「ハーランドがユナイテッドに行くことは難しい」ポール・インス氏が20年前の遺恨を語る

2022.02.21 15:53 Mon
Getty Images
去就が注目されるドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドだが、元イングランド代表のポール・インス氏は、古巣マンチェスター・ユナイテッド移籍は実現不可能と見ているようだ。
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同氏が主張する理由は、ユナイテッドのレジェンドであるロイ・キーン氏と、ハーランドの父親であるアルフ・インゲ・ハーランド氏の関係性にある。ハーランド氏が選手としてリーズ・ユナイテッドに所属していた1997年、ユナイテッドとの対戦でキーン氏に前十字靭帯損傷の大ケガを負わせ、キーン氏はこれにより1年近く試合に出られない時期が続いた。
そして、その4年後の2001年にオールド・トラフォードで行われたマンチェスター・ダービーで両者は相見え、今度はキーン氏が、当時シティの選手だったハーランド氏のヒザに足裏タックルを見舞ったのだ。

最終的に、ハーランド氏はこのケガが原因で2003年に現役引退。キーン氏は2002年に出版した自伝で報復行為だったことを認めており、多額の罰金を支払うこととなった。
この遺恨が現在も続いているかは不明だが、キーン氏の存在がハーランドのユナイテッド移籍の“コブ”になる可能性はあると、ポール・インス氏は見ている。

同氏はまた、実際問題として、ユナイテッドが来季のチャンピオンズリーグに出られなければ、ハーランドが選ぶことはないと予想している。

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