「キャリア最高の時期だ」 ナポリで守護神定着のメレトが充実
2022.10.04 11:04 Tue
ナポリのイタリア代表GKアレックス・メレトが今シーズンの充実感を語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。
2019年夏の加入以来、常にコロンビア代表GKダビド・オスピナとの激しいポジション争いを繰り広げ、昨季は公式戦15試合に出場したメレト。オスピナは昨季終了後に退団したが、クラブは今夏にパリ・サンジェルマン(PSG)のコスタリカ代表GKケイロル・ナバスや、チェルシーのスペイン代表GKケパ・アリサバラガの獲得を画策したため、一部メディアはメレトのスペツィアへのレンタル移籍が迫っていると報じられていた。
しかし、いずれのGK獲得も失敗したことで、守護神の座が回ってきたメレトは今季開幕からハイパフォーマンスを披露。これまでセリエA全試合に出場して、首位を走るチームの守備を支えている。
メレトも4日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)グループA第3節のアヤックス戦に先立った記者会見でキャリア最高の時期を過ごせていると明言。同時に、今季限りで満了を迎える現行契約の延長も間近だと明かしている。
「(カルロ・)アンチェロッティがいた頃も含め、僕がナポリに加入してからでキャリア最高の時期になっていると思う。もちろん、フットワークを改善すべきなのは理解しているよ。ただ、GKは足の使い方だけで評価はできないはずだ」
「今季のチームは一貫性を見出せていて、自分のクオリティも発揮しやすい。ピッチ外のことについて話すのは好きではないけど、クラブとの契約更新は間近だよ。それは間違いなく言えることだ」
2019年夏の加入以来、常にコロンビア代表GKダビド・オスピナとの激しいポジション争いを繰り広げ、昨季は公式戦15試合に出場したメレト。オスピナは昨季終了後に退団したが、クラブは今夏にパリ・サンジェルマン(PSG)のコスタリカ代表GKケイロル・ナバスや、チェルシーのスペイン代表GKケパ・アリサバラガの獲得を画策したため、一部メディアはメレトのスペツィアへのレンタル移籍が迫っていると報じられていた。
しかし、いずれのGK獲得も失敗したことで、守護神の座が回ってきたメレトは今季開幕からハイパフォーマンスを披露。これまでセリエA全試合に出場して、首位を走るチームの守備を支えている。
「(カルロ・)アンチェロッティがいた頃も含め、僕がナポリに加入してからでキャリア最高の時期になっていると思う。もちろん、フットワークを改善すべきなのは理解しているよ。ただ、GKは足の使い方だけで評価はできないはずだ」
「まだまだやらなければならないことがたくさんある。ここまで改善してきたとは思うけど、この道を歩み続けたいね。監督たちが求めるものを実行するだけさ」
「今季のチームは一貫性を見出せていて、自分のクオリティも発揮しやすい。ピッチ外のことについて話すのは好きではないけど、クラブとの契約更新は間近だよ。それは間違いなく言えることだ」
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