W杯予選締め出しのロシア代表カルピン監督がFCロストフ復帰、代表監督は継続「W杯予選に出る機会を望んでいる」
2022.03.11 17:30 Fri
FCロストフは10日、ロシア代表のヴァレリー・カルピン監督(53)の復帰を発表した。
2017年12月にロストフの監督に就任すると、2021年8月まで指揮。日本代表MF橋本拳人も指導を受けていたが、ユーロ2020終了後の2021年7月からロシア代表監督に就任していた。
そのロシアだが、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選を終えると、プレーオフに進出。3月にはポーランド代表と対戦予定だったが、2月24日にウラジーミル・プーチン大統領が決断したウクライナ侵攻により、国際サッカー連盟(FIFA)より制裁を受け、大会への出場権を剥奪されてしまっていた。
「ロストフ・ナ・ドヌとクラブには本当に大切な存在となった。現時点での順位表の状況を見ると簡単ではないが、クラブの監督に戻れて嬉しい。我々の前にはやるべきことがたくさんある」
「ロシア代表の監督であり続ける。これは私にとって大きな名誉だ。代表チームがカタール・ワールドカップに向けて戦う機会を得られることを、我々はみんな望んでいる」
PR
現役時代はロシア代表として活躍し、2002年の日韓ワールドカップ(W杯)にも出場。クラブレベルでは、スパルタク・モスクワやレアル・ソシエダ、バレンシア、セルタで中心選手として活躍した。引退後は指導者となると、古巣のスパルタク・モスクワで監督を務めると、マジョルカ、FKアルマヴィル、ロストフを指揮していた。そのロシアだが、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選を終えると、プレーオフに進出。3月にはポーランド代表と対戦予定だったが、2月24日にウラジーミル・プーチン大統領が決断したウクライナ侵攻により、国際サッカー連盟(FIFA)より制裁を受け、大会への出場権を剥奪されてしまっていた。
ロシア代表監督でありながら、古巣へと戻ったカルピン監督はクラブを通じてコメント。意気込みを語った。
「ロストフ・ナ・ドヌとクラブには本当に大切な存在となった。現時点での順位表の状況を見ると簡単ではないが、クラブの監督に戻れて嬉しい。我々の前にはやるべきことがたくさんある」
「ロシア代表の監督であり続ける。これは私にとって大きな名誉だ。代表チームがカタール・ワールドカップに向けて戦う機会を得られることを、我々はみんな望んでいる」
PR
ヴァレリー・カルピンの関連記事
ロシアの関連記事
記事をさがす
|
ロシアの人気記事ランキング
1
喧嘩のために訓練…ロシアのフーリガンに要警戒! 過去にはイングランドサポと大乱闘
▽2018年のワールドカップ(W杯)開催地であるロシア。その広大な土地にはある危険なサッカーファンが潜んでいるようだ。イギリス『エクスプレス』が警告している。 ▽記事によると、ロシアの過激なサッカーファンは世界中のサポーターの到着を待ちつつ、トレーニングを行っているという。そのトレーニングとは、なんと喧嘩のためのトレーニングだ。なんでも、ロシアの中でも悪質なフーリガンは、喧嘩を楽しみにしてスタジアムを訪れており、相手サポーターに拳で勝つことを誇りとしているそう。 ▽そのことが有名になったのは、2016年に開催されたユーロでのこと。イングランド代表との対戦が決まっていたロシアのフーリガンは、トレーニングを重ねた精鋭150人を開催地マルセイユに送り込み、イングランドのファンと大乱闘を起こし、地獄を見せた。その乱闘では35名が負傷し、逮捕者は約20名に上っている。 ▽このこともあり、イングランド側はロシアのフーリガンをこれ以上なく警戒。イングランドの警察当局は「現在ロシアに滞在中か、数週間以内に旅行する予定がある場合は、警戒を怠らず、抗議やデモを避けること。政治的なコメントはしないようにしてください」と注意を喚起していた。 2018.04.14 18:50 Sat2
ロシアの大型FWジューバ、自慰行為動画流出で代表招集見送りへ
ゼニトのロシア代表FWアルテム・ジューバの自慰行為の動画が流出し、その影響を受けてロシア代表への招集が見送られた。イギリス『サン』が伝えている。 『サン』によれば、7日の夜にジューバの自慰行為の動画が流出し、ロシアで大きな話題となったようだ。動画内では、裸のジューバがゼニトのスターであることを主張しながら、ベッドで楽しんでいる様子が映っていたという。 <div id="cws_ad">◆ジューバがエスコートキッズの可愛い女の子にちょっかいを出す<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJqTDEzWmc1RyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 196cmの大型FWであるジューバは、2018年に行われたロシア・ワールドカップで3ゴールを奪い、母国のベスト8入りに大きく貢献。 今季もロシア・プレミアリーグで12試合7ゴール4アシストと好調を維持し、今月行われるUEFAネーションズリーグのメンバーにも入っていたが、この件を受けて代表への招集が見送られることが決定したようだ。ロシア代表のスタニスラフ・チェルチェソフ監督が明かした。 「アルテム・ジューバの状況は、スポーツの観点からロシア代表チームとは何の関係もない。したがって、この問題について詳細なコメントをする必要はないと考えている」 「しかし、代表チームのコーチングスタッフは、代表チームがモルドバ、トルコ、セルビアとの11月の試合に向けて、最大限の集中力を持ち、無関係なことに気を取られないように準備する必要があることをよく理解している」 「私たちは常に、ピッチの内外を問わず、すべての選手が代表チームのレベルとステータスに対応しなければならないことを強調してきた」 「この点で、チームと選手の両方を過度のストレスから守るために、アルテム・ジューバを現在のトレーニングキャンプに呼ばないことを今日決定した」 「ジューバには状況を正常化する時間がある。このトレーニングキャンプ中に、この話題が取り上げられなくなることを願っている」 なお、ジューバは過去、チームのリーグ優勝を祝うロッカールーム内でチームメイトのイラン代表FWサルダール・アズムンに対して腰を振っている動画が流出し、話題になっていたこともある。 2020.11.09 12:52 Mon3