レアル戦で躍動した久保建英に復帰の可能性は? 高い評価もベンチ要員になるのは馬鹿げているとの見解

2023.01.31 13:08 Tue
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レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英(21)が見せたパフォーマンスにより、古巣のレアル・マドリーへの復帰の話が再燃している。スペイン『アス』が伝えた。
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久保は2019年7月にFC東京からマドリーへと完全移籍。バルセロナのカンテラ出身ということもあり、移籍は大きな話題となった。その久保はEU圏外の選手であり、ブラジル人選手がその枠を占めていることもありレンタル移籍に出されることに。マジョルカへ2度、ビジャレアル、ヘタフェと武者修行を経験した。
どのクラブでも一定のパフォーマンスを見せながら、輝ききれていなかった久保は、今シーズンからソシエダに完全移籍。すると、レベルの高い周りの選手やイマノル・アルグアシル監督の戦い方にフィット。今シーズンは公式戦23試合で3ゴール5アシストを記録している。

数字に残らない部分でもそのパフォーマンスが評価されている久保。この1週間では、コパ・デル・レイでバルセロナ、ラ・リーガでマドリーと古巣であるスペインの2強と対戦。ゴールやアシストこそ残せていないが、高いパフォーマンスが評価されていた。
久保の成長を目の当たりにしたマドリーに対しては、呼び戻すべきだという意見が浮上。買い戻しのオプションは契約についていないが、復帰させるオプションはあるという。

久保は600万ユーロ(約8億5000万円)の移籍金でソシエダに完全移籍。マドリーは久保の移籍で得た利益の50%を受け取る条項がある。

また、他クラブからの移籍のオファーがあった場合、マドリーは優先的に拒否する権利を有しており、同じ金額を準備することが可能。久保には6000万ユーロ(約85億円)の契約解除条項が設定されているが、マドリーは久保の移籍時に優位に動けるということだ。

ソシエダはマドリーで才能がありながら出番を得られなかった選手が過去にも加入しており、その代表格はノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール。2年間のレンタル移籍だったが1年早く呼び戻されていた。ただ、その後マドリーでは輝けず、アーセナルに移籍した結果、輝きを取り戻している。

久保を復帰させた方が良いという意見もある一方で、時期尚早という声も。2トップの一角やトップ下で現在はプレーしており、右サイドでもプレーが可能。2トップの一角やトップ下は今のマドリーにはないポジションだが、右サイドはスペイン代表FWマルコ・アセンシオ、ブラジル代表FWロドリゴ・ゴエス、ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデがポジションを争っている。

久保が仮に復帰してもベンチに座らせることは「馬鹿げている」と考えられており、ソシエダでのプレーを続けさせて久保の更なる成長を促す方が良いだろうという考えが強いようだ。



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コパ決勝で3選手退場のマドリー、主審に投擲のリュディガーに長期出場停止の可能性

コパ・クラシコで退場したレアル・マドリーのDFアントニオ・リュディガーに厳しい処分が科される可能性が浮上した。 26日、コパ・デル・レイ決勝のバルセロナvsレアル・マドリーがエスタディオ・デ・ラ・カルトゥーハで行われ、延長戦までもつれ込んだ一戦は3-2でバルセロナの勝利に終わった。 これでラ・リーガ、スーペル・コパ・デ・エスパーニャに続きクラシコ3連敗となったマドリーは、チャンピオンズリーグに続く今シーズン2つ目のタイトル逸となった。 さらに、今後のラ・リーガの戦いに向けてディフェンスリーダーを失う可能性も出てきている。 今季の国内での戦いでの度重なるチームに対する不利な判定を訴え、ラ・リーガやスペインサッカー連盟(RFEF)との関係悪化が指摘されるマドリー。 さらに、今回の決勝前にはコパ決勝を担当することになったリカルド・デ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審とVAR審判のパブロ・ゴンサレス・フエルテス氏が、『レアル・マドリーTV』で自身らが度々批判されたことを受けて開いた会見によってその関係はより破綻。 前日の公式会見をボイコットしたなか、「決勝戦の24時間前に審判団が行った不適切かつ遺憾な発言によって何億人もの人々が観戦する世界的に重要なスポーツイベントが汚されることがあってはならない。そしてセビージャへの渡航を計画しているファン、既に到着している全てのファンの方々に敬意を表す。レアル・マドリーは決勝戦に任命された審判団が今日、再び我がクラブに示した敵意と憎しみにも関わらず、サッカーの価値観が勝つべきだと信じている」との声明を発表していた。 そんななか、問題が発生したのは、バルセロナが3-2と勝ち越して迎えた延長後半アディショナルタイム。 FWキリアン・ムバッペの偶発的な手がDFエリック・ガルシアの顔面に直撃し、ベンゴエチェア主審がマドリー側のファウルを宣告。すると、この微妙な判定に激高したマドリー陣営ではすでにベンチに下がっていたFWヴィニシウス・ジュニオール、DFルーカス・バスケスがピッチに入って激しく抗議。さらに、リュディガーは同主審に対して、氷と思われる物体を投擲する危険行為を働いた。 これに対して、ベンゴエチェア主審はベンチのリュディガーにレッドカードを掲示。さらに、バスケスと試合後にはMFジュード・ベリンガムにもレッドカードを掲示し退場させていた。 その報告書では「リュディガーは下記の理由で退場処分を受けた。『テクニカルエリアから私(主審)に届かない物体を投げたため。レッドカードを受けた後、攻撃的な態度を示したため、テクニカルスタッフ数名に制止された』」と、ドイツ代表DFの退場に関する説明があった。 さらに、バスケスは「我々の判定に抗議し、ピッチ内に数メートル入り込み、異議を唱えるジェスチャーをしたため」、ベリンガムは「試合終了後、審判に攻撃的な態度で近づき、チームメイトに制止されたため」と、それぞれ退場理由が説明された。 スペイン『マルカ』などによれば、バスケスとベリンガムのサスペンションに関しては現状で来シーズンのコパに持ち越される形になるというが、より重大なリュディガーの一件に関しては例外が適用され、ラ・リーガへの適用の可能性も含めより長期の出場停止となる可能性が高いという。 即時の処分適用となった場合、リュディガーは5月11日に行われるクラシコを含め少なくとも残りのリーグ戦すべてを欠場する可能性もあるようだ。 2025.04.27 19:00 Sun
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主審への問題行動をとったリュディガー、ドイツ代表OBが糾弾「ドイツ代表でプレーさせないべき」

レアル・マドリーのドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが、自身の行動によりドイツからも処分を受けるかもしれない。 マドリーは26日、コパ・デル・レイ決勝でバルセロナとのコパ・クラシコを戦い、延長戦までもつれ込んだ一戦を2-3で落とした。 一時はリードしながらも追いつかれ、そして逆転を許したマドリー。試合終了間際にはマドリーの3選手がレフェリングに激高し、いずれもレッドカードで退場となる事件が発生した。 FWキリアン・ムバッペの偶発的な手がDFエリック・ガルシアの顔面に直撃し、リカルド・デ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審がマドリー側のファウルを宣告。すると、この微妙な判定に激高したマドリー陣営ではすでにベンチに下がっていたFWヴィニシウス・ジュニオール、DFルーカス・バスケスがピッチに入って激しく抗議。さらに、リュディガーは同主審に対して、氷と思われる物体を投擲する危険行為を働いていた。 最終的にリュディガーとバスケス、試合後に審判団に詰め寄ったMFジュード・ベリンガムの3選手が退場処分を科され、リュディガーは自身のSNSを通じて「昨夜の自分の行動には全く言い訳の余地はありません。本当に申し訳ありません」と謝罪していた。 身体能力の高さを武器にした守備には定評があるリュディガーだが、問題行動も度々見られる中、元ドイツ代表MFディトマール・ハマン氏は、ドイツ『Sport1』でドイツ代表も出場停止を科した方が良いと見解を語った。 「ドイツサッカー連盟(DFB)は彼を出場停止にすべきだと思う。ネーションズリーグ決勝トーナメントには招待しないし、2試合にも出場させないべきだ」 リュディガーに対する正式な処分は下っていないが、報道によれば4〜12試合の出場停止になる可能性がある。また、スペインサッカー連盟(RFEF)が審判への攻撃とみなした場合は、数カ月の出場停止になる可能性もあるようだ。 いくら判定に不満があったとしても、審判に物を投げつけるという前代未聞の行動をとったリュディガー。ハマン氏は「ユリアン・ナーゲルスマン監督は、価値観を伝え、責任を取ることがいかに重要かを強調することに飽きることはない」とし、しっかりと自身の行動を反省するための処分が必要だとした。 また、ドイツ『ビルト』では、元FIFA審判員のトルステン・キンヘーファー氏がこの行動に言及。「リュディガーの行為は恥ずべきことだ。代表監督は、このような男がまだ我が国を代表できるのかどうかを考えるべきだ」と語り、代表選手として相応しくないと糾弾した。 いずれにしても、問題行動があったことは事実。相応の戒めの期間が必要かもしれない。 2025.04.28 15:35 Mon
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マドリー退団濃厚のアンチェロッティ、複数回のラブコール受け入れセレソン指揮官へ

今シーズン限りでのレアル・マドリー退団が既定路線となりつつあるカルロ・アンチェロッティ監督。新たな挑戦の場はブラジル代表になる可能性が高いようだ。 26日、コパ・デル・レイ決勝でバルセロナに敗れ、チャンピオンズリーグに続く今季2つ目のタイトル逸となったマドリー。さらに、ラ・リーガでも絶好調のバルセロナとの勝ち点差は「4」と、UEFAスーパーカップを除く主要タイトル無冠の可能性が高まっている。 この成績不振や求心力の低下を受け、クラブは今季限りでの契約解消に動く可能性が高く、コパ終了後の会見でイタリア人指揮官は自身の去就についてこう語っている。 「レアル・マドリーで続けることもできるし、辞めることもできる。どうなるか見てみよう」 「ただ、それは今日ではなく、今後数週間の話題になるだろう」 明言を避けたものの、退団を窺わせるニュアンスが色濃いこの発言によって、俄然今後に注目が集まる稀代の名将。一部では来季に向けて新指揮官を探す古巣ローマとの関連付けもあったが、現時点での最有力はセレソンだという。 3月にドリヴァウ・ジュニオール監督を解任し、現在指揮官不在のブラジル代表。ブラジルサッカー連盟(CBF)のエドナルド・ロドリゲス会長は過去複数回に渡ってラブコールを送り続けていたが、マドリーとの現行契約全うを優先したアンチェロッティ監督側に固辞されていた。 だがしかし、マドリーでの今後が不透明となったイタリア人指揮官はここにきてセレソンの新指揮官就任へ前向きな姿勢を示しているようだ。 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、CBFの代表団はマドリードに滞在しており、アンチェロッティ監督と現時点で契約を残すクラブ側と交渉を行っているという。 ブラジル代表側はマドリーが参戦するFIFAクラブ・ワールドカップ前の招へいを希望し交渉を進めているが、アンチェロッティ監督の新指揮官就任に自信を持っているという。 2025.04.27 20:22 Sun
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コパ決勝クラシコで2アシスト、優勝に貢献したヤマルはマドリーに「今季彼らは僕らに勝てない」と豪語

バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルがレアル・マドリーに対して豪語した。 ヤマルは26日に行われたコパ・デル・レイ決勝マドリー戦で先制点と2点目をアシスト。延長戦の末3-2で勝利したチームの優勝に大きく貢献していた。 コパ・デル・レイ決勝での勝利により今季のクラシコの戦績はバルセロナの3戦3勝となった中、ヤマルは試合後のインタビューで「例え1点決められても、2点決められても関係なかった。今季彼らは僕らに勝てない。それが証明された」と豪語。 優勝決定後には派手なサングラスを着用してお茶らけていたヤマル。17歳の言動が来月11日に行われるラ・リーガでの今季最後となるエル・クラシコにどのような影響を与えるだろうか。 2025.04.27 13:00 Sun
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問題行動のリュディガーをドイツ代表SDも叱責「これは受け入れられない」、それでも処分はなし「監督ともすでに話し合った」

ドイツ代表のスポーツ・ディレクター(SD)を務めるルディ・フェラー氏が、レアル・マドリーのドイツ代表DFアントニオ・リュディガーの行動を批判。ただし、処分は与えないという。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。 マドリーは26日、コパ・デル・レイ決勝でバルセロナとのコパ・クラシコを戦い、延長戦までもつれ込んだ一戦を2-3で落とした。一時はリードしながらも追いつかれ、そして逆転を許したマドリー。試合終了間際にはマドリーの3選手がレフェリングに激高し、いずれもレッドカードで退場となる事件が発生した。 FWキリアン・ムバッペの偶発的な手がDFエリック・ガルシアの顔面に直撃し、リカルド・デ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審がマドリー側のファウルを宣告。すると、この微妙な判定に激高したマドリー陣営ではすでにベンチに下がっていたFWヴィニシウス・ジュニオール、DFルーカス・バスケスがピッチに入って激しく抗議。さらに、リュディガーは同主審に対して、氷と思われる物体を投擲する危険行為を働いていた。 最終的にリュディガーとバスケス、試合後に審判団に詰め寄ったMFジュード・ベリンガムの3選手が退場処分を科され、リュディガーは自身のSNSを通じて「昨夜の自分の行動には全く言い訳の余地はありません。本当に申し訳ありません」と謝罪していた。 この行動には大きな批判が集まっている中、ドイツ代表のOBからは代表チームとしても処分を下すべきだという発言もあった中、フェラー氏がコメント。ユリアン・ナーゲルスマン監督とも話をしているとした。 「トニ(アントニ・リュディガー)は素晴らしい選手だ。しかし、代表選手として、彼は振る舞いにおいても品格を示さなければならない。彼は当然のことながら、自分自身への敬意を要求している。そして、例外なく、その敬意を他の選手にも示さなければならない」 「傑出したサッカー選手であり、非常に感情的な人物であり、ピッチ上の戦士だ。しかし、今回のケースでは、彼とチームメイトの何人かは、試合前にクラブの周りに不可解にもしばしば漂っていた非常に熱狂的な雰囲気に、あまりにも影響されてしまった」 「これは受け入れられない。特にドイツ代表選手としてはだ」 今回の振る舞いについては弁解の余地もなく、厳しく叱責したフェラー氏。しかし、リュディガーはすぐに連絡を取って話し合っているとした。 「昨日、トニがユリアンと私に連絡を取り、状況について長い時間話し合った。彼と直接話し合っただけでなく、社内ではベルント・ノイエンドルフとアンドレアス・レッティヒとも話し合った」 リュディガーには4〜12試合の出場停止処分が下る可能性があり、場合によっては数カ月の出場停止処分もあるとのこと。ただ、ドイツ代表としては特に処分を与えることはしないようだ。 2025.04.28 21:10 Mon

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