ナポリの名物会長、大混乱ユーベを擁護も糾弾もせず「疑惑はどこにでも」

2022.12.05 20:44 Mon
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ナポリアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、ユベントスに向けられている疑惑について口を開いた。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。
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ユベントスは現在、過去の選手契約などに関する虚偽会計や不正なキャピタルゲインの疑いで、トリノ検察やイタリア企業取引委員会らの捜査対象に。それに伴い、アンドレア・アニェッリ会長やパベル・ネドベド副会長ら役員も総辞職しており、クラブ周辺が大混乱に陥っている。欧州サッカー連盟(UEFA)からも何らかの制裁が下ると言われるなか、イタリアサッカー連盟(FIGC)の催しに登壇したナポリのデ・ラウレンティス会長がこの件について初めて言及。集まった記者らの前で、ユベントスを擁護も糾弾もすることはなかった。
「新たなカルチョポリだって? 何が起きていようと、私が口を出すことではないだろうし、私が誰かを罰するわけでもない」

「サッカー界には必ずどこかに闇がある。だからと言って、セリエAのようなコンペディションを中止すべきだとかは考えたくもない。政治、産業、労働組合、そしてスポーツの世界、どこにだって人為的な疑惑は存在する」
「残念ながら、スポーツ界においてはこの種の(ユベントスのような)動きに対する監視は必要不可欠で、一方では、これらを根絶しようとする大きな意志が生まれるのも困難だろうと思う」

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