枠内シュート0でPSGに完敗のマドリー…アンチェロッティ監督は楽観視「ベルナベウでファンと共に戦う」

2022.02.16 10:54 Wed
Getty Images
レアル・マドリーカルロ・アンチェロッティ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での敗戦にも楽観的な姿勢を示した。クラブ公式サイトが伝えている。
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マドリーは敵地で15日に行われたCLラウンド16の1stレグでパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦した。序盤から攻勢を強める相手に苦戦を強いられると、チャンスすら作れない厳しい展開に。それでも守備陣やGKティボー・クルトワが奮闘し、60分にはFWリオネル・メッシのPKをクルトワが防ぐなど持ち堪えたが、後半アディショナルタイムにキリアン・ムバッペにゴールを許し0-1で敗れた。
PSGに20本以上のシュートを許し、マドリー側は枠内シュート0の完敗となったが、試合後にアンチェロッティ監督は状況を楽観視。ホームで行う2ndレグは厳しい戦いになるだろうと認めつつ、勝利する自信はあると強調した。

「我々は苦しめられた。守備ではかなり良いパフォーマンスを見せたが、攻撃的ではなく、ボールを保持した際にもパフォーマンスを発揮できなかった。PSGのプレスに苦労して、明確なチャンスも作れなかった」
「アウェイゴールのルールが無くなり、結果的にそれは我々の助けになるかもしれない。PSGは明らかに小さなアドバンテージを持っているが、ベルナベウの試合でそれが証明されないことを願う。11人の選手、ベルナベウに集う5万人のファンと共に戦うのだから、私は楽観的だ」

「保守的過ぎれば、運を試さざるを得ない。クルトワはロングボールを蹴らざるを得なくなる。今夜はプレスに対して本当に苦しみ、クオリティを発揮できなかった。低いブロックでも、もう少しアグレッシブになる必要があっただろう。保守的なアプローチをしたわけではなく、ボールを持てばいつも通りプレーしようと思ったが、できなかった」

「(2ndレグ出場停止の)カゼミロと(フェルラン・)メンディを欠くのはこれが初めてではない。我々は良いチームを持っており、彼らの代わりは見つけられるだろう。今日よりも説得力のあるパフォーマンスを見せなければならない。守備は良かったが、問題はボールを持っているとき、いつも以上に苦しんだことだ」

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初出場ジローナ健闘も守護神が痛恨のミス、PSGが苦しみながらも白星スタート【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ開幕節、パリ・サンジェルマンvsジローナが18日に行われ、1-0でPSGが勝利した。 昨季はベスト4でドルトムントに敗れたPSGはムバッペがチームを離れたなか、リーグ・アンでは開幕4連勝スタート。そのPSGは守護神のドンナルンマが負傷欠場となったなか、アセンシオ、デンベレ、バルコラの3トップで臨んだ。 一方、昨季ラ・リーガで3位と大躍進し、クラブ史上初のCL出場を決めたジローナは迎えた新シーズンのラ・リーガでは2勝1分け2敗スタート。そのジローナはベテランのストゥアーニが最前線に構えた。 立ち上がりからボールを持ったPSGは13分、ザイール=エメリのヒールパスを受けたアセンシオがボックス左から際どいシュートを放つもわずかに枠外へ。 その後もPSGがポゼッションする展開となったが、好機は生み出せず。すると39分にアクシデント。アセンシオが太ももを痛めてコロ・ムアニとの交代を強いられたなか、ゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、一進一退の攻防で立ち上がったなか、55分にPSGに決定機。コロ・ムアニのスルーパスに抜け出したデンベレがGKと一対一になりかけたが、懸命に戻ったクレイチに阻まれシュートを打ちきれなかった。 さらに71分にはCKからコロ・ムアニが際どいヘディングシュートを放ったPSGが終盤にかけても押し込む展開とすると、83分には再びコロ・ムアニに決定機。しかしボックス右にうまく抜け出して放ったシュートはやはりわずかに枠を捉えきれず。 そして85分のハキミのゴール至近距離からのシュートをGKガッサニーガに止められたPSGは、そのままドローに持ち込まれるかに思われたが、90分に幸運な形で決勝点。 メンデスが左サイドから入れたクロスボールがDFにディフレクトしてゴールに向かうと、GKガッサニーガが痛恨のトンネル。これが決勝点となってPSGが苦しみながらも白星スタートとしている。 PSG 1-0 ジローナ 【PSG】 オウンゴール(後45) 2024.09.19 05:58 Thu
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逆転で開幕4連勝のPSG、チームのパフォーマンスに指揮官「より強くなり続けている」

パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が逆転勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 エンリケ監督体制2シーズン目は、リーグ・アン開幕3連勝でインターナショナル・ブレークに突入したPSG。14日の第4節ではブレストをホームに迎えた。 29分にPKから失点したホームチームだが、42分にフランス代表FWウスマーヌ・デンベレがヘディングで同点弾。1-1で前半を終える。 後半はこう着状態が続くも、スペイン代表MFファビアン・ルイスの鮮やかなコントロールショットで73分に逆転。その1分後にはデンベレがリードを広げ、3-1の勝利を収めた。 4連勝としたエンリケ監督は、結果とパフォーマンスの両方に満足。昨シーズン3位と躍進した強敵相手に、完全に上回ることができたと誇っている。 「勝利だけでなく、勝利のためにどのようにプレーしたかが重要だ。これは我々がより強くなり続けていることの証だ」 「ブレストは監督と共にうまく機能していて、攻撃面も守備面も完璧なチームだ。ブレストとの対戦はいつだって難しいものになるが、今日は最初から最後まで我々の方が優れていたと思う」 「彼らはPKから得点し、その後1-1になった。歌うことをやめず、応援し続けてくれたファンの期待に応えることができた。彼らは多くの力を与えてくれた。ファンとの関係はほぼ完璧だと思う」 <span class="paragraph-title">【動画】デンベレ2発にファビアンのゴラッソ! PSGvsブレスト ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ijVDiECJvz0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.15 17:16 Sun
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デンベレの2発などでPSGがブレストに逆転勝利!【リーグ・アン】

パリ・サンジェルマン(PSG)は14日、リーグ・アン第4節でブレストと対戦し3-1で勝利した。 開幕3連勝を飾ったPSGは、前節のリール戦からスタメンを4人変更。ザイール=エメリやヴィティーニャ、マルキーニョスらに代えてイ・ガンインやファビアン・ルイス、ヌーノ・メンデスらをスタメンで起用した。 前節のサンテチェンヌ戦で初勝利を挙げたブレストに対し、立ち上がりから攻勢を続けたPSGだが、27分に不用意なファウルから失点する。デル・カスティージョの左クロスからゴール前に抜け出そうとしたアジョルクがDFメンデスに後ろからユニフォームを引っ張られ倒れると、主審はPKを宣告。このPKをデル・カスティージョがゴール中央へ沈めた。 先制を許したPSGは、36分に決定機。デンベレのスルーパスでボックス右まで駆け上がったハキミのダイレクトクロスを中央に走り込んだアセンシオが左足で合わせたが、これはGKビゾットの好セーブに阻まれた。 同点のチャンスを逃したPSGだが、ハーフタイムにかけても攻勢を続ける。すると42分、敵陣でボールを奪ったバルコラのパスでボックス左に抜け出したアセンシオがクロスを供給。これをデンベレがヘディングでゴールに叩き込んだ。 1-1で迎えた後半は立ち上がりから膠着状態が続く。そんななか、PSGは63分にバルコラとメンデスを下げてドゥエとパチョを投入。すると64分、イ・ガンインのスルーパスからDFの裏に抜け出したアセンシオが冷静にゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定で取り消された。 71分にアセンシオを下げてコロ・ムアニを投入したPSGは、73分に再び決定機。デンベレとのパス交換で右サイドを突破したハキミの折り返しをペナルティアーク内で収めたファビアン・ルイスが左足一閃。狙いすましたコントロールショットはゴール左上に突き刺さった。 待望の勝ち越し点を奪ったPSGは、74分にも中盤でのパスカットからショートカウンターを仕掛けると、ドゥエのスルーパスからDFの裏に抜け出したコロ・ムアニがシュート。これは相手DFにブロックされたが、こぼれ球をデンベレが流し込んだ。 結局、試合はそのまま3-1でタイムアップ。デンベレの2発などで逆転勝利したPSGが開幕4連勝を飾り、チャンピオンズリーグ初戦のジローナ戦へ好調をキープしている。 PSG 3-1 ブレスト 【PSG】 ウスマーヌ・デンベレ(前42) ファビアン・ルイス(後28) ウスマーヌ・デンベレ(後29) 【ブレスト】 ロマン・デル・カスティージョ(前29)【PK】 2024.09.15 06:10 Sun

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