「寿司ボンバー」20年前の高原直泰のブンデス初ゴールは守護神カーンの無失点記録を止める一撃「衝撃的だった」
2023.02.10 21:15 Fri
ブンデスリーガの日本語版公式ツイッターが懐かしいゴールを投稿している。アップされたのは、今からちょうど20年前の2003年2月9日に行われたバイエルンvsハンブルガーSVの一戦で生まれたゴール。決めたのは沖縄SVの選手兼監督である元日本代表FW高原直泰だ。
2003年1月にジュビロ磐田からHSVへと完全移籍した高原。ハノーファー戦で先発出場の機会を掴むと、デビュー3戦目にはバイエルンとアウェイで対戦した。
当時のバイエルンは守護神だった元ドイツ代表GKオリバー・カーンが連続無失点を記録中。自身が保持していた736分の記録を更新できるかに注目が集まっていた。
試合は、バイエルンが11分に先制。24分にはカーンが無失点記録の更新を達成し、バイエルンのペースで進んだ。しかし、そのままタイムアップかと思われた後半アディショナルタイムにドラマがあった。
高原のブンデスリーガ初ゴールは、カーンの連続無失点記録を802分で止めるゴールに。試合は1-1のドローに終わっていた。
ブンデスリーガの投稿には、ファンも「このゴールは衝撃的だったな」、「寿司ボンバー」、「この映像、懐かしい」とコメントを寄せている。
高原は2008年に移籍するまで、HSVとフランクフルトでプレー。ブンデスリーガでは通算135試合に出場し25ゴール7アシストという数字を残している。
2003年1月にジュビロ磐田からHSVへと完全移籍した高原。ハノーファー戦で先発出場の機会を掴むと、デビュー3戦目にはバイエルンとアウェイで対戦した。
試合は、バイエルンが11分に先制。24分にはカーンが無失点記録の更新を達成し、バイエルンのペースで進んだ。しかし、そのままタイムアップかと思われた後半アディショナルタイムにドラマがあった。
メフディ・マハダヴィキアが右サイドからクロスを上げると、ゴール前に飛び込んだのは高原。打点の高いヘディングには守護神カーンも全く反応できず、ゴールネットを揺らすのを見送ることしかできなかった。
高原のブンデスリーガ初ゴールは、カーンの連続無失点記録を802分で止めるゴールに。試合は1-1のドローに終わっていた。
ブンデスリーガの投稿には、ファンも「このゴールは衝撃的だったな」、「寿司ボンバー」、「この映像、懐かしい」とコメントを寄せている。
高原は2008年に移籍するまで、HSVとフランクフルトでプレー。ブンデスリーガでは通算135試合に出場し25ゴール7アシストという数字を残している。
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7年ぶりにブンデスリーガへの復帰を決めた名門・ハンブルガーSVだが、昇格決定試合で大きな問題が起こっていた。 10日、2.ブンデスリーガ第33節でウルムと対戦したハンブルガーSVは、6-1で圧勝を収めた。 3位のエルフェアスベルクとの勝ち点差は「4」のままとなり、最終節を残して自動昇格の2位以内が決定。ブンデスリーガで6度の優勝を誇る名門クラブは、元日本代表DF酒井高徳がキャプテンを務めていた中で、2017-18シーズンに初降格。それ以来の昇格となった。 2部リーグ以下を知らなかったハンブルガーSVのファンにとっては、この7年間は苦しいものだっただろう。その表れか、試合終了のホイッスルと共に数千人のファンがピッチになだれ込むことに。この結果、大きな問題が発生していた。 ハンブルク消防署の声明による、25人が地元の病院に搬送され、うち5人が軽傷、19人が重傷とのこと。また、1人は生命に関わる重傷だという。病院には65名のドクターと救急隊員が派遣され、44名が治療を受けたとのことだ。 「試合終了のホイッスル後、フットボールファンがスタジアムに押し寄せ、数名のファンが負傷しました。ハンブルク消防署は、現場の救急隊を支援するため、大規模な緊急医療対応を開始しました」 「その後、44人の患者が治療を受けました。軽傷5人、重傷19人、そして生命に関わる負傷1人が近隣の病院に搬送されました」 ドイツでも優勝の瞬間などにファンがピッチになだれ込むことはよくあること。加えて、現場では大きな問題が発生しているようには見えず、思ったよりも緩やかな形で人々が集まっていた。 警察官も配備されていたが、特に揉み合いなどが発生した様子はなく、スタンドから見ていた記者も大きな問題は感じていなかったという。 いずれにしても、ケガ人が出ている状況。昇格の喜びに水を差してしまったことは反省が必要だろう。 <span class="paragraph-title">【動画】7年ぶり昇格が決まりファンがピッチになだれ込む!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Seven years later. Hamburg are up. <a href="https://t.co/acpdpZGtct">pic.twitter.com/acpdpZGtct</a></p>— Seb Stafford-Bloor (@SebSB) <a href="https://twitter.com/SebSB/status/1921303596760445413?ref_src=twsrc%5Etfw">May 10, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="de" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/HSV/status/1921304377282728220?ref_src=twsrc%5Etfw">May 10, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.05.12 19:05 Mon4
【元川悦子の日本代表にこの選手を呼べ!】フレッシュな人材が求められるサイドアタッカー。ブンデス1部で活躍中の20歳に注目 伊藤達哉
▽4月7日に電撃解任された日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が21日に再来日し、世間を騒がせている。前指揮官は「まだ終わっていない」と強調していて、約1カ月半後に迫った2018年ロシア・ワールドカップ参戦に強い未練をのぞかせている。 ▽しかしながら、日本サッカー協会の田嶋幸三会長にとっては「もう終わったこと」と他人事。西野朗後任監督も近日中に欧州視察に出かける予定で、前任者に会うつもりはないという。日本の要人たちのこうした立ち振る舞いを見ているとハリルホジッチ監督が哀れに思えてくるが、一度下された決定が覆ることがないのがサッカー界の常識。ロシアには新体制で挑むのは間違いないはずだ。 ▽そういう中、注目されるのが、西野新監督がどのようなメンバー選考をするのかという点。川島永嗣(メス)や吉田麻也(サウサンプトン)、長友佑都(ガラタサライ)といったベースとなる人材は外せないが、前任者も流動的な起用を見せていたサイドアタッカーは別。そのタイミングで調子のいい人間を使うという方向を西野監督も採るのではないだろうか。 ▽そこで急浮上する可能性が出てきたのが、ドイツ・ブンデスリーガ1部のハンブルガーSV(HSV)で最近4試合連続スタメンを勝ち得ている20歳の伊藤達哉。ドイツには原口元気や宇佐美貴史(ともにデュッセルドルフ)のような年長者が何人かいるが、彼らがプレーしているのはブンデス2部。1部の浅野拓磨(シュツットガルト)は2018年に入ってから一度も公式戦出場機会を得ていない。彼らに比べて伊藤の活躍ぶりが目立つのは確かだろう。 ▽東京・台東区出身で、柏レイソルのアカデミーで育った166㎝の小柄なアタッカーは2014年4月にUAEで開催されたアルアイン・インターナショナルチャンピオンシップでHSVのスカウトの目に留まり、2015年7月に正式契約を結ぶことになった。 ▽そこからしばらくはセカンドチームで自己研鑽に励んでいたが、今季に入ってからマルクス・ギスドル元監督によってトップチームに引き上げられた。9月24日のレバークーゼン戦で後半37分からピッチに送り出された時点ではテスト的な抜擢だと見られたが、そこから7試合連続出場を果たし、完全なる戦力と位置付けられていった。 ▽Jリーグ経験者の鎌田大地(フランクフルト)や関根貴大(インゴルシュタット)でさえ、出番を得られていないのに、J経験のない若武者がブンデス1部の名門クラブで高評価を得たのは、やはり驚きに値する。「タツは確かに非凡な才能を持った選手だけど、あんまり持ち上げないでください」と同じクラブのキャプテン・酒井高徳がプレッシャーから守ったことも本人にとってはプラスに働いたのだろう。 ▽今年1月にギスドル監督が解任され、ベルント・ホラーバッハ監督、3月にはクリスティアン・ティッツ監督に指揮官が変わっても、伊藤が冷遇されることはなかった。とりわけ現体制になってからは、左MFの定位置を獲得。2部降格危機に瀕する名門を持ち前のハードワークと献身的な姿勢、高度なドリブルテクニックとゴールへの推進力で支えている。4月21日のフライブルクとの下位直接対決でも後半43分まで出場。全身全霊のこもったプレーで1-0の勝利に貢献してみせた。こういった一挙手一投足を見るにつけ、今の日本代表に必要な人材ではないかと感じる人も少なくないはずだ。 ▽ドイツの屈強な男たちと堂々と渡り合っている現状を踏まえると、フィジカル的な部分は全く問題ない。外国人慣れしているからメンタル的に臆することもない。そして何より大きいのは自ら大胆な仕掛けができること。3月のマリ戦(リエージュ)でA代表デビューを飾り、初ゴールを挙げた中島翔哉(ポルティモネンセ)と似たタイプと見られることもあるだろうが、伊藤の方が間違いなく守備やハードワークができる。そこはワールドカップの大舞台を戦ううえで必要不可欠な要素。伊藤は今、そのメンバーに選ばれるだけのポテンシャルを備えているのだ。 ▽左サイドは原口、宇佐美、中島に加え、西野監督が好む司令塔タイプの清武弘嗣(セレッソ大阪)や倉田秋(ガンバ大阪)など候補者が数多くいる。ただ、そのいずれも決定的な決め手がない。であれば、今後の日本サッカー界のためにも若く伸び盛りの伊藤を連れていくのはありではないか。右サイドに関しても、今、欧州で最も活躍している堂安律(フローニンヘン)を抜擢したら面白い。2020年東京五輪世代の2人を両サイドに据えるのはリスクが高いかもしれないが、そのくらいのリスクを冒さない限り、沈滞ムードの色濃く漂っている日本代表は変わらない。監督交代という大ナタが振るわれた今だからこそ、大胆な選手抜擢もできるはずだ。 ▽果たして西野監督はどう考えているのか。今回の欧州視察ではHSVに足を運ぶという情報もあるだけに、非常に興味深い。ここでベテランや経験豊富な人間ばかりを選ぶという消極的なメンバー選考をせず、近未来の日本代表に希望が見えてくるような人選を、ぜひともお願いしたいものである。 2018.04.26 18:00 Thu5

