17位グラナダ、アイトール・カランカ氏が新監督に就任! 残り6試合で残留目指す

2022.04.19 13:58 Tue
Getty Images
グラナダは18日、ルベン・トレシージャ監督(42)の退任と、アイトール・カランカ氏(48)の新監督就任を発表した。

元スペイン代表監督の肩書も持つロベルト・モレノ監督の下でスタートした今季のグラナダは、今年3月に同監督を成績不振を理由に解任し、リザーブチームで監督を務めていたトレシージャ氏を後任に据えた。

しかし、そのトレシージャ監督も就任から5試合で1勝1分け3敗と勝ち点を伸ばせず、直近のレバンテ戦で大敗した時点でチームは降格ラインの18位マジョルカと同勝ち点で17位に。就任当初と順位は変わらないものの、3ポイントのアドバンテージが無くなる結果となった。
そして、そんなグラナダを降格から救う大任を託されたのは、かつてレアル・マドリーでジョゼ・モウリーニョ監督の右腕として活躍し、ミドルズブラ、ノッティンガム・フォレスト、バーミンガムの監督を歴任してきたカランカ氏だ。

スペイン人指揮官は2013年にモウリーニョ監督がマドリーを去ると同時に独り立ちし、クラブ史上初の外国人監督としてミドルズブラに就任。2015-2016シーズンにはチャンピオンシップで2位となり、8年ぶりのプレミアリーグ昇格に導いた。
しかし、世界最高峰のリーグでは27試合でわずか4勝と歯が立たず、2017年3月に成績不振で解任の憂き目に。その後はチャンピオンシップのノッティンガム・フォレストとバーミンガムを指揮するも、共に目立った成績は残せず、昨年3月にバーミンガム解任以降はフリーの状態だった。

初めて母国のクラブで指揮を執ることになったカランカ新監督。リーグ戦残り6試合で果たして残留に導くことはできるのだろうか。初陣は20日のアトレティコ・マドリー戦。第36節では、現役時代の古巣であるアスレティック・ビルバオ戦も控えている。

アイトール・カランカの関連記事

マッカビ・テル・アビブは26日、新指揮官としてロビー・キーン氏(42)の招へいを発表した。契約は2年となる。 現役時代にアイルランド代表ストライカーとして活躍し、トッテナムやリバプール、ロサンゼルス・ギャラクシーなどを渡り歩いたロビー・キーン氏。2018年11月に現役を退いてからは指導者に転身を遂げ、つい最近まで 2023.06.26 19:05 Mon
かつてミドルズブラやグラナダで指揮を執ったアイトール・カランカ氏(49)が、イスラエルのマッカビ・テルアビブの新監督に就任した。 イスラエル・プレミアリーグで2位につけるのマッカビ・テルアビブは、今シーズンここまでチームを率いていたウラジミール・イビッチ監督(45)がロシアのクラスノダールFCに引き抜かれる形で退 2023.01.04 23:03 Wed
グラナダのアイトール・カランカ監督が、2部降格に悔しさを滲ませた。スペイン『IDEAL』がコメントを伝えている。 今季のグラナダは3月にロベルト・モレノ監督を成績不振で解任し、暫定監督を挟んでカランカ氏を新監督に据えた。ジョゼ・モウリーニョ監督の元右腕として知られるカランカ氏はミドルズブラ、ノッティンガム・フォレ 2022.05.23 16:26 Mon
欧州サッカー連盟(UEFA)は13日、ユーロ2020の公式ベストイレブンを発表した。 今回のベストイレブンはUEFAのテクニカル・オブザーバーを務めるファビオ・カペッロ氏、エステバン・カンビアッソ氏、ロビー・キーン氏、アイトール・カランカ氏、デイビッド・モイーズ氏など10数名の識者が、大会期間中の個人及びチームの 2021.07.13 19:25 Tue
スペイン代表MFペドリ(18)がユーロ2020の最優秀若手選手賞に輝いた。 今大会における受賞資格は1998年1月1日以降に生まれた若手選手。 UEFAのテクニカル・オブザーバーを務めるファビオ・カペッロ氏、エステバン・カンビアッソ氏、ロビー・キーン氏、アイトール・カランカ氏、デイビッド・モイーズ氏など10 2021.07.12 14:07 Mon

グラナダの関連記事

元フランス代表MFマキシム・ゴナロン(35)が現役を引退したことを発表した。 今夏にクレルモンを退団して以降、フリーの状態が続いていたゴナロンは16日、自身のインスタグラムを通じてスパイクを脱ぐ決断を明かした。 「長年ピッチの上で過ごしてきたこのキャリアに終止符を打つことを発表します。常に夢の実現だと考えて 2024.10.17 07:00 Thu
レアル・マドリーは30日、元U-23ブラジル代表MFヘイニエル(22)がセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のグラナダに1年間のレンタル移籍で加入することを発表した。 フラメンゴの下部組織で育ったヘイニエルは、“NEXTカカ”として大きな期待を受けて2020年1月にマドリーへ完全移籍で加入した。 しかし、 2024.08.31 00:07 Sat
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のグラナダは8日、ビジャレアルのスペイン人MFマヌエル・トリゲロス(32)をフリーで獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月までの2年間となっている。 バルセロナ、ムルシアの下部組織で育ったセントラルMFのトリゲロスは、2010年夏にビジャレアルに移籍。2013年8月 2024.08.09 06:30 Fri
プリメーラ・フェデラシオン(スペイン3部)のマルベージャFCは23日、グラナダの元スペイン代表FWホセ・カジェホン(37)が完全移籍で加入することを発表した。契約期間は1年間となる。 カジェホンは、レアル・マドリーの下部組織育ちで、カスティージャからエスパニョールへと完全移籍するも、2011年7月にマドリーに復帰 2024.07.24 23:25 Wed
ラージョ・バジェカーノは17日、グラナダからスペイン人MFジェラール・グンバウ(29)がレンタル移籍で加入することを発表した。 グンバウは、ジローナの下部組織で育ち、バルセロナB(現:バルサ・アトレティック)へ移籍。レガネスへの移籍を経て、2019年8月にジローナに復帰した。 その後、エルチェへと移籍すると 2024.07.17 18:40 Wed

ラ・リーガの関連記事

グラナダの人気記事ランキング

1

降格圏グラナダがメディナ監督を解任し今季2度目の監督交代、通算2度目の指揮となるサンドバル氏を新監督に招へい

グラナダは19日、アレクサンデル・メディナ監督(45)の解任を発表。新指揮官にホセ・ラモン・サンドバル監督(55)を招へいしたことを発表した。 メディナ監督は、2023年11月27日にパコ・ロペス監督の後任として就任した。 ラ・リーガで15試合を指揮したものの、チームは2勝4分け12敗と立て直すことができず。28試合を終えて勝ち点14の19位と降格圏に沈んでおり、残留ラインのセルタと勝ち点差13と厳しい状況に立たされている。 サンドバル監督は、スペインのマドリード出身。ラージョ・バジェカーノやスポルティング・ヒホンなどを指揮。2015年5月から2016年2月まではグラナダを指揮した経験があり、2度目の指揮となる。 2024.03.19 21:25 Tue
2

1年でセグンダ降格のグラナダがサンドバル監督の退任を発表

グラナダは26日、ホセ・ラモン・サンドバル監督(56)が今季限りで退任することを発表した。 パコ・ロペス監督のもと1年でラ・リーガ昇格を果たしたグラナダ。しかし、今シーズンは開幕から成績不振に陥りると、パコ・ロペス監督とアレクサンデル・メディナ監督をシーズン途中に解任。 その後、今年3月19日にサンドバル監督が新監督に就任。しかし、リーグ戦10試合で2勝1分け7敗とチームを立て直すことはできず。3節を残して1年でのセグンダ(スペイン2部)への降格が決定していた。 グラナダは公式サイトで「グラナダは不利な状況の中、クラブを助けるために名乗りを上げたサンドバル監督の仕事、努力、献身に感謝している。彼らの今後のプロとしての活躍を祈っている」と、感謝の声明を発表している。 2024.05.27 07:00 Mon
3

ジダンの次男、GKリュカ・ジダンがエイバルから降格したグラナダに完全移籍! エイバルでは正守護神としてプレー

グラナダは6日、エイバルのフランス人GKリュカ・ジダン(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は3年間で、2027年夏までとなる。 リュカ・ジダンはその名からも分かるとおり、元フランス代表のジネディーヌ・ジダン氏を父に持っている。 レアル・マドリーのアカデミー育ちで、2019年1月にファーストチームに昇格、ラシン・サンタンデールへのレンタル移籍を経験すると、2020年10月にラージョ・バジェカーノへ完全移籍。2022年9月にはエイバルへ完全移籍した。 マドリーでは公式戦2試合に出場したのみ。その後もなかなか大きく飛躍はできなかったが、セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)を戦うエイバルでは正守護神としてプレー。公式戦77試合に出場した。 2022-23シーズンはリーグ戦31試合、2023-24シーズンはリーグ戦42試合に出場。グラナダは最下位で2部に降格した中、再び2部で輝きを放てるか注目だ。 2024.07.06 10:55 Sat
4

ゴナロンが35歳で現役引退…「永遠にこのスポーツを愛し続ける」

元フランス代表MFマキシム・ゴナロン(35)が現役を引退したことを発表した。 今夏にクレルモンを退団して以降、フリーの状態が続いていたゴナロンは16日、自身のインスタグラムを通じてスパイクを脱ぐ決断を明かした。 「長年ピッチの上で過ごしてきたこのキャリアに終止符を打つことを発表します。常に夢の実現だと考えてきたこのキャリアは、私に特別な経験、素晴らしい人々との出会い、そして熱い思いを抱かせてくれました」 「ヴィルフランシュでサッカーを始めてからクレルモンでに至るまで、毎試合、毎回のトレーニングが自分を成長させ、限界を越える機会でした」 「リヨン、トレーニングセンターでの最初の一歩から素晴らしい大舞台まで、すべてを共に歩んできた君たちは、私に多くのことを教え、多くを与えてくれた。私にとって単なるクラブではなく、ここは私が育った場所であり、私のホームであり、キャプテンを務めたことは大きな誇りだ。君たちのカラーを守って過ごしたこの数年間を決して忘れることはないだろう」 「フランス代表として青いジャージーを着るという栄誉は、子供の頃からの夢でした。この貴重なジャージを着ることを信頼してくれたすべての人に感謝します」 「ローマではサッカーを代表する名門クラブでプレーする名誉を味わい、そこでさらに大きな挑戦をすることを学んだ。セビージャではセビージャではサッカーが真の伝統であるこの街の情熱を体感し、グラナダではサポーターの温かさとスタジアムのエネルギーに深く心を打たれ、素晴らしい結果を残すことができました。そして最後にクレルモンでは、人間味のあるクラブで、ファミリーのような温かい環境で自分のキャリアを終えることができました」 「チームメイト、コーチ、スタッフ、そしてサポーターの皆さん、忘れられない時間をありがとうございました。最後に、私の家族、友人、代理人、あなたたちなしでは、このすべては不可能でした。あなた方の揺るぎないサポートと愛に感謝します」 「本日をもって、私はすべてを出し切ったという気持ちでこの幕を閉じる。サッカーは常に私の一部であり続け、たとえフィールドを離れたとしても、私は永遠にこのスポーツを愛し続けるだろう」 リヨンの下部組織出身のゴナロンは、2009年にトップチームデビュー。187cmの長身を生かした対人プレーや卓越した戦術眼を生かしたゲームメークを持ち味に守備的MFとして公式戦330試合以上に出場した。 その後、2017年夏にローマに移籍した元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシのバックアッパーとして公式戦23試合に出場。2018年夏にはセビージャ、2019年夏にはグラナダへレンタル移籍で加入。 セビージャではケガに見舞われたが、グラナダでは公式戦25試合に出場し、ラ・リーガ7位、コパ・デル・レイでベスト4と躍進したチームに貢献。翌年に完全移籍を果たした。 しかし、2021-22シーズンにセグンダ(スペイン2部)へ降格したグラナダを退団すると、2022年夏にクレルモンに加入し5年ぶりのリーグ・アンに復帰。クレルモンでは2シーズンにわたり活躍し公式戦48試合に出場したが、今夏にクレルモンを退団していた。 2024.10.17 07:00 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly