アトレティコ、ブレイク明けに負傷組が続々復帰へ

2022.09.22 20:05 Thu
Getty Images
やや調子の上がらないアトレティコ・マドリーだが、負傷者が続々と復帰し始めているようだ。

ラ・リーガではここまで3勝1分け2敗で、チャンピオンズリーグでも1勝1敗といまいちギアの上がりきらないアトレティコ。多くのケガ人に悩まされており、とりわけ守備ラインはホセ・マリア・ヒメネスやセルヒオ・レギロンらが離脱中だ。

その中で、ラ・リーガ第2節のビジャレアル戦を最後に太もものケガで戦線を離れていたステファン・サビッチに復帰の目処が立ったようだ。スペイン『マルカ』によれば、22日のトレーニングで通常メニューをこなしており、インターナショナルブレイク明けには復帰できる見込みだという。
また、サビッチの他にも、直近のレアル・マドリー戦を欠場したトマ・レマルや、公式戦ここ3試合を欠場しているヒメネスも復帰が予想されている。レギロンに関しても回復プロセスの最終段階に入っているとのことだ。

ステファン・サビッチの関連記事

アトレティコ・マドリーの大型補強実現が間近に迫っているようだ。 今夏の移籍市場で積極的な動きを見せるアトレティコ。FWアルバロ・モラタやDFステファン・サビッチらがチームを去った一方で、すでにレアル・ソシエダからスペイン代表DFロビン・ル・ノルマン(27)、ビジャレアルのノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロー 2024.08.07 11:20 Wed
アトレティコ・マドリーが元フランス代表DFクレマン・ラングレ(29)の獲得案を排除したようだ。スペイン『Fichajes』が伝える。 世代交代を念頭に、各ポジションで脂が乗った中堅〜ベテランを放出した今夏のアトレティコ・マドリー。 センターバック(CB)陣では、契約切れが迫ったDFマリオ・エルモソ(29)を 2024.08.02 21:35 Fri
トラブゾンスポルは26日、アトレティコ・マドリーを退団したモンテネグロ代表DFステファン・サビッチ(33)の加入を発表した。契約期間は3年間、背番号は「15」に決定した。 新天地のトルコへと到着したサビッチはすでに正式契約。今回の移籍に際してコメントしている。 「ここに来られてとても嬉しい。ここに来ることを 2024.07.27 10:40 Sat
アトレティコ・マドリーは26日、モンテネグロ代表DFステファン・サビッチ(33)との契約解除を発表した。 サビッチは、セルビアのBSKボルチャ、パルチザン・ベオグラードでプレーしたのち、2011年7月にマンチェスター・シティへ完全移籍。2012年8月にはフィオレンティーナへ完全移籍すると、2015年7月にアトレテ 2024.07.26 22:45 Fri
アトレティコ・マドリーのモンテネグロ代表DFステファン・サビッチ(33)は、トラブゾンスポルへの移籍が決定したようだ。 マンチェスター・シティやフィオレンティーナを経て、2015年夏にアトレティコへ加入したサビッチ。闘志あふれるプレースタイルがディエゴ・シメオネ監督から高く評価され主力に定着すると、ここまで公式戦 2024.07.23 11:30 Tue

アトレティコ・マドリーの関連記事

コパ・デル・レイ準決勝2ndレグ、アトレティコ・マドリーvsバルセロナが2日にリヤド・エア・メトロポリターノで行われ、アウェイのバルセロナが0-1で勝利。この結果、2戦合計4-5としたバルセロナの決勝進出が決まった。 ホームでの1sレグを壮絶な4-4のドローで終えたバルセロナ。直近のリーグ戦ではジローナとの自治州 2025.04.03 06:40 Thu
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が29日にアウェイで行われ、1-1で引き分けたラ・リーガ第29節エスパニョール戦を振り返った。 代表ウィーク前の前節バルセロナとの上位決戦を逆転負けで落とし、優勝争いから一歩後退したアトレティコ。4日後にはコパ・デル・レイ準決勝2ndレグでバルセロナとの再戦を控える中 2025.03.30 09:45 Sun
ラ・リーガ第29節、エスパニョールvsアトレティコ・マドリーが29日にRCDEスタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。 前節、バルセロナとの首位攻防戦で2-4の逆転負けを喫した3位のアトレティコは、15位のエスパニョールとのアウェイゲームでリーグ連敗ストップを狙った。週明けにタイトル獲得へより優先度の高いコ 2025.03.30 02:20 Sun
インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節はバルセロナがアトレティコ・マドリーとの上位対決に勝利し、首位キープに成功。さらに、第27節延期分のオサスナ戦も勝ち切って2位のレアル・マドリーとの勝ち点差を「3」に広げた。 代表戦明けとなる第29節は週明けにコパ・デル・レイ準決勝2ndレグという重要な戦いを控える 2025.03.28 20:00 Fri
欧州サッカー連盟(UEFA)は27日、レアル・マドリーの主力4選手を調査すると発表した。 調査対象となるのはDFアントニオ・リュディガー、FWキリアン・ムバッペ、FWヴィニシウス・ジュニオール、MFダニ・セバージョスの4選手。 4選手は12日に行われ、PK戦までもつれ込んだ死闘の末に勝利したチャンピオンズリ 2025.03.28 08:00 Fri

ラ・リーガの関連記事

コパ・デル・レイ準決勝2ndレグ、アトレティコ・マドリーvsバルセロナが2日にリヤド・エア・メトロポリターノで行われ、アウェイのバルセロナが0-1で勝利。この結果、2戦合計4-5としたバルセロナの決勝進出が決まった。 ホームでの1sレグを壮絶な4-4のドローで終えたバルセロナ。直近のリーグ戦ではジローナとの自治州 2025.04.03 06:40 Thu
ラ・リーガは2日、バルセロナのサラリーキャップに関して上限を引き下げることを発表した。 慢性的な財政難に陥っているバルセロナ。移籍市場が開くたびに選手のサラリーキャップの問題が発生。問題が解決しない中でも補強を繰り返し、選手を登録できないという事態が近年は発生している。 今シーズンも例外ではなく、スペイン代 2025.04.02 23:40 Wed
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が脱税容疑の裁判に出廷。詐欺の意思はなかったと語った。 アンチェロッティ監督は、マドリーで最初に指揮を執っていた2014年度、2015年度にかけて、100万ユーロ(約1億6200万円)の脱税容疑がかけられていた。 マドリーからの給与に対する税金は支払っていたもの 2025.04.02 23:10 Wed
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が高評価を受けた。 1日、コパ・デル・レイ準決勝2ndレグでソシエダはアウェイでレアル・マドリーと対戦した。 1stレグを1-0で落としていたソシエダ。逆転勝利が必要となった中、久保は先発出場を果たす。 試合はソシエダが先行するもマドリーが追いつく展開に。それでも 2025.04.02 14:00 Wed
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が古巣相手にアシストを記録した。 1日、コパ・デル・レイ準決勝2ndレグでソシエダはアウェイでレアル・マドリーと対戦した。 1stレグを1-0で落としていたソシエダ。逆転勝利が必要となった中、久保は先発出場を果たす。 試合は16分にアンデル・バレネチェアのゴールで 2025.04.02 13:00 Wed

記事をさがす

ステファン・サビッチの人気記事ランキング

1

首位陥落危機のアトレティコ、シメオネは精神面での強さ求める「感情のバランスが重要」

アスレティック・ビルバオ戦で敗れたアトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、精神的な強さの重要性を強調した。スペイン『マルカ』が伝えている。 ラ・リーガで首位を走るアトレティコは25日、第32節でビルバオと対戦。9分に先制を許すと、77分にCKからDFステファン・サビッチのヘディングシュートで同点に追いつくも、86分に同じCKから相手に勝ち越しゴールを決められ、1-2で敗北した。 シメオネ監督は、試合後の会見で「数日前、このリーグ終盤戦で最も重要なことは何かと聞かれた。私は精神面が鍵を握っていると確信している。リーグ優勝に近づくためには、感情のバランスが重要になってくる」とコメント。終了間際の失点で手痛い敗戦を喫したチームに、精神面での強さを持つように促した。 「ラ・リーガは、バルセロナとレアル・マドリーが優勝するのが常だ。我々が優勝した2014年などは別だがね」 「シーズンの大半で、我々は多くのポイントを獲得していたが、バルセロナやマドリーのようなクラブがタイトルレースから脱落することはないと理解していたし、そこにセビージャも加わってきた。精神的な強さを持っている方が優勝に近づくだろう」 また、次節のエルチェ戦についても言及。「我々は1試合1試合を大切にしているし、エルチェ戦ではベストを尽くしたいと思う。はっきりしているのは、エキサイティングな試合になるということだ。チャンスは十分にあるだろう」と追い込まれた状況ながら、全力を誓った。 敗れた首位アトレティコは、同節でベティスと引き分けた2位レアル・マドリーとの勝ち点差を「2」のまま広げることができず。そして、3位バルセロナが29日に行われる第33節のグラナダ戦で勝利した場合、首位から陥落することになる。 2021.04.26 16:10 Mon
2

アトレティコがラングレ獲得案を排除、ル・ノルマンに続くCB補強はハンツコか

アトレティコ・マドリーが元フランス代表DFクレマン・ラングレ(29)の獲得案を排除したようだ。スペイン『Fichajes』が伝える。 世代交代を念頭に、各ポジションで脂が乗った中堅〜ベテランを放出した今夏のアトレティコ・マドリー。 センターバック(CB)陣では、契約切れが迫ったDFマリオ・エルモソ(29)を慰留せず、1月加入のDFガブリエウ・パウリスタ(33)は半年で放出。“長年の功労者”DFステファン・サビッチ(33)については、快く契約解除を承諾した。 その一方、スペイン代表で現役主力格のDFロビン・ル・ノルマン(27)を獲得し、これから最終ラインの軸は間違いなくこのル・ノルマン。しかし、まだまだ頭数が心許ない。 ここ最近、バルセロナ保有で近年不遇のラングレに対するオファーを検討中、と伝えられているが、このプランはなくなった模様。仲介業者から売り込れたラングレは年俸水準が比較的高く、近年のパフォーマンスを考えても「ゴーサイン」を出す対象ではなかったようだ。 そもそも、ラングレとの契約を残す保有元バルセロナが、ラングレのエージェントから始まった仲介業者による売り込みに不快感。相手はリーグタイトルを争うアトレティコだ。 マドリードに本社を置く『アス』いわく、アトレティコは今後、フェイエノールトのスロバキア代表DFダビド・ハンツコ(26)獲得へ本腰。やはり「CBと左サイドバックをこなすレフティ」は、ディエゴ・シメオネ監督のご所望か。 アトレティコはラングレではなく、ハンツコを獲得へ。遅かれ早かれフェイエノールトとの交渉が成立する可能性は低くないとのことだ。 2024.08.02 21:35 Fri

アトレティコ・マドリーの人気記事ランキング

1

「何千回も見た」物議醸した2度蹴りPKにアルバレスが言及、ルール改正を訴え「アドバンテージを得ようとしたわけではない」

アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスが、自身のPKに対する判定に触れた。スペイン『スポルト』が伝えた。 アトレティコは13日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグでレアル・マドリーと対戦。PK戦までもつれこんだ結果、マドリーに軍配が上がった。 アルバレスはPK戦で2人目のキッカーを担当。成功かに思われたが、VARチェックの結果、軸足がボールに触れている2度蹴りと判定され、失敗に覆った。 欧州サッカー連盟(UEFA)はこの判定について、「現行のルール(競技規則、第 14.1 条)では、VARは審判にゴールを認めない旨の合図をしなければならなかった」と公式声明。一方で、「FIFAおよびIFABと協議し、ダブルタッチが明らかに故意でない場合のルールを見直す必要があるかどうかを決定する予定だ」とルール改正の可能性も伝えていた。 現在アルゼンチン代表に合流しているアルバレスは、21日に行われた2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選の第13節のウルグアイ代表戦後、物議を醸した自身のPKに言及。『ESPN』のインタビューで見解を述べた。 「何千回もあれを見たし、動画はあちこちにある。実際のところ、触れたとは感じていない。ダブルタッチだったとしても接触は最小限で、それを認識するのは非常に難しいからだ」 「ルールをもう少し明確にする必要があると思う。僕はアドバンテージを得ようとしたわけではないし、ゴールキーパーはセーブした際、前に出ていたらやり直しになることがある。何らかのアドバンテージを得るためのものではない。起きたことは残念だよ」 アルバレス本人もルールの改正が必要だと主張。今後の進展が注目される。 <span class="paragraph-title">【動画】軸足の接触が確認されたアルバレスのPK</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">UEFA have provided footage showing Julian Alvarez making &quot;minimal&quot; contact with the ball during his penalty against Real Madrid.<br><br>(via <a href="https://twitter.com/UEFA?ref_src=twsrc%5Etfw">@UEFA</a>) <a href="https://t.co/FxH6MBzA8L">pic.twitter.com/FxH6MBzA8L</a></p>&mdash; ESPN FC (@ESPNFC) <a href="https://twitter.com/ESPNFC/status/1900253093087809810?ref_src=twsrc%5Etfw">March 13, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.23 22:00 Sun
2

UEFAがリュディガーやムバッペらマドリーの主力4選手を調査、アトレティコ戦後のセレブレーションが処分の対象になる可能性

欧州サッカー連盟(UEFA)は27日、レアル・マドリーの主力4選手を調査すると発表した。 調査対象となるのはDFアントニオ・リュディガー、FWキリアン・ムバッペ、FWヴィニシウス・ジュニオール、MFダニ・セバージョスの4選手。 4選手は12日に行われ、PK戦までもつれ込んだ死闘の末に勝利したチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのアトレティコ・マドリー戦終了直後に喜びを爆発させた際、不適切なセレブレーションをしていたとアトレティコから告発されていた。 PK戦で最終キッカーとなったリュディガーに関してはアトレティコサポーターに向かって喉を掻っ切るジェスチャーがSNSで拡散され、ムバッペは同じくアトレティコサポーターに向かって股間に触れる行為をしていた。 最悪の場合、4月8日に行われるCL準々決勝1stレグのアーセナル戦出場停止の可能性があるとも報じられるが、連覇を狙うロス・ブランコスはベストメンバーで臨めるだろうか。 2025.03.28 08:00 Fri
3

【ラ・リーガ第29節プレビュー】超過密日程の首位バルサは自治州ダービー! セビージャダービーも開催

インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節はバルセロナがアトレティコ・マドリーとの上位対決に勝利し、首位キープに成功。さらに、第27節延期分のオサスナ戦も勝ち切って2位のレアル・マドリーとの勝ち点差を「3」に広げた。 代表戦明けとなる第29節は週明けにコパ・デル・レイ準決勝2ndレグという重要な戦いを控える3強の戦い。今季2度目のエル・グラン・デルビに大きな注目が集まる。 バルセロナ(勝ち点63)は前節、難所メトロポリターノでアトレティコとの首位攻防戦に臨み、4-2で逆転勝利。敵地で2点を先攻される厳しい流れとなったが、FWレヴァンドフスキとFWフェラン・トーレスのゴールで同点に追いつくと、後半アディショナルタイムにはFWラミン・ヤマル、フェランの連続ゴールが生まれ、今季公式戦3度目の対戦で初めてアトレティコに勝利を収めた。続く延期分のオサスナ戦は代表戦明け直後の27日という異例のタイミングでの開催となったが、好調のフェランのリーグ2試合連続ゴールの活躍などで3-0の完勝。リーグ連勝を「8」に伸ばした。 ただ、同試合ではMFダニ・オルモが負傷し、タフな代表戦帰りの選手たちのコンディションはいずれも厳しい状況にあり、且つ4月2日には4-4のドローで敵地での1stレグを終えたなかで再びメトロポリターノに乗り込むコパの大一番を控える。そのため、オサスナ戦から中2日で挑む13位ジローナとのカタルーニャ自治州ダービーではタフな戦いが想定される。ハンジ・フリック監督としては各自の状態を見極めた上、アトレティコ戦も視野に入れた難しい用兵が求められる。 2位のマドリー(勝ち点60)は前節、難敵ビジャレアル相手にFWムバッペのドブレーテの活躍によって2-1の逆転勝利。過密日程によるパフォーマンス低下も見受けられたが、敵地で勝ち切って連勝を飾った。週明けには敵地での1stレグを1-0で先勝したレアル・ソシエダとのコパを控えるなか、今節は降格圏の18位に沈むレガネスとのホームゲームを戦う。守護神クルトワ、DFメンディ、MFセバージョスが引き続き不在となり、タフな代表戦を戦った一部主力のコンディション面に配慮したメンバー構成での戦いとなるなか、格下相手にきっちり3連勝を達成したい。失意のワールドカップ南米予選を終えたブラジル代表組やムバッペらの温存も見込まれ、FWブラヒム・ディアスやMFギュレルなど代表戦で結果を残した控え組の活躍に期待したいところだ。 2強に勝ち点で離された3位のアトレティコ(勝ち点56)は、15位のエスパニョールとのアウェイゲームでリーグ連敗ストップを狙う。ただ、現状の勝ち点差を鑑みると、タイトル獲得へより優先すべきは週明けのコパとなる。そのため、南米予選帰りのFWフリアン・アルバレスやMFデ・パウルらをベンチスタートとするなど、幾つかのポジションでターンオーバーも見込まれる。ただ、FWグリーズマンは代表引退によってフル稼働が可能な状態にあり、ここ最近はややゴールから遠ざかるエースの活躍に期待だ。 MF久保建英を擁する12位のソシエダは、ヨーロッパリーグ敗退によってラ・リーガでのヨーロッパ出場権獲得、コパでのタイトル獲得がシーズン残りのメインタスクとなるなか、今節は最下位のバジャドリー戦に臨む。アトレティコ同様にコパのマドリー戦に向けてターンオーバーを行う可能性は高く、日本代表帰りの久保に関してはベンチスタートが濃厚か。リーグ3戦未勝利のチームは日本人エース不在で攻撃の停滞感は否めず、今回の一戦ではマドリー戦に繋がるようなパフォーマンスで4戦ぶりの白星を収めたい。 ベティスが6位、セビージャが10位とリーグテーブル上の重要度は決して高くないが、今季2度目のセビージャ・ダービーは今節屈指の好カード。前回対戦ではヘスス・ナバスのラストダービーで気合いで勝ったホームのセビージャがFWルケバキオのPKによるゴールを守り切ってウノセロ勝利を飾っている。 ただ、今回の大一番をホームで戦うベティスはレアル・マドリーを撃破するなど直近のプリメーラで5連勝と絶好調。古巣対戦で燃えるMFイスコに加え、今冬加入のFWアントニー、FWクチョ・エルナンデスが初のデルビで躍動が期待される。 対するセビージャは前節アスレティック・ビルバオに敗れたものの、それ以前は4戦無敗と好調を維持。シーズンダブルを目指すアウェイゲームではカウンターを軸に、FWバルガスとルケバキオの両ウイングの出来がカギを握りそうだ。 FW浅野拓磨を擁する7位のマジョルカは、16位のバレンシアとのアウェイゲームで連勝を狙う。中断明け前の前節はエスパニョール相手に浅野の今季2点目となるゴールなどで2-1の逆転勝利。代表復帰はならずも、明らかに状態を上げている日本人ストライカーは休養十分で臨む今回の一戦で2戦連発も期待されるところだ。 その他の上位チームでは4位のアスレティックが14位のオサスナ戦、5位のビジャレアルがリーグ連勝中で11位のヘタフェと対戦する。 《ラ・リーガ第29節》 ▽3/29(土) 《22:00》 レアル・ソシエダ vs バジャドリー 《24:15》 エスパニョール vs アトレティコ 《26:30》 アラベス vs ラージョ 《29:00》 レアル・マドリー vs レガネス ▽3/30(日) 《21:00》 ヘタフェ vs ビジャレアル 《23:15》 バルセロナ vs ジローナ 《25:30》 アスレティック・ビルバオ vs オサスナ バレンシア vs マジョルカ 《28:00》 ベティス vs セビージャ ▽3/31(月) 《29:00》 セルタ vs ラス・パルマス 2025.03.28 20:00 Fri
4

アトレティコが痛恨ドローでリーグ3戦未勝利…アスピリクエタがスーペルゴラッソも逃げ切り失敗【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第29節、エスパニョールvsアトレティコ・マドリーが29日にRCDEスタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。 前節、バルセロナとの首位攻防戦で2-4の逆転負けを喫した3位のアトレティコは、15位のエスパニョールとのアウェイゲームでリーグ連敗ストップを狙った。週明けにタイトル獲得へより優先度の高いコパ・デル・レイ準決勝2ndレグのバルセロナ戦を控えるなか、シメオネ監督は代表戦明けの一戦で先発3人を変更。ヘイニウドとデ・パウル、アルバレスに代えてアスピリクエタ、ギャラガー、セルロートを起用した。 週明けの大一番に弾みを付けるべく勢いを持って入ったアトレティコ。開始3分にはグリーズマンが早速ゴールネットを揺らすが、ここはオフサイドの判定。以降はボールを握って攻め手を窺う展開となったが、時間の経過とともに押し返されてしまう。 焦れる展開が続くなか、28分には空中戦の競り合いの際にロベルト・フェルナンデスと頭部を激しく打ち付けたル・ノルマンがプレー続行不可能となり、ヒメネスのスクランブル投入を余儀なくされた。 攻撃の停滞に加えて、負傷者を出す嫌な流れとなったが、百戦錬磨のベテランDFが鮮烈な一撃でこれを払しょくする。38分、グリーズマンが右サイドから入れたクロスがDFクンブラに頭で撥ね返されると、ペナルティアーク付近でこぼれに詰めたアスピリクエタが右足ダイレクトボレーシュート。この鋭いシュートがゴール左上隅の完璧なコースに突き刺さった。 前所属のオサスナ時代にもなかった35歳アスピリクエタのラ・リーガ初ゴールによって苦しみながらも1点リードで折り返したアトレティコ。ハーフタイムではリーノを下げてデ・パウルを投入し、ギャラガーを左サイドに変更した。 後半はピンチこそないものの、攻撃の活性化には至らず。64分にはセルロート、ジュリアーノ・シメオネを下げてアルバレス、モリーナを同時投入。だが、この交代から数分後にはセットプレーの守備の際にボックス内でラングレがカブレラのユニフォームを引っ張って後ろから倒してしまい、痛恨のPK献上。これをキッカーのハビ・プアドにゴール右上隅へ蹴り込まれ、同点に追いつかれた。 その後、勝ち越しゴールを目指して前がかるシメオネのチームは、ヘイニウド、リケルメを投入。後半終盤にはボックス右で仕掛けたアルバレスのシュートや後半終盤には右クロスに反応したグリーズマンのヘディングシュートでゴールに迫ったが、集中したホームチームの守備をこじ開けることはできず。 この結果、格下相手に痛恨ドローのコルチョネロスはリーグ3戦未勝利となり、週明けのバルセロナ戦へ弾みをつけることはできなかった。 エスパニョール 1-1 アトレティコ・マドリー 【エスパニョール】 ハビ・プアド(後26[PK]) 【アトレティコ】 セサル・アスピリクエタ(前38) 2025.03.30 02:20 Sun
5

3戦未勝利で優勝争いから更に後退のアトレティコ、シメオネ監督は「引き分けは妥当。平凡な試合のままだった」と吐き捨てる

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が29日にアウェイで行われ、1-1で引き分けたラ・リーガ第29節エスパニョール戦を振り返った。 代表ウィーク前の前節バルセロナとの上位決戦を逆転負けで落とし、優勝争いから一歩後退したアトレティコ。4日後にはコパ・デル・レイ準決勝2ndレグでバルセロナとの再戦を控える中、勝利を取り戻したい一戦となった。 そんな中38分、DFセサル・アスピリクエタの見事なボレーで先制に成功。しかし後半半ばにPKを献上し、これを決められて引き分けに終わってしまった。 3戦未勝利で優勝争いから更に後退することになったシメオネ監督は勝利に値しない戦いぶりだったと吐き捨てた。 「引き分けは妥当でどちらのチームにも得点のチャンスはなかった。前半は我々の方が試合をうまくコントロールし、後半も序盤の15分はうまくやっていた。PKは流れのない中で生まれたものだった。我々は幾つか変更を試みたが、平凡な試合のままだった」 バルセロナ戦に向けては「良い時、平均的な時、悪い時があるのはわかっている。それをどう乗り越えるかを知り、最後まで戦い続けなければならない。水曜日の試合はとても興味深い。全力で試合に注ぎ込みたい」と意気込んだ。 2025.03.30 09:45 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly