ユナイテッドがアルナウトビッチに関心も…ボローニャは安価での売却を拒否

2022.08.08 15:32 Mon
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドが関心を寄せるオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチ(33)だが、ボローニャは安価で売却するつもりはないようだ。

これまで数多くのクラブを渡り歩いてきたアルナウトビッチは、昨夏加入のボローニャでセリエA33試合14ゴール1アシストの好成績を記録。33歳になってもなお健在であることをアピールし、今夏にはユベントスが獲得を検討していると報じられてきた。

しかし、イタリア『トゥットメルカート』によると、現在獲得にもっとも関心を抱いているのはユナイテッドとのこと。ユナイテッドはFWエディンソン・カバーニが退団したことに加え、エースのFWクリスティアーノ・ロナウドも移籍を希望。7日に行われたプレミアリーグ開幕節で黒星を喫したクラブはストライカー不足を避けるため、経験豊富なアルナウトビッチの獲得を検討している模様だ。
アルナウトビッチとしてはキャリア終盤で舞い込んだビッグクラブ移籍のチャンスを掴みたいところだが、シーズン開幕を間近に控えるボローニャはエース売却に否定的な様子。ユナイテッドは600万~800万ユーロ(約8億2000万円~約11億円)の移籍金を支払う姿勢を見せているが、ボローニャはより高額なオファーを要求している。

仮にユナイテッドが要求通りオファーを上乗せして移籍が成立した場合、アルナウトビッチにとっては2019年夏にウェストハムを去って以来のプレミア復帰となるが、果たして。

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