「結果はハッピー」終始支配して連勝の横浜FM、マスカット監督が5連戦を振り返る「良いレベルで試合をこなせている」

横浜F・マリノスのケヴィン・マスカット監督が、清水エスパルス戦を振り返った。

6日、明治安田生命J1リーグ第3節の横浜FMvs清水が日産スタジアムで行われ、2-0で横浜FMが勝利した。

連勝を目指す横浜FMと、昨年から公式戦無敗を継続している清水の試合だったが、前半に横浜FMが小池龍太のゴールで先制すると、吉尾海夏が相手のフィードをブロックしたものがゴールに入り、リードを広げる。
後半に入っても横浜FMがペースを握る中、清水はスペースを狙って徐々に盛り返すことに。しかし、最後まで横浜FMが集中した戦いを見せ、連勝を収めた。

試合後マスカット監督は、「この短い間に5試合が行われた。その中でメンバーも変えながらやった中で、すごく良いスタートが切れたと思う」とコメント。開幕5連戦を振り返った。この試合は前半から完全に主導権を握ったが、後半は押し込まれる時間帯もある展開に。マスカット監督は「最初から強くプレスも行けて前半は良かった。後半はコントロールできない時間帯があったが、選手たちが最後の最後までピッチの中で戦ってくれて、結果はハッピーだ」とコメント。「次の試合まで時間が空くので、リカバーして、しっかり良い準備を行いたいと思う」と、1週間空くため、しっかりと準備したいとした。

この試合でも6名のスタメンを前節から入れ替えた中、しっかりと勝利を収めた。「試合が過密日程の中で、それはスタートからわかっていたが、全員が必要だと話してきた。リーグ戦にしてもACLでも過密だと思っている中で、Jリーグでも質が高まっている中で、5試合目が終わった」と、ここまでよく戦えているとした。

また「いつもとは違うポジションで選手が出なければいけなかったりする中で、良いレベルで試合をこなせていると感じている」と手応えを語り、「今日の後半はもっとアグレッシブに行きたかったが、疲れが出ていたのか、そうはいかなかったが、結果につながる部分はあった。覚えている中では相手にシュートを1本しか打たせていなかったので、しっかり今日までやれたと思う」と、選手をやりくりして、しっかりと5連戦を戦ったと語った。

終盤は守備陣を入れ替える采配となったが、「過密日程の中で、今日の後半はコントロールしたいという中で、なかなか疲れが見えてきたと感じていた」とマスカット監督は振り返り、「CBを入れたというところでは、ゼロに抑える部分もそうだし、なかなかコントロールがバタついている時にしっかりしたい、整えたいと思っていた」と、整理したいということで交代カードを決めたとコメントした。

それはボランチやセンターバックを代えたことにもつながり、「CBを入れて岩田をボランチに戻し、フレッシュな山根を入れて、中盤で落ち着いてコントロールしたかった」と交代意図を明かした。