【ラ・リーガ注目プレビュー】今季最初の首都決戦! 王者レアル優位もアトレティコが開幕連勝ストップ狙う

2022.09.18 12:00 Sun
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ラ・リーガ第6節、アトレティコ・マドリーとレアル・マドリーによるマドリード・ダービーが、日本時間18日28:00にシビタス・メトロポリターノでキックオフされる。好対照の序盤戦を過ごす両雄による今季最初の首都決戦だ。昨季3位からの巻き返しを図るアトレティコは、第5節終了時点で3勝1分け1敗で7位に位置する。ヘタフェとの開幕戦ではFWモラタのドブレーテ、FWフェリックスの3アシストと新生2トップの活躍で快勝スタートを飾ったが、以降は試合ごとにパフォーマンスの波が大きく、ビジャレアル、レアル・ソシエダとの強豪対決で勝ち点を取りこぼした。

さらに、チャンピオンズリーグ(CL)では因縁の相手であるポルトを相手に後半アディショナルタイムの2ゴールで劇的な勝利を飾ったが、直近のレバークーゼン戦では終盤の2失点によって今季欧州での初黒星を喫した。
本職MFであるヴィツェルのセンターバック起用やレンタルバックのモラタやDFモリーナの新戦力の存在もあり、昨季からマイナーチェンジを施したが、基本的な戦い方に大きな変化はない。そういった中、今季初のビッグマッチでは、ここまで実力を計りかねるチームの現在地が窺える一戦となるはずだ。

一方、昨季のプリメーラ&欧州王者であるレアルは、ラ・リーガ唯一の開幕5連勝を含む公式戦8連勝と、今季も圧倒的な勝負強さを発揮。各試合に目を向ければ、90分を通して圧倒するゲームは少ないものの、最終スコアを見れば、圧勝といえる試合巧者の戦いぶりが際立つ。

今夏も引き続きピンポイント補強を敢行したなか、主砲ベンゼマのバックアップを逃したことが大きな痛手になるかに思われたが、そのエース不在となった直近の3試合(負傷したセルティック戦を含む)ではFWヴィニシウス、FWロドリゴの若手セレソンコンビ、MFバルベルデら若手が躍動。アピールが必要なFWアザールやFWアセンシオも目に見える数字を残し、チーム全体でフランス代表FWの穴を埋めている。

とはいえ、ここまではベティスやセルティック、RBライプツィヒと、対戦相手が“強豪”レベルにとどまっており、メガクラブと対峙する今回のダービーではMFカゼミロが旅立った新たな中盤を含め、王者の真価が試されることになる。

なお、昨季の対戦成績は1勝1敗の五分。直近のアトレティコのホームゲームではシメオネのチームが、MFカラスコのゴールで1-0の勝利。リーグ戦で実に12試合ぶりの白星を挙げた。ただ、当時のレアルはリーグ優勝をほぼ確実とし、CLの戦いに集中するため大幅にメンバーを落としており、今回の試合でもアンチェロッティのチームが優位と言える。

◆アトレティコ・マドリー◆
【3-5-2】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:オブラク
DF:ヘイニウド、ヴィツェル、エルモソ
MF:モリーナ、マルコス・ジョレンテ、コケ、デ・パウル、カラスコ
FW:モラタ、フェリックス

負傷者:GKオブラク、DFヒメネス、サビッチ、レギロン、MFレマル
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはヒメネス、サビッチの欠場が濃厚で、筋肉系のトラブルを抱えるレギロン、レマルも微妙な状態。その一方で、直近の公式戦2試合を欠場した守護神オブラクはトレーニングに復帰しており、指揮官もダービー出場を明言している。

スタメンに関しては3バックと中盤の人選に注目。スピードのある相手アタッカー陣に対してヴィツェル、フェリペでは心もとなさもあり、左利きのヘイニウドを3バックの右に置きヴィニシウスにあてて同じ左利きのエルモソを3バックの左に置く形を予想。中盤ではマルコス・ジョレンテ、サウールをウイングバックに置き、コンドグビアを中央に置く形も考えられる。

◆レアル・マドリー◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:クルトワ
DF:カルバハル、リュディガー、アラバ、メンディ
MF:モドリッチ、チュアメニ、クロース
FW:バルベルデ、ロドリゴ、ヴィニシウス

負傷者:MFルーカス・バスケス、FWベンゼマ
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては今月初めに負傷したベンゼマに加え、前節のマジョルカ戦で負傷したルーカス・バスケスが間に合わず、招集メンバー外となった。

スタメンに関しては前述のメンバーを予想したが、負傷明けのミリトンの状態次第では、リュディガーかメンディがベンチに回る形となる。また、中盤と前線ではカマヴィンガ、アザール、アセンシオが抜擢される可能性もある。

★注目選手
◆アトレティコ・マドリー:FWアントワーヌ・グリーズマン
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スーパーサブとしてダービー勝利に導けるか。今回のダービーではヴィツェルやヘイニウドのディフェンスライン、古巣対戦のモラタやフェリックスにも注目が集まるものの、勝敗に直結する仕事という部分で元バルセロナFWのパフォーマンスに注目したい。

昨夏、古巣へ電撃復帰を果たしたものの、公式戦39試合(2522分)出場でわずかに8ゴールと思うような数字を残せず。そういったなか、財政面で問題を抱えるクラブは、費用対効果が悪い31歳の完全移籍での買い取りを嫌い、「45分間以上出場した試合数が出場可能試合全体の50パーセントを超えた場合、4000万ユーロでの買い取り義務が生じる」との契約条項が発動しないよう、今季はプレータイムを意図的に制限している。

ただ、このプレータイムの制限はここまでグリーズマンのパフォーマンスにポジティブな形で働いており、今季は公式戦7試合(192分)出場で3ゴールを記録。守備面での貢献を含め、昨季に比べてピッチ上での存在感は大きなものとなっている。

今後、バルセロナとアトレティコの交渉によってより安価な金額での完全移籍移行との報道もあり、今後はスタメン起用も増えてくると見られるが、今回のダービーでは引き続きジョーカーの役割を担うことになるはずだ。投入時のスコアがリード、イーブン、ビハインドのいずれになるかは分からないが、攻守両面で百戦錬磨のアタッカーの活躍が重要となる。

◆レアル・マドリー:FWロドリゴ・ゴエス
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勝負強さと一貫性でエースの代役候補筆頭。ダービー初参戦のチュアメニもキープレーヤーの一人だが、アザール、アセンシオを押しのけてセンターフォワードでの起用が見込まれる21歳のアタッカーのパフォーマンスに注目したい。

特大の才能の片りんを見せた加入1年目からやや伸び悩みの傾向が顕著だったロドリゴだが、先輩ヴィニシウスに触発されるように昨季後半から完全ブレイクの兆しを見せる。今年4月以降の公式戦ではCLのチェルシー戦、マンチェスター・シティ戦での圧巻のパフォーマンスを含め、限られた出場時間の中で公式戦18試合9ゴール5アシストと見事な数字を残している。

負傷で出遅れた今季のラ・リーガ3試合では全試合でゴールかアシストを記録し、勝ち点3奪取の立役者となった。あくまで主戦場は右ウイングも、直近のマジョルカ戦の後半とライプツィヒ戦ではセンターフォワードでプレー。前線での起点づくり、ディフェンスラインとの駆け引きなどのレパートリーにない動きは今一つだったが、ヴィニシウスとの連携や果敢な仕掛けで十分な存在感を放った。

今回の試合でも引き続きセンターフォワードでのプレーが予想されるなか、直近2試合を教訓に、より自身の持ち味が生きる形のプレーでライバルの守備に揺さぶりをかけ、持ち味の勝負強さを発揮したい。

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【プレミア注目プレビュー】19年ぶり優勝へ邁進のガナーズが今季唯一敗戦のユナイテッドと再戦

プレミアリーグ第21節、アーセナルvsマンチェスター・ユナイテッドが、日本時間22日25:30にエミレーツ・スタジアムでキックオフされる。19年ぶりのプレミア制覇へ着実な歩みを見せる首位チームと、好調を維持する3位チームによる優勝争いの行方を左右するビッグマッチだ。 アーセナル(勝ち点47)は前節、敵地で行われた宿敵トッテナムとのノースロンドン・ダービーに2-0のスコアで完勝。攻守に圧倒した前半にオウンゴールと、ウーデゴールの鮮烈なミドルシュートでゴールを重ねると、後半は守勢を強いられたものの、守護神ラムズデールが圧巻のパフォーマンスを披露し、クリーンシートで試合をクローズ。2013-14シーズン以来のシーズンダブルを達成し、また一歩リーグトロフィーに近づいた。 ただ、ミッドウィークに行われた延期試合で、2位のマンチェスター・シティ(勝ち点42)がトッテナムに勝利したことにより、暫定勝ち点差は再び5ポイントに。2連覇中の王者と2試合の対戦を残していることを考えれば、現状の8ポイント差を維持したい。また、今季のリーグ戦で唯一黒星を喫した赤い悪魔に対して、ホームできっちりリベンジを果たしたいところだ。 一方のユナイテッド(勝ち点39)は、前々節に行われたマンチェスター・ダービーでシティに2-1の逆転勝利。後半序盤に先制を許したものの、判定に恵まれたブルーノ・フェルナンデスの同点ゴール、その直後に絶好調のラッシュフォードの逆転ゴールが決まり、夢の劇場で会心の逆転劇を演じた。 しかし、ミッドウィークに行われた第7節延期分のクリスタル・パレス戦では鮮やかな崩しでB・フェルナンデスが先制点を決めるところまでは良かったが、後半に入って完全にスイッチを切ってしまうと、押し込まれた最終盤に見事な直接FKを決められて痛恨の1-1のドロー。リーグ連勝が「5」でストップした上、累積警告にリーチがかかっていたカゼミロがカードをもらってしまい、今回の上位対決を欠場することになった。 現状、5位以下とは勝ち点の余裕があるものの、2試合連続の取りこぼしとなれば、ここまで築き上げてきたフォームに影響を及ぼしかねないだけに、前回対戦同様に首位チームの進撃をストップしたい。 なお、昨年9月に行われた前回対戦ではアントニーのデビュー戦ゴールでユナイテッドが先攻し、アーセナルがサカのゴールで同点に追いつく展開となった中、勝負強さ光るラッシュフォードが鮮やかに2点を畳みかけてホームチームが開幕5連勝中だったアウェイチームに初黒星を与えていた。 ◆アーセナル◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230121_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ラムズデール DF:ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ MF:ウーデゴール、トーマス、ジャカ FW:サカ、エンケティア、マルティネッリ 負傷者:MFエルネニー、FWガブリエウ・ジェズス、ネルソン 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しても直近のダービーから離脱者の顔ぶれに変化はない。 スタメンに関してはアクシデントがない限り、ダービーと全く同じ11人がエミレーツのピッチに立つことになる。変更点があるとすれば、両サイドバックに冨安健洋、ティアニーが入るぐらいか。 ◆マンチェスター・ユナイテッド◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230121_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:デ・ヘア DF:ワン=ビサカ、ヴァラン、マルティネス、ショー MF:エリクセン、フレッジ MF:アントニー、ブルーノ・フェルナンデス、ラッシュフォード FW:ヴェグホルスト 負傷者:DFダロト、トゥアンゼベ、MFファン・デ・ベーク、FWサンチョ、マルシャル 出場停止者:MFカゼミロ(1/1) カゼミロが累積警告で出場停止となる。負傷者に関してはマルシャルが間に合わず、前述の5選手が欠場となる。 スタメンに関してはカゼミロの代役と1トップの人選に注目が集まる。エリクセンの相棒はフレッジとマクトミネイの2択となるが、前者の起用を予想。また、ラッシュフォードを1トップに配してガルナチョのスタートからの可能性もあるが、現時点でジョーカー役が適任のアルゼンチン代表FWをベンチに置き、パレス戦に続きヴェグホルストの起用とみる。 ★注目選手 ◆アーセナル:FWレアンドロ・トロサール <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230121_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> デビュー戦でインパクト残せるか。今季のプレミアリーグで16試合7ゴール3アシストの数字を残し、ビッグクラブの関心を集めた28歳のベルギー代表FWは、今冬の移籍市場でアーセナルに電撃移籍した。 スピードとテクニック、シュート精度に優れる右利きのアタッカーは、左右のウイングに加えてセンターフォワードやセカンドトップ、ウイングバックでもプレー可能なユーティリティー性を特長としており、戦術家アルテタに多くのオプションをもたらす適切な補強と言える。 ただ、クラブとファンが今冬に熱望した人材は、奇しくも前日に行われたリバプール戦で上々のブルーズデビューを飾ったムドリク。また、ブライトンを去る際の振る舞いが物議を醸しており、シーガルズの元エースとしては、より重圧がかかる形で新天地デビューを迎えることになるはずだ。 試合前の2日間のトレーニングに参加しており、コンディションに大きな問題はないが、ユナイテッド戦では途中出場でのデビューが濃厚。基本的には左ウイングに入るマルティネッリに代わっての投入が有力だが、中央の人材が不足しているだけにセンターフォワードや、ビハインド時には[4-2-3-1]のトップ下に入る可能性も。ちなみに対ユナイテッドでは、昨季2度目の対戦で1ゴール2アシストの活躍で4-0の勝利に導いており、苦手意識なく臨めるはずだ。 ◆マンチェスター・ユナイテッド:MFブルーノ・フェルナンデス <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230121_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> カゼミロ不在の中で攻守に存在感示せるか。パレス戦でデビューを飾ったヴェグホルストも気になる存在だが、カゼミロ不在の中でエリクセンと共に中盤の要となるポルトガル代表MFに注目したい。 今季ここまではリーグ戦18試合4ゴール3アシストと、攻撃の全権を握った直近3シーズンに比べて数字上のインパクトは低いが、エリクセンとカゼミロのボランチコンビ定着に、ディフェンスラインが安定してきた中断明け以降の直近5試合ではシティ戦、パレス戦の2試合連続ゴールを含め、2ゴール2アシストと決定的な仕事に絡んでいる。 さらに、パレス戦で早くも上々の関係性を示したように、利他的なプレーと献身的な守備が特徴でもあるヴェグホルストの加入によって今後数字面では更なるペースアップも期待される。 今回のビッグマッチに向けては自身の後方で安定した配球、守備のリスク管理を担ってきたカゼミロが不在となり、エリクセンと共により多くの仕事量が求められるところ。トーマスやジャカ、ウーデゴールとの中盤のバトルで奮闘しつつ、絶好調のラッシュフォードと共に決定的な仕事を果たし、首位チーム相手のシーズンダブルに導きたい。 2023.01.22 12:00 Sun
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【プレミア注目プレビュー】浮上のキッカケ探るレッズvsブルーズ! リバプールはクロップ1000試合目のメモリアルゲーム

プレミアリーグ第21節、リバプールvsチェルシーが、日本時間21日21:30にアンフィールドでキックオフされる。浮上のキッカケ探るトップハーフ下位のレッズとブルーズによるビッグ6対決だ。 現在、消化が1試合少ないものの、トップ4圏内と10ポイント差の9位に低迷するリバプール(勝ち点28)。相変わらず多くの負傷者に悩まされるマージ―サイドの雄は、リーグ再開後も調子は上がらず。直近ではブレントフォードに1-3、ブライトンに0-3で惨敗。今季2度目の連敗を喫している。 直近のFAカップ3回戦再試合ではウォルバーハンプトン相手にエリオットの鮮烈なゴール、公式戦8試合ぶりのクリーンシートを達成する1-0の勝利を収めてバウンスバックに成功。ただ、今後の再浮上に向けては2023年のリーグ戦ホーム初戦となるチェルシーとのビッグマッチをモノにする必要がある。なお、このビッグマッチはクロップ監督にとって監督キャリア通算1000試合のメモリアルゲームに。リバプールでの通算411試合目となる一戦を白星で飾れれば、新年リーグ初勝利と併せて浮上のキッカケに繋がるはずだ。 対するチェルシーは対戦相手より1試合消化が多い中、同じ勝ち点28の10位に低迷。昨年10月のポッター新体制移行後は3連勝を含め5戦無敗と上々のスタートを切ったが、以降の8試合では3連敗と2連敗を含む2勝1分け5敗と大失速。リバプール同様負傷者の多さが影響しているが、システムと用兵において最適解を見いだせずにいる印象だ。 ハヴァーツの虎の子の1点を泥臭く守り切った直近のクリスタル・パレス戦で、公式戦連敗を「3」でストップすると共に2023年初勝利を掴んだチームは、ここに来てムドリク、マドゥエケと前線に若手逸材2人を獲得。大幅な世代交代を図りつつ、今冬6人の新戦力での巻き返しを狙う中、今回の一戦では敵地で難敵撃破を目指す。 昨年9月18日に開催予定だった第7節がエリザベス女王崩御の影響で延期となっており、今回の一戦が両者の今季初対戦に。昨季はEFLカップとFAカップの決勝をいずれもリバプールがPK戦勝利でモノにしているが、リーグ戦含めた4度の対戦はすべて実質ドローの結果に終わっている。ちなみにクロップ監督とポッター監督の直接対決の戦績はドイツ人指揮官の3勝2分け1敗となっている。 ◆リバプール◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230120_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:アリソン DF:アレクサンダー=アーノルド、マティプ、コナテ、ロバートソン MF:ナビ・ケイタ、バイチェティッチ、チアゴ FW:エリオット、サラー、ヌニェス 負傷者:DFファン・ダイク、MFアルトゥール、FWルイス・ディアス、フィルミノ、ジョタ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては前述の5選手が引き続き不在となる一方、直近の公式戦2試合を欠場していたヌニェスの復帰が確実だ。 スタメンは前述の11人を予想。守護神アリソンと共にディフェンスラインはブライトン戦のメンバーを継続し、中盤は直近のウルブス戦で好パフォーマンスを見せた18歳MFバイチェティッチとナビ・ケイタを抜擢。前線はエリオット、サラー、ヌニェスのトリデンテを採用するとみる。 一方、マティプに代えてジョー・ゴメス、中盤ではヘンダーソンとファビーニョ、前線ではガクポの左ウイング起用という可能性も十二分にある。 ◆チェルシー◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230120_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ケパ DF:チャロバー、チアゴ・シウバ、バディアシル、ホール MF:ギャラガー、ジョルジーニョ、コバチッチ FW:ツィエク、ハヴァーツ、マウント 負傷者:GKメンディ、DFリース・ジェームズ、フォファナ、チルウェル、MFカンテ、ザカリア、FWスターリング、ブロヤ、プリシッチ 出場停止者:FWフェリックス(2/3) デビュー戦での一発退場で3試合出場停止のフェリックスが引き続き不在に。負傷者に関してはリース・ジェームズとチルウェルが復帰に近づいているものの、依然として10選手近くが不在となる見込み。前述に加入が発表されたばかりのマドゥエケも登録が間に合っていない可能性が高い。 システムに関しては直近の試合で[4-2-3-1]を採用し、[3-4-2-1]のオプションも持っているが、[4-3-3]の布陣を予想。スタメンはパレス戦のメンバーからチュクエメカに代えてコバチッチを復帰させる以外、同じメンバーの継続とみる。ただ、アスピリクエタとクリバリ、オーバメヤンのベテラン起用の可能性も考えられる。注目のムドリクに関しては昨年11月以降、公式戦から遠ざかっていることもあり、スタメンの可能性は限りなく低い。 ★注目選手 ◆リバプール:FWコーディ・ガクポ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230120_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 加入4戦目で初ゴールを狙う。サラーやヌニェス、チアゴ、コナテといった主力がビッグマッチの勝敗をカギを握るプレーヤーとなるが、加入後初のビッグマッチに臨む23歳の若武者のパフォーマンスに注目したい。 昨夏からメガクラブの関心を集めた万能型アタッカーは、マンチェスター・ユナイテッド行きが有力視されたが、今冬にそのライバルへ電撃移籍。PSVやオランダ代表で十分な実績を持つものの、本来は時間をかけてチームに順応させたいところだったが、多くの負傷者に悩まされるリバプールでは早くも即戦力としての活躍が求められる。そういった中、ここまでの公式戦3試合ではセンターフォワードと左ウイングでプレー。要所で才能の片りんを示したが、リーグ前節のブライトンを含め決定的な仕事には至らず。 今回のチェルシー戦ではヌニェスの戦列復帰に伴い、左ウイングでの先発か、加入後初めてベンチからの投入という起用法が想定される。その中でカタール・ワールドカップでグループステージ3試合連続ゴールを決めた大舞台での勝負強さが期待されるところ。エリオットやカルヴァーリョの年下2人に加え、今後フィルミノやジョタ、ルイス・ディアスとライバルの戦列復帰が予想されており、個人としては目に見える結果を残して自身のポジション確保に繋げたい。 ◆チェルシー:FWミハイロ・ムドリク <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230120_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 注目の逸材が初お披露目か。ガクポ同様に今回のビッグマッチにおけるメインキャストの一人とは言えないが、やはり今冬の移籍市場で最も注目を集めたアタッカーのデビューに注目したい。 昨季にブレイクの兆しを見せ、今季の序盤戦ではレアル・マドリー、RBライプツィヒ、セルティックと同居したチャンピオンズリーグのグループステージでの活躍を含め、シャフタールでの前半戦で18試合10ゴール8アシストの数字を残したウクライナの超新星。 今冬の移籍市場においてはプレミアリーグ首位を走り、同胞ジンチェンコも在籍する相思相愛のアーセナル行きが規定路線と見られたが、アメリカ人オーナーの札束攻勢によって行き先は同じロンドンでもノースロンドンではなくウエストロンドンのチェルシーとなった。 クラブ間の交渉が大きく影響し、個人としてはどうすることもできなかったが、移籍の経緯によって今回のデビュー戦ではその一挙手一投足に注目が集まることに。 今冬の移籍に備えてコンディション調整に余念はなかったものの、最後に公式戦を戦ったのは昨年11月半ばと約2カ月実戦から遠ざかっていることもあり、このリバプール戦では途中出場が濃厚だ。その出場の際にチームがどういった状況になるかは不明だが、多くのメガクラブを魅了した圧倒的なスピード、テクニック、フィニッシュの精度を発揮し、マッチアップが予想されるアレクサンダー=アーノルドを翻弄する姿が期待される。 2023.01.21 12:30 Sat
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【プレミア注目プレビュー】ダービー敗戦からのバウンスバック図る崖っぷちの両雄が激突!

プレミアリーグ第7節延期分、マンチェスター・シティvsトッテナムが、日本時間19日29:00にエティハド・スタジアムでキックオフされる。共に手痛いダービー敗戦からのバウンスバックを図る崖っぷちの両雄が激突するビッグマッチだ。 現在、2位のシティ(勝ち点39)は前節、敵地でマンチェスター・ユナイテッド(勝ち点38)とのダービーマッチに臨んだ。前半から相手の強度の高い守備に苦戦したものの、途中投入のグリーリッシュのゴールで後半序盤に先制。以降もボールを握って危なげなく試合をコントロールしたが、ラッシュフォードのオフサイドが疑われるブルーノ・フェルナンデスの疑惑の同点ゴールで流れを一変されると、数分後に絶好調のラッシュフォードに痛恨の逆転ゴールを献上。その後、反撃に打って出たものの、相手の守備を最後までこじ開けられず、痛恨の1-2の逆転負けとなった。 EFLカップのサウサンプトンに続く敗戦により、今季初めて公式戦連敗を喫したグアルディオラのチームは、首位のアーセナル(勝ち点47)とのポイント差が「8」に広がった上、3位のニューカッスル、4位のユナイテッドとの勝ち点差がわずか1ポイントに縮まった。そのライバル3チームの調子を考えれば、これ以上の取りこぼしはリーグ3連覇に向けて致命傷となるだけに、近年苦手とするスパーズ戦では是が非でも勝ち点3を獲得したいところ。 一方、5位のトッテナム(勝ち点33)は前節、アーセナルとのダービーを戦った。2014年を最後にホームでは無敗を継続していたが、今回のダービーでは0-2のスコア以上の差で完敗。試合序盤に守護神ロリスのオウンゴールで先制を許すと、防戦一方を強いられた前半終盤にウーデゴールに鮮烈なミドルシュートを決められた。後半はホームチームの意地を見せて盛り返したものの、再三の好守を見せた相手守護神の牙城を破れず。2013-14シーズン以来となるシーズンダブルの屈辱を味わうことになった。 この惨敗によって今季限りとなっているコンテ監督の去就問題が再び騒がしくなっている一方、前述のように好調の上位チームとのポイント差も広がっており、トップ4争いにおいてもここが正念場だ。 なお、近年対ビッグ6の戦績が今一つなトッテナムだが、唯一相性の良さを見せているのが、シティとの対戦。昨季のシーズンダブルを含め、直近のリーグ戦5試合の戦績は4勝1敗と圧倒している。チームの現状を考えれば、シティ優位は揺るがないが、今回の対戦では実力差がそのまま結果に表れるのか、あるいは相性の良さが発揮されるか…。 ◆マンチェスター・シティ◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230118_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:エデルソン DF:ウォーカー、ストーンズ、アカンジ、アケ MF:デ・ブライネ、ロドリ、ギュンドアン FW:マフレズ、ハーランド、グリーリッシュ 負傷者:DFストーンズ、ルベン・ディアス、MFデ・ブライネ コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては軽傷を抱えていたストーンズ、ルベン・ディアス、デ・ブライネの3選手がトレーニング復帰を果たしており、現状では全選手が起用可能な状態だ。 スタメンに関してはダービーから3人の入れ替えを予想。カンセロに代わって負傷明けのストーンズがセンターバックに入り、アケが左サイドバックに。また、やや疲労の色が見えるベルナルド・シウバとフォーデンに代えてギュンドアンとダービーでゴールを決めたグリーリッシュの先発復帰と見る。 ◆トッテナム◆ 【3-4-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230118_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ロリス DF:ロメロ、ダイアー、ラングレ MF:ドハーティ、ベンタンクール、ホイビュア、ペリシッチ FW:クルゼフスキ、ケイン、ソン・フンミン 負傷者:MFベンタンクール、FWルーカス・モウラ コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはルーカス・モウラが引き続き不在となるが、トレーニング復帰のベンタンクールが起用可能となった。 スタメンに関してはダービーから2人の入れ替えを予想。パプ・サールとセセニョンに代わってベンタンクール、ペリシッチと本来の主力が復帰するはずだ。その他では3バックの左にベン・デイビス、不振のソン・フンミンをベンチに置きリシャルリソンをスタートから起用するプランも考えられる。 ★注目選手 ◆マンチェスター・シティ:FWアーリング・ハーランド <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230118_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 初対戦の相手に2023年初ゴールを狙う。初上陸のイングランドの地でここまでリーグ戦17試合21ゴールを含め、公式戦24試合27ゴールと驚異のゴールペースを披露している怪物ストライカー。しかし、怪物もさすがに人の子だったか、年明け以降に出場した3試合ではノーゴールとやや量産ペースにかげりが見え始めている。 また、ここ最近のチームの攻撃面の停滞は自身一人の問題ではないが、直近3試合ではほとんどフィニッシュまで持ち込めていないのはやや気がかりな点だ。 今回の一戦では対戦相手が自陣深くにブロックを形成する可能性が高い中、地上戦においては苦戦が想定される。ただ、デ・ブライネを筆頭にピンポイントのクロスを供給できる選手が多いだけに、持ち味の質の高い動き出しからのヘディングやワンタッチシュートがゴールを奪うカギとなりそうだ。また、チームとして早い時間帯に先制点を奪うことができれば、得意のカウンターからここ3試合の鬱憤を晴らす複数ゴールも期待できる。 ◆トッテナム:FWソン・フンミン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230118_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 不振脱却でチームを勝利に導けるか。昨季アジア人史上初のリーグ得点王に輝いた韓国代表FWだが、今季ここまではリーグ戦17試合4ゴールと深刻な不振に陥る。決定機におけるシュート精度の低下に加え、ここ数年の勤続疲労か、加齢の影響か、ドリブル成功率やパス成功率などスタッツ面が大幅に低下している点も気がかりだ。 それでも、中断前に負った眼窩底骨折からようやく回復し、前々節のクリスタル・パレス戦では復帰後初ゴールを奪取。そして、保護用のフェイスマスクを外して臨んだ前節のダービーでは躍動が期待されたが、低調なパフォーマンスに終始。今季の不調の深刻さを物語る結果となってしまった。 現在、クルゼフスキに加え、リシャルリソンが復帰したことでチームの攻撃オプションは間違いなく増えているが、後半戦の巻き返しに向けてエースの復活は必須。通算15度の対戦で7ゴール3アシストと相性の良さを見せるシティとのビッグマッチで昨季のパフォーマンスを取り戻し、チームを勝利に導きたい。 2023.01.19 12:00 Thu
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【プレミア注目プレビュー】今季2度目のノースロンドンダービー! アーセナル独走か、スパーズが上位争い踏みとどまるか

プレミアリーグ第20節、トッテナムvsアーセナルが、日本時間15日25:30にトッテナム・ホットスパースタジアムでキックオフされる。上位争いの行方を左右する重要な今季2度目のノースロンドン・ダービーだ。 開幕6戦無敗スタートも、今季最初のダービーで初黒星を喫したトッテナム(勝ち点33)は、前線を中心に負傷者に悩まされて低迷。中断期間を挟んでリーグ戦7試合連続先制点献上と、前半の不出来と守備の問題を抱えていたが、前節のクリスタル・パレス戦ではFWケインとFWソン・フンミン揃い踏みの活躍に加え、8戦ぶりのクリーンシートを達成する4-0の快勝。リーグ3戦ぶりの白星を挙げると、直近のFAカップでは3部のポーツマスに苦戦しながらもケインのゴールを守り抜いて1-0の勝利。公式戦連勝でホーム開催のダービーを迎えることになった。 現在、宿敵とは11ポイント差の5位と逆転優勝は現実的とは言えないが、最低限のノルマであるトップ4フィニッシュに向けてこれ以上の取りこぼしは許されない。ここからの3週間ではダービー、2位マンチェスター・シティとホーム&アウェイの2試合とビッグマッチを控えており、コンテ率いるチームにとって正念場だ。 一方、今季ビッグ6のライバルが勝ち点を取りこぼし続ける中、開幕から安定して勝ち点を重ねる首位のアーセナル(勝ち点44)。前節のニューカッスル戦では躍進の3位チームと0-0のドローに終わり、今季最長の6連勝を逃したが、リーグ11戦無敗を継続中。さらに、直近のFAカップでは3部のオックスフォード相手に前半苦戦も、FWエンケティアの2ゴールの活躍によって終わってみれば3-0の快勝。今回のダービーに向けてきっちり白星を取り戻した。 前日に行われたマンチェスター・ダービーでは2位シティが敗れており、敵地でのダービーで勝利できれば勝ち点差を「8」に広げられる。逆に、ここでお付き合いになると、次節はシティ撃破で勢いに乗る4位のマンチェスター・ユナイテッドとのタフな戦いが待っているため、最低限勝ち点1は持ち帰りたいところだ。 昨年10月にエミレーツ・スタジアムで行われた前回対戦はホームのアーセナルが3-1のスコアで快勝。前半にトーマス、ケインとゴールを奪い合った中、後半序盤にガブリエウ・ジェズスのゴールで勝ち越したアーセナルは、エメルソンの一発退場で得た数的優位を生かしてジャカがトドメの3点目を奪って勝ち切った。 ただ、互いにホームチーム圧倒的優位のノースロンドンダービーにおいてトッテナムは目下ホーム4連勝中。アーセナルが最後に敵地で勝ったのは2014年3月まで遡る。 ◆トッテナム◆ 【3-4-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230114_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ロリス DF:ロメロ、ダイアー、ラングレ MF:ドハーティ、ビスマ、ホイビュア、ペリシッチ FW:クルゼフスキ、ケイン、ソン・フンミン 負傷者:MFベンタンクール、FWリシャルリソン、ルーカス・モウラ コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはルーカス・モウラが引き続き不在となるが、ようやくトレーニングに復帰したベンタンクールとリシャルリソンの2人はメンバー入りの可能性がある。 スタメンに関しては快勝した前節のパレス戦からスキップとブライアン・ヒルに代わって、負傷明けのビスマとクルゼフスキの復帰が見込まれる。状態次第ではベンタンクールのスタートも。また、左センターバックではベン・デイビス起用も考えられる。 ◆アーセナル◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230114_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ラムズデール DF:ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ MF:ウーデゴール、トーマス、ジャカ FW:サカ、エンケティア、マルティネッリ 負傷者:FWガブリエウ・ジェズス、ネルソン コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはガブリエウ・ジェズス、ネルソンが引き続き不在となる。 スタメンに関しては前節のニューカッスル戦と全く同じメンバーの起用を予想。変更点があるとすれば、サイドバックに冨安健洋、ティアニーが入るぐらいか。 ★注目選手 ◆トッテナム:FWハリー・ケイン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230114_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ノースロンドンのキングが偉業達成狙う。昨季リーグ得点王に輝いた相棒ソン・フンミンが不振に陥る中、ここまでリーグ戦18試合15ゴールと、早くも昨季の17ゴールに迫る活躍を見せる29歳FW。前節のパレス戦でプレミアリーグ通算300試合を祝う2ゴールを挙げ、ポーツマス戦でも1ゴールを挙げたイングランド代表FWは、今回のダービーで2つの偉大な記録に挑む。 スパーズ通算412試合出場で265ゴールを記録するケインは、一昨年に逝去したジミー・グリーブスが持つクラブ記録の266ゴールにあと1ゴールに迫る。また、プレミアリーグでは300試合出場で198ゴールを記録しており、アラン・シアラー(260ゴール)、ウェイン・ルーニー(208ゴール)に続く200ゴール到達が間近に。そして、このダービーで2ゴールを決められれば、チームの勝利と共に2つの偉業を達成することになる。 リーグ通算16試合14ゴールとすでに歴代最多ゴール記録を持つ大得意のノースロンドン・ダービーでは、前回対戦を含め2試合連発中。チームとして守勢の展開が予想されるが、復調の相棒に復帰が見込まれるクルゼフスキやリシャルリソンと共に得意のカウンターからゴールをこじ開けたい。 ◆アーセナル:MFマルティン・ウーデゴール <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230114_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 絶好調の若きスキッパーがシーズンダブルを狙う。加入3年目でイングランド屈指の名門のキャプテンに任命された24歳のノルウェー代表は、クラブからの信頼に応えるように開幕から攻守に躍動。ここまで16試合7ゴール5アシストの数字を残し、早くも昨季に記録したガナーズでのキャリアハイのゴール数に並んでいる。 また、アルテタ監督が「ゲームを決め、ハードワークし、毎試合、それぞれの瞬間にチームが必要とするものを提供してくれる」と全幅の信頼を寄せる若きスキッパーは、11月・12月度のリーグ月間MVPを初受賞するなど好調を維持しており、今回のダービーに向けてはサカとマルティネッリの両ウイングと共に最も頼りになる存在だ。 ダービーではデビュー戦以降ゴールから遠ざかっているが、常に安定したパフォーマンスを見せており、ジェズス不在の中で中央での起点づくり、チャンスメークを担うと共にミドルシュートとラストパスを使い分けながら相手守備を揺さぶる仕事が期待される。 2023.01.15 12:00 Sun
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