冨安健洋の開幕戦復帰は? アルテタ監督がケガ人について語る「全てが上手くいけば起用可能」、長引く理由は「回復させられなかったから…」

2022.08.04 22:50 Thu
Getty Images
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、2022-23シーズンのプレミアリーグ開幕に向けて記者会見に出席。ケガ人の状態を明かした。クラブ公式サイトが伝えた。
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いよいよ開幕を迎えるプレミアリーグ。5日の28時のオープニングゲームで、アーセナルはクリスタル・パレスと対戦する。
昨季はシーズン最終盤でトップ4入りを逃したアーセナル。今夏も多くの選手を補強してチーム力をあげている一方で、ケガ人も多数いる状況だ。

アルテタ監督は負傷選手についての最新情報を明かした。

「冨安、スミス・ロウ、ティアニー、ヴィエイラが今日の午後にトレーニングを行い、全てが上手くいけば、彼らはチームで起用可能となる」
「プレシーズンでは時間が不足しており、彼らは我々にとって本当に重要な選手であるため、回復し始めてくれれば幸いだ」

日本代表DF冨安健洋、イングランド代表MFエミール・スミス・ロウ、スコットランド代表DFキーラン・ティアニー、U-21ポルトガル代表MFファビオ・ヴィエイラは、アメリカツアーに帯同したものの1秒もピッチに立っていなかった。

特にチームを支えていた冨安とティアニーは昨季からケガが続いており、長引いている状況だ。

2人についてアルテタ監督は改めてコメントしている。

「長期的なケガでないことを願っているが、彼らが長引くケガを負った理由は様々なものがある。おそらく、チームが彼らを回復させられなかったことが原因だ」

「必要である時にプレーさせられず、完全に回復していない時は疲れすぎていて、時には急ぐ必要もあった」

「2人については、色々なことが重なったんだと思う。彼らはとても貪欲であり、チームに貢献しようという気持ちがある」

「2人がフィットし、最高のパフォーマンスを発揮すれば、チームとしてより強くなることはわかっている」

開幕戦に関しては欠場する可能性も高そうな冨安。今夏の補強で戦力も充実してきただけに、ティアニーとともにケガをしっかりと治してからの復帰が望ましいだろう。

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