原口が古巣からゴール、ウニオンがベルリン・ダービーを快勝《ブンデスリーガ》

2022.04.10 03:23 Sun
Getty Images
ウニオン・ベルリンは9日、ブンデスリーガ第29節でヘルタ・ベルリンとのベルリン・ダービーをアウェイで戦い、4-1で快勝した。ウニオンのMF原口元気は62分までプレー、MF遠藤渓太はベンチ入りしなかった。

前節ケルンにシャットアウト勝利とした7位ウニオン(勝ち点41)は原口が[3-5-2]の右インサイドMFで先発となった。

マガト監督が就任した降格圏に沈む17位ヘルタ(勝ち点26)に対し、開始3分にベッカーがGK強襲のシュートを浴びせたウニオンは直後にもショートコーナーの流れからバウムガルトルのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKロトカのビッグセーブに阻まれた。
その後もウニオンがペースを握ると、29分にもゴール至近距離からベッカーがシュートを浴びせてゴールに迫った。

そして31分、原口が古巣からゴールを奪う。ベッカーの左クロスにダイビングヘッドで合わせた。ハーフタイムにかけてもウニオンがヘルタに主導権を渡さず1点をリードして前半を終えた。
しかし後半開始4分に追いつかれる。ベルフォディルのクロスをクリアにかかったバウムガルトルが自陣ゴールに入れてしまった。

それでも53分にすかさず勝ち越す。ジーセルマンの左クロスをプロメルがヘッドで合わせた。

その後、62分に原口がピッチを後にした中、74分に決定的な3点目。カウンターに転じた流れからボックス右に侵入したベッカーがシュートを決めきった。

結局、終盤に途中出場のミヒャエルのゴールも生まれたウニオンがダービーを快勝している。

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