C・ロナウド獲りをバイエルンCEOが否定 「我々の哲学にそぐわない」
2022.07.07 11:35 Thu
バイエルンのレジェンド守護神にして、最高経営責任者(CEO)のオリバー・カーン氏がマンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(37)に対する興味を否定した。
バイエルンからすれば、移籍が取り沙汰されるポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが退団時の穴埋めとなり得る存在だが、アメリカ『ESPN』によると、カーンCEOはドイツ『キッカー』で獲得に至る可能性を完全に否定したという。
「私はクリスティアーノ・ロナウドのことを偉大な選手の1人として高く評価しているが、その移籍は我々の哲学にそぐわないものとなるだろう」
今夏のここまでオランダ代表DFタイレル・マラシアを獲得するにとどまる補強面にも野心を感じれず、間違いなく終わりが近づくキャリアも意識して、CL出場クラブに移籍したいとされるC・ロナウドだが、去就やいかに。
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昨夏に12年ぶりのユナイテッド復帰を果たして、さすがの勝負強さとともに、チーム最多の公式戦24ゴールを記録したC・ロナウド。だが、チームの結果に比例せず、タイトル争いどころか、チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を逃す失意のシーズンを過ごした。そんなレッドデビルズは復権を期してエリク・テン・ハグ新監督の下で先月末から始動したが、C・ロナウドを巡っては移籍志願の報道が浮上。合流日予定日だった4日を過ぎても欠席が続くなか、チェルシーやナポリとともに、バイエルンの関心が噂されている。「私はクリスティアーノ・ロナウドのことを偉大な選手の1人として高く評価しているが、その移籍は我々の哲学にそぐわないものとなるだろう」
なお、『ESPN』が報じるところによれば、ユナイテッドは1年延長オプションを除くと契約が来季までのC・ロナウドに関して、今夏に売らずのスタンスだが、実際のところ、そこまで頑ななものではな様子。移籍を認めるなら、海外を希望しているとのことだ。
今夏のここまでオランダ代表DFタイレル・マラシアを獲得するにとどまる補強面にも野心を感じれず、間違いなく終わりが近づくキャリアも意識して、CL出場クラブに移籍したいとされるC・ロナウドだが、去就やいかに。
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