「30個はあるぞ」PK失敗サラーの顔面に無数のレーザー照射「取り締まれないのか」

2022.03.30 12:10 Wed
Getty Images
カタール・ワールドカップ(W杯)の出場権を争う重要な場面に水が差された。29日に行われたカタールW杯アフリカ予選最終ラウンドの2ndレグ。最大の注目はリバプールのFWサディオ・マネとFWモハメド・サラーの直接対決となったセネガル代表vsエジプト代表だった。

ホームでの初戦を1-0で先勝したエジプトだったが、試合開始早々に失点。2戦合計スコア1-1のまま試合は進むと、結局、90分間で均衡は破れずに試合は延長戦に突入。この延長戦でもゴールは生まれず、試合の決着はPK戦に委ねられることになった。
そのPK戦ではセネガルの最初のキックを担当したDFカリドゥ・クリバリが失敗。そしてエジプトの最初のキッカーはサラーが行った。

ボールをセットしたサラーだったが、その顔面にはスタンドから無数のレーザーポインターが向けられ、顔面は緑色に照らされた。レーザーポインターは試合中から頻繁に選手たちに向けられていたが、最も目立ったのがこの場面だった。
揺れ動く光に照らされ続けたサラーのキックは大きく枠を外れ失敗。その後は両チームともに2人目も失敗する波乱の展開となったが、5人目のマネが決めたセネガルが3-1でPK戦を制し、本大会出場を決めた。

レーザーポインターの照射はPK戦が終わるまで続き、「取り締まることはできないのか」、「試合中からずっとだ!」、「30個はあるぞ」、「選手が可哀想だ」と様々な意見が飛び交っている。

なお、この件に関して現時点でアフリカサッカー連盟(CAF)からのコメントは発表されていない。

1 2

サディオ・マネの関連記事

サッカー界のスーパースターは40歳を前にしても世界を牽引していることとなった。 アメリカ『フォーブス』による、2024年のサッカー選手の長者番付が発表。アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが最も稼ぐサッカー選手となった。 C・ロナウドは総額2億8500万ドル(約426億8000万円)を 2024.10.17 23:15 Thu
リバプールのエジプト代表モハメド・サラーは、いくつかの理由によって退団を望んでいないようだ。 リバプール加入以来、絶対的なエースとして君臨し続けているサラー。32歳となりかつての爆発的なスピードは流石に見られなくなりつつあるが、得点へ関与する力は依然として健在であり、今シーズンもプレミアリーグ開幕からの3試合で3 2024.09.05 18:20 Thu
レッドブル・ザルツブルクは22日、リバプールのU-20イングランド代表MFボビー・クラーク(19)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2029年6月30日までの5年間。背番号は「10」を背負うこととなった。 リバプールのアカデミー育ちのクラークは、現在U-21チームに所属。これまでファーストチー 2024.08.22 19:15 Thu
アル・ナスルに所属するセネガル代表FWサディオ・マネ(32)だが、サウジアラビアでの挑戦から1年で移籍の可能性があるようだ。 長らくリバプールの攻撃の軸を担い、チャンピオンズリーグやプレミアリーグのタイトルも獲得したマネ。2022年7月にバイエルンへの移籍を果たしたが、なかなか輝きを見せることができず、2023年 2024.08.21 11:55 Wed
5月31日、キングスカップ決勝が行われ、アル・ヒラルvsアル・ナスルが対戦。PK戦までもつれた試合は、5-4でアル・ヒラルが勝利した。 サウジ・プロ・リーグで優勝したアル・ヒラルと、2位に終わったアル・ナスルの対戦。アル・ヒラルはセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチやFWマウコム、ポルトガr愚代表MFルベ 2024.06.01 21:55 Sat

U-24エジプト代表の関連記事

エジプトサッカー協会(EFA)は6日、ホッサム・ハッサン氏(57)のエジプト代表監督就任を発表した。 アフリカ・ネーションズカップ(CAN)2023を未勝利でのベスト16敗退となったエジプト。この成績不振を受け、4日にルイ・ヴィトーリア監督の解任が発表されていた。 その後任に関してはフランス女子代表を率いる 2024.02.07 08:30 Wed
エジプトサッカー協会(EFA)は4日、ルイ・ヴィトーリア監督(53)の解任を発表した。 ヴィトーリア監督は、2022年7月にカタール・ワールドカップ(W杯)出場を逃したカルロス・ケイロス前監督の後任として新指揮官に就任。 ここまで通算18試合を指揮し、12勝4分け2敗の戦績を残していた。しかし、グループステ 2024.02.05 22:44 Mon
アフリカ・ネーションズカップ(CAN)2023のラウンド16の2試合が28日に行われた。 グループBを2位通過したエジプト代表とグループCを2位通過したDRコンゴ代表の一戦は、1-1で120分の戦いが終了。その後、PK戦を7-8で制したDRコンゴが準々決勝進出を決めた。 エースFWサラーの負傷離脱もあり、グ 2024.01.29 08:17 Mon
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、クラブに戻ってきたエジプト代表FWモハメド・サラーについて口を開いた。『ESPN』が伝えた。 コートジボワールで開催されているアフリカ・ネーションズカップ(CAN)に参戦していたものの、ハムストリングの負傷で離脱となったサラー。代理人を務めるラミ・アッバス・イサ氏は「21~2 2024.01.26 13:36 Fri
アフリカ・ネーションズカップ(CAN)で負傷したリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラー。リバプールのアシスタントコーチを務めるペピン・リンダース氏が状態を語った。クラブ公式サイトが伝えた。 サラーはエジプト代表の一員としてコートジボワールで開催中のCANに参加。しかし、18日に行われたグループB第2節のガー 2024.01.23 23:40 Tue

ワールドカップの関連記事

マルコ・マテラッツィ氏がジネディーヌ・ジダン氏と会いたいそうだ。 2006年ドイツW杯決勝「イタリア代表vsフランス代表」。試合後、世界王者が決まった勝敗以上に注目され、業界の枠を超えた世界的関心ごととなったのは、あの「頭突き」の件だ。 延長戦、イタリア代表DFマテラッツィに対し、フランス代表キャプテンのM 2024.11.21 21:05 Thu
イングランド代表のエースであるFWハリー・ケインが、まだまだ国を代表して戦いたいようだ。イギリス『BBC』が伝えた。 トッテナムで長らくエースとしてプレーしたケイン。しかし、キャリアを通じてタイトルに恵まれない人生を歩んでいると、2023年夏にバイエルンへと完全移籍。国外挑戦を決めた。 しかし、絶対王者のバ 2024.11.19 22:40 Tue
かつてはセレッソ大阪でもプレーし、ウルグアイ代表のエースとしても活躍していたディエゴ・フォルラン。ワールドカップ得点王という実績もありながら、引退後にプロテニスプレーヤーに転身した。 そのフォルランは13日、テニスプレーヤーとしてプロデビュー戦を戦った。 45歳での新たな挑戦となったフォルラン。アルゼンチン 2024.11.14 13:55 Thu
元日本代表FW岡崎慎司氏がかつての指揮官アルベルト・ザッケローニ氏と久々の対面を果たした。 清水エスパルスでプロ入りし、ドイツやイングランド、スペインと海外のトップリーグでもプレーした岡崎氏。日本代表でも歴代3位の50ゴールを記録したが、身体が限界を迎えたことから2023-24シーズン限りで現役を引退した。 2024.11.08 14:00 Fri
元ベルギー代表MFナセル・シャドリが、日本列島を奈落の底に突き落とした「人生で最高の瞬間」を振り返った。 かつてトッテナムやモナコに在籍、ベルギー代表では黄金世代の一角として存在感を示したシャドリ。通算66キャップは先発と途中出場がほぼ半分ずつで、後半投入ならジョーカーとして決定的な役割を担うことも少なくなかった 2024.11.06 15:25 Wed

記事をさがす

サディオ・マネの人気記事ランキング

1

「ヤバすぎ」「メッシと並んでる」長谷川唯が百科事典の表紙に大抜擢! スペインで発行される表紙の5人に選ばれる「ついにここまで来たか」

スペインで発行されたフットボール百科事典。その表紙に、なんとなでしこジャパンのMF長谷川唯が起用されていると話題だ。 マンチェスター・シティに所属する長谷川は、チームでも中心選手としてプレー。FA女子スーパーリーグ(FAWSL)で15試合に出場。FA女子リーグカップの準々決勝では豪快なミドルシュートも記録していた。 なでしこジャパンとしても中心選手として活躍し、パリ・オリンピック出場権獲得にも貢献した長谷川。錚々たるメンバーと並び、事典の表紙に抜擢された。 長谷川が採用されたのは、スペイン『Oberon Libros』が発行する『フットボール百科事典』。子供向けの作品を描くベテラン作家のエミリー・ステッド。サッカーの起源から大きな大会の説明、クラブや試合について図解されているというもの。データも載っているという。 表紙の中心にはフランス代表FWキリアン・ムバッペが君臨。そのほか、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、セネガル代表FWサディオ・マネと男子選手が掲載。女子は長谷川がメッシと共にムバッペの脇を固め、もう1名はオーストラリア代表FWサマンサ・カーとなった。 オセアニア、南米、ヨーロッパ、アジア、アフリカの5大陸という見方もできるが、それでも5人に選ばれた長谷川。錚々たるメンバーの中にいることに「これはすごい」、「メッシと並んでる」、「百科事典の表紙は凄い」、「ついにここまで来たか」と驚きのコメントが集まっている。 <span class="paragraph-title">【写真】長谷川唯がメッシ、ムバッペと並んで百科事典の表紙に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"><a href="https://t.co/T7ORJUXtKE">https://t.co/T7ORJUXtKE</a> <a href="https://t.co/P2XjSWlQga">pic.twitter.com/P2XjSWlQga</a></p>&mdash; Oberon Libros (@OberonLibros) <a href="https://twitter.com/OberonLibros/status/1763540214096519497?ref_src=twsrc%5Etfw">March 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.08 19:05 Fri
2

川村拓夢のライバルに、リバプールのU-20イングランド代表MFクラークがザルツブルクに完全移籍、背番号「10」をつける

レッドブル・ザルツブルクは22日、リバプールのU-20イングランド代表MFボビー・クラーク(19)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2029年6月30日までの5年間。背番号は「10」を背負うこととなった。 リバプールのアカデミー育ちのクラークは、現在U-21チームに所属。これまでファーストチームでは14試合に出場し1ゴール2アシストを記録。プレミアリーグでは6試合、FAカップで3試合1アシスト、EFLカップで3試合、ヨーロッパリーグ(EL)で2試合1ゴール1アシストを記録していた。 ボランチを主戦場とし、インサイドハーフなどでもプレー。特に攻撃面に優れており、日本代表MF川村拓夢のライバルとなる。 指揮官は昨シーズンまでリバプールを率いたユルゲン・クロップ監督の副官で合ったペピン・リンダース監督であり、クラークもよく知る人物だ。 クラークはクラブを通じてコメントしている。 「僕はこのキャリアの動きにとても満足しており、新しいチームメイトと一緒にピッチに立つのが待ちきれない。僕にとって、これは完璧なクラブへの完璧なジャンプだ」 「リバプールでは、サディオ・マネやドミニク・ソボスライなど、ここザルツブルクで育った選手たちを見て、僕に大きなインスピレーションを与えてくれた。そして僕たちは、若い選手たちがここでどんなチャンスを持っているかを知っている」 「僕がリバプールで知っており、ここでコーチを務めているペピン・リンダースも僕の決断に影響を与えた」 ザルツブルクとリバプールの間には選手の移籍で友好的な関係にあり、日本代表MF南野拓実(モナコ)もその1人だ。 2024.08.22 19:15 Thu
3

「30個はあるぞ」PK失敗サラーの顔面に無数のレーザー照射「取り締まれないのか」

カタール・ワールドカップ(W杯)の出場権を争う重要な場面に水が差された。 29日に行われたカタールW杯アフリカ予選最終ラウンドの2ndレグ。最大の注目はリバプールのFWサディオ・マネとFWモハメド・サラーの直接対決となったセネガル代表vsエジプト代表だった。 ホームでの初戦を1-0で先勝したエジプトだったが、試合開始早々に失点。2戦合計スコア1-1のまま試合は進むと、結局、90分間で均衡は破れずに試合は延長戦に突入。この延長戦でもゴールは生まれず、試合の決着はPK戦に委ねられることになった。 そのPK戦ではセネガルの最初のキックを担当したDFカリドゥ・クリバリが失敗。そしてエジプトの最初のキッカーはサラーが行った。 ボールをセットしたサラーだったが、その顔面にはスタンドから無数のレーザーポインターが向けられ、顔面は緑色に照らされた。レーザーポインターは試合中から頻繁に選手たちに向けられていたが、最も目立ったのがこの場面だった。 揺れ動く光に照らされ続けたサラーのキックは大きく枠を外れ失敗。その後は両チームともに2人目も失敗する波乱の展開となったが、5人目のマネが決めたセネガルが3-1でPK戦を制し、本大会出場を決めた。 レーザーポインターの照射はPK戦が終わるまで続き、「取り締まることはできないのか」、「試合中からずっとだ!」、「30個はあるぞ」、「選手が可哀想だ」と様々な意見が飛び交っている。 なお、この件に関して現時点でアフリカサッカー連盟(CAF)からのコメントは発表されていない。 <span class="paragraph-title">【動画】一体何個あるのか…サラーの顔面に向けられた無数のレーザーポインター</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="kh-Yg0p_ZuI";var video_start = 220;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.03.30 12:10 Wed
4

「完璧なコピーだ!」アル・ナスル新加入のマネがC・ロナウドのゴールパフォーマンスを“モノマネ” 「楽しそう」「やってみたかったのかな?」

アル・ナスルに加入したセネガル代表FWサディオ・マネがスター選手との共闘を楽しんでいる。 2022年夏にリバプールからバイエルンに移籍したマネだが、新天地ではリバプール時代の輝きを発揮できず。チームメイトへの暴行という騒動もありクラブ側が売却を先導すると、爆買いが進むサウジアラビアクラブへの移籍が決まった。 マネが加入したのは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドも所属するアル・ナスル。2日にチームに合流すると、チームメイトたちにもみくちゃにされる新加入選手恒例の儀式も受けていた。 そのマネは、6日に行われたアラブ・クラブ・チャンピオンズカップ準々決勝のRCAカサブランカ戦で移籍後初先発。C・ロナウドらとともにスターティングメンバーに名を連ねた。 すると、19分にC・ロナウドがタリスカのアシストから先制ゴールをマーク。ジャンプして空中で回転し、両手を広げて着地するお決まりのゴールパフォーマンス「Siuuu」を披露した。 スターのゴールにスタジアムも沸く中、注目は直後のマネの行動に。C・ロナウドの後を追うように「Siuuu」をモノマネしたのだ。 マネのお茶目な行動はSNS上でも話題になっており、「やってみたかったのかな?」、「とっても楽しそうだ」、「完璧なコピーだ!」と反響が集まっている。サッカー選手であれば誰もが知っているパフォーマンスでもあり、実はやってみたかったのかもしれない。 なお、このゴールで先制したアル・ナスルは3-1でこの試合に勝利。9日に行われる準決勝でアル・ショルタと対戦する。 <span class="paragraph-title">【動画】マネがC・ロナウドのゴールパフォーマンスを“モノマネ”</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="LEeTU2ialSQ";var video_start = 19;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.08.08 17:45 Tue

U-24エジプト代表の人気記事ランキング

1

「30個はあるぞ」PK失敗サラーの顔面に無数のレーザー照射「取り締まれないのか」

カタール・ワールドカップ(W杯)の出場権を争う重要な場面に水が差された。 29日に行われたカタールW杯アフリカ予選最終ラウンドの2ndレグ。最大の注目はリバプールのFWサディオ・マネとFWモハメド・サラーの直接対決となったセネガル代表vsエジプト代表だった。 ホームでの初戦を1-0で先勝したエジプトだったが、試合開始早々に失点。2戦合計スコア1-1のまま試合は進むと、結局、90分間で均衡は破れずに試合は延長戦に突入。この延長戦でもゴールは生まれず、試合の決着はPK戦に委ねられることになった。 そのPK戦ではセネガルの最初のキックを担当したDFカリドゥ・クリバリが失敗。そしてエジプトの最初のキッカーはサラーが行った。 ボールをセットしたサラーだったが、その顔面にはスタンドから無数のレーザーポインターが向けられ、顔面は緑色に照らされた。レーザーポインターは試合中から頻繁に選手たちに向けられていたが、最も目立ったのがこの場面だった。 揺れ動く光に照らされ続けたサラーのキックは大きく枠を外れ失敗。その後は両チームともに2人目も失敗する波乱の展開となったが、5人目のマネが決めたセネガルが3-1でPK戦を制し、本大会出場を決めた。 レーザーポインターの照射はPK戦が終わるまで続き、「取り締まることはできないのか」、「試合中からずっとだ!」、「30個はあるぞ」、「選手が可哀想だ」と様々な意見が飛び交っている。 なお、この件に関して現時点でアフリカサッカー連盟(CAF)からのコメントは発表されていない。 <span class="paragraph-title">【動画】一体何個あるのか…サラーの顔面に向けられた無数のレーザーポインター</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="kh-Yg0p_ZuI";var video_start = 220;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.03.30 12:10 Wed
2

「本当に集中できない」元審判の家本氏が選手への“レーザー問題”に自身の体験交え言及「試合を打ち切る覚悟だった」

元国際審判員の家本政明氏が、試合中の選手にレーザーポインターが向けられた件について言及した。自身のツイッターで伝えている。 問題が起きたのは、29日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アフリカ最終予選のセネガルvsエジプトの2ndレグ。2戦合計スコア1-1のイーブンとなった試合は延長戦でも決着がつかず、勝敗はPK戦に委ねられることになった。 だが、このPK戦で問題が発生。エジプトの1人目のキッカーを務めたFWモハメド・サラーに、セネガルサポーターから無数のレーザーが向けられた。 レーザーは試合中に頻繁に選手たちに向けられていたが、サラー1人に向けられたものは相当な数で、動きが止まっていることもあり、顕著に目立つことになった。 結局、サラーのPKは失敗に終わり、エジプトは1-3で敗戦。W杯出場を逃したが、試合後にはエジプトサッカー協会(EFA)が、レーザー照射に加え、試合中に選手が人種差別や脅迫を受けたと主張し、怒りの声明を発表していた。 家本氏は「サラー選手へのレーザーポインタ照射。映像を見て悲しくなりました」とし、「なぜ主審は試合を中断して照射停止を促さなかったのか。選手の安心、安全の確保と試合環境を整える権限を持っているのは主審とマッチコミッショナーです」と主審の対応を疑問視。また、「僕も試合中に照射を受けたことがありますが、本当に試合に集中できません」と自身の体験を交え、レーザー照射の悪質さに言及した。 その上で、「もちろん一番の問題は主審ではなく、レーザーポインタを浴びせ続けた方々だというのは、声を大にするまでもありません。行きすぎた勝利至上主義の弊害です。本当に悲しい出来事です」としている。 その後、ツイッターユーザーからの「試合を中断すべきだったのか」との質問には、「僕が国際審判だった頃、同様の事を何試合か経験しました。その時は試合を中断して選手をベンチ前に引き上げさせて事態を改善するようマッチコミッショナーと運営サイドに働きかけました」と自身の体験を説明。「もし全く改善されないなら、試合を打ち切る覚悟でした。なぜなら、それができるのは主審の決断だけだからです」と主審時代の強い覚悟を口にしている。 PK戦時にはサラーの顔面が緑色に染まるほど膨大な数のレーザーポインターが向けられ、選手の安全にも関わってくるレベルのものであっただけに、今回のセネガルサポーターの行いがどう処分されるのか注目が集まる。 <span class="paragraph-title">【動画】選手も危険だ…サラーの顔面に向けられた無数のレーザーポインター</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="kh-Yg0p_ZuI";var video_start = 220;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.03.31 12:31 Thu
3

エジプト代表の非公式ユニフォームが大反響!ヒエログリフに覆われたデザインに「とても美しい」

SNS上で、エジプト代表の非公式ユニフォームのデザインが完璧だと話題になっている。 普段からナショナルチームやクラブのユニフォームデザインを自分で作成しているトルコ人グラフィックデザイナーのジェンク・ウナルさんは、自身のSNSでエジプト代表のユニフォームをデザイン。そのレベルの高さが注目を浴びている。 エジプト代表のユニフォームは、ホームとアウェイの2種類をデザインしているが、ホームはエジプトの広大な砂漠を連想させる砂のような色で、アウェイは黒となっている。 どちらもシャツ全体を古代エジプトで使われた象形文字(ヒエログリフ)が覆っており、かなり荘厳な印象を与え、非常に完成度の高いデザインとなっている。 その美しさは反響を呼び、大手メディアの『ESPN』に紹介されると、「公式にしてほしい」「色合いも完璧」「エジプトらしさを感じる」「とても美しい」「モハメド・サラーにぴったりだ」など絶賛の声が相次いだ。 残念ながらこのデザインのユニフォームは購入できないが、ウナルさんのツイッターの投稿は15万いいねを突破しており、そのデザインは多くのファンを魅了している。 <span class="paragraph-title">【画像】ヒエログリフが荘厳!大人気のエジプト代表非公式ユニフォーム!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">These Egypt concept kits are beautiful <br><br>(via <a href="https://twitter.com/cenkunl?ref_src=twsrc%5Etfw">@cenkunl</a>) <a href="https://t.co/VyNgY3E0cy">pic.twitter.com/VyNgY3E0cy</a></p>&mdash; ESPN FC (@ESPNFC) <a href="https://twitter.com/ESPNFC/status/1382672566830125058?ref_src=twsrc%5Etfw">April 15, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.04.22 05:36 Thu
4

キッカケは“キング・カズ”、ギネス記録の74歳最年長プロ選手がインタビューで明かす

ギネス世界記録に認定された公式戦でプレーした最年長のプロサッカー選手が、記録達成に向けた思いなどを語った。 その名は、エゼルディン・バハダー。74歳と125日での試合出場が10月17日にギネス世界記録に認定された。 今年1月にエジプト3部の「6th October」というクラブとプロ契約を結んだことが大きなニュースとなっていたバハダー。ギネス記録で最年長プロ選手となるには90分間の試合に2試合出場する必要があった。 これまでのギネス記録はイスラエル人のイサーク・ハイク氏の73歳であり、2試合に出場すれば記録が更新される中、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大などでその挑戦が上手く進んでいなかった。 それでも3月の試合で初出場しゴールを記録する偉業を達成すると、コロナによる中断後の10月に2試合目に出場。これにより見事ギネス記録に登録されたのだ。 バハダーは、『FIFA.com』のインタビューに応じ、今回の記録挑戦への思いや、今後の活動について語った。 まず、今回の挑戦に当たって、そのキッカケを問われたバハダーは、先日53歳でJ1最年長出場記録を作った元日本代表FW三浦知良(横浜FC)を知ったことだったと明かした。 「私はいつだってビッグクラブでプレーすることを望んでいましたが、それはただの夢に終わりました。そこで、プロとしてプレーする最年長の選手が53歳のストライカー(三浦知良/横浜FC)であることがわかった時、私は別の目標を追い求め始めました」 「私と彼の間には大きな年齢差があったので、私は今回のことを試してみることにしました」 「最初は誰にも自分の目的を言わず、やる気を出していましたが、家族がこのことを知った時にとても励まされました」 <div id="cws_ad">◆今から31年前、コリチーバ時代のカズのプレー集<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJ6dmY0SERPaSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 20歳も年下でありながら、遠く離れた日本でプレーする“キング・カズ”こと三浦知良を知った事がキッカケと明かしたバハダー。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大が大きな障壁となったとした。 「パンデミックは私に悪影響を及ぼしました。特に、私がプレーする(2つ目の)試合のちょうど2日前にリーグが中断されたのです」 「これは私にとってショックなことでしたが、その中断の間、私は息子と一緒にトレーニングし、自宅で行えるようにオンラインで多くのトレーニングを見ました」 「クラブでのトレーニングは自宅でのトレーニングと大きく異なるため、この期間は私の試合に向けた準備に影響を与えました」 90分の試合に2試合出ることが記録認定の条件だったが、選んだクラブは3部クラブ。そこまでレベルが低いわけではない。初めてチームに合流したときのことをバハダーは回想した。 「彼らは私を温かく歓迎してくれました。たくさん話したり、笑ったりしましたが、「子供みたいに扱ってくれるお年寄りを期待していたのに」と言っていました」 「早速ゴールに向かってシュートを打ってくれと頼まれ、やってみたら良い感じでした。最後は喜んでくれていました」 チームメイトにも受け入れられたバハダー。最初の試合に出るときはとても緊張したという。そして、そのゴールでは運良くゴールも記録した。 「とても緊張していて、ヒザとハムストリングの筋肉が腫れて辛かったですが、チームメイトがたくさん励ましてくれました。試合が始まると、雰囲気に飲まれ、緊張は消えました」 「確かに私はゴールを決めたいと思っていましたが、それは簡単なことではありませんでした」 「降格を避けるために戦っていたタフな相手との対戦でした。最後の数分でPKが与えられ、ゴールを決めることができました」 初出場から中断があり半年以上経過した10月、2試合目の出場となったが、バハダーは健康状態に問題があったとした。 「試合の2週間前に中耳炎にかかったので、簡単ではありませんでした。バランスが崩れ、動きに影響が出たため、トレーニングをやりきることができず、試合に出られないかと心配しました」 「試合中、少しめまいを感じました。さらに2つのチームが似たようなユニフォームだったため、さらに難しい状況となりました」 「しかし、私のチームメイトとテクニカルチームの全員が、私が試合でフル出場することを主張しました。トレーニングで練習したセットプレーから、チームの2点目を決めることができました」 見事90分間の試合で2試合プレーしたバハダー。ワールドカップに出場した最年長選手はエジプト代表のGKエサム・エル=ハダリの45歳161日(2018年ロシアW杯)だが、エジプト代表入りについて聞かれると、おどけながらも意気込んだ。 「それは長い道のりになるね(笑)これからも一生懸命トレーニングを続け、スキルとフィットネスを向上させていきます。機会があれば、絶対にそれを掴みたいです」 偉大な記録を達成したバハダーだが、将来の野心についてコメント。誰でも達成できる記録とかたり、さらに記録を伸ばすことに意気込みを語った。 「強い意志と決意を持った人間なら、誰でもできることを成し遂げたと思います。特にこの年齢では、良いレベルとフィットネスを維持することは困難で、健康を維持することもとても難しかったです」 「私はサッカーをとても楽しんでいて、将来がどうなるか誰にもわかりません。これからもプレーとトレーニングを続けていきます」 <div id="cws_ad">◆74歳のPKを目に焼き付けろ!<br/><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">This man is proving you&#39;re never too old to fulfil your sporting dreams!<br>More here: <a href="https://t.co/YzR778PerP">https://t.co/YzR778PerP</a> <a href="https://t.co/UjDgls8W0c">pic.twitter.com/UjDgls8W0c</a></p>&mdash; BBC Breakfast (@BBCBreakfast) <a href="https://twitter.com/BBCBreakfast/status/1237293880414011392?ref_src=twsrc%5Etfw">March 10, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2020.11.06 14:20 Fri
5

FIFA、W杯予選でサラーにレーザー照射で妨害のセネガルに処分! 2000万円以上の罰金

国際サッカー連盟(FIFA)は、カタール・ワールドカップ(W杯)のアフリカ予選でエジプト代表FWモハメド・サラーにレーザーが向けられた一件でセネガルサッカー連盟(FSF)に18万ドル(約2340万円)の罰金を科したことを発表した。 先月29日に行われたセネガルvsエジプトの2ndレグでは2戦合計スコア1-1のイーブンとなった中、延長戦でも決着がつかず、勝敗はPK戦に委ねられることになった。 そのPK戦の際にはエジプトの一人目のキッカーを務めたサラーの顔に、セネガルサポーターから無数のレーザーポインターが向けられた。 レーザーは試合中に頻繁に選手たちに向けられていたが、サラー一人に向けられたそれは相当な数で、動きが止まっていることもあり、顕著に目立つことになった。 結局、サラーのPKは失敗に終わり、エジプトはPK戦を1-3で敗戦。無念の予選敗退となっていた。 FIFAの規律委員会はセネガルサポーターによるレーザーポインターなどによる幾つもの妨害行為、ファンによるピッチへの侵入、攻撃的な横断幕などを問題視。FSFに対して、前述の罰金と将来的なホームゲームでの無観客開催という処分を科した。 また、FIFAは今回の一件同様に、今年1月以降に起きたW杯予選での同様の問題に関して調査を進めており、各国のサッカー連盟に対して処分を科している。 <span class="paragraph-title">【動画】一体何個あるのか…サラーの顔面に向けられた無数のレーザーポインター</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="kh-Yg0p_ZuI";var video_start = 220;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.05.02 22:44 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly