「感情がない宇宙人より、魂のある人間の方が好き」元イタリア代表FWが世界最高峰の3人を独特表現で語る
2022.03.14 22:30 Mon
元イタリア代表FWのパオロ・ディ・カーニオ氏が、現代のサッカー界をリードするスター選手たちを独特の表現で語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。
そのディ・カーニオ氏が、先週のチャンピオンズリーグ(CL)でレアル・マドリーに劇的な逆転負けを喫したパリ・サンジェルマン(PSG)について言及した。
カリム・ベンゼマのハットトリックにより、CL敗退となったPSG。13日のボルドー戦では、ファンから大量のブーイングが浴びせられていた。
「メッシはピッチを離れ、頭をかいていた。そこに感情はなかった」
「私はクリスティアーノ・ロナウドが好きだ。マンチェスター・シティと対戦する時にベンチに座ったって?ポルトガル人は戻り、ハットトリックを決めた。感情がない宇宙人より、魂のある人間の方が好きだ」
「メッシは人格の限界を見せてしまった。もちろん、彼はブーイングを受けることもあるだろう。何千人ものファンが彼を待っていたんだ。彼らは夢見ていたが、彼の振る舞いは正しくなかった」
「ネイマールはさらに酷いものだ。彼は目覚ましいプレーをしていないし、先月彼は、3カ月の休暇のためにMLSに行きたいと言った」
「つまり、私が言うことは、敬意を持って言うならば、いくつかの問題を抱えているに違いないだろう」
ディ・カーニオ氏は、良くない時の振る舞いを比較して評価。見事に結果を見せたC・ロナウドの方が、人間味があって好ましいようだ。
PR
ディ・カーニオ氏といえば、ラツィオやユベントス、ナポリ、ミランでプレーし、イングランドでもシェフィールド・ウェンズデイやウェストハム、チャールトンでプレーした。ウェストハム時代には、エバートン戦で相手GKが負傷。プレーが続行され、味方のクロスがディ・カーニオ氏に渡ったが、シュートを打たずにボールを手でキャッチ。フェアプレーのお手本としてたびたび取り上げられている。カリム・ベンゼマのハットトリックにより、CL敗退となったPSG。13日のボルドー戦では、ファンから大量のブーイングが浴びせられていた。
突破が濃厚な状態から17分間で3失点して敗れたことには大きな失望が伴っていたが、ディ・カーニオ氏は、その中でのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとブラジル代表FWネイマールの態度について見解を語り、マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを比較対象として2人を語った。
「メッシはピッチを離れ、頭をかいていた。そこに感情はなかった」
「私はクリスティアーノ・ロナウドが好きだ。マンチェスター・シティと対戦する時にベンチに座ったって?ポルトガル人は戻り、ハットトリックを決めた。感情がない宇宙人より、魂のある人間の方が好きだ」
「メッシは人格の限界を見せてしまった。もちろん、彼はブーイングを受けることもあるだろう。何千人ものファンが彼を待っていたんだ。彼らは夢見ていたが、彼の振る舞いは正しくなかった」
「ネイマールはさらに酷いものだ。彼は目覚ましいプレーをしていないし、先月彼は、3カ月の休暇のためにMLSに行きたいと言った」
「つまり、私が言うことは、敬意を持って言うならば、いくつかの問題を抱えているに違いないだろう」
ディ・カーニオ氏は、良くない時の振る舞いを比較して評価。見事に結果を見せたC・ロナウドの方が、人間味があって好ましいようだ。
PR
1
2
パオロ・ディ・カーニオの関連記事
マンチェスター・ユナイテッドの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
記事をさがす
|
パオロ・ディ・カーニオの人気記事ランキング
1
「アンチフットボール…最悪の監督」ラツィオOBがローマ就任内定のモウリーニョを酷評
現役時代にラツィオやユベントスでプレーしたパオロ・ディ・カーニオ氏が、来季からローマの指揮官に就任するジョゼ・モウリーニョ氏を酷評している。『フットボール・イタリア』がコメントを伝えた。 4日、ローマからパウロ・フォンセカ現監督のシーズン終了後の退任と、それに伴うモウリーニョ氏の就任が発表された。マウリツィオ・サッリ氏やマッシミリアーノ・アッレグリ氏などイタリア人指揮官の名前が候補に挙がっていた中、4月半ばにトッテナムを解任となったポルトガル人指揮官のスピード就任には、誰もが驚いた。 イタリアでモウリーニョ氏と言えば、2009-10シーズンにインテルを率いて同国史上初のトレブル(セリエA、コッパ・イタリア、CL優勝)を達成した監督として認知されているが、そんな名将をこき下ろしたのが、ローマとは強烈なライバル関係にあるラツィオOBのディ・カーニオ氏だ。イタリア『スカイ・スポーツ』で解説者としての肩書を持ち、歯に衣着せぬ物言いで知られている。 『フットボール・イタリア』によると、モウリーニョ氏のローマ監督就任を受けて、ジャッロロッシのサポーターである友人に残した電話メッセージがYouTubeで流出。その内容は、同氏を痛烈に非難するものだった。 「最悪の中の最悪を招へいしてしまったようだね。この瞬間にビッグネームが必要だったのはわかるが、終わった選手と契約するのと同じだ。モウリーニョは金の貰える仕事がしたかっただけだ」 「この4年で3回もクビになり、性格の不一致という理由でどのクラブからも追い出された。以前はキャラクターの良さだけが取り柄だったのに」 「今、トッテナムが彼を追い出したのは、その結果と、資金を投じて2年をかけてもチームを別のレベルに引き上げられなかった無能さからだ」 「ローマを取り巻く環境を考えれば、彼は問題ないし、誰もが期待しているかもしれないが、私は彼が最悪の監督だと言っている。彼はあらゆる面で終わっているのだ」 「彼はフットボールなどしていない。アンチフットボールだ。論争が起これば良い記事材料になるため会見を楽しめるかもしれないが、言っておく。チームを再建するには、彼は最悪の人材だ」 「7年前まではペップ・グアルディオラよりも好きだったからこそ、そう言えるのだ」 2021.05.06 22:00 Thu2
イングランド代表は「最も才能豊かなチームだが、十分に訓練されていない」 指揮官大国の解説陣がサウスゲイト監督に苦言
イングランド代表vsセルビア代表を、元イタリア代表DFアンジェロ・オグボンナ氏と元イタリア代表FWパオロ・ディ・カーニオ氏が批評した。 16日、ユーロ2024グループ第1節のイングランドvsセルビアが行われ、ジュード・ベリンガムのヘディング一発でイングランドが1-0と勝利。白星発進を飾った。 イングランドとしては追加点が奪えず、セルビアにとっては勝ち点を拾うチャンスが十二分にあったと見るべきな90分間。 イタリア国内のTV放映『スカイ』で解説を務めたオグボンナ氏は、プレミアリーグはウェストハム歴が長い元アッズーリDF。セルビアについて「もっとできただろう」と語る。 「セルビアはイングランドを尊敬しすぎたのだろうか。イングランドが良かったのは最初の30分間だけ。その後明らかにペースを落としたし、後半は残念な戦いだった」 同じく元ウェストハムのディ・カーニオ氏も「まったくその通りだね。セルビアに勝機はあった」とし、イングランドはガレス・サウスゲイト監督が選手の魂を振るわせることができないと付け加えた。 「肉体的な疲労はどうしたって溜まる。そんなときに『もう少し踏ん張れ』とやる気を起こさせるコーチがイングランドにはいないのだ」 「集中力とモチベーションを高める存在だよ。真っ先に頭に浮かぶのはアントニオ・コンテ。サウスゲイトはコーチとして百戦錬磨というわけでもないのに思考が古い。ボールを手放してはいけないのだ」 「つまるところ、イングランドはどこよりも才能豊かな選手が集うチームだが、十分に訓練されていない。うまくいかないとき、選手たち自身で解決策を見つけられるかが今後のカギだ。セルビア戦の前半30分以降に全て如実に現れていた」 2024.06.17 20:05 Monマンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
クロアチア代表の未来…ディナモ・ザグレブの背番号「10」にレアル・マドリーやマンチェスター・Uが関心強める
クロアチア代表MFマルティン・バトゥリナ(21)に対するトップクラブの関心が上昇中か。 バトゥリナはクロアチア1部王者のディナモ・ザグレブで、かつてルカ・モドリッチ(レアル・マドリー)も背負った背番号「10」を託されるセントラルハーフ。21歳の若さで攻撃を掌握し、すでにリーグ優勝4回を誇る。 今季はチャンピオンズリーグ(CL)初得点をゲットした一方、クロアチア代表としてユーロ2024のメンバーに滑り込み、大会後は過渡期に入ったチームの中で先発起用が増加…10月のポーランド代表戦で代表初得点を決めた。 まさに、クロアチア代表の「未来」。 そんなバトゥリナ、スペイン『Relevo』によると、レアル・マドリーとマンチェスター・ユナイテッドが大きな関心を寄せているといい、イギリス『TalkSport』は「来年1月のマーケットで動く可能性も排除できず」と伝える。 ユーロ後の成長は明らかだといい、現在の市場価値は、クロアチア1部でダントツNo.1の2000万ユーロ(約32.9億円)。近い将来、欧州5大リーグに進出するのは間違いなさそうだ。 2024.11.15 18:20 Fri2
アモリム・ユナイテッドが初練習! 負傷離脱続いたメイヌーが復帰、16歳の有望CBも参加
ルベン・アモリム監督がマンチェスター・ユナイテッドで初練習を行った。クラブ公式サイトが伝えた。 スポルティングCPを離れ、ユナイテッドの指揮官に就任したアモリム監督。代表戦によりリーグ戦が中断しているなか、18日にはクラブに残った選手たちと初の練習を行った。 ファーストチームの選手は10名が参加。離脱が続いていたイングランド代表MFコビー・メイヌーやケガにより代表戦を回避したコートジボワール代表FWアマド・ディアロもグループ練習をこなしている。 戦線復帰を目指し、コンディション調整が続くイングランド代表DFルーク・ショー、オランダ代表DFタイレル・マラシア、U-23フランス代表DFレニー・ヨロも新指揮官のもとで練習。また、人数を補うためアカデミーの選手も数名参加した。 なかでも、イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が注目したのは、16歳のイングランド人DFゴッドウィル・クコンキ。左利きのセンターバックで、マンチェスター・シティのクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルとの比較が早くもなされる有望株だ。 そんなユナイテッドは24日、プレミアリーグの第12節でイプスウィッチ・タウンとアウェイで対戦。アモリム監督の初陣に向け、急ピッチで仕上げていく。 <span class="paragraph-title">【動画】アモリム監督が指導!復帰へ向かう選手も多数参加</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">High intensity <br>Maximum effort <a href="https://twitter.com/hashtag/MUFC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#MUFC</a> <a href="https://t.co/jrCwRD17Pl">pic.twitter.com/jrCwRD17Pl</a></p>— Manchester United (@ManUtd) <a href="https://twitter.com/ManUtd/status/1858616169823171033?ref_src=twsrc%5Etfw">November 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.19 16:56 Tue3
練習復帰のメイソン・マウントにアモリム新監督就任は朗報? 新たなボスが「3バック採用」なら転機か
イングランド代表からもフェードアウトして久しいMFメイソン・マウント。マンチェスター・ユナイテッドで巻き返しのチャンスか。 昨季チェルシーからユナイテッドへ加入、栄光の背番号「7」を与えられたマウント。 しかし、2度のケガで調子が狂い、迎えた今季もケガからスタメン落ちに。10月以降、一度もピッチに立っていない。気づけば、2022年暮れのカタールW杯を最後に2年間、イングランド代表から遠ざかっている。 そんなマウントも、クラブがルベン・アモリム新監督を迎えたことで転機か。やや憶測も混じる感があるが、イギリス『ミラー』などによると、アモリム新監督はマウントの多彩さを重宝するのが間違いないという。 スポルティングCP時代と同様、新監督はユナイテッドでも[3-4-3]を採用する可能性が指摘され、もしそうならマウントには朗報。 チャンピオンズリーグ(CL)で優勝したトーマス・トゥヘル時代のチェルシーは3バックシステムを採り、その中で、当時まだ若手のマウントが核たる存在だったと言える。 『ミラー』は「もちろん、蓋を開けてみなければ、どうなるかわからない」と“保険”。ともあれ、ようやく最近練習に復帰したばかりのマウント。今後の巻き返しに期待したい。 2024.11.13 21:47 Wed4
ファン・ニステルローイ氏の退任を惜しむユナイテッドOB2人「選手から好かれていた」「残して欲しかったね」
マンチェスター・ユナイテッドのOB2人が、ルート・ファン・ニステルローイ氏の退任を惜しむ。イギリス『ミラー』が伝える。 ファン・ニステルローイ氏は今季、同胞のエリク・テン・ハグ監督を支える副官として、現役時代以来となるユナイテッド復帰。しかし、テン・ハグ監督は10月末に解任された。 以降の公式戦4試合で暫定指揮を執り、3勝1分けと無敗でルベン・アモリム新監督へバトンタッチ。ただ、自身も契約終了となった。 元同僚のリオ・ファーディナンド氏は「彼個人からすれば、良いオーディションになったと思う。結果を出し、ユナイテッドに残して貰うか、他から監督として必要とされるか…できる限りのことをやったよ」と旧友を労う。 一方でテン・ハグ氏と異なり、ファン・ニステルローイ氏は全選手と良好な関係だったと言い、その退任を残念に思う気持ちも。 「選手たちが必要としたボスだったんじゃないかな。ひとえに好かれていたようだしね。戦術的、人間的な魅力をルートに抱き、実際に感謝もされていたそうだ。それは、ルート自身の『選手のために』という信念からくるものだ」 また、オーウェン・ハーグリーブス氏は、ファン・ニステルローイ氏を「残すべきだった」とキッパリ。ファーディナンド氏の番組にゲスト出演して語っている。 「正解などないが、ラッシュフォード、ホイルンド、ガルナチョ…もしかしたら、彼らは史上最高レベルの元選手から学ぶことが、もっともっとあったかもしれない。必ずしもコーチではなくてもいいが、残して欲しかったね」 2024.11.13 16:05 Wed5