課題のセットプレーから失点してECL敗退のレスター…指揮官は「明らかにフィジカルが不足している」
2022.05.06 15:24 Fri
レスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督が、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)敗退について落胆を示した。クラブ公式サイトが伝えている。
レスターは敵地で5日に行われたECL準決勝2ndレグでローマと対戦した。
1stレグを1-1のドローで終え、決勝進出のためには勝利が必要な一戦となったが、試合はホームの大声援を受ける相手に対して、前半に先制点を許す苦しい展開に。その後は反撃に出たもののローマの粘り強い守備を前になかなかチャンスを作れない時間が続き、そのまま0-1で敗れた。
この結果、合計スコア1-2となってECL準決勝敗退が決定したことについて、試合後ロジャーズ監督はCKの守備が上手くいかなかったとコメント。今季ずっと苦しんできた課題を改善できなかったと嘆いた。
「素晴らしいスタジアム、素晴らしい雰囲気のなかでのプレーできたと思う。我々は前半、ボールの扱いがあまり良くなかった」
「正直に言って、CKの守備は今シーズンの我々にとってずっと弱点だった。だからこそ、あのような形で失点してしまったことは非常に残念だ」
「後半は本当にゲームを支配することができたと思っている。アタッキングサードでもうまくいっていたと思うから、突破するためにはほんの少しの運と最後のクオリティが必要だった」
「試合全体としては、どちらにもあまり大きなチャンスはなかった。両チームともシュート数は4本だっただろう。だから、残念ながら我々にとっては、あのCKの1本が大きなものになってしまった」
また、ロジャーズ監督は欧州カップ戦での戦いが、選手にとって良い経験になったと強調。こうした経験を活かして、残るシーズンの試合では良い結果を残したいと語った。
「この数シーズンで体験した欧州の舞台が、選手の視野を広げたと思う。彼らの多くは、それまでこうしたものを経験していなかった。今シーズンはヨーロッパの大会に深く関われたし、彼らにとって素晴らしい経験になるはずだ」
「我々は今シーズンをできる限り強く、最高の形で終えたいと思っている。チームはヨーロッパリーグ(EL)で決勝トーナメント進出を目指したが、それはできなかった。そして今はどの試合も我々にとって非常に重要であり、良い反応を示してできるだけ高い順位でシーズンを終えたい」
レスターは敵地で5日に行われたECL準決勝2ndレグでローマと対戦した。
1stレグを1-1のドローで終え、決勝進出のためには勝利が必要な一戦となったが、試合はホームの大声援を受ける相手に対して、前半に先制点を許す苦しい展開に。その後は反撃に出たもののローマの粘り強い守備を前になかなかチャンスを作れない時間が続き、そのまま0-1で敗れた。
この結果、合計スコア1-2となってECL準決勝敗退が決定したことについて、試合後ロジャーズ監督はCKの守備が上手くいかなかったとコメント。今季ずっと苦しんできた課題を改善できなかったと嘆いた。
「正直に言って、CKの守備は今シーズンの我々にとってずっと弱点だった。だからこそ、あのような形で失点してしまったことは非常に残念だ」
「今シーズンの課題でもあったが、チームには明らかにフィジカルが不足している。選手たちは勇気を持っているが、特にウィルフリード(・エンディディ)を欠いたことでフィジカルが足りていない。それはシーズンを通しての問題点だった。(セットプレーでは)マンマークやゾーンでの守備も試したが、簡単に点を許してしまう」
「後半は本当にゲームを支配することができたと思っている。アタッキングサードでもうまくいっていたと思うから、突破するためにはほんの少しの運と最後のクオリティが必要だった」
「試合全体としては、どちらにもあまり大きなチャンスはなかった。両チームともシュート数は4本だっただろう。だから、残念ながら我々にとっては、あのCKの1本が大きなものになってしまった」
また、ロジャーズ監督は欧州カップ戦での戦いが、選手にとって良い経験になったと強調。こうした経験を活かして、残るシーズンの試合では良い結果を残したいと語った。
「この数シーズンで体験した欧州の舞台が、選手の視野を広げたと思う。彼らの多くは、それまでこうしたものを経験していなかった。今シーズンはヨーロッパの大会に深く関われたし、彼らにとって素晴らしい経験になるはずだ」
「我々は今シーズンをできる限り強く、最高の形で終えたいと思っている。チームはヨーロッパリーグ(EL)で決勝トーナメント進出を目指したが、それはできなかった。そして今はどの試合も我々にとって非常に重要であり、良い反応を示してできるだけ高い順位でシーズンを終えたい」
ブレンダン・ロジャーズの関連記事
ローマの関連記事
UEFAカンファレンスリーグの関連記事
|
|
ブレンダン・ロジャーズの人気記事ランキング
1
クロップ監督の右腕・リンダース氏がザルツブルクの監督就任! リバプールでコーチを務めたマトス氏がアシスタントに
レッドブル・ザルツブルクは15日、新監督にペピン・リンダース氏(41)が就任することを発表した。契約期間は3年間となる。 リンダース氏は、オランダ出身の指導者でPSVのユースでテクニカルコーチとしてキャリアをスタートさせた。 その後、ポルトの下部組織でテクニカルコーチを務めると、2013年7月からファーストチームでルイス・カストロ監督、パウロ・フォンセカ監督の下でテクニカルコーチを務めた。 2014年8月にはリバプールへと移りユースのコーチを務めると、2015年7月にブレンダン・ロジャーズ監督の下でアシスタントコーチに就任すると、その後に就任したユルゲン・クロップ監督の下でもアシスタントコーチとなった。 2018年1月にはNECナイメヘンで自身初となる監督業をスタート。シーズン終了で退任すると、再びリバプールに戻りアシスタントコーチを務めていた。 クロップ監督が今シーズン限りでリバプールを離れることが決定すると、リンダース氏も併せて退団。そして再び監督業を行うこととなった。 なお、ヴィトール・マトス氏(36)がアシスタントコーチとしてザルツブルクに到着予定。ポルト、リバプールでリンダース氏と仕事を共にしてきた。 2024.05.15 23:43 Wed2
代表戦で負傷したセルティック守護神シュマイケルが5~6週間の離脱に…ロジャーズ監督が明かす
セルティックのデンマーク代表GKカスパー・シュマイケルが5~6週間の離脱になるようだ。 今季ここまで公式戦46試合に出場するシュマイケルは、3月23日に行われたUEFAネーションズリーグ準々決勝2ndレグのポルトガル代表戦にフル出場したが、この試合で負傷。 直近のハート戦(3-0で勝利)では、昨夏に加入したフィンランド代表GKヴィルジャミ・シニサロがゴールマウスを守り、スコティッシュ・プレミアシップデビューを飾っていた。 セルティックを率いるブレンダン・ロジャーズ監督は、セルティックTVのインタビューでシュマイケルの離脱期間について以下のように語った。 「これは日々の様子を見ていくしかないことだが、現時点で我々に伝えられている離脱期間はだいたい5~6週間といったところだ」 「カスパーはそれ程長くはならないと考えているようだが、当面は彼が出場できないのは確かだ」 2025.04.02 23:30 Wed3
リバプール育ちの元イングランド代表DFフラナガンが29歳で現役引退…ヒザのケガが原因
かつてリバプールでもプレーした元イングランド代表DFジョン・フラナガン(29)が現役引退を発表した。 アイルランドとイングランドにルーツを持つフラナガンは、リバプールのアカデミーに入団。2011年1月にファーストチームに昇格を果たす。 右サイドバックのポジションには元イングランド代表DFグレン・ジョンソンなどライバルも多く、多くの出場機会を得ることはできず。それでも、2013-14シーズンはブレンダン・ロジャーズ監督の下でレギュラーポジションを掴み、リーグ優勝に近づくチームで活躍。リバプールでは51試合で1ゴール5アシストに終わった。 それでも、2014年6月にはイングランド代表にも選出され1試合プレー。その後、バーンリーやボルトンへのレンタル移籍を経験し、2018年7月にレンジャーズへと完全移籍する。 レンジャーズでは公式戦39試合で1アシストを記録。2020年7月に退団すると、同年11月にはベルギーのシャルルロワに加入。しかし、レンジャーズ時代から悩まされていた股関節の状態が思わしくなくプレー機会はなし。1年で退団すると、HBキューゲでは4試合に出場していた。 ただ、若い頃にも行ったヒザの手術を行うと、思うような回復ができず、引退を決断したという。 フラナガンは自身のSNSを通じて引退を発表。感謝の気持ちを述べ、健康のために引退を決断したと明かした。 「残念ながら、慎重に検討した結果、これまで最も厳しい決断を下すことになった。プロのサッカー選手を引退することにした」 「この14カ月間、最近のヒザの手術から回復するために、可能な限りのことを試してきた。しかし、最終的には僕の長期的な健康を第一に考えなければならず、医師のアドバイスにしたがって、僕が今すべき正しいことは、試合から引退することだ」 「少年時代の僕の夢は、成長して生計を立てるためにサッカーをすることだった。今日、僕はとても誇りに感じている。僕はその夢を生きることができた」 「少年時代のクラブであるリバプールでプレーし、キャプテンを務めただけでなく、母国でのプレーも果たした。これらの思い出は一生続くものであり、ほとんどの人が望んでいるだけの経験ができたことにもとても感謝している」 「僕の旅をサポートしてくれた全ての人、特にガールフレンド、家族、友人、チームメイト、監督、代理人に感謝したいと思う。僕の人生にみんながいてくれてとても幸運だった」 「また、リバプール、レンジャーズ、バーンリー、ボルトン、シャルルロワ、HBキューゲのファンのみんな、僕をずっと支えてくれて本当にありがとう。皆さんは素晴らしく、僕の旅を忘れられないものにしてくれた」 「僕は今、フットボールの旅の次の章をスタートさせようとしており、未来がもたらすものに興奮している。また、近いうちにお会いしましょう」 <span class="paragraph-title">【写真】リバプールなどでプレーしたフラナガンが引退を発表</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cj2-_yGs4hI/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Cj2-_yGs4hI/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cj2-_yGs4hI/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Jon Flanagan(@jonflan38)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.10.19 10:55 Wed4
上空からスパイ? レスター練習場にカメラ搭載ドローンが飛来
レスター・シティの練習場にカメラ搭載ドローンが飛んできたようだ。イギリス『サン』が伝える。 21日にプレミアリーグ第21節のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦を控えるレスター。上位との対決ではあるが、開幕から低空飛行が続き、降格圏と2ポイント差の14位に沈んでいるため、1ポイントでも積み上げておきたいところだ。 そんななか、思わぬ事態に直面。ブレンダン・ロジャーズ監督がMFジェームズ・マディソンらとトレーニングを行っていた際、カメラが搭載されたドローンが飛来しているのに気づいたとのことだ。 警備員が周辺を捜索した結果、練習場の外でドローンを操縦する男を発見。男は「施設の上空を飛ばす権利がある」と主張し、セットプレーの確認を含む戦術的に重要なシーンを撮影していたとされ、一部はすでにネット上に公開されてしまったという。 あるクラブ関係者は「撮影されたのは対戦相手に知られると大きな問題になる部分。以前に他のクラブで同じことが起こっていたため、私たちもこの件について対処を検討している」とコメントした。 過去にはチャンピオンシップ(イングランド2部)時代のリーズ・ユナイテッドを率いていたマルセロ・ビエルサ氏が、リーグ戦の対戦相手を偵察する目的でクラブの職員を送り込んだ事例があり、この時は20万ポンドの罰金がクラブに課されている。 レスターを“スパイ”した男の身元は明記されていないものの、ロジャーズ監督は激怒しているといい、クラブとしても迷惑極まりないことだろう。 2023.01.20 17:20 Fri5
セルティックが2年連続国内3冠達成のロジャーズ氏を新監督に招へい!古橋亨梧、旗手怜央、前田大然ら日本代表組も所属
セルティックは19日、新監督にブレンダン・ロジャーズ氏(50)が就任することを発表した。契約期間は3年間となる。 今シーズンのセルティックは、昨シーズン就任したアンジェ・ポステコグルー監督の下、スコティッシュ・プレミアシップ、スコティッシュ・リーグカップ、スコティッシュFAカップの国内3冠を達成。日本代表FW古橋亨梧、MF旗手怜央、FW前田大然を中心に、輝かしい結果を残した。 リーグ戦は連覇するなど、手腕を発揮したポステコグルー監督はトッテナムに引き抜かれる形で退任。新監督を探していた中、過去に輝かしい結果を残したロジャーズ氏を再び招聘することとなった。 ロジャーズ新監督は、ワトフォード、レディング、スウォンジー・シティ、リバプールで指揮。2016年3月から2019年2月までセルティックで指揮を執ると、2016-17、2017-18シーズンと2シーズン続けて“トレブル(三冠)”を達成。リーグカップは3連覇を果たすなど、輝かしい時代を作り、リーグも無敗優勝を成し遂げるなど、レジェンド的な存在となっていた。 退任後にはレスター・シティの監督に就任。しかし、今シーズンはプレミアリーグで苦戦し、4月に解任されることに。その後、チームはチャンピオンシップ(イングランド2部)に降格していた。 再びセルティックを指揮するロジャーズ監督は、喜びを語っている。 「再びクラブに加わるように誘われるという特権を与えられた時、私と家族にとって、決断はとても簡単だった」 「これまでセルティックで素晴らしい時間を過ごしてきたし、良いサッカーを提供し、みんなが観たいと思うチームを保ち、最終的にはファンに更なる成功をもたらすことが再び私の目標になる」 「アンジェは過去2年間で素晴らしい仕事をしてきた。国内と欧州のあらゆる課題に直面する中、私はセルティックの勢いを維持するために全力を尽くすつもりだ」 「我々のクラブには、非常に印象的で才能のある選手とスタッフのグループがおり、彼ら全員と会い、すぐに仕事に取り掛かることを本当に楽しみにしている」 2023.06.19 21:55 Monローマの人気記事ランキング
1
「ローマは一連の行動を問題視」 モウリーニョとマティッチの関係破綻、10年来の師弟コンビに何が起きた?
元セルビア代表MFネマニャ・マティッチ(34)のローマ退団およびスタッド・レンヌ移籍には、やはりジョゼ・モウリーニョ監督との関係破綻があったようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。 サッカー界を代表する師弟コンビは?と問われて名前を浮かべるファンも多いであろうモウリーニョ監督とマティッチ。チェルシーで始まったこの関係性はマンチェスター・ユナイテッドにローマと今夏まで約10年間続いた。 ところが、8月に入ってマティッチのスタッド・レンヌ行きが急浮上すると、トントン拍子で話が進み、14日に移籍が発表された。また、マティッチはモウリーニョ監督との関係性に亀裂が生じており、ローマも放出を躊躇しないと報じられていた。 強い信頼関係で結ばれたこの両者に一体何が起きたのか。ローマの地元紙『イル・テンポ』のフィリッポ・ビアフォーラ記者によると、マティッチは「チーム練習を投げ出し、モウリーニョだけでなくチームメイトとも問題を抱えた。ローマも一連の行動を問題視し、彼は損得勘定抜きで除外された」という。 酸いも甘いも経験してきたはずのベテランが身勝手な行動をとったなどとは信じたくないが、モウリーニョ監督は19日、セリエA第1節・サレルニターナ戦の前日会見でマティッチ退団の影響を問われ、長年の関係性を考えれば悲しくなるほどにあっさりとコメントした。 「レンヌと1カ月ほど協議していたのだろう。私が付け加えることは何もない」 一方で、ローマが後釜として獲得したレアンドロ・パレデス、レナト・サンチェスについては「パレデスが来てくれて嬉しいよ。彼のことがとっても好きだ。偉大な選手はもういないが、パレデスにサンチェスまで契約できた。街を歩いていて、そうそうお目にかかれる選手ではない」と期待を寄せる。 モウリーニョ監督とマティッチ。何が発端となったかは地元の記者ですら把握できていないようだが、決別したことは間違いない模様。それでも、これからも両者のサッカーキャリアは続いていく。 2023.08.20 15:00 Sun2
モウリーニョ解任のローマに“レジェンド”デ・ロッシが帰還! 監督就任に「この感動は言葉では言い表せない」
ローマは16日、新監督にダニエレ・デ・ロッシ氏(40)が就任することを発表した。 契約期間は2024年6月30日までの残りシーズンとなる。 デ・ロッシ新監督は、ローマ育ちでアカデミー出身者。2002年にファーストチームに昇格すると、2019年7月にボカ・ジュニアーズに移籍するまでプレー。ローマ時代には2007年、2008年にはコッパ・イタリアで優勝。2007年にはスーペル・コパも制し、フランチェスコ・トッティ氏が引退してからはキャプテンとしてチームを支えた。 引退後はイタリア代表のテクニカルコーチを務め、2021年のユーロ優勝に貢献。2022年10月から2023年2月まではSPALで指揮を執っていたが、半年でわずか3勝に終わり解任されていた。 ローマでは公式戦通算616試合に出場し63ゴール。18年間プレーしたクラブに監督として復帰することとなったデ・ロッシ新監督は、クラブを通じてコメントしている。 「ローマのテクニカル面でのリーダーシップの責任を私に託してくれたフリードキンファミリーに感謝したい。私としては、今からシーズン終了までの間に待ち受ける試練に立ち向かうため、日々の犠牲を払い、自分の中にある全てを捧げる必要があると思っている」 「ベンチに座ることができる感動は言葉では言い表せない。私にとってローマがどんな存在であるかは、誰もが知っているが、我々全員を待っている仕事は既に引き受けた」 「我々には時間がなく、選択肢もない。競争力を持ち、目標のために戦い、達成しようとすることがスタッフと私が自分たちに与える唯一の優先事項だ」 ローマは16日、4シーズン目を迎えていたジョゼ・モウリーニョ監督を解任。就任1年目の2021-22シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグで優勝。2022-23シーズンはヨーロッパリーグで決勝に進むも、セビージャにPK戦の末に敗れて準優勝。今シーズンはリーグ戦で序盤から調子が上がらず、14日に行われたセリエA第20節でミランに敗れ、3戦未勝利となっており、9位と苦しんでいた。 2024.01.16 22:15 Tue3
ローマが新スタジアム計画を発表…目玉は欧州最大のクルヴァ・スッド
ローマが新スタジアムの計画を発表した。 ローマは1953年の開場以来、ラツィオと共にスタディオ・オリンピコを本拠地として使用してきた。しかし、幾度か修繕や改修は行っているものの、老朽化が否めないこともあり、クラブは以前から新スタジアム建設への動きを進めていた。 ただ、“地面を掘れば遺跡にあたる”とも言われる「永遠の都」特有の事情もあり、その計画はなかなか進まずにいたが、ライアン・フリードキン副会長とリナ・スルークCEOとローマ市長のロベルト・グアルティエリ氏ら市議会の代表者との会談を経て、新スタジアムの計画を発表した。 『YouTube』での新スタジアムのイメージ動画と共にクラブは今回の計画を以下のように説明している。 「ライアン・フリードキン副会長とリナ・スルークCEOを代表とするASローマのトップマネジメントは、本日、ローマ市長ロベルト・グアルティエリ氏と会談し、クラブの新スタジアムのエキサイティングな計画について話し合いました」 「会議では、プロジェクトの革新性と、フットボールファンと地域社会の両方に約束される数多くのメリットに対する共通の熱意が示されました」 「プロジェクトのビデオプレゼンテーションのリリースは、新しいスタジアムのユニークなビジョンとモダンなデザインを紹介し、熱狂的な反響を呼びました。このビジョンの鍵となるのは、ヨーロッパ最大となる予定の新しいクルヴァ・スッドです。このクルヴァ・スッドは、ASローマのサポーターの揺るぎない情熱の証となるでしょう」 また、フリードキン副会長は、このプロジェクトがクラブだけでなくローマという都市、地域社会においても新たな価値を創造するものになると確信している。 「本日、ローマ市長のロベルト・グアルティエリ氏とお会いし、新しいスタジアムのビジョンを発表できたことを光栄に思います。この素晴らしいスタジアムは、ASローマとそのファンの新しいホームであるだけでなく、ローマ市民全員にとってのランドマークでもあります。ヨーロッパ最大のクルヴァとなる予定の新しいクルヴァ・スッドは、サポーターの情熱とエネルギーを体現する強力な焦点となるでしょう。古典的なローマ建築にインスピレーションを得た象徴的なデザインと最先端の設備を備えたこのスタジアムは、フットボールファンから地元のコミュニティまで、すべての人に世界クラスの体験を提供します」 「ASローマの誇りある管理者として、私たちは、クラブの精神と伝統を体現する空間を創り出すとともに、革新と卓越性の世界的なシンボル、そして環境責任のモデルとなることに尽力しています」 「新スタジアムを環境責任のモデルにするという取り組みは、ローマ市長が指摘したように、クラブの価値観やローマ市のより広範な目標と一致しています」 「両者は、開発のさまざまな側面に焦点を当てる作業グループの設立を含む、プロジェクトを進めるためのロードマップについて話し合い、合意しました。これらのグループは、環境基準とコミュニティの関与に細心の注意を払いながら、プロジェクトがスムーズに進むようにします」 「ASローマとそのリーダーシップは、ファンの体験を向上させるだけでなく、コミュニティと環境にプラスの影響を与えるランドマークを作成することに専念しています。新しいスタジアムプロジェクトは、クラブ、ファン、そしてローマ市の誇りのシンボルとなるでしょう」 <span class="paragraph-title">【動画】ローマの新スタジアム構想が発表!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/RE0m08zRgBo" title=" Towards our new stadium " frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.07.25 06:30 Thu4
ローマが次代のリーダー候補と新契約締結! 昨年に伊代表デビューの20歳逸材
ローマは23日、イタリア代表MFニッコロ・ピジッリ(20)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 ローマ生まれで地元クラブのASDヘリオスから8歳でジャッロロッシのアカデミーに加入した万能型MFは、2023年5月に行われたセリエAのインテル戦でファーストチームデビュー。翌シーズンのヨーロッパリーグ(EL)のシェリフ戦では初ゴールも記録した。 迎えた今シーズンはダニエレ・デ・ロッシ、イバン・ユリッチ、クラウディオ・ラニエリと3人の指揮官の下でも信頼を獲得し、中盤の準主力に定着。途中出場が多いものの、ここまで公式戦31試合3ゴール1アシストの数字を残している。 さらに、その将来性を高く評価するルチアーノ・スパレッティ監督の下、昨年にイタリアのA代表デビューも飾っている。 クラブレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏が“ローマのガビ”と評する180cmのボックス・トゥ・ボックスMFは、セントラルMFを主戦場に高い戦術眼とテクニック、献身性を併せ持つ万能型。ローマ界隈ではトッティの良き相棒の一人として知られたシモーネ・ペッロッタの再来としての活躍が期待されている。 2025.02.24 07:00 Mon5
