エスパニョールがディエゴ・マルティネス氏を新監督に招聘! グラナダをEL初出場に導いた指揮官
2022.05.31 21:00 Tue
エスパニョールは31日、スペイン人指揮官のディエゴ・マルティネス氏(41)を新監督に任命したことを発表した。
2018年夏に就任したグラナダでは、ラ・リーガ最優秀監督に贈られるミゲル・ムニョス賞を受賞するなどしたが、2021年5月に本人の意向で辞任。以降はフリーの状態が続いていた。
PR
同クラブでは、チームがセグンダ(2部)に降格した2020-21シーズンからチームを指揮していたビセンテ・モレノ監督が今季限りで退任。1年でプリメーラに復帰させ、今シーズンはリーグ戦残り2試合の時点で残留を確定させていたが、シーズン終盤にクラブ首脳やスペイン代表FWラウール・デ・トーマスら主力選手との確執が伝えられていた。そして、来シーズンから指揮を執るのは、かつてグラナダを史上初のヨーロッパリーグ出場に導いたディエゴ・マルティネス氏。下位リーグのクラブから成り上がった若手監督で、ここ10年ではセビージャのユースやリザーブチームの監督を歴任し、2017年夏にセグンダに降格したオサスナに就任し、初めてプロチームの監督を務めた。PR
ディエゴ・マルティネスの関連記事
エスパニョールの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
ディエゴ・マルティネスの人気記事ランキング
1
ボカ・ジュニアーズが新監督にガゴ氏を招へい!
ボカ・ジュニアーズは15日、フェルナンド・ガゴ氏(38)を新監督に招へいしたことを発表した。 新監督に就任したガゴ氏は、就任会見で以下のようにコメントしている。 「私は出場する全ての大会で戦えるチームを作るために全力を尽くすつもりだ。攻撃的な要素を多く持つ、主導権を握るチームでありたいと考えている。常にボールを持っているような強さを持っているチームでありたい」 「グループでの話し合いましたが、選手たちとの話し合いは日々行っていくつもりだ。これまでと方針は変えず、調子のいい者がプレーすることになる。名前に関係なく、全力でトレーニングした選手が試合に出場する。それが我々が毎節メンバーを決める方法なんだ」 2年ぶりのタイトル奪還を目指すボカ・ジュニアーズだったが、今季はプリメーラ・ディビシオン第17節終了時点で10位と振るわず、9月29日にディエゴ・マルティネス監督が辞任していた。 その後任としてフアン・ロマン・リケルメ会長は、現役時代に共にプレーした経験のあるガゴ氏に白羽の矢を立てた。 現役時代にアルゼンチン代表、ボカ・ジュニアーズ、レアル・マドリー、ローマなどで活躍したガゴ。2020年に現役を引退して以降は、アルドシビ、ラシン・クラブ、そしてグアダラハラの指揮官を歴任。 ラシンではコパ・デ・ラ・リーガ・プロフェッショナルでベスト4進出を果たしていた。そして今年1月に就任したチーバスではリーガMX第11節終了時点で4勝3分け4敗の9位に位置していたが、11日に辞任していた。 2024.10.16 00:30 Wed2
ガゴが古巣ボカの指揮官就任へ、グアダラハラ監督を辞任
メキシコのグアダラハラは10日、フェルナンド・ガゴ監督(38)が辞任したことを発表した。 現役時代にアルゼンチン代表、ボカ・ジュニアーズ、レアル・マドリー、ローマなどで活躍したガゴ。 2020年に現役を引退して以降は、アルドシビ、ラシン・クラブ、そしてグアダラハラの指揮官を歴任。ラシンではコパ・デ・ラ・リーガ・プロフェッショナルでベスト4進出を果たしていた。そして今年1月に就任したチーバスではリーガMX第11節終了時点で4勝3分け4敗の9位に位置していた。 一方、就任が確実と見られる古巣ボカはプリメーラ・ディビシオン第17節終了時点で10位と振るわず、ディエゴ・マルティネス監督が先月辞任していた。 2024.10.11 07:30 Fri3
それでも試合は続く…/原ゆみこのマドリッド
「間が悪くて気の毒よね」そんな風に私が同情していたのは月曜日、レアル・マドリーTVの中継で見ていたCLミラン戦前日記者会見で、アンチェロッティ監督が試合の話をほとんどしなかったことに気がついた時のことでした。いやあ、スペインは先週火曜、バレンシア地方を中心に古今未曾有の集中ゲリラ豪雨に襲われて、死者200名以上の犠牲を伴う洪水が各所に大被害をもたらしたんですけどね。水は引いても、現地は市街の清掃や行方不明者の捜索などで大わらわ、メスタジャ(バレンシアのホーム)やシゥタット・デ・バレンシア(同レバンテ)などは真っ先に支援物資の収集、仕分け、配送基地として使われることに。 週末前にマドリー戦の延期が決まっていたバレンシアの選手たちもその手伝いに出ていたんですが、うーん、確かに大規模な自然災害だったとはいえ、マドリッドなど雨すら降らずと、スペイン全土が被災した訳じゃありませんからね。サッカー協会やラ・リーガもバレンシア地方で開催される、もしくは当地のクラブが関わる試合以外のミッドウィークのコパ・デル・レイ1回戦や週末のリーガ12節を予定通りにプレーすることにしたところ、ええ、時間が経つにつれ、被害規模の凄まじさが明らかになってきたこともあるんでしょう。 とりわけ先週末の試合前後にはマイクを向けられた全ての監督、選手たちが口を揃えて、「Ningún partido se debería haber jugado/ニングン・パルティードー・セ・デベリア・アベール・フガードー(1つの試合もプレーすべきではなかった)」と、12節そのものを延期にしなかったことを批判することに。当然ながら、翌月曜に会見に挑んだアンチェロッティ監督も同じ流れで、「El sentimiento es hablar lo menos posible de fútbol/エル・センティミエントー・エス・アブラル・ロ・メノス・ポシーブレ・デ・フトボル(感情的にはサッカーのことはできる限り話したくない)。ウチには重要でスペシャルなミラン戦があるが、今は副次的にすぎない」と言っていたんですが、でもお…。 だってえ、ミランと言えば、アンチェロッティ監督が現役時代5年間プレーして、CLに2度優勝。指揮官としても8年間過ごし、その時にもCL2回優勝と、マドリー時代の3回を合わせ、監督個人として最多の5回優勝記録の一部と成す、当人にとって、思い入れのあるチームなんですよ。それが、ほとんど相手についても語られることなく、ええ、月曜のマルカ(スポーツ紙)などもCL前日のマドリー情報がたったの2ページだけ、しかもアンチェロッティ監督の選手時代のミランの同僚、ルート・フリットのインタビューだけで驚かされたんですけどね。 おかげでアンチェロッティ監督が35年前、マドリーに5-0と大勝した試合で先制ゴールを挙げていたなんてこともわかったんですが、今はとにかく、「El fútbol tiene que parar/エル・フトボル・ティエネ・ケ・パラール(サッカーは止まらないといけない)。一番大事なのはサッカーではなく、人の命だからだ」(アンチェロッティ監督)と言われてしまっては、一言も返せませんって。それでも火曜の午後9時(日本時間翌午前5時)、サンティアゴ・ベルナベウでミラン戦はキックオフとなるため、一応、おさらいだけしておくと、マドリーの直近の試合は10日前のリーガクラシコ(伝統の一戦)。 いやあ、それがホームで0-4の大敗を喫し、首位バルサに勝ち点6差つけられるというショックな結果だったんですけどね。その前の試合、CL3節ドルトムント戦では2点のビハインドから、後半に5点を挙げて、5-2勝利という定番のremontada(レモンターダ/逆転劇)を披露したように、十八番の大会でのマドリーは別物。ここまで2勝1敗で12位と、決勝トーナメント16強対決に直接進出できる9位まであとちょっとあって、張り切っているのは間違いないないかと。もちろん、先週月曜には確定と言われていたバロンドール賞を逃し、失意のビニシウスもリベンジに燃えているはずですが、懸念はこの試合にはまだ、GKクルトワが戻って来られないこと。 朗報は同じくドルトムント戦で負傷したロドリゴが早くも復帰していることで、彼もCL土壇場ゴールが得意なFWですからね。相手は古巣への恩返しに燃えているモラタを筆頭に、更にアトレティコのカンテラーノ(Bチーム出身の選手)でもあったテオやビジャレアルにいたチュクワゼら、知った顔もいるチームなので、それなりに面白い試合になりそうですが、え?モラタはまた、ベルナベウのファンからpito(ピト/ブーイング)を浴びるんじゃないかって?まあ、その可能性は否定できませんが、彼もエムバペもこの試合ではオフサイドじゃないゴールを挙げられるといいですよね。 その一方で、先週末に試合をしたマドリッド勢の結果も報告しておくと、土曜はラ・セラミカでのビジャレアルvsラージョ戦も延期になってしまったため、レガネスだけがプレー。モンティリビでの一戦は誰もが予想もしなかった撃ち合いとなり、ええ、前半21分にミゲール・グティエレスがGKドミトロビッチに当たって入るシュートを決め、先制点を奪われたものの、その3分後にはタピアがエリア前から決めて同点に。ジローナは31分にもミゲール・グティエレスのクロスから、アルナウのヘッドでリードしたんですが、これも41分には絶好調ファン・クルスのゴールにより、前半は2-2で終わります。 後半も先手を取ったのはミチェル監督のチームで、いやあ、17分にはナスタシッチがミオフスキをエリア内ギリギリのところで倒してしまってねえ。殊勲のPK獲得の当人が蹴るのかと思いきや、その場でストウアーニと交代となり、ウルグアイ人のベテランFWが3点目をゲット。おまけに28分にはブリントのクロスをキャプテンのセルヒオ・ゴンサレスがオウンゴールにしてしまったため、私もほぼ諦めていたんですが、レガネスも交代出場のムニルが41分にエリア外からのgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)で3点目を挙げているって、もしや前節3-0で勝ったセルタ戦から、ボルハ・ヒメネス監督のチームはいきなりゴール豊穣期に入った? いえ、最後はあと1点が足らず、4-3で負けてしまったんですけどね。監督も「Es muy difícil puntuar cuando recibes cuatro goles, como es complicado anotar tres y no llevarte nada/エス・ムイ・ディフィシル・プントゥアル・クアンドー・レシベス・クアトロ・ゴーレス、コモ・エス・コンプリカードー・アノタル・トレス・イ・ノー・ジェバールテ・ナーダ(4失点しながら、勝ち点を得るのはとても難しい。3得点して、何も得られないのと同様にね)」と言っていましたが、基本的に地味なスコアラインが多い弟分にしては、大した健闘ぶりだったかと。しかもこの試合、ハラー、ディエゴ・ガルシアの負傷で、CFがミゲール・デ・ラ・フエンテしからいなかったにも関わらず、3点も取れたとなれば、ブタルケに戻って来る土曜のセビージャ戦ではちょっと、期待してもいいかも。 そして日曜は兄貴分アトレティコの番となり、午後2時の明るいメトロポリターノでラス・パルマス戦だったんですが、キックオフ前にはこちらでもバレンシアへの支援活動が行われ、計55トンの食料、日用品などの物資が集まったのだとか。もちろんピッチでも犠牲者への黙祷が捧げられ、バレンシア州歌が流れたりしたんですが、やはりこの日もフレンテ・アトレティコ(ウルトラのグループ)の応援ストは継続中。いやあ、本家マドリーダービーで起きたGKクルトワへの物投げ込み騒動のせいで、フォンド・スール(南側ゴール裏)1階席の閉鎖処分が課された兄弟分ダービー、レガネス戦には勝ったものの、今季最初の応援ストとなったCLリール戦では、他のスタンドのファンたちが懸命に声援。クラブ歌合唱などで励まされながらも、1-3の悲惨な逆転負けを喰らってしまいましたからね。 その上、続くアウェイのベティス戦ではチーム全員が鬼のようなボールロストマシンと化し、1-0で敗戦。「Cualquier crítica es justa porque no se jugó, no hubo actitud/ウアルキエル・クリティカ・エス・フスタ・ポルケ・ノー・セ・フゴ、ノー・ウボ・アクティトゥッド(ウチはプレーせず、やる気もなかったのだから、どんな批判も正しい)」とシメオネ監督まで認めていた醜態をさらしてきたばかりだったため、この日の場内はかなり静か。むしろ終始、ビジター区画のここ3試合、ディエゴ・マルティネス監督になってから、3連勝で希望を取り戻したラス・パルマスファンの応援の声の方が通っていたぐらいだったんですが、それでもアトレティコは何とか、踏みとどまることができたんですよ。 そのキッカケになったのはまさにシメオネ監督の三男、ジュリアーノで、ええ、前半30分過ぎぐらいまでは負傷から復帰したバリオスが3度程、シュートを撃っていたのが目についたぐらいだったんですけどね。何と37分、モリーナが自陣から放ったロングボールを追って、敵陣に切り込んだジュリアーノがゴール前右側からシュート。それが10分程前に同じような位置から、GKシレッセンに弾かれたのに学んだか、今度はファーサイドに蹴って、先制点を挙げてくれたとなれば、一気にスタンドに火が点いたのは当然だったかと。 更にロスタイムにはバリオスのラストパスから、グリーズマンのシュートがゴールバーを叩くなんてこともあったものの、そのまま1-0でハーフタイムに入ったんですが、ええ、木曜のコパ1回戦でもベストメンバー総動員で終盤に0-2として、やっとこビック(地方リーグ1部/実質6部)に勝ってきた彼らですからね。今週はCL4節のPSG戦もあるとあって、後半頭からは久々の出場だったバリオス、そしてサムエル・リノをデ・パウル、ギャラガーに代え、シメオネ監督はプレー時間の調整を図っていたんですが、逆にラス・パルマスは6分にシレッセンが突っ込んできたモリーナに頭を蹴られ、15分には脳震盪で担架退場になるというアクシデントが発生。 とはいえ、相手のGKがホルカに代わっても、なかなかアトレティコが敵エリアに近づくことはなかったため、また後半終盤に追いつかれたレアル・ソシエダ戦の二の舞にならないか、私も心配しながら見守っていたんですけどね。20分にはフリアン・アルバレスとグリーズマンもPSG戦に備えて、セルロートとコレアに交代。幸い、この日のラス・パルマスは前半に1度、シュートがあっただけで、あとはおとなしかったため、このまま1-0で終わるんだろうと思いかけていた38分…。 たまに、アトレティコではほんのたまに出るデ・パウルの絶妙なスルーパスがセンターラインからセルロートに届いたんですよ。このところ、シュートに失敗することの多かったノルウェー人FWですが、エリア内に入ってすぐに撃ったボールがネットを突き刺し、とうとう2点差になったとなれば、もうこっちのもんですって。それでもシメオネ監督は頭部打撲で選手が交代した時の特例を活用し、すぐその後にはジュリアーノに加え、ガランまでレイニウドとビッツェルに代え、守備固めで6人目枠を使いきっていましたけどね。ただ、この2-0の勝利をもって、アトレティコのミニクライシスは終了。自信を持って、水曜午後9時からのPSG戦に挑めるのかというと…。 いやあ、とてもとても。だってえ、ルイス・エンリケ監督とのチームとはスタッド・ド・プランスで対戦するんですよ。昨季から筋金入りのアウェイ弱者の彼らでもこの4節、そして5節のスパルタ・プラハ戦と続く遠征を、せめて引分けで済ますことができれば、6節のスラビア・ブラスティラバ戦にメトロポリターノで勝って、現在、敗退順位の27位を16強対決プレーオフ圏の24位以上に這い上がれる期待も抱けるかと思いますが、こればっかりはねえ。ちなみにパリでの試合ではこのラス・パルマス戦で復帰したバリオス、ラングレは当てにできるものの、まだ、ル・ノルマン、ジョレンテ、アスピリクエタ、レマスはリハビリ中。何かもう、最近は私も近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)で観戦するのが億劫で仕方ないんですよね。 そして月曜夜にはヘタフェがバライドスでセルタと対戦したんですが、残念ながら、前節はお隣さんのレガネスが快勝した相手に負けてしまうことに。いえ、前半早々の7分にイアゴ・アスパスのクロスをドゥビカスにフリーでヘッドを決められてしまったのは、どこから見ても守備ミスなんですけどね。問題はこの日、ボルダラス監督には使えるCFがアルバロ・ロドリゲスしかおらず、再びボランチのウチェをスタメン1トップに配置せざるを得なかったこと。31分にジェネが負傷交代となったのを利用して、アルバロとウチェの2トップにしたものの、とにかくゴールが遠くてねえ。 おまけに後半20分には途中出場のCBバロカルが2枚目のイエローカードをもらって退場になったため、いえ、何度もセルタの追加点のチャンスを凌ぎ、最後まで粘ってはいたんですけどね。さすがにビジャレアル戦、バレンシア戦に続く、3度目の終盤のPK獲得による同点の奇跡は起こらず、そのまま1-0で試合は終了です。まあ、それでも16位と降格圏には落ちてはいませんからね。ジローナを迎える日曜はコリセウムでお隣さんのリベンジをしてあげるのもいいかと思いますが…そうそう、来週木曜に延期されていたヘタフェのコパ1回戦、マニセス(地方リーグ)戦は今月26日(火)に再延期が決定。その頃までには少しでもバレンシア地方の復旧も進んでいてくれることを、私も祈るばかりです。 2024.11.05 21:30 Tueエスパニョールの人気記事ランキング
1
エスパニョールの逸材SBにプレミア複数クラブが関心か
エスパニョールのU-23モロッコ代表DFオマル・エル・ヒラリ(21)に複数クラブが関心を示しているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。 カタルーニャ出身で2016年にエスパニョールのカンテラ入りした右サイドバックは、エスパニョールBでのプレーを経て2020-21シーズンにファーストチームデビュー。昨シーズンはセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)で36試合に出場し、プリメーラ昇格に貢献した。 今シーズンはここまでチームが苦戦するなか、個人としては本職の右サイドバックと3バックの右で12試合に出場。U-23モロッコ代表でも頭角を現わしている。優れたアスリート能力に加え、左サイドバックでもプレー可能なユーティリティー性も評価されている。 報道によると、2027年まで契約を残すものの、契約解除条項が1500万ユーロ(約24億4000万円)と比較的手ごろな逸材に対しては、マンチェスター・シティ、アストン・ビラ、ブライトン&ホーヴ・アルビオンといったプレミアリーグを中心に複数の強豪クラブが関心を示しているようだ。 2024.11.16 10:30 Sat2
エスパニョールが生え抜きWGカレーラスと2029年まで契約延長
エスパニョールは14日、スペイン人FWジョフレ・カレーラス(23)との契約を2029年6月まで延長したことを発表した。 エスパニョールの生え抜きである右ウインガーのカレーラスは、2019年2月にファーストチームデビューを飾ると、これまで公式戦63試合出場7ゴール8アシストを記録。昨季は2部で35試合出場3ゴール4アシストを記録して1部復帰に貢献していた。 今季もここまでラ・リーガ12試合に出場して2ゴール3アシストをマークし、チームを牽引している。 2024.11.15 07:30 Fri3
“マジカルメッシ”がダービー完勝に導く! 圧巻の4人抜き含む3ゴールを演出《リーガエスパニョーラ》
▽リーガエスパニョーラ第16節、バルセロナvsエスパニョールの“カタルーニャ・ダービー”が18日にカンプ・ノウで行われ、バルセロナが4-1で快勝した。 ▽首位レアル・マドリーを6ポイント差で追う2位バルセロナは、前節オサスナとのアウェイゲームをメッシとスアレスの活躍で快勝し、リーグ戦4試合ぶりの勝利を手にした。連勝を狙う今節はカンプ・ノウに、9戦無敗(4勝5分け)と好調を継続する9位エスパニョールを迎えた。今年10月に行われたスーペル・コパ・カタルーニャで主力を温存して敗れた宿敵との一戦に向けてルイス・エンリケ監督は、負傷明けのネイマールをメッシ、スアレスと共に起用するなど、ベストメンバーで臨んだ。また、イニエスタの相棒にはラキティッチではなく、デニス・スアレスが入った。 ▽立ち上がりからいつも通り、ボールを保持するバルセロナだが、キケ仕込みのコンパクトな[4-4-2]の守備ブロックを築くエスパニョールに対して、なかなかクサビを打ち込むことができない。それでも、アウェイチームがベタ引きではなく全体を押し上げて攻めに来ることで、序盤からカウンターが機能する。7分にはイニエスタの縦パスを受けたスアレスが起点となり、左サイドのネイマールからボックス右に走り込むメッシに絶妙なラストパスが出る。しかし、利き足とは逆の右足で放ったメッシのシュートはサイドネットを叩く。 ▽最初の決定機を逃したバルセロナだったが、2度目のチャンスをゴールに結びつける。18分、自陣深くでマスチェラーノがカットしたボールをイニエスタがすかさず前線にフィード。この絶妙なフィードに抜け出したスアレスが見事なファーストタッチでスピードを落とさずにボックス内まで運び、DFをブロックしながら飛び出したGKディエゴ・ロペスの脇を抜くシュートをゴール左隅に流し込んだ。 ▽イニエスタとスアレスのホットライン開通で均衡を破ったバルセロナは、より相手が前がかりになり、守備ブロックにギャップが生まれ始めたことで、ボールの動きがスムーズになっていく。この流れの中で29分にはスアレスのサイドチェンジを受けたネイマールがボックス左で折り返したボールを、メッシが左足に持ち替えてシュートするが、わずかに枠の右。さらにイニエスタの絶妙なゲームメークからその後も幾つかチャンスを作るが、最後の場面で粘るエスパニョールを前に追加点には至らず。それでも、36分にパペ・ディオプの浮き球パスからハビ・ロペスにシュートチャンスを許した以外、きっちりゲームをコントロールした。 ▽迎えた後半も積極的に攻撃に出るバルセロナは、50分にメッシのスルーパスに抜け出したスアレスに決定機も、ここは飛び出したGKディエゴ・ロペスの好守に阻まれる。だが、好セーブを見せたディエゴ・ロペスがこのプレーでヒザを負傷し、控えGKロベルトとの負傷交代を強いられた。 ▽押し込みながらもなかなか追加点を奪えないバルセロナだったが、ここまでパサー役に徹していたメッシが真骨頂のドリブルでゴールをもたらす。67分、バイタルエリアでDF2枚を引き付けたイニエスタからパスを受けたメッシがボックス付近の密集でDF4人を圧巻のステップでかわしてシュート。GKロベルトが前に弾いたボールをすかさずスアレスが押し込み、後半最初のゴールを奪取。さらに、直後の69分にはメッシが再び複数のDFをドリブルでかわすと、バランスを崩して流れたボールをジョルディ・アルバが冷静にゴールへ流し込んだ。 ▽“マジカルメッシ”の圧巻の個人技から試合を決定付ける3点目を奪ったバルセロナは、前半に足を気にしていたブスケッツを下げてユムティティを投入し、マスチェラーノをアンカーポジションに上げて試合を締めにかかる。 ▽一方、ダービーで意地を見せたいエスパニョールは、メレンド、ホセ・アントニオ・レジェスを投入し、ゴールを目指す。すると79分、ロングカウンターから長い距離をオーバーラップしてきたセンターバックのダビド・ロペスが、モレノの丁寧な落としを豪快に蹴り込み、一矢を報いた。 ▽やや緩い対応でクリーンシートを逃したバルセロナだったが、そのショックを補って余りある背番号10の躍動でカンプ・ノウは、沸きに沸く。そして、スペクタクルなダービーを締めくくったのは、エースのゴール。90分、セルジ・ロベルトの縦パスに抜け出したメッシが中央のスアレスにボールを預けてボックス内に走り込むと、最後は浮き球のスルーパスを絶妙なワンタッチで流し込み、この試合4点目を奪取した。 ▽“マジカルメッシ”躍動のバルセロナが、“カタルーニャ・ダービー”完勝でリーグ戦2連勝。年内最後のリーガを快勝で飾ったバルセロナは、来週行われるコパ・デル・レイのエルクレス戦で2016年を締めくくることになる。 2016.12.19 06:53 Mon4
エスパニョール退団のオスカル・ジルがルーヴェンへ加入
OHルーヴェンは2日、エスパニョールを退団した元スペイン代表DFオスカル・ジル(26)の加入を発表した。契約期間は2026年6月30日までの2年となる。 エルチェのカンテラ出身のオスカル・ジルは、2020年夏にエスパニョールへ完全移籍。右サイドバックの主力として通算114試合に出場し、1ゴール7アシストを記録。また、2021年にはスペイン代表デビューを飾り、U-24スペイン代表として参戦した東京オリンピックでは準優勝に貢献していた。 昨シーズンはセカンド・ディビシオン(スペイン2部)で19試合に出場し、昇格プレーオフでも1試合に出場。チームのプリメーラ昇格に貢献していた。 2024.08.02 23:10 Fri5