ワイナルドゥムのローマ移籍に大きな進展! 3者間の交渉が順調に進む
2022.07.28 15:45 Thu
パリ・サンジェルマン(PSG)のオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム(31)がローマ移籍に向け、順調に交渉を進めているようだ。
昨夏フリーで加入したPSGで厳しい状況が続くワイナルドゥム。クリストフ・ガルティエ新監督を始め、フットボール・アドバイザーを務めるルイス・カンポス氏らクラブ首脳陣は、すでに構想外と考えており、今夏の退団は不可避と見られている。
そういった中、現在はジョゼ・モウリーニョ監督の下で中盤の補強に動いているローマ行きが取り沙汰されている。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏と、ニコロ・スキラ氏は、PSGとローマ、ワイナルドゥムの3者間で交渉が順調に進んでおり、サラリーや細部の条件を詰める必要はあるものの、交渉がまとまる可能性が高いと主張している。
現状では1年間のドライローン、あるいは買い取りオプションを含めた1年ローンの可能性が高く、移籍に向けて最大のネックとなっている年俸900万ユーロ(約12億4500万円)と言われる同選手のサラリーに関しては、PSGが50%を負担するか、選手サイドが大幅な減俸を受け入れる形で、解決を目指すことになるようだ。
昨夏フリーで加入したPSGで厳しい状況が続くワイナルドゥム。クリストフ・ガルティエ新監督を始め、フットボール・アドバイザーを務めるルイス・カンポス氏らクラブ首脳陣は、すでに構想外と考えており、今夏の退団は不可避と見られている。
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現状では1年間のドライローン、あるいは買い取りオプションを含めた1年ローンの可能性が高く、移籍に向けて最大のネックとなっている年俸900万ユーロ(約12億4500万円)と言われる同選手のサラリーに関しては、PSGが50%を負担するか、選手サイドが大幅な減俸を受け入れる形で、解決を目指すことになるようだ。
ワイナルドゥムにはローマ以外にもいくつかオファーが届いているものの、同選手の最優先はローマ移籍だという。
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