「バルサのシャツを着るのが夢だった」 ハフィーニャがチェルシーとで揺れた今夏回想

2022.09.11 17:55 Sun
Getty Images
今夏にバルセロナか、チェルシーかで去就揺れたブラジル代表FWハフィーニャだが、前者に勝る移籍先などなかったようだ。

リーズ・ユナイテッドでの過去2シーズンで評価を上げ、ビッグクラブから人気を博す存在となったハフィーニャ。チェルシーも獲得に本腰だったが、ボーナス込みで最大6700万ユーロ(約96億9000万円)といわれる移籍金額でバルセロナ入りが決まった。

自身の念願も叶ってのバルセロナ入りから早1カ月が過ぎ、主力として計算される25歳はスペイン『La Vanguardia』で改めて今夏を回想。「チェルシーからのオファーを断った? イエスだ。僕の夢はバルサのシャツを着ることだったから」と語っている。
また、ブラジル代表、そしてバルセロナでいち時代を築いたロナウジーニョ氏に対する憧れも口に。そんな自身のアイドルがプレーしたバルセロナからの話はどこよりも魅力的に映り、家族からの教えもこの移籍を決断する上で大きく影響したようだ。

「ロナウジーニョが加入して以来、僕は幼い頃からこのチームをフォローし、その一員になりたかった。その願望はどんなオファーよりも強かったんだ。金銭的にどれだけ魅力的なものでもね」
「ここに来ても、登録されるのに苦労するかもしれないというのは承知済みだったけど、クラブが頑張ってくれているのも知っていた。だから、経済的な状況を信じて受け入れると決心したんだ」

「僕はポルト・アレグレという貧困地域のラ・レスティンガで生まれ、貧しい子供時代を過ごした。でも、家族からは物質的なことよりも謙虚さや価値観の方がずっと大事だと教えられたんだ。それに何度も救われたよ」

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浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!

▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu

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