「フェアではない」相手の同点ゴール取り消しを語るシメオネ監督、8戦無敗の復調には手応え「我々はよく守っている」

2023.03.19 13:35 Sun
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、バレンシア戦を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。

18日、ラ・リーガ第26節でアトレティコはバレンシアをホームに迎えた。

上位争い中のアトレティコ。不安定な戦いが続いていた中、2023年に入ってからは安定した戦いを継続。リーグ戦のみとなったこともあり、直近7試合は5勝2分けと復調を見せている。
バレンシア戦も23分にアントワーヌ・グリーズマンのゴールで先制すると、49分にヤニク・フェレイラ・カラスコのゴールで追加点。67分には途中出場のトマ・レマルがネットを揺らし3-0で勝利。低迷するバレンシアを一蹴した。

これでリーグ戦8戦無敗としたシメオネ監督は、現在のチーム状態について言及。交代選手も良い形で試合に入り、競争力が増していると語った。

「物事は起こるもので、起こっていることに対処しなければいけない」

「ワールドカップから戻ってきてから一番良かったことは、チームがゲーム感覚、インテンシティ、野心、プレーの方法を取り戻したことだ。それが良いことだ」

「シーズンの始まりは、我々のやり方で始めた。通常よりも悪い方向へといき、今は通常よりも良いものへと変化していっている」

「我々がどのように最後に向かっていくのか。グループを保っていくのか、良し悪しでチームの手応えは変わってくる」

「モラタとレマルの投入で試合が再び変化し、バリオス、コレア、ヴィツェルが上手くゲームに入った」

「ライバルが多いためにコンドグビアを入れることはできないし、それを承知で練習するのは難しいが、彼は競争力のあるクラブにいるということだ。継続していかなければいけない」

試合についても前半こそゴールが足りないとしたものの、後半の戦いぶりを称え、この8試合で最大1失点しかしていない守備を称えた。

「前半はゴール前でのいくつかの連携プレーが良かった。スコアが1-0では物足りなかった」

「1-1となったが取り消された。これは試合の内容からしてフェアではないと思う。ただ、ゴールを決めなければ、難しい状況が待っていた」

「今日は2つのゴールのおかげでそういう状況にはならず、安心できた」

「我々はよく守っている。これは我々のゲームにとっては非常に重要なことであり、攻撃では様々なオプションを持っているということだ」



1 2

関連ニュース
thumb

モラタがアトレティコと延長交渉! 減俸必須も交渉は順調か

アトレティコ・マドリーとスペイン代表FWアルバロ・モラタ(30)が延長交渉を進めているようだ。 昨夏、ユベントスへの2年間のレンタルを終えてアトレティコに帰還したモラタ。開幕前は確執が公となっていたディエゴ・シメオネ監督との関係や、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(チェルシー)、ブラジル代表FWマテウス・クーニャ(ノッティンガム・フォレスト)とのポジション争いもあって去就が不透明な状況にあった。 しかし、ラ・リーガ開幕戦となったヘタフェ戦でドブレーテを記録する最高の滑り出しを見せると、以降はフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンと共に2トップのファーストチョイスに。ここまで公式戦44試合に出場し、15ゴール3アシストと上々の数字を残している。 アトレティコとの現行契約は2024年までとなっているが、スペイン『アス』によると、モラタとクラブは契約延長に向けて順調に交渉を進めているようだ。 両者は2年か3年の複数年契約を基本線に話し合いを行っているが、クラブの財政難の影響もあって選手サイドが現行契約からの減俸を受け入れる必要がある模様だ。 一方、30歳のスペイン代表FWに対しては古巣ユベントスと共にミランが動向を注視し、中東やアメリカといったヨーロッパ圏外のクラブからの関心も伝えられる。 しかし、モラタはヨーロッパでのプレーを希望し、現状ではアトレティコ残留を希望しており、延長交渉がまとまる可能性は高いとのことだ。 2023.05.31 23:03 Wed
twitterfacebook
thumb

フェリックスのアトレティコ帰還が決定…セレソ会長「ポチェは彼をカウントしていない」

ポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(23)のアトレティコ・マドリー帰還が決定した。スペイン『アス』が報じている。 ディエゴ・シメオネ監督との確執の影響もあり、今冬の移籍市場でチェルシーに今季終了までの有償レンタルで加入したフェリックス。 デビュー戦となったフルアム戦での一発退場による3試合の出場停止以降は、持ち味のテクニックと創造性で一時攻撃を牽引する活躍を見せたが、公式戦20試合出場で4ゴールと不振のチームの救世主とはなれず。 ただ、アトレティコに居場所がないこともあり、買い取りオプションが含まれていなかったものの、チェルシーへの完全移籍が既定路線と見られていたが、マドリードのクラブの強気な値段設定の影響もあって交渉は停滞していた。 さらに、29日に新指揮官就任が発表されたマウリシオ・ポチェッティーノ新監督が、自身の来シーズンの構想に同選手を含めていないことが判明し、フェリックスのチェルシー退団が決定したようだ。 アトレティコのエンリケ・セレソ会長は30日、マドリード・コンプルテンセ大学で行われたディスカッションイベントの場でフェリックスの去就に言及。チェルシーサイドからの断りによって同選手がひとまず復帰することを明かした。 「我々が知らされてからまだ24時間も経っていない。チェルシーのポチェ(ポチェッティーノ)はジョアン・フェリックスをカウントしていない。契約が終了したら彼はここに戻り、その後に何が起こるか見てみるつもりだ。明確な計画はないが、彼はアトレティコ・マドリーのプレーヤーだ」 セレソ会長の言葉通り、現時点でフェリックスの去就は不透明な状況となっており、アトレティコ残留を含め今夏改めて今後のプランを検討することになる。 2023.05.30 22:30 Tue
twitterfacebook
thumb

「マジでマークえぐかった」アトレティコの“久保包囲網”が反響、シメオネ監督も久保を最大警戒「最も影響力がある選手」

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が徹底マークにあった。 28日にラ・リーガ第37節でアトレティコ・マドリーと対戦したソシエダ。ホームのアトレティコに2-1で敗れたものの、CL出場権を争っていた5位ビジャレアルも敗れたことで、最終節を残して今季の4位フィニッシュが確定した。 [4-3-3]の右サイドで先発した久保は71分で途中交代。なかなか1vs1を仕掛ける場面もなく、相手の徹底マークにあった。 アトレティコのディエゴ・シメオネ監督も、久保について「現在のソシエダで最も影響力がある選手で無効化すべき」と評価していたが、それを裏付けるような1枚をラ・リーガの公式ツイッターが投稿している。 ラ・リーガは「久保建英選手を無効化!アトレティコ・マドリード 守備陣が徹底マーク」として、アトレティコのMFコケとMFヤニック・カラスコが久保をタッチライン際に追い詰める1枚を投稿。さらに、久保の背後にはDFセルヒオ・レギロンの姿もある。 実際、アトレティコ戦では、この写真のように3人もしくは4人がかりで久保を囲むようなシーンが散見。それでもボールロストはしない久保には、SNS上のファンも「今回のはマジでマークえぐかった笑」、「それでもロストしないのすごいな」、「久保のマーク、徹底してるな」と称賛していた。 久保は積極的に仕掛けなかったことについてイマノル・アルグアシル監督の指示だったとも明かしていたが、シメオネ監督率いるアトレティコの守備にうまくコントロールされることとなった。 <span class="paragraph-title">【写真】試合を通してこの徹底マーク!アトレティコの“久保包囲網”</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B9%85%E4%BF%9D%E5%BB%BA%E8%8B%B1?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#久保建英</a> 選手を無効化!<br><br> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アトレティコ・マドリード</a> 守備陣が徹底マーク。<a href="https://twitter.com/hashtag/AtletiRealSociedad?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AtletiRealSociedad</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/LaLigaSantander?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#LaLigaSantander</a> <a href="https://t.co/ouR9yJOqy1">pic.twitter.com/ouR9yJOqy1</a></p>&mdash; ラ・リーガ (@LaLigaJP) <a href="https://twitter.com/LaLigaJP/status/1663177371095117824?ref_src=twsrc%5Etfw">May 29, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.30 16:35 Tue
twitterfacebook
thumb

「それはプライスレス」久保建英のCL出場確定、10年ぶりの快挙にソシエダ指揮官も歓喜「クレイジー」

レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、チャンピオンズリーグ(CL)出場決定を喜んだ。スペイン『アス』が伝えた。 28日、ラ・リーガ第37節が行われ、ソシエダは3位のアトレティコ・マドリーとアウェイで対戦した。 日本代表FW久保建英も出場したこの試合。試合は37分にアントワーヌ・グリーズマンに先制を許すと、73分にはナウエル・モリーナにも追加点を奪われる。 ソシエダは88分にアレクサンダー・セルロートのゴールで1点を返すも、2-1で敗戦。3位浮上の可能性を逸してしまった。 ただ、5位のビジャレアルがラージョ・バジェカーノに敗戦したため、4位が確定。10シーズンぶりにCLに出場することが決定した。 試合には敗れたものの、悲願のCL出場を決めたソシエダ。イマノル監督は、試合後に胴上げされるなど、選手たちも大いに湧いた。 試合後の記者会見ではCL出場権獲得に歓喜。どう成し遂げたのかが大事だとした。 「まず言いたいのは、選手、スタッフ、ファン、クラブへの感謝の言葉だ。ここに来て顔を見せているのは私だが、彼らの働きなしでは不可能だった。チームがやっていることはクレイジーだ」 「ヨーロッパに3年連続で出場することは既に素晴らしいことだとしたら、1試合を残してチャンピオンズリーグに出場するということは、彼らが何を成し遂げたかではなく、どのように成し遂げたかということだ。それはプライスレスだ」 「彼らに感謝し、誇りに思い、我々がすべきことは、このシーズンを楽しむことだ。数は多くはないが、まだ先がある。とても難しいが、天井はどんどん高くなる。我々にかけていないものは、野心、熱意、尊敬だ」 今シーズンはヨーロッパでの戦いもありながら、リーグ戦では常に上位に位置。最終的に4位以内でのフィニッシュも決まったが、成し遂げた選手たちを称えた。 「何度も繰り返してきたが、何が達成されたのかではなく、どのように達成されたのかだ。シーズンを通して、我々はヨーロッパとカップ戦で3位と4位の間でプレーしてきた。何よりもそのことが私にとって、誇らしく、穏やかで、幸せな気持ちにさせてくれている」 「想像してみてほしい。多くの自国選手がいる私の人生のクラブにおいて、ラ・レアルを愛する全ての人にとって、4シーズン連続でヨーロッパで戦い、そして今はチャンピオンズリーグにも出場することになった。これは本当の狂気であり、本当の喜びだ」 「今日はチャンピオンズリーグに出るチームとスタジアムを相手に勝てなかったが、近年はヨーロッパリーグの出場権を獲得し、今日はチャンピオンズリーグに出場することができた。決して悪いことではない」 ソシエダは2003年、2013年と10年に1度CLに出場。またしても10年ぶりの出場となったが、ここからは連続で出場を続けたいところだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】試合終了後に広がる歓喜の輪、久保の姿も</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="gApZvuUwA14";var video_start = 166;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%82%A8%E3%83%80?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・ソシエダ</a> <a href="https://t.co/FPToc0RwBH">https://t.co/FPToc0RwBH</a> <a href="https://t.co/4zfeTgo7gm">pic.twitter.com/4zfeTgo7gm</a></p>&mdash; WOWOWサッカー (@wowow_soccer) <a href="https://twitter.com/wowow_soccer/status/1662938240595398656?ref_src=twsrc%5Etfw">May 28, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.29 14:57 Mon
twitterfacebook
thumb

アトレティコの徹底マークで久保建英は沈黙もソシエダが10季ぶりCL出場権獲得! シメオネのチームはホーム最終戦勝利で3位以上確定《ラ・リーガ》

ラ・リーガ第37節、アトレティコ・マドリーvsレアル・ソシエダが28日にシビタス・メトロポリターノで行われ、ホームのアトレティコが2-1で勝利した。なお、ソシエダのMF久保建英は71分までプレーした。 トップ4争いの行方を左右する、3位のアトレティコと4位のソシエダの上位対決。 ソシエダは前節、アルメリアとホームで対戦。前半に数的不利を背負い、割り切って勝ち点1を意識したアウェイチームに手を焼いたが、前半終了間際に久保が値千金の今季8点目を奪取。これを最後まで守り切ったラ・レアルは連勝を飾り、トップ4フィニッシュへ残り2ポイントとした。最終節を前に悲願達成を成し遂げたいイマノル率いるチームは、前節から先発4人を変更。負傷のダビド・シルバが不在も、セルロートやスベルディアといった主力が復帰した。 一方、最終節にビジャレアルと対戦するなどトップ4争いのカギを握るアトレティコ。2位フィニッシュを目指すシメオネのチームだが、前節は逆転残留を目指すエスパニョールに3点リードを追いつかれる痛恨のドロー。この結果、宿敵に抜かれて再び3位に転落する形となった。この勝ち点逸で逆転での2位フィニッシュは厳しくなったが、ホーム最終戦を白星で飾るべく難敵撃破を狙った。前節からはアンヘル・コレアに代えてレギロンを起用した以外、同じメンバーを継続した。 この試合、[4-3-3]の布陣で臨んだソシエダは久保とオヤルサバルの両翼にセルロートを最前線に据えた形でスタート。これに対して、アトレティコはグリーズマンを最前線に配した[5-4-1]で応対。 ホームアドバンテージと球際の強さに加え、サイドでうまく数的優位を作るアトレティコは、とりわけ久保の右サイドにしっかりと人数をかけて徹底監視。まずは守備からリズムを掴もうとする。 攻撃では前線を自由に動き回るグリーズマンとデ・パウルを起点にチャンスを窺う形が続くが、ソシエダのソリッドな守備を脅かすまでには至らず。 互いになかなか決定機まで持ち込めないクローズな展開が続いたが、より優勢に試合を進めていたアトレティコが最初の枠内シュートをゴールに結びつける。 37分、右サイドのスペースでボールを受けてカットインしたグリーズマンがボックス右角から左足のシュートを放つと、ゴール前の密集をすり抜けたボールがゴール左下隅に決まった。そして、元ラ・レアルのエースのゴールで均衡が崩れた試合はホームチームの1点リードで後半へと折り返した。 迎えた後半もアトレティコペースで試合が進む中、ソシエダベンチが先に動きを見せる。キーマンである久保が常に複数のDFの対応に遭い、攻撃が手詰まりとなっていた中、イマノル監督は59分に3枚替えを敢行。精彩を欠いたオヤルサバルや守備的な右サイドバックのエルストンドらを下げてバレネチェア、ゴロサベルらをピッチに送り出す。 この交代で徐々に攻撃が活性化し始めると、66分にはDFエルモソの不用意な内側への横パスをカットしたバレネチェアがボックス付近から強烈なシュートを放つ。だが、これはGKグルビッチの好守に阻まれた。 徐々にホームチームにも疲れが出始めたことで、ここからの久保の躍動も期待されたが、イマノル監督は71分に久保とイジャラメンディを下げてカルロス・フェルナンデス、チョを投入。よりフィジカルなアタッカーの投入でゴールを目指すアプローチを選択した。 すると、この交代直後の73分にはアトレティコに試合を決定付ける2点目が生まれる。カウンターから相手陣内中央でうまくターンしたアンヘル・コレアを起点にグリーズマンからの丁寧な落としを受けたモリーナがボックス内に侵入し、右足を一閃。DFのブロックを弾き飛ばしたシュートがゴールネットに突き刺さった。 これでじり貧となったソシエダだが、終盤にかけて攻勢を強めると、88分にはバレネチェアからのスルーパスにオフサイドラインぎりぎりで抜け出したセルロートが一矢報いるゴールを挙げた。 しかし、守りを固めたアトレティコを前に2点目を奪ことはできず、試合はこのままタイムアップ。2試合ぶりの白星を収めたアトレティコがホーム最終戦を白星で飾ると共に3位以内を確定。一方、敵地で敗れたソシエダだが、同時刻開催の試合で5位のビジャレアルが敗れたことで、今季の4位フィニッシュが確定。10シーズンぶりのチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。 2023.05.29 04:17 Mon
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly