スパーズ加入のビスマが意気込む 「とても幸せ、CL出場は夢…」

2022.06.18 12:41 Sat
Getty Images
ブライトンからトッテナム加入が決定したマリ代表MFイヴ・ビスマ(25)が新天地での意気込みを語った。

リーグ屈指のボックス・トゥ・ボックス型のMFとして評価を高めていた25歳は、国内外のビッグクラブの関心を集めた中、移籍総額3500万ポンド(約57億6000万円)でトッテナムに4年契約で加入することになった。

ビスマは今回のトッテナム移籍について、キャリアにおけるステップアップと共に、チャンピオンズリーグ(CL)でのプレーを求めてのものだったと説明している。
「ここに来ることができ、スパーズのプレーヤーになることができて、とても幸せだよ。良いシーズンになることを望んでいる」

「すべての試合に勝てるように、できるだけ上位に残れるように、すべてを捧げようと思っているよ。ただ、みんなも知っているように、プレミアリーグは簡単じゃないんだ。高い野心を維持するため、ハードワークしていく必要がある」
「僕らのチームには良い仲間がいて、素晴らしい監督がいる、誰もが知っている素晴らしい監督がね。彼は僕がなりたいものになるために大きな助けてとなってくれるはずだし、自分自身はチームの助けになれるようにプレーするつもりだ。彼と一緒に仕事ができることはとても幸せだ」

「チャンピオンズリーグに出場することは、僕の夢だ。子供の頃、毎日チャンピオンズリーグを見ていたのを覚えているよ。自分がスパーズでチャンピオンズリーグをプレーできるなんて、信じられないよ。母、父、代理人や多くの人たち、スパーズにありがとうと言いたいよ」

また、現在はマリ代表として活躍するビスマだが、幼少期は父の生まれ故郷であるコートジボワールのイシア村で育った。そして、多くのアフリカ出身選手と同様に貧困の中でフットボーラーとしてのキャリアをスタートしたという。

それだけに、世界屈指のビッグクラブへの加入が決定した自身の現状は、当時では想像できなかったものだという。

「僕はコートジボワールの父の故郷の村で生まれたんだ」

「幼い頃、フットボールが僕の人生そのものだった。毎日、どんなときでもフットボールをしたかった。フットボールをしなければ、幸せを感じられなかったぐらいだよ」

「プロのフットボーラーになって、スパーズというビッグクラブにいることは、11年前、12年前を思い返すと、とても感動的なことなんだ。そして、母と父は僕のために本当に多くのことをしてくれたんだ」

「当時は本当に大変だった。アフリカでは、この国のようなチャンスはないんだ。例えば、僕が小さい頃、父や母は、僕らを助けるために働いてくれていたけど、フットボールをしようと思っても、ボールやスパイクを買うお金がないんだ。靴もなく、ただ友達と路上で遊んでいた」

「だけど、その瞬間を楽しんでいたんだ。僕も友人も子供だったからね。それは僕の人生の一部分であり、幸せだったんだ」

「イシアからスパーズ、チャンピオンズリーグのアンセム…。想像してみてほしい、あまりに感動が大きすぎるんだ」

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「トッテナム」は禁止、「スパーズ」で…クラブが改めて通達、放送局からも「トッテナム」表記が消える

現在はアンジェ・ポステコグルー監督が指揮し、韓国代表FWソン・フンミンらが所属。かつては戸田和幸氏も在籍したことがあるトッテナム・ホットスパーだが、クラブは「トッテナム」と呼ばれることを望んでいない。 チーム名は「トッテナム・ホットスパー」。愛称は「スパーズ」として知られているが、「トッテナム」と称されることも多い。 「トッテナム」と言えば、「トッテナム・ホットスパー」と誰もが考える状況。イギリス『スカイ・スポーツ』もプレミアリーグの順位表などを伝える時には「Tottenham(トッテナム)」とこれまで表記してきた。しかし、ここにきて「Spurs(スパーズ)」の表記に変更されていた。 『The Athletic』によると、2月10日、クラブからプレミアリーグの放送局に通達があったとのこと。「トッテナム・ホットスパーの名称変更」というメールが届いたという。 「トッテナム・ホットスパーはクラブ名に関して説明を行った。クラブは主にトッテナム・ホットスパーとして知られるよう要請し、短縮形としてスパーズが好まれている。クラブはトッテナムと呼ばれないよう要請する」 この通達は世界中のプレミアリーグの放送局に対して送られたとのこと。プレミアリーグの公式サイトでも、「Tottenham(トッテナム)」の表記はなく、「Tottenham Hotspur(トッテナム・ホットスパー)」か「Spurs(スパーズ)」のみになったという。 そもそも、クラブは2011年以来、「トッテナム」と呼ばれることは好ましくないというスタンス。「トッテナム」とは地域の名前であり、クラブ名ではないということが理由だ。 2024年11月にリマスターされたブランドアイデンティティを発表。「ユナイテッド、シティ、ローバーズが溢れるこの世界で、ホットスパーはただ1つ、トッテナム・ホットスパーだけです。チームやブランドについて言及する際は、『トッテナム・ホットスパー』、『トッテナム・ホットスパー・フットボール・クラブ』、または『THFC』を使用してください。決して我々のクラブを『トッテナム』、『トッテナム・ホットスパーFC』、または『TH』と呼ばないでください」とのことだ。 「スパーズ」でも確かに多くの人にとっては印象付けられる一方で、世界的に見ればNBAの「サンアントニオ・スパーズ」もあり、混同される可能性もゼロではない。むしろ「トッテナム」の方が唯一無二。いずれにしても、クラブの方針としては「トッテナム」とは呼ばれなくないようなので、ファン・サポーターの方は改めて認識すると良いかもしれない。 2025.02.22 23:55 Sat
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ディバラのスパーズ行きが急浮上! 約83億円でクラブ間合意に

ユベントスに所属するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(25)がトッテナムに移籍する可能性がここに来て急上昇しているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 昨シーズン、ユベントスでの序列を下げたディバラ。最近までマンチェスター・ユナイテッドに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクとのトレード案が、ディバラの合意を残すのみというところまで迫るも、同選手側の高額な給与と代理人への手数料が要求されたことで破談に終わった。 その後も引き続き去就について注目が集まるディバラだが、急展開。今夏、同選手の獲得に興味を示していたトッテナムが移籍金6440万ポンド(約83億2000万円)でクラブ間合意に達したようだ。残すは、トッテナムとディバラによる個人条件の交渉のみだという。 プレミアリーグの移籍市場が閉幕まで残り2日。果たしてトッテナムは、ディバラ獲得を取り付けることができるだろうか。 2019.08.07 08:40 Wed

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