バイリーが“イングランド人選手優遇”のユナイテッドを批判 「先発することが当たり前だと思っている人間がいる…」
2022.09.07 07:30 Wed
マルセイユのコートジボワール代表DFエリック・バイリーが、レンタル元であるマンチェスター・ユナイテッドの“イングランド人選手優遇”について憤りを示している。
2016年夏にビジャレアルからユナイテッドに加入したバイリーは、ここまで公式戦113試合に出場。加入当時のジョゼ・モウリーニョ体制下では高い身体能力を武器にレギュラーとしての活躍が期待されたが、相次ぐケガで稼働率が悪く、バックアッパーに甘んじていた。
今夏のプレシーズンではアピールを続けたが、クラブがエリク・テン・ハグ監督の愛弟子であるDFリサンドロ・マルティネスを獲得したことで、更なる序列低下が見込まれた中、先月下旬に買い取りオプション付きのレンタルでマルセイユへ加入していた。
7日にチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ初戦のトッテナム戦を控える中、イギリス『タイムズ』の取材に応じたコートジボワール代表DFは、具体的な名前を避けたものの、クラブに蔓延る“イングランド人選手優遇”の選手起用に不満を示した。
「クラブはイングランド人プレーヤーを優遇するのをやめて、全員にチャンスを与えるべきだ」
「チェルシーや他のプレミアリーグのビッグクラブではそういったことは起こらない。ユナイテッドには先発することが当たり前だと思っている人間もいるし、それがチームを弱体化させる。幸いなことに、(エリク)テン・ハグには多くの個性があり、彼がそのダイナミクスを変えてくれることを願っているよ」
ちなみに、バイリーは今年4月にSNS上で自身とDFラファエル・ヴァランの先発起用を求めるファンのメッセージに反応しており、前述の優遇されているプレーヤーは、チームキャプテンのことを指していることは明白だ。
また、バイリーは前述のコメントのように新指揮官としっかりとしたコミュニケーションを取れていたものの、出場機会を求めてマルセイユ行きを決めたと今夏の移籍の経緯を明かしている。
「昨シーズンの終わりにエリク・テン・ハグが契約にサインしに来たときに、ドレッシングルームで彼と会ったよ」
「僕はすでにクラブを去るつもりだったから荷物をまとめていたんだ。そのときに、彼は僕に対して、全員に評価のための時間を与えるつもりだから、僕にもとどまってほしいと言ってきたんだ」
「それでユナイテッドとサマーツアーに参加することで同意し、彼も約束を守ってくれた。ただ、僕は時々しかプレーできないのはイヤだった。毎週試合に出場して、チームにとって重要だと感じたいし、自信を取り戻したかったんだ」
2016年夏にビジャレアルからユナイテッドに加入したバイリーは、ここまで公式戦113試合に出場。加入当時のジョゼ・モウリーニョ体制下では高い身体能力を武器にレギュラーとしての活躍が期待されたが、相次ぐケガで稼働率が悪く、バックアッパーに甘んじていた。
今夏のプレシーズンではアピールを続けたが、クラブがエリク・テン・ハグ監督の愛弟子であるDFリサンドロ・マルティネスを獲得したことで、更なる序列低下が見込まれた中、先月下旬に買い取りオプション付きのレンタルでマルセイユへ加入していた。
「クラブはイングランド人プレーヤーを優遇するのをやめて、全員にチャンスを与えるべきだ」
「(クラブは)誰かに気を配るだけでなく、ドレッシングルームでの競争を奨励すべきだ。僕はいつもイングランド代表のプレーヤーが優遇されていると感じていた」
「チェルシーや他のプレミアリーグのビッグクラブではそういったことは起こらない。ユナイテッドには先発することが当たり前だと思っている人間もいるし、それがチームを弱体化させる。幸いなことに、(エリク)テン・ハグには多くの個性があり、彼がそのダイナミクスを変えてくれることを願っているよ」
ちなみに、バイリーは今年4月にSNS上で自身とDFラファエル・ヴァランの先発起用を求めるファンのメッセージに反応しており、前述の優遇されているプレーヤーは、チームキャプテンのことを指していることは明白だ。
また、バイリーは前述のコメントのように新指揮官としっかりとしたコミュニケーションを取れていたものの、出場機会を求めてマルセイユ行きを決めたと今夏の移籍の経緯を明かしている。
「昨シーズンの終わりにエリク・テン・ハグが契約にサインしに来たときに、ドレッシングルームで彼と会ったよ」
「僕はすでにクラブを去るつもりだったから荷物をまとめていたんだ。そのときに、彼は僕に対して、全員に評価のための時間を与えるつもりだから、僕にもとどまってほしいと言ってきたんだ」
「それでユナイテッドとサマーツアーに参加することで同意し、彼も約束を守ってくれた。ただ、僕は時々しかプレーできないのはイヤだった。毎週試合に出場して、チームにとって重要だと感じたいし、自信を取り戻したかったんだ」
エリック・バイリーの関連記事
マンチェスター・ユナイテッドの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
エリック・バイリーの人気記事ランキング
1
開催国コートジボワール代表がメンバー発表! ザハ&バイリーが選外に【CAN2023】
コートジボワールサッカー連盟(FIFCI)は28日、アフリカ・ネーションズカップ(CAN)に向けた同国代表メンバー27人を発表した。 2015年以来、3度目の優勝を目指す開催国の“レ・ゼレファン”。ジャン=ルイ・ガセ監督は、FWセバスティアン・アラー(ドルトムント)やFWシモン・アディングラ(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)、MFフランク・ケシエ(アル・アハリFC)、DFセルジュ・オーリエ(ノッティンガム・フォレスト)、DFエヴァン・エンディカ(ローマ)らを選出。 一方、これまでチームの主力としてプレーしていたDFエリック・バイリー(ベシクタシュ)やFWウィルフリード・ザハ(ガラタサライ)が招集メンバー外となった。 今大会で開催国でグループAに入るコートジボワールは、来月14日にギニアビサウ代表戦、18日にナイジェリア代表戦、22日に赤道ギニア代表戦を戦う予定だ。 ◆コートジボワール代表メンバー27名 GK ヤヒア・ファフォナ(アンジェ/フランス) バドラ・アリ・サンガレ(セクフネ・ユナイテッド/南アフリカ) チャールズ・フォーリー(ASECミモザ) DF セルジュ・オーリエ(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) ウィリー・ボリ(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) イスマエル・ディアロ(ハイドゥク・スプリト/クロアチア) ウスマーヌ・ディオマンデ(スポルティングCP/ポルトガル) ジスラン・コナン(アル・ファイハ/サウジアラビア) オディロン・コスヌ(レバークーゼン/ドイツ) エヴァン・エンディカ(ローマ/イタリア) ウィルフリード・ステファン・シンゴ(モナコ/フランス) MF ジャン・ティエリ・ラザレ(ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー) イドリサ・ドゥンビア(アル・アハリSC/カタール) セコ・フォファナ(アル・ナスル/サウジアラビア) フランク・ケシエ(アル・アハリFC/サウジアラビア) イブラヒム・サンガレ(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) ジャン=ミシェル・セリ(ハル・シティ/イングランド) FW シモン・アディングラ(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) ジョナタン・バンバ(セルタ/スペイン) ジェレミー・ボガ(ニース/フランス) ウマル・ディアキテ(スタッド・ランス/フランス) マックス・グラデル(スィヴァススポル/トルコ) セバスティアン・アラー(ドルトムント/ドイツ) カリム・コナテ(レッドブル・ザルツブルク/オーストリア) クリスティアン・クアメ(フォレンティーナ/イタリア) ジャン=フィリプ・クラソ(ツルヴェナ・ズヴェズダ/セルビア) ニコラ・ペペ(トラブゾンスポル/トルコ) 2023.12.29 08:00 Fri2
心機一転ラッシュフォードに“ユナイテッドで苦しんだ”旧友から声援続々...サンチョ、マクトミネイ、フィル・ジョーンズなど
元イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(27)に対し、かつての仲間たちが続々とエールを送っている。 3日、マンチェスター・ユナイテッドからアストン・ビラへの半年レンタルがとうとう正式発表されたラッシュフォード。イングランド代表への返り咲きはもちろん、キャリアそのものを立て直すべく、ビラでの奮闘が大事となる。 ラッシュフォード本人も3日、「移籍を実現させてくれた関係者に感謝している。早くビラでプレーしたい」などとSNSで抱負。 これに対し、真っ先に「強い彼が戻ってくる」と反応したのが、ユナイテッドからチェルシーへレンタル移籍中のジェイドン・サンチョ。ラッシュフォードと同様、指揮官との軋轢で士気が低下し、新天地へ…サンチョはラッシュフォードへの連帯意識が強いのかもしれない。 また、ユナイテッドのアレハンドロ・ガルナチョ、ルーク・ショーは「頑張れラッシュ」「兄弟よ、幸運を祈る」と投稿し、昨夏ナポリへと去ったことが結果的に大正解だったスコット・マクトミネイもラッシュフォードにエール。 そのほか、フィル・ジョーンズ氏、ドニー・ファン・デ・ベーク、エリック・バイリーと、それぞれ理由は異なれど苦しい思いをしながらユナイテッドを去っていった旧友が、ラッシュフォードの投稿に反応、エールを送っている。 2025.02.04 16:15 Tueマンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
「ワカバヤシだ!」ユナイテッドGKの“帽子姿”に世界中のサポーターから反応
マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンのプレースタイルが話題になっている。 ユナイテッドは18日、プレミアリーグ第32節でバーンリーとホームで対戦。ヘンダーソンはリーグ戦6試合連続先発出場を果たした。 オフサイドにより取り消しとなったものの、開始20秒過ぎに不用意な飛び出しからネットを揺らされたヘンダーソンは、日光が気になったのか、後半からは赤地にクラブのエンブレムが描かれた“帽子”を着用。イングランドで帽子をかぶるGKはほとんどおらず、その珍しい姿は大きな話題を呼んだ。 ヘンダーソンはシェフィールド・ユナイテッド時代にも帽子をかぶってゴールマウスを守ったことがあるが、アメリカ『Bleacher Report』が帽子姿を公開すると、「似合ってないけど可愛い」「帽子をかぶるGKは減った」などの意見が寄せられた。 中でも、「ワカバヤシだ!」「ワカバヤシ・ヘンドー」など、漫画『キャプテン翼』に登場する、帽子がトレードマークのGK若林源三になぞらえる声が多く、そのことに驚く日本人のファンの声もあった。 ヘンダーソンは50分に左CKの場面で相手DFジェームズ・タルコウスキにゴールを許したものの、ユナイテッドは後半だけで3ゴールを記録。リーグ5連勝を達成している。 <span class="paragraph-title">【画像】若林源三を彷彿とさせる“帽子姿”のヘンダーソン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Dean Henderson brought out the cap for the second half <a href="https://t.co/yQrtMpjOPY">pic.twitter.com/yQrtMpjOPY</a></p>— B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1383822300311478273?ref_src=twsrc%5Etfw">April 18, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.04.19 20:30 Mon2
“ジャンピングチョップ事件”いまだ和解なし、ファン・ニステルローイが宿敵との騒動を振り返る
▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon3
伝説のGKカーンが語る意外な後悔「あそこに移籍すれば良かった」
▽フットボール界のレジェンドである元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏が、キャリアにおける後悔として、「マンチェスター・ユナイテッドへの移籍」を挙げた。 ▽カーン氏は現役時代、1994年にカールスルーエから加入したバイエルンで14シーズンにわたって守護神として活躍し、8度のブンデスリーガや2000-01シーズンのチャンピオンズリーグ制覇を経験した。また、ドイツ代表としては86試合に出場し、1996年のユーロ優勝や2002年の日韓ワールドカップ準優勝を経験した。 ▽ドイツ『スポーツ・ビルト』のインタビューに応じたカーン氏は、海外移籍に挑戦してみたかったという思いを吐露し、当時アレックス・ファーガソン氏が率いていたユナイテッドへの移籍についての後悔を口にした。 「アレックス・ファーガソンは未だに私に怒っているんじゃないかな。2003年か2004年、彼は私がユナイテッドに移籍すると思っていただろうからね。でもバイエルンで締めくくることが私にとってより重要だった」 「振り返ってみれば、移籍してみるべきだったと思う。私にとっていい挑戦になったはずだ」 ▽当時ユナイテッドは、2005年にGKエドウィン・ファン・デル・サールが加わるまでGKに確固たる存在を立てることができずにいた時代が続いていた。ファン・デル・サールと共に2007-08シーズンには欧州王者に君臨したユナイテッドだが、カーンが加わっていたらまた大きな違いが生まれていたことだろう。 2017.12.15 14:09 Fri4
ユナイテッドの新鋭がボックスジャンプ“世界記録”級の160cmに到達
マンチェスター・ユナイテッドのスウェーデン人FWアントニー・エランガ(20)が驚異の身体能力を発揮した。イギリス『サン』が伝えている。 スウェーデン生まれながら、1998年のワールドカップ(W杯)にカメルーン代表として出場したジョセフ・エランガ氏を父に持つエランガは、爆発的な突破力だけでなく、得点力にも優れた次代のスター候補として注目される1人だ。 12歳の頃からユナイテッドのアカデミーに所属しており、とんとん拍子でステップアップを果たすと、今季はプレミアリーグ21試合、チャンピオンズリーグ(CL)3試合、FAカップ2試合、EFLカップ1試合に出場。スウェーデン代表デビューも果たした。 期待の星のエランガは、クラブのフィジカルトレーニングで助走ありのボックスジャンプに挑戦。その中で63インチ(約160cm)のジャンプを成功させた。 『サン』によると助走ありのボックスジャンプの世界記録はクリストファー・スペルがマークした67インチ(約170cm)だという。 エランガが63インチのボックスジャンプを成功させたのは先月のことだが、改めてその凄さが脚光を浴びている。 4月に20歳になったばかりのエランガだが、サッカーでもさらなる飛躍を遂げることができるだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】エランガの身体能力が分かる驚異のボックスジャンプ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="tiktok-embed" cite="https://www.tiktok.com/@manutd/video/7105719892111887622" data-video-id="7105719892111887622" style="max-width: 605px;min-width: 325px;" > <section> <a target="_blank" title="@manutd" href="https://www.tiktok.com/@manutd">@manutd</a> Elanga beast mode unlocked <a title="unitedontiktok" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/unitedontiktok">#UnitedOnTikTok</a> <a title="mufc" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/mufc">#MUFC</a> <a title="manutd" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/manutd">#ManUtd</a> <a title="anthonyelanga" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/anthonyelanga">#AnthonyElanga</a> <a target="_blank" title="original sound - Manchester United" href="https://www.tiktok.com/music/original-sound-7105719858041588486">original sound - Manchester United</a> </section> </blockquote> <script async src="https://www.tiktok.com/embed.js"></script> 2022.06.30 21:45 Thu5