ベルギー代表DFヴェルトンゲンがベンフィカからアンデルレヒトに電撃移籍、キャリア初のベルギーでのプレーに

2022.09.02 20:35 Fri
Getty Images
アンデルレヒトは2日、ベンフィカからベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲン(35)が完全移籍で加入することを発表した。契約期間は2024年夏までの2年間となる。背番号は「14」に決まった。

ベールスホットのユース育ちのヴェルトンゲンは、そのままアヤックスのアカデミーに入団。2007年7月にファーストチームに昇格する。
アヤックスでは公式戦220試合に出場し28ゴール12アシストを記録。チームの主軸としてプレーすると、2012年7月にトッテナムへと完全移籍する。

トッテナムでも左サイドバックやセンターバックでプレーし主軸と担うと、公式戦315試合で14ゴール8アシストを記録。2020年8月にベンフィカへと完全移籍していた。
ベンフィカでは2シーズンプレーし、公式戦89試合で1ゴール3アシスト。しかし、今シーズンは開幕から出番が限られ、1分しかプレーしていなかった。

ベルギー代表としても、左サイドバックや3バックの一角でプレーし、139試合で9ゴールを記録。試合出場数は歴代1位を誇っている。

ベルギーでのプレーはプロキャリアを通じて初めて。初のベルギーでのプレーが決まったヴェルトンゲンはクラブを通じてコメントしている。

「過去にアンデルレヒトとの話し合いがあったが、突然すべてがうまくいった。僕はしばらくクラブのプロジェクトをフォローしてきたけど、自分の経験からこれに何か貢献できると確信している」

「これは僕のキャリアにとってまさに正しいステップであり、ロト・パークで初めてのゲームをプレイできることを本当に楽しみにしている」

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