「息をするのも辛かった」メキシコに圧倒され28年ぶりのGS突破ならず、サウジアラビア監督が冷静に分析「勝つに値するものはなかった」

2022.12.01 15:45 Thu
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サウジアラビア代表エルヴェ・ルナール監督が、メキシコ代表戦を振り返った。フランス『レキップ』が伝えた。
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11月30日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループC第3節でサウジアラビアはメキシコと対戦した。グループ3位のサウジアラビアと4位のメキシコの一戦。サウジアラビアは勝利すればグループステージ突破の可能性が。メキシコも大量得点差で勝てば2位通過が可能な状況だった。
試合は立ち上がりからメキシコが主導権を握るが、サウジアラビアが何とか耐えるという展開に。それでも後半に入りさらにギアを上げたメキシコが、48分、52分と連続ゴールを決める。

失点せずに耐えながらも、メキシコを上回れていなかったサウジアラビア。盛り返すことはできなかったが、アディショナルタイムの95分にナセル・アル・ドサリがGKとの一対一を決めて1点を返すことに成功。しかし、1-2で敗れて敗退が決まった。
初戦でアルゼンチン代表を下すという大金星を上げながらも敗退となったサウジアラビア。メキシコの戦い方は予想できたとルナール監督は語ったが、この試合でサウジアラビアが勝つ力はどこにもなかったと冷静に分析した。

「ラウンド16進出には大きな得失点差で勝たなければならず、メキシコが立ち上がりからスタートダッシュを切ることはわかっていた」

「もし総括するとすれば、GKに感謝するということだ。今夜の試合はスコアは試合内容を反映指定ない」

「一刻も早くと願っていた訳ではない。最後の3分間は、何かが起こる可能性があると思ったが、時すでに遅しだった」

「メキシコの激しさに息をするのも辛かった。彼らのプレシャーとデュエルの激しさのせいで、ボールをキープできなかった。これがチームの問題だ。デュエルではフィジカルレベルが同じである必要がある」

「W杯を戦った選手たちにはおめでとうと言いたいが、この試合で勝つに値するものはなかった」

「次のラウンドに進むというのは、常に難しいことだ。サウジアラビはあ1994年に1回だけ実現したが、この試合の前に、もう1度やり直せることを夢見ていたが、この試合を考えると値するものはなかった」

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「パフォーマンスに満足」70分間を10人で戦い苦戦の末の逆転勝利、サウジアラビア指揮官は10月に対戦する日本代表を意識「追いつくために努力しなければ」

サウジアラビア代表のロベルト・マンチーニ監督が、中国代表戦を振り返った。サウジアラビア『Yalla Shoot』が伝えた。 10日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループCの第2節でサウジアラビアはアウェイで中国と対戦した。 初戦でインドネシア代表と引き分けたサウジアラビアは、日本代表に大敗した中国のホームに乗り込んだ。 大連梭魚湾サッカー場には大量の中国人サポーターが集まり、完全アウェイという難しい環境の中、14分に中国がCKからオウンゴールで先制に成功する。 すると19分にはモハメド・カンノが相手の胸を蹴り付ける報復行為でオンフィールド・レビューの結果一発退場に。ビハインドと数的不利な状況に陥ってしまう。 それでも39分に左CKからハッサン・カデシュが豪快にヘッドで同点ゴールを記録。その後はこう着状態が続き、2試合連続での引き分けかと思われたが、90分には再びCKからハッサン・カデシュが合わせて逆転。1-2でなんとか勝利を収めた。 マンチーニ監督は、アウェイでの最終予選初勝利に言及。数的不利の中で逆転勝ちを収めたことを称えた。 「今日は選手たちのレベルを称賛したい。ほとんどの時間を10人でプレーした。このパフォーマンスには満足している」 「この試合は非常に重要であり、我々はこの試合に勝ちたいと強く思っていた。そして、この試合に勝つために変更を加えた。ハッサン・カデシュのレベルと勝利を祝福したい」 苦しんだ試合となったが、セットプレー2発での逆転勝利。マンチーニ監督は選手を称えるとともに、10月に対戦する日本戦への意気込みも語った。 「我々は常にあらゆることに備えてトレーニングをしている。CKを上手く蹴れるムサブ・アル・ジュワイルのような選手がおり、ハッサン・カデシュはセットプレーが得意な選手だ」 「まだ道のりは長い。グループ内で日本に追いつくために努力しなければならない。どの試合も難しい」 <span class="paragraph-title">【動画】苦しんだサウジアラビア、10人でもCK2発で中国に逆転勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="1quphaGg5yA";var video_start = 7;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.11 14:10 Wed
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最終予選連敗スタートの中国、トレンドは「イバンコビッチ辞任」「希望はない」の声も本人は諦めず「目標はトップ4。まだ希望はある」

最終予選で連敗スタートの中国代表。ブランコ・イバンコビッチ監督の解任論が巻き起こっている中、本人が言及した。中国『South China Morning Post』が伝えた。 10日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループCの第2節が行われ、中国はサウジアラビア代表をホームに迎えた。 最終予選の初戦では、日本代表相手にアウェイで7-0と屈辱の敗戦を喫した中国。ホームの大連梭魚湾サッカー場には多くの中国人サポーターが集まり、完全アウェイでサウジアラビアを迎えた。 すると中国は14分にCKから相手のオウンゴールで先制に成功。さらに19分にはモハメド・カンノが報復行為で一発退場となり、数的優位で試合を進めることtなった。 それでも39分にCKからハッサン・カディシュにゴールを奪われ同点とされるが、数的優位な状況とホームの大声援の後押しを受けてサウジアラビアを倒さんと戦うことに。しかし、90分に再びCKからハッサン・カディシュにゴールを決められてしまい万事休す。数的優位ながらも1-2で逆転負けを喫し、連敗スタート。最下位となった。 日本での惨敗、そして数的優位な状況でのサウジアラビアに逆転勝利を許したことで、イバンコビッチ監督へ批判が集中。中国版Xの「微博」では「イバンコビッチ辞任」がトレンド入りする事態となっており、「中国サッカーに希望はない」という声も上がっていた。 中国『人民日報』も「誰かが前に出て敗北の責任を取るべき」と、監督の辞任を求める論評を挙げていたが、奇しくも同日に大規模な八百長と違法賭博の問題で43名が国内のサッカーから永久追放されるスキャンダルが発覚。それでも、イバンコビッチ監督の手腕に目を向けるという異様な事態を見せていた。 イバンコビッチ監督は、サウジアラビア戦後にチームの改善を感じているとし、まだまだ先は長いと振り返り、指揮を執る意欲を見せている。 「(辞任するかどうか?)この質問は私に向けられるべきではない。第1戦では大きな敗北を喫したが、第2戦では改善された」 「このグループには強力な相手が何人かいるが、我々の目標はトップ4に入ることだ。まだ8試合が残っているが、その目標に向かって努力している。今後の試合にもまだ希望を持っている」 日本戦の大敗から比べれば、1人多いとはいえ中国は良い戦いを見せていた。最後に力尽きることにはなったが、改善しているのは確か。連勝したのは日本だけであり、4位のインドネシア代表も勝ち点「2」であり、まだまだ諦めるには早い。 選手交代の遅さも批判の対象となったが、狙いがあったとし、10月の対戦に向けてもしっかりと準備を進めるとした。 「チームはピッチ上でよく組織されており、変更しないことを決めていた。試合はとても複雑であり、様々な状況に対応できるように交代要員が必要だった」 「我々は対戦相手を注意深く分析し、より良い結果を目指して努力する」 <span class="paragraph-title">【動画】中国は数的有利な試合でも最後に力尽きてサウジに逆転負け</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="1quphaGg5yA";var video_start = 7;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.11 22:30 Wed

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