元ロシア代表MFジャゴエフが33歳で現役引退…今季ギリシャで国外初移籍も度重なる負傷で決断
2023.11.22 06:45 Wed
現役引退を発表したジャゴエフ
元ロシア代表MFアラン・ジャゴエフ(33)が現役引退を決断した。
今年9月にギリシャのPASラミアへ加入したジャゴエフは新天地で2試合に出場。しかし、キャリアを通じて苦しんだ負傷により、21日に双方合意の下で契約を解除。さらに、このタイミングでの現役引退を発表した。
「プロフットボーラーとしてのキャリアに終止符を打つことにした。残念なことに、ラミアではわずか2試合に出場しただけで、その後ハムストリングの負傷で2週間離脱した。そこから回復したものの、グループトレーニングに入る直前に左ふくらはぎの肉離れを起こした。過去5年間、何度もケガに苦しんできた。だから、突然この決断を下したんだ。それで、もう十分だと決心した。精神的にも肉体的にも大変だった」
「僕はすぐに監督とラミアの経営陣の双方にこのことを伝えた。彼らは『もう一度頑張ろう』と言ってくれた。その言葉にとても感謝しているけど、すべては自分で決めた」
「人生はここで終わらない、フットボールもここで終わらない。僕はそのような方向に考えを持っているんだ」
その後、2022年夏にルビン・カザンに完全移籍し、今シーズン途中からラミアで国外リーグに初挑戦していた。
また、2008年にデビューを飾ったロシア代表では通算59試合に出場。2度のワールドカップとユーロ2012に出場。卓越した戦術眼とテクニックを武器に一時は背番号10を着用し、新皇帝といった愛称も持っていた。
今年9月にギリシャのPASラミアへ加入したジャゴエフは新天地で2試合に出場。しかし、キャリアを通じて苦しんだ負傷により、21日に双方合意の下で契約を解除。さらに、このタイミングでの現役引退を発表した。
「プロフットボーラーとしてのキャリアに終止符を打つことにした。残念なことに、ラミアではわずか2試合に出場しただけで、その後ハムストリングの負傷で2週間離脱した。そこから回復したものの、グループトレーニングに入る直前に左ふくらはぎの肉離れを起こした。過去5年間、何度もケガに苦しんできた。だから、突然この決断を下したんだ。それで、もう十分だと決心した。精神的にも肉体的にも大変だった」
「人生はここで終わらない、フットボールもここで終わらない。僕はそのような方向に考えを持っているんだ」
10代の頃からロシア国内で将来を嘱望される逸材として注目を集めたジャゴエフは、2007年にクリリヤ・ソヴェトフからCSKAモスクワに加入。国内屈指の名門では公式戦395試合に出場して77ゴール93アシストと活躍。3度の国内リーグ優勝、4度の国内カップ優勝などに貢献した。
その後、2022年夏にルビン・カザンに完全移籍し、今シーズン途中からラミアで国外リーグに初挑戦していた。
また、2008年にデビューを飾ったロシア代表では通算59試合に出場。2度のワールドカップとユーロ2012に出場。卓越した戦術眼とテクニックを武器に一時は背番号10を着用し、新皇帝といった愛称も持っていた。
アラン・ジャゴエフの関連記事
CSKAモスクワの関連記事
|
CSKAモスクワの人気記事ランキング
1
CKなのにフラッグを蹴ってしまう“珍プレー”、意外な結果に!?
ロシアでやや恥ずかしいコーナーキックがあった。 2月27日、ロシア・プレミアリーグ第20節でロコモティフ・モスクワとCSKAモスクワによるモスクワダービーが行われた。 試合はホームのロコモティフが前半のうちに2点をリード。CSKAはゴールを奪えないまま試合終盤を迎え、82分に右CKのチャンスを得る。 FWニコラ・ヴラシッチがボールを蹴ろうとスポットに立つと、近くの味方へとショートコーナーで出そうとする。しかし、急ぎ過ぎたのかヴラシッチの右足はコーナーフラッグを直撃…。その勢いで右足がボールにも触れたが、転がったボールはすぐ止まってしまうミスパスとなってしまった。 まさかのミスにヴラシッチは両手で口を覆い唖然とするが、本来パスを貰うはずだったMFイルザット・アフメトフがダッシュで拾い、結果的にパスは成功した。 CKでは、ボールがインプレーになった後に、他の競技者に触れるまで、キッカーは再びボールに触れることはできない。やってしまったヴラシッチだったが、アフメトフの機転に助けられることとなった。 試合はそのままロコモティフが2-0で勝利。ロシア・プレミアリーグの公式ツイッターは「ホームスタジアムではコーナーフラッグでさえもあなたのためにプレーする」とこのシーンを面白おかしく伝えている。 <div id="cws_ad">◆ヴラシッチの右足はまさかのフラッグにヒット<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ru" dir="ltr">На домашнем стадионе за тебя играет даже флаг <a href="https://twitter.com/hashtag/%D0%A2%D0%B8%D0%BD%D1%8C%D0%BA%D0%BE%D1%84%D1%84%D0%A0%D0%9F%D0%9B?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ТинькоффРПЛ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%D0%9B%D0%BE%D0%BA%D0%BE%D0%A6%D0%A1%D0%9A%D0%90?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ЛокоЦСКА</a> <a href="https://t.co/t9H30kfUqS">pic.twitter.com/t9H30kfUqS</a></p>— Тинькофф Российская Премьер-Лига (@premierliga) <a href="https://twitter.com/premierliga/status/1365751756651651074?ref_src=twsrc%5Etfw">February 27, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2021.03.02 20:36 Tue2
CSKAモスクワの若きエース!ロシア期待のストライカー、フェドル・チャロフ【ライジング・スター】
ビジャレアルに移籍した日本代表MF久保建英など、10代の選手の活躍が目立っているサッカー界。この企画『Rising Stars』では、近いうちにサッカー界の主役を担うであろう、注目の若手選手たちを紹介していく。 今回はCSKAモスクワに所属するロシア代表FWフェドル・チャロフ(22)だ。 <div id="cws_ad">◆チャロフの若手らしからぬゴール前の落ち着きとゴールパターンの多さ<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJjS2lQcG14USIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> CSKAモスクワの下部組織出身のチャロフは2016-17シーズンのUEFAユースリーグでの活躍が認められ、2016年9月にファーストチームデビューを果たすと、そこからはとんとん拍子に活躍を続け、一気にトップチームのスターティングメンバーに名を連ねるようになった。 高い身体能力と得点感覚、さらに若手とは思えない冷静さで、ゴール前の機知に富んだプレーでアシストもこなす柔軟性を武器に活躍を続け、2018-19シーズンには弱冠20歳にしてチームのエースストライカーを託されると、ロシア・プレミアリーグで30試合15ゴール7アシストの数字を残し、自身初の得点王のタイトルを獲得した。 また、ロシアの世代別代表の常連だったチャロフは、惜しくも2018年のロシア・ワールドカップの最終メンバーからは落選したものの、2019年3月に行われたユーロ予選のベルギー代表戦でフル代表デビューも飾っている。 2019年にCSKAモスクワと2022年までの新契約を締結したチャロフは、これまで度々四大リーグのビッグクラブからの関心もあったものの、移籍は実現せず。22歳の今季も公式戦39試合に出場し9ゴール9アシストと十分な結果を残しているだけに、そろそろステップアップも視野に入れる段階に来ているかもしれない。 2020.08.25 05:00 Tue3
ロシアの守護神アキンフェエフが見せた咄嗟の超反応セーブ【アンビリーバブル・セーブス】
たった1つのミスが失点に直結するゴールキーパー(GK)というポジション。当然ながらGKがゴールを決めることはほとんどなく、ストライカーやドリブラーに比べて目立ちにくい部分もある。 しかし、裏を返せばセーブひとつでチームを救うこともできる、勝敗のカギを握るポジションとも言える。今回の企画『Unbelievable Saves』(信じられないセーブ)では、各クラブの守護神たちが見せた驚きのセーブを紹介していく。 今回は、CSKAモスクワの元ロシア代表GKイゴール・アキンフェエフが見せた超反応セーブだ。 <div id="cws_ad">◆アキフェエフが見せた超反応セーブ!<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJUTlhjU0gzciIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ロシアの強豪CSKAモスクワユース出身のアキンフェエフは、2003年のトップチーム昇格以来、同クラブ一筋の守護神として活躍。ロシア代表でも長年に渡って正GKとしてプレーする、ロシアNo.1のGKだ。 そんなアキンフェエフは2019年8月19日に行われたロシア・プレミアリーグ第6節、スパルタク・モスクワとのモスクワ・ダービーでスーパーセーブを記録している。 スパルタク・モスクワのホーム、オトクリティ・アリーナでのダービーマッチとなったこの試合では、59分にホームのスパルタクが先制。これ以上点差を広げられたくないCSKAだったが、63分に再びピンチが訪れる。 スパルタク・モスクワのコーナーキックから、選手がニアポストでボール受けると、混戦の中、クロスがゴール前に入る。これをゴール前でフリーになっていたDFサミュエル・ギコが叩きつけるようなヘディングシュート。 絶体絶命の場面だったが、ゴールマウスを守るアキンフェエフは、咄嗟の反応で右足のつま先でシュートをブロック。至近距離からのヘディングを超反応でセーブした。 アキンフェエフのスーパーセーブで追加点を免れたCSKAはその後1-1に追いついたものの、79分に失点を許し、惜しくも1-2でダービーマッチに敗れている。 2020.07.18 12:00 Sat4