政府の水際対策延長でJリーグの新外国人選手・監督は開幕アウトの可能性…「JFAとともに政府と協議していく方針」

2022.01.11 19:58 Tue
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Getty Images
JリーグとNPB(日本野球機構)は11日、「第46回 新型コロナウイルス対策連絡会議」を実施した。

2022年に入り最初の連絡会議が行われ、Jリーグ、プロ野球共に新シーズンの開幕に向けた準備をしている段階での会議となった。

現在は日本のみならず世界中で大流行しているオミクロン株の影響についても議論。キャンプには大きく影響すると見られており、その対策などが話し合われたという。
そんな中、もう1つの問題が外国人選手、スタッフの日本入国問題だ。

昨年も同様の問題に直面し、海外からの新規の入国者に対しては目処が立たない状況が続いた。

最終的には、Jリーグが管理する「バブル方式」を導入。Jヴィレッジにて全ての入国者を管理し、選手は個別のトレーニングを実施するなどしてチームへと合流した。

前述の通り、その当時以上とも言えるオミクロン株の大流行を受け、岸田文雄内閣総理大臣は11日に外国人の新規入国を原則停止している水際対策を2月末まで延長する方針を示した。

Jリーグは2月末に開幕を迎えるが、政府方針に従えば新規の外国人は間に合わないことが確定する。

今シーズンのJリーグでは、鹿島アントラーズがレネ・ヴァイラー監督、サンフレッチェ広島がミヒャエル・スキッべ監督を新たに迎えるが入国できず。また、新外国人選手もガンバ大阪のDFクォン・ギョンウォンやMFダワン、浦和レッズのMFダヴィド・モーベルグなどがおり、少なからず影響は出るはずだ。

さらに、サウジアラビア代表とのカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選が2月1日に開催。海外組が日本へ戻ってプレーすることになるが、ともにプレーしたJリーガーは試合後に隔離生活が待っている状況であり、こちらも影響が大きく出ると見られている。

Jリーグの村井満チェアマンは「サッカー界として抱えている懸案として外国籍選手の入国、2月1日のサウジアラビア戦からの2週間という待機期間がリーグに及ぼす問題が存在していることはお話ししました」とコメント。「関係する省庁が多岐にわたります。様々な広範囲にわたるので、感染症だけの問題で狭義の世界で捉えることは難しいので、何か方針や答申が示されたわけではありません」と、今回の会議で何かが決まったことはないとした。

また「リーグ戦であったり、Jリーグ等々に影響を及ぼすことがある点については、JFAとともに政府と協議していく方針です」と、今後日本政府と話し合うとし、「JヴィレッジでJリーグバブルということで外国籍選手をリーグがお預かりして管理して、検査や対策を講じて対応してきた実績もあります。こうしたことをしっかり説明しつつ、プロセスをJFAとともに取り組んでいきたいと思います」と、昨年のようなケースを作って、対応していきたいと語った。

NPBの斉藤惇コミッショナーも「野球の場合も基本的にはチェアマンの話と同じです」と語り、「現在は問題提起で終わっており、特に新規契約をした選手の入国、家族の入国はなかなか厳しいと思う」と見解。「今から交渉していくことになる」とした。

また、すでに日本の球団に所属していた選手については「既契約の選手についてはバブルになると思うが、これから関係省庁と話していくことになる」とし、こちらも現時点では不透明であると語った。

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