来季に味方or敵の可能性も…オシムヘンが最もタフな相手DFにロメロを指名

2022.02.09 08:00 Wed
Getty Images
ナポリのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンが最もタフな対戦相手として、アルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロの名前を挙げた。
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前所属のリールでのブレイクを経て2020年夏にナポリに加入したオシムヘン。加入1年目は度重なる負傷や、ストライカーにとって適応が難しいセリエAで苦戦を強いられたが、今シーズンここまでは負傷離脱がありながらも、公式戦17試合10ゴールと本領発揮の構えを見せている。
その逸材ストライカーは、イタリア『Repubblica』のインタビューで、これまで対戦した相手で最も苦戦した選手として、昨季までアタランタでプレーし、今シーズンからトッテナムでプレーするロメロの名前を挙げた。

「(最も苦戦したのは)トッテナムに移籍したクリスティアン・ロメロだね。彼は対戦するたびに、いつでも僕より速かった」

「もう一人は(ナポリ同僚DFの)カリドゥ・クリバリで、彼は練習で決して僕に点を取らせてくれなかった。ナイジェリアがアフリカ・ネーションズカップから敗退したとき、僕はセネガルを応援していたよ」
オシムヘンに関しては今夏の移籍市場でトッテナム、アーセナルが獲得に動くとの報道もあり、来季はそのロメロが味方か、再び対戦相手となるかもしれない。

なお、リール時代にはディディエ・ドログバと比較される声も多かったオシムヘンだが、やはりチェルシーのレジェンドから多くのインスピレーションを受け取っているようだ。

「僕はドログバが大好きなんだ。ただ、それはフットボーラーとしてだけではないんだ。僕はリーダーが好きで、彼はピッチの内外で最も重要な役割を果たした。彼は尊敬に値するパーソナリティーを持っているんだ」

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