高く、カメルーン代表にとっても主力アタッカーの状態は大きな懸念材料だ。 2023.12.08 07:30 Fri
3

契約残り1年のキャルバート=ルーウィン、エバートンの延長オファー拒否? ユナイテッドが注視か

エバートンの元イングランド代表FWドミニク・キャルバート=ルーウィン(27)の今後に注目が集まっている。 2016年8月からエバートンに在籍するキャルバート=ルーウィン。2019-20シーズンと2020-21シーズンはプレミアリーグで2桁得点を記録し、一時期はイングランド代表にも招集されていたが、近年はケガに悩まされている。 それでも、2023-24シーズンは大きなケガなく、1年を通してプレー。プレミアリーグで32試合7ゴール2アシストの成績を残し、復活の兆しを見せた。 そんなストライカーとの契約が残り1年のエバートンは、契約延長に着手。しかし、イギリス『TEAMtalk』によると、キャルバート=ルーウィンは直近の延長オファーを拒否したという。 現在はマンチェスター・ユナイテッドが獲得に興味を示しているとのこと。ボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)を手中に収めつつあるクラブだが、さらに最前線を補強する可能性があり、ブレントフォードのイングランド代表FWイヴァン・トニー(28)と並んで新戦力候補に挙げているようだ。 契約延長オファーを拒まれたエバートンは、来夏のフリー移籍を避けるため、売却に動く可能性も十分。ユナイテッドはその動向に注意を払っている模様だ。 2024.07.10 16:22 Wed
4

69億円でサウジ移籍…イヴァン・トニーが新天地アル・アハリでスタメン落ち 低調なチームの中で連携面向上せず

イングランド代表FWイヴァン・トニーが新天地アル・アハリ・ジッダで先発落ちだ。 賭博関与で長期の出場停止を喰らい、復帰後なかなか調子が上がらずともユーロ2024のイングランド代表メンバーに滑り込んだトニー。 大会後、ブレントフォードからサウジ1部のアル・アハリへ、移籍金4200万ユーロ(約69.1億円)で完全移籍した。 ビッグクラブへの移籍が叶わず中東行きとなったなか、王者アル・ヒラルの対抗馬としてリーグ優勝が期待されるアル・アハリにおいて、デビュー2戦目で2得点を叩き出す。 しかし、チームはリーグ戦3勝2分け3敗と、今季も圧倒的な強さで首位を突っ走る王者アル・ヒラルの背中が視界にも入らず。 その中で、トニーは連携面が向上していないと判断されているようで、公式戦13試合4得点3アシストという数字のかたわら、ACLEを含めた直近の公式戦2試合でスタメン落ち。 9日の試合後、マティアス・ヤイスレ監督は「トニーは新戦力。新たに加わった選手が困難に直面するのはいたって普通のことだよ。これからは代表ウィーク。この期間で練習を重ね、チームに溶け込ませたい」と擁護した。 もっとも、「代表ウィークで溶け込ませたい」は、トニーが加入後にイングランド代表からフェードアウトしたゆえ。最近はエンゴロ・カンテなどサウジから欧州の列強国代表に返り咲く選手が少なくないが、トニーも巻き返せるか。 トニーは言ってもまだ28歳である。 2024.11.13 21:20 Wed
5

アル・アハリが最多王者アル・ヒラル撃破で決勝進出! 初優勝懸けアル・ナスルvs川崎Fの勝者と対戦【ACLE2024-25】

AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)ファイナルズの準決勝、アル・ヒラルvsアル・アハリが29日にキング・アブドゥッラー・スポーツ・シティで行われ、1-3で勝利したアル・アハリが決勝進出を決めた。 アル・ヒラル(サウジアラビア)は準々決勝で光州FC(韓国)相手に驚異の7-0の圧勝。最多5度目のアジア制覇へ勢いに乗る勝ち上がりを見せた。ファイナル進出を懸けた同国対決では先発2人を変更。負傷でベンチ外となったカンセロの代役にアル・シャフラニ、タンバクティに代えてアル・ブライヒを起用した。 一方のアル・アハリ(サウジアラビア)は準々決勝でブリーラム・ユナイテッド(タイ)に3-0の快勝。こちらも余力を残して順当にベスト4進出を決めた。大会初制覇へ最大の関門となる最多王者との大一番では全く同じスタメンを採用した。 開始5分余りでアリオスキ、マジュラシの両サイドバックにイエローカードが出る難しい入りとなったアル・アハリだったが、見事なチームプレーでゴールをこじ開ける。 9分、ディフェンスラインのイバニェスが絶妙なミドルスルーパスを左サイドのスペースへ送り込むと、快足を飛ばしてゴールライン際で追いついたガレーノがダイレクトで折り返す。これをゴール前に走り込んだフィルミノが右足ワンタッチでゴールネットに流し込んだ。 立ち上がりの先制点で完全に勢いづくアル・アハリは以降も試合の主導権を掌握。18分にはボックス右に抜け出したケシエに決定機も、右足シュートはGKボノの好守に阻まれる。 それでも、前半半ば過ぎの27分には中央でボールを持ったマフレズのスルーパスでボックス左に抜け出したトニーがボノをシュートフェイントでかわして無人のゴールへ左足シュートを流し込む。当初はオフサイド判定となったが、VARの介入によってオンサイドでのゴールが認められた。 ボールの保持率こそ若干上回ったものの、攻撃の糸口を見いだせず、相手の鋭いカウンターに手を焼くアル・ヒラル。だが、前半終盤の42分にはケシエのコントロールミスがボックス左に流れたところに素早く反応したサレム・アル・ドサリが鋭いシュートを右足シュートをゴールネットに突き刺し、ツキにも恵まれて1点を返す。 これでピッチ上の熱量が一気に上がると、両者は球際でより激しい攻防を繰り広げる。その流れで小競り合いが発生し、アル・ヒラルのスタッフがレッドカードで退席処分となる一幕も。ただ、試合はアル・アハリの1点リードで後半へと折り返した。 迎えた後半、開始直後にはゴール右に抜け出したトニーがいきなりゴールネットを揺らしたが、これは際どいオフサイド判定で認められず。さらに、直後にもアリオスキの左クロスをゴールネットに流し込んだトニーだったが、今度はアリオスキのオフサイドを取られてこれもノーゴールの判定に。 一方、流れを変えたいアル・ヒラルは58分、アル・シャフラニと精彩を欠いたマルコス・レオナルドを下げてアルトゥハイファン、カイオを同時投入。しかし、この交代直後には中盤で見事なインターセプトから中央突破を仕掛けたイバニェスを完全にアフターで倒したクリバリに2枚目のイエローカードが掲示され、ビハインドに加えて痛恨の退場者を出してしまった。これを受け、ジョルジェ・ジェズス監督は68分に投入直後のカイオを犠牲にし、センターバックのタンバクティを投入した。 ゲームコントロールを意識しながらカウンターを軸にトドメの3点目を狙うアル・アハリ。73分にはフィルミノ、マフレズの連続シュートでゴールに迫るが、いずれも右ポストを叩く。続く78分にはボックス左に持ち込んだガレーノが得意の角度から右足シュートを放つが、これも右ポストを叩く。 さらに、82分にはボックス内で仕掛けたマフレズがDFに倒されてPKを獲得。しかし、キッカーのケシエが左を狙って蹴ったシュートはPKストップの名手ボノの完璧な読みにはじき出され、トドメを刺せない。 守護神のビッグプレーで望みを繋いだアル・ヒラルは最後の力を振り絞って8分が加えられたアディショナルタイムに攻勢を仕掛けたが、ゴールが遠い。すると、97分にはフィルミノに代わって投入されたばかりのアル・ブライカンにトドメの3点目を決められて万事休す。 この結果、最多王者アル・ヒラルとの同国対決を制したアル・アハリが2012シーズン以来の決勝進出。5月3日に行われるファイナルではアル・ナスルvs川崎フロンターレの勝者と初優勝を懸けて激突する。 アル・ヒラル 1-3 アル・アハリ 【アル・ヒラル】 サレム・アル・ドサリ(前42) 【アル・アハリ】 ロベルト・フィルミノ(前9) イヴァン・トニー(前27) フィラス・アル・ブライカン(後52) 2025.04.30 03:40 Wed

アーセナルの人気記事ランキング

1

三笘に浴びせたタックルの報復を受けた?直後にファウル受け負傷退場のアーセナルFWに闘将キーン氏が持論「精算しなければならない」

マンチェスター・ユナイテッドOBでイギリス『スカイ・スポーツ』の解説者を務めるロイ・キーン氏が、アーセナルvsブライトン&ホーヴ・アルビオン戦での出来事に言及した。 14日、プレミアリーグ第36節でブライトンはアーセナルとアウェイで対戦。前半はアーセナルペースで試合が進んだものの、後半に3ゴールを奪ったブライトンが勝利した。 キーン氏が言及したのは、7分にブライトンのMFモイセス・カイセドが繰り出したアーセナルのFWガブリエウ・マルティネッリへのタックル。一度は回復したマルティネッリだったが、19分に途中交代となっていた。 そしてこのプレーより前の5分、マルティネッリはブライトンのMF三笘薫と交錯。CKのこぼれが高く上がったところに三笘が反応したが、ボールを見ていた三笘にマルティネリが横から突っ込み、体当たりのような形でタックルを食らった三笘はピッチに倒れこんでいた。 その直後ということもあり、キーン氏はカイセドのタックルについて報復の意味があったと示唆している。 キーン氏はまず、マルティネッリの三笘へのプレーについて、「厳しく、彼は幸運だった。彼の性格と選手としての立ち位置のおかげで、疑われなかったのかもしれない」と指摘している。 そして直後にカイセドのタックルをもらったことについては、「だが、良いチームメイトがすることは報復することだ」としながら、「あれは良いタックルではなく、確かに痛そうで交代を余儀なくされた。彼は傑出していたし、これでシーズンが終わりにならないことを願っている」とマルティネッリの軽傷を願った。 その上で「時にはそれが勝負というものだ。彼には残念なことだが、状況を精算しなければならない」と締めている。 現役時代にはユナイテッドの絶対的なリーダーとして、時には荒いプレーも臆さないファイターだったキーン氏らしいコメントだった。 <span class="paragraph-title">【動画】このプレーがきっかけ?三笘がマルティネッリから受けたファウル</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="7Akb4_o5AEM";var video_start = 24;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.05.15 20:15 Mon
2

アーセナルが今夏シンガポールでプレシーズンツアーを実施、ミラン&ニューカッスルと対戦

アーセナルは11日、2025-26シーズンに向けたプレシーズンに関して、シンガポールを訪れることを発表した。 すでに、7月31日(木)の19時30分から香港でトッテナム・ホットスパーとのノース・ロンドン・ダービーを戦うことを発表していたアーセナル。その前にシンガポールを訪れ、2試合を戦うこととなる。 7月23日(水)にはミランと対戦。同27日(日)には、ニューカッスル・ユナイテッドと対戦することを発表した。どちらの試合も、5万5000人を収容するナショナルスタジアムで開催される。 アーセナルがシンガポールを訪れるのは2018年以来7年ぶり。2015年にも訪れており、3度目となる。 クラブのマネージング・ディレクターを務めるリチャード・ガーリック氏は今回のプレシーズンツアーについてコメントしている。 「7月にシンガポールに戻り、2つの優れた相手と対戦し、多くの素晴らしいサポーターと会えることを嬉しく思う」 「男子ファーストチームの選手たちは2015年と2018年にシンガポール遠征を行い、印象的なナショナルスタジアムでプレーして素晴らしい思い出を作った。今年も再びこの競技場に戻ってくる」 「この遠征は、この美しい地域のサポーターとつながる機会を与えてくれる。ミランとニューカッスル・ユナイテッドとの2試合は、エキサイティングな試合になることが確実で、新シーズンに向けて選手たちに質の高い準備をもたらすだろう」 なお、トッテナムとのダービーを含め3試合でプレシーズンのツアーは終了。その後ロンドンに戻り、8月16日(土)に開幕するプレミアリーグへ準備を進めるという。 2025.04.11 14:25 Fri
3

今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」

現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon
4

「グーナーだったのか?」テニス界の超新星がアーセナルのユニフォームを着用し話題も、まさかの偽物だと判明「本物をあげてくれ」

男子テニスで躍進を続けるカルロス・アルカラスのサッカーユニフォーム姿が話題だ。 弱冠19歳にしてATPテニスランキング世界1位になり、史上最年少記録を打ち立てたテニス界の新鋭アルカラス。ケガの影響もあり今の世界ランクは2位に落ちているが、トップ戦線に君臨している。 スペイン生まれのアルカラスはサッカーファンとしても知られており、過去にはバルセロナで長く活躍したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと対面した時の喜びようも話題になっていたほか、勝利後にレアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムのゴールセレブレーションを真似たこともあった。 現在は2024年1月に行われる全豪オープンに向けてスペインでトレーニングを続けているアルカラスだが、その練習中の姿が話題になっている。 アルカラスが着用していたのは、アーセナルが1994-96シーズンに着用していたホームユニフォーム。背中にはクラブのレジェンドである元オランダ代表FWデニス・ベルカンプ氏のネームと背番号が入っている。 アーセナルのユニフォームを着用するアルカラスの姿には、ファンからも「彼はグーナーだったのか?」、「彼に本物のユニフォームを送ってあげてくれ」、「彼のスポンサーはナイキなのに…」、「彼のセンスはいいね」と多くの反響が集まっている。 ただ、『Footy Headlines』によると、アルカラスが着用したアーセナルのユニフォームは公式のものではなかったようだ。襟と左胸のエンブレム部分のデザインが大きく異なっているという。 また、アルカラスはトレーニング中のチーム分けのために赤いアーセナルのユニフォームを着用しており、このユニフォーム自体がアルカラス本人のものとは限らないようで、アーセナルサポーターと決めつけるにはまだ早いようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】アーセナルの非公式ユニフォームを着用するテニス界の超新星・アルカラス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Carlos Alcaraz in the Arsenal kit <br><br>Where would he play in Arsenal&#39;s squad? <a href="https://t.co/S6984di3dU">pic.twitter.com/S6984di3dU</a></p>&mdash; Eurosport (@eurosport) <a href="https://twitter.com/eurosport/status/1737869852440764625?ref_src=twsrc%5Etfw">December 21, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.12.25 19:30 Mon
5

“ジャンピングチョップ事件”いまだ和解なし、ファン・ニステルローイが宿敵との騒動を振り返る

▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly