ビジャレアルは1日、元スペイン代表GK
セルヒオ・アセンホ(32)との契約満了を発表した。
2013年7月にアトレティコ・マドリーからビジャレアルへレンタル移籍で加入し、翌年に完全移籍を果たしたアセンホ。加入初年度から守護神に定着すると、9年間でクラブ最多出場となる公式戦258試合に出場。2020-21シーズンにはヨーロッパリーグ制覇に貢献した。
しかし、今季はアルゼンチン代表GKヘロニモ・ルジによって正守護神の座を奪われ、公式戦8試合の出場にとどまっていた。
アセンホは自身のSNSで別れのメッセージを残している。
｢ビジャレアルのシャツとエンブレムを9年間守ってきたが、お別れの時が来た。このクラブでどれだけ幸せな時間を過ごしてきたか、言葉では言い表せない。振り返れば、忘れられない思い出がたくさんあります。この9年間で、クラブがどれだけ成長したかを内側から見ることができたのは幸運でしたし、私たちが一緒に達成したすべてのチャレンジは、クラブ史上初のタイトル獲得で最高潮に達した｣
｢このスタジアムでの試合は、毎回とても特別なものだった。私は幸運でしたし、ここで経験したことを何度も繰り返したいと思っていた。サポーターの皆は私にとって、良いときも悪いときも、いつもどんな存在だったかご存知でしょう。ですから、お別れとお礼を言わずに去りたくはなかった。私はいつもあなた達の仲間で、いつも“エンダバン”※です｣
※“前進”を意味するビジャレアルのスローガン
