逆転負けのレアル戦後に荒れ模様のPSG首脳陣、UEFAが調査に乗り出す

2022.03.11 08:45 Fri
Getty Images
欧州サッカー連盟(UEFA)がパリ・サンジェルマン(PSG)のナセル・アル・ケライフィ会長らを調査するようだ。

PSGは9日に敵地でチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのレアル・マドリー戦に臨み、1-3の逆転負け。2戦合計2-3でベスト16敗退が決まった。

1stレグを先勝し、2ndレグも先制と8強入りを手繰り寄せての逆転敗退とだけあって、現場のショック度も相当だが、首脳陣たちも荒れ模様が伝えられている。
試合直後の報道で、アル・ケライフィ会長とスポーツディレクター(SD)のレオナルド氏は1失点目などの判定に不満を抱き、審判の控室に乗り込んだとされる。

イギリス『BBC』によると、主審を務めたダニー・マッケリー氏のレポートに「ドアを塞いだ」などの暴挙が記され、UEFAの懲戒委員会は調査を開始するという。
一部では動画の撮影を行っていたレアル・マドリーのクラブ職員に脅迫まがいの暴言を吐き、周りにも当たり散らしたともいわれるPSG首脳陣。厳罰もあり得そうだが、いかに。

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