日本人3人共演のセルティックが敵地でシャフタールとドロー《CL》

2022.09.15 03:45 Thu
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)グループF第2節のシャフタール・ドネツクvsセルティックが14日に行われ、1-1の引き分けに終わった。
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ロシアによるウクライナ侵攻の影響を受け、シャフタールの本拠地オリンピスキ・スタジアムではなくポーランドのスタディオン・ヴォイスカ・ポルスキエゴで行われた一戦。
先週行われたグループステージ初戦でレアル・マドリーに完敗したセルティックが激突した一戦。今大会初勝利を狙うセルティックは、古橋亨梧旗手怜央を先発で起用。前田大然はCL2試合連続のベンチスタート、井手口陽介はベンチ外となった。

初戦でライプツィヒに快勝しグループ首位に立つシャフタールに対し、セルティックは開始早々にオライリーのパスに反応した古橋に決定機が訪れたが、シュートは相手GKの好守に阻まれた。

その後もポゼッションで上回るセルティックが、やや押し気味に試合を進めると10分、カウンターを狙ったムドリクのトラップミスをユラノビッチ大きくクリアすると、左サイド高い位置でこれを拾ったハクシャバノビッチがボックス左深くへラストパス。これを反応した旗手が左足でゴールを狙うと、相手DFにディフレクトしたボールがそのままゴールに吸い込まれた。
先制したセルティックだが、シャフタールは30分にワンチャンスを生かして追いつく。スダコフのスルーパスに反応したムドリクが驚異的なスプリントでユラノビッチのマークを振り切ると、ボックス左から強烈なシュートを対角線に突き刺した。

試合を振り出しに戻したシャフタールは、33分にもコノプリアのパスでボックス左深くまで駆け上がったムドリクの折り返しからシェヴドがネットを揺らしたが、ムドリクのクロスの前にラインを割っており、ゴールは取り消された。

1-1で迎えた後半、セルティックはハクシャバノビッチを下げて前田を右MFに投入。対するシャフタールは、61分にズブコフとシェヴドを下げてラシナ・トラオレとペトリャクをピッチに送り出した。

その後も膠着状態が続く中、セルティックは68分に古橋、旗手、オライリーを下げてギアクマキス、ターンブル、モーイを投入。すると73分、敵陣でボールをカットしたジョタがボックス内に切り込むと、DF2人をかわしてシュートを放ったが、これはボンダルのブロックに弾かれた。

セルティックは85分、ボックス左でボールを受けたテイラーの折り返しを中央のギアクマキスがワントラップからシュート。さらに89分には右サイドをオーバーラップしたユラノビッチのクロスをファーサイドに走りこんだ前田がすべり込みながら合わせたが、共にシュートはゴール左に外れた。

後半アディショナルタイムにもセルティックはゴールに迫る場面を作ったが、最後まで勝ち越し点を奪えず、痛み分けのドローに終わった。

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