「話をしたい」アルゼンチンをW杯優勝に導いたGKマルティネス、非難されるムバッペへの挑発行為にエメリ監督が言及「感情をコントロールしたい」

2022.12.24 16:50 Sat
Getty Images
アストン・ビラウナイ・エメリ監督が、カタール・ワールドカップ(W杯)を制したアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスの行動に言及した。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。18日に幕を下ろしたカタールW杯。アルゼンチンとフランス代表の決勝は、PK戦にまでも連れた中、アルゼンチンが勝利。36年ぶり3度目の優勝を飾った。

マルティネスはグループステージから好セーブを連発し、決勝でもPKをストップ。大きな評価を得ている。
しかし、そのパフォーマンス以上に注目を集めたのは、行きすぎた挑発的な態度。ゴールデングローブ(最優秀GK賞)を受賞した際には、トロフィーを股間に当ててバカにした表情を見せており、アルゼンチンに帰国した後のパレードでは、フランス代表FWキリアン・ムバッペのお面をつけた赤ちゃんの人形を持ち出して侮辱的な態度をとっていた。

節度をわきまえない行動には、優勝の祝賀ムードに水を差しており、多くの批判を受けているが、エメリ監督もその件について言及。マルティネスがチームに戻ってきたら話をすると語り、感情をコントロールする必要があるとした。
「彼が来週ここに戻ってくる時に話をしたいとは思う。私は彼の祝福の仕方よりも、彼のパフォーマンスと勝利について考えている」

「お祝いは、本当に大きな感情を持ったサポーターのためのものだ。その理由を特定するのは、監督として本当に良い瞬間ではない」

「彼がどのようなパフォーマンスを見せ、どう勝利を収めていくかに集中したいと思っている。彼の感情をコントロールしたいので、彼と話をするつもりだ」

「我々は価値観を持つ必要がある。一緒にいる時や、相手の選手と一緒にいる時の振る舞いを重視する必要がある」

「我々は90%のケースでとても良いことについて話すことができ、彼のパフォーマンスや勝利を誇りに思える。それ、お祝いのような細かなこと以上のものだ」

ピッチ上でのパフォーマスを称えたいとしながらも、やはり行き過ぎた敬意を欠く行為はよしとしない様子。アーセナル時代からも知るマルティネスには、注意がなされそうだ。

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