ヴァレリー・カルピン Valery Karpin

ポジション 監督
国籍 ロシア
生年月日 1969年02月02日(55歳)
利き足
身長
体重
ニュース
ニュース一覧

「誤解があった…」、ロシア代表主将が母国のウクライナ侵攻による代表招集辞退を否定

ロシア代表のキャプテンであるゼニトFWアルテム・ジューバが、母国によるウクライナ侵攻を理由に、代表招集辞退を申し入れたとの報道を否定した。『ESPN』が伝えている。 2月24日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナへの軍事侵攻を決断。ウクライナの各地にロシア軍が入り、攻撃を仕掛けている。 これにより、ウクライナ軍関係者だけでなく多くの民間人も犠牲となっており、ロシアは国際社会から厳しい非難を浴びている。 そして、フットボール界においても国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)はロシアの代表チーム、ロシアのクラブを大会から締め出すことを決定。これにより、ロシア代表は今月行われるカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフから除外されることになった。 ただ、ロシアはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に前述のFIFAとUEFAの追放処分を不服として、異議申し立てを行っている。仮に、この申し立てが認められた場合、日を改めてプレーオフ準決勝のポーランド代表戦が開催される可能性もあり、代表チームは今回トレーニングキャンプを実施する予定となっている。 そういった中、同国代表を率いるヴァレリー・カルピン監督は、そのトレーニングキャンプのメンバーとして招集したジューバがウクライナ侵攻を理由に、代表招集を辞退したことを明らかにしていた。 「ジューバは、本当に代表チームでプレーしたいと断言した」 「しかし、現在多くの親戚がいるウクライナの困難な状況のために、彼は謝罪と共に家族のため、今回キャンプに呼ばないようにと頼んできた」 この指揮官の説明によってロシア国内ではジューバの今回の行動が大きな物議を醸していた。 これを受け、ジューバはロシア『Sport-Express』で今回の一件を釈明している。 「政治的な問題でロシア代表チームに入らなかったわけではないんだ。家庭の事情だけど、詳しくは話したくない」 「誤解があったようだ。ヴァレリー・カルピンが自分の発言を誤解したのか、あるいは彼の言葉が誤解されて伝わったんだ」 なお、ジューバは先日にエバートンのウクライナ代表DFヴィタリー・ミコレンコらからロシアのウクライナ侵攻に関して沈黙を貫いていることを非難された際、自身の『インスタグラム』を通じて以下のような見解を述べていた。 「最近まで、僕はウクライナでの出来事について話したくなかった。恐れているからではなく、政治の専門家でもないので、そこに介入しないようにしていたし、そうするつもりもなかった」 「ただ、他のみんなと同じように、僕には自分の意見がある。僕はこのトピックにあらゆる面から触れてみたい」 「戦争は怖い。ただ、僕は人間の攻撃性と憎しみが、日々超越的な割合で増えていることにショックを受けている」 「僕は国籍による差別には反対だ。自分がロシア人であることを恥じてはいない。ロシア人であることを誇りに思っている。そして、なぜ今アスリートたちが苦しまなければいけないのか理解できない」 「僕はダブルスタンダードには反対だ。なぜ、人はなんでもできるのに、全ての卑劣な人たちが我々にぶら下がるのか。なぜみんな、政治以外のスポーツについていつも叫んでいるのに、ロシアとなるとこの原則は完全に忘れ去られてしまうのか」 「繰り返すが、戦争は怖い。ストレスの多い状況では、人々は本質を示し、時にはネガティブになる。今、立場や職業に関係なく、全てのロシア人にどれだけの怒り、汚れ、ツバが降りかかっているのか。侮辱や脅迫を書き込んでいる何千人もの人たちが並んでいる」 「ロシアが、彼らの人生にとても多くのものを与えた人々から、このようなことを聞くのは二重に不思議なことだ。このようなことは、より多くのネガティブな感情を生み出すだけだ」 「戦争は終わるが、人間関係は残る。そして、取り戻すことはできない。このことを忘れないで欲しい」 2022.03.16 00:38 Wed

W杯予選締め出しのロシア代表カルピン監督がFCロストフ復帰、代表監督は継続「W杯予選に出る機会を望んでいる」

FCロストフは10日、ロシア代表のヴァレリー・カルピン監督(53)の復帰を発表した。 現役時代はロシア代表として活躍し、2002年の日韓ワールドカップ(W杯)にも出場。クラブレベルでは、スパルタク・モスクワやレアル・ソシエダ、バレンシア、セルタで中心選手として活躍した。 引退後は指導者となると、古巣のスパルタク・モスクワで監督を務めると、マジョルカ、FKアルマヴィル、ロストフを指揮していた。 2017年12月にロストフの監督に就任すると、2021年8月まで指揮。日本代表MF橋本拳人も指導を受けていたが、ユーロ2020終了後の2021年7月からロシア代表監督に就任していた。 そのロシアだが、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選を終えると、プレーオフに進出。3月にはポーランド代表と対戦予定だったが、2月24日にウラジーミル・プーチン大統領が決断したウクライナ侵攻により、国際サッカー連盟(FIFA)より制裁を受け、大会への出場権を剥奪されてしまっていた。 ロシア代表監督でありながら、古巣へと戻ったカルピン監督はクラブを通じてコメント。意気込みを語った。 「ロストフ・ナ・ドヌとクラブには本当に大切な存在となった。現時点での順位表の状況を見ると簡単ではないが、クラブの監督に戻れて嬉しい。我々の前にはやるべきことがたくさんある」 「ロシア代表の監督であり続ける。これは私にとって大きな名誉だ。代表チームがカタール・ワールドカップに向けて戦う機会を得られることを、我々はみんな望んでいる」 2022.03.11 17:30 Fri

大会から排除のロシア代表、カルピン監督が声明「今、彼らの希望は無くなった」

ロシア代表のヴァレリー・カルピン監督が、声明を発表した。 現役時代はロシア代表として活躍し、2002年の日韓ワールドカップ(W杯)にも出場。クラブレベルでは、スパルタク・モスクワやレアル・ソシエダ、バレンシア、セルタで中心選手として活躍した。 引退後は指導者となると、古巣のスパルタク・モスクワで監督を務めると、マジョルカ、FKアルマヴィル、FCロストフを指揮。ロストフでは、日本代表MF橋本拳人を指導したことでも知られている。 ユーロ2020で早期敗退したロシアは、2021年7月にカルピン監督を招へい。カタールW杯欧州予選を戦うと、チームはプレーオフに進出していた。 しかし、2月24日にロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナへの軍事侵攻を決断。多くの犠牲者を出している。 そのロシアに対しては、世界各国が制裁を決定。サッカー界でも国際サッカー連盟(FIFA)が、ロシアでの試合開催やチーム名、国旗の使用を禁ずるなど制裁を科すと発表していた。 しかし、この対応には各国が反発。すると、FIFAと欧州サッカー連盟 (UEFA)は、追加措置としてロシアのチームに関して、代表チームとクラブチームのどちらも、FIFAとUEFAの大会参加を認めないという制裁を決定していた。 これを受け、カルピン監督は声明を発表。W杯出場が認められないことへの心境を述べた。 「FIFAが決定を下した後、我々がどのように失望したのかを言葉で説明することはできない」 「プレーオフの勝敗を決することになるというのが、我々の願いだった。私は選手たちのことを思うと、申し訳なく思う」 「彼らはワールドカップでのプレーを夢見ていた。今、彼らの希望は無くなった」 <span class="paragraph-title">【写真】カルピン監督の声明</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Head coach Valeri Karpin – about decision of FIFA and UEFA to suspend Russian clubs and national teams from all competitions <a href="https://t.co/ZZGV4DJ4pn">pic.twitter.com/ZZGV4DJ4pn</a></p>&mdash; Сборная России (@TeamRussia) <a href="https://twitter.com/TeamRussia/status/1498394478574551041?ref_src=twsrc%5Etfw">February 28, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.03.01 12:49 Tue

橋本拳人所属のロストフ、ショミン監督の辞任を発表

FCロストフは25日、ユーリ・パブロビッチ・ショミン監督が辞任したことを発表した。 前任のヴァレリー・カルピン氏がロシア代表監督に就任したことにより、8月4日から指揮を執っていたショミン監督。しかし、クラブのアルタシュ・アルチュヤンツ会長との協議の結果、公式戦7試合という任期で辞任することが決定した。 就任後の公式戦で1勝3分け3敗と振るわない成績だったクラブは、ロシア・プレミアリーグで現在15位に位置。アルチュヤンツ会長は降格圏に沈むクラブを立て直すべく、監督との別れを惜しみつつもこの判断に至ったようだ。 今回辞任を決断したショミン監督は、クラブを通じてコメントをしている。 「この決断は二人でしたことだ。友好的な関係を築いてくれたロストフの経営陣に感謝したい。選手たちにも感謝しているが、人生は別の方向に進んでしまった。我々は友人のまま別れ、お互いに助け合うことになるだろう」 また、後任にはユースで監督を務めていたサウル・テディエフ氏が暫定的に就任することが決定している。 2021.09.26 15:49 Sun

橋本拳人所属のロストフ、名将・ショミン氏を新監督に招へい

FCロストフは4日、新指揮官にユーリ・ショミン監督(74)を招へいしたことを発表した。契約期間は2年間とのことだ。 ショミン監督は、これまでロコモティフ・モスクワやロシア代表、ディナモ・モスクワ、ディナモ・キエフ、カバラ、モルドビア、アンジ・マハチカラなどで指揮。ロシアやウクライナなどを中心に指導者として活躍した。 ロコモティフ・モスクワを率いては、ロシア・プレミアリーグで2001-02シーズン、2003-04シーズン、2017-18シーズンと3度の優勝を経験。またロシア・カップではロコモティフ・モスクワで6度優勝している名将だ。 ロストフには日本代表MF橋本拳人が所属。これまでチームを率いていたヴァレリー・カルピン監督が、7月23日にロシア代表監督に就任することが決定しており、後任監督を探していた。 2021.08.04 20:55 Wed

カルピンがロシア代表監督に就任、現役時代にラ・リーガで活躍

ロシアサッカー連合(RFU)は23日、ロストフを率いるヴァレリー・カルピン監督(52)をロシア代表監督に任命したことを発表した。契約期間は2021年末までとのことだ。 ロシア代表では8日、スタニスラフ・チェルチェソフ前監督(57)が、ユーロ2020でのグループステージ最下位での敗退を受けて双方合意の下、契約解除に至っていた。 カルピン監督は現役時代にラ・リーガで活躍。レアル・ソシエダやセルタで中心選手として活躍した。 現役引退後はスパルタク・モスクワやマジョルカ、アルマヴィルと歴任し、2017年12月からロストフの監督に就任していた。 2021.07.24 07:00 Sat
もっと見る>