マルシャル代理人が選手の移籍希望公言も…ラングニック監督は浮足立たず 「関心はない」

2021.12.14 16:33 Tue
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドラルフ・ラングニック監督がフランス代表FWアントニー・マルシャルの移籍希望に冷静さを保った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
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マルシャルは2015年夏に加入すると、ここまで公式戦268試合に出場して79ゴール50アシストを記録。加入当初は高い期待が寄せられたが、好不調の波が激しい上に運動量も乏しく、近年では批判の声が高まりつつある。2019-20シーズンこそプレミアリーグで17ゴールを挙げたものの、昨季はケガの影響もあり、4ゴールと低調な成績に。今シーズンもオーレ・グンナー・スールシャール前監督から信頼を得られず、プレミアリーグでのスタメン出場はわずか2試合となっている。
こうした状況を受け、マルシャルの代理人を務めるフィリップ・ランボリー氏は選手が1月の移籍を希望していると表明。現在の出場機会の少なさには不満を抱いていることを示唆した。

しかし、 11月にユナイテッドの指揮官に就任したラングニック監督はランボリー氏のコメントについて尋ねられた際、選手の代理人が何を言おうと気にしないときっぱり。選手が移籍を希望するのであれば、メディアを通してではなく、自分やクラブに直接伝えるべきだと語った。
「私がメディアや報道機関を通じて、代理人とコミュニケーションを取ることはない。そして、選手本人はこのことについて、私にもクラブにも話をしていない状況だ」

「正直に言ってしまえば、彼の代理人がメディアを通じて何を言おうが、私にとってさほど関心がない」

「私はそのことについて、選手と話すつもりもない。なぜなら、そうすれば彼の代理人が言ったことに対して、私が反応することになるからだ。選手が本当に他のクラブに行きたいと思っているのであれば、クラブ上層部であれ私であれ、誰かに知らせるべきだろう」

また、ラングニック監督はマルシャルの現在の状態について言及。負傷によりトレーニングに参加できていないことを明かしている。

「クリスタル・パレス戦前の最後のトレーニング後に、彼は医師やスタッフたちにヒザの痛みが酷くて試合に出られないと伝えていた。だから様子を見て、まずはドクターと話をしなければならない」

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ユナイテッドが“チームアモリム”を発表…新指揮官支える5名がコーチングスタッフ入り

マンチェスター・ユナイテッドは16日、ルベン・アモリム新監督の就任に伴い、新たな5名のコーチングスタッフの招へいを発表した。 エリク・テン・ハグ前監督の後任としてスポルティングCPから今月初めに引き抜かれたアモリム監督は、今回のインターナショナルマッチウィークからユナイテッドを指揮している。 その新指揮官とともにカルロス・フェルナンデス氏、ホルヘ・ビタル氏、アデリオ・カンディド氏、エマヌエル・フェロ氏、パウロ・バレイラ氏の5名が同じくスポルティングから新天地に加入することになった。 フェルナンデス氏はカーザ・ピア、ブラガ、スポルティングでアモリム監督の右腕を務めてきた副官で、ユナイテッドでも引き続きアシスタントヘッドコーチを務める。 アモリム監督のブラガ時代の同僚であるビタル氏は、2020年からスポルティングでも共闘しており、ファーストチームのGKコーチを務める。 ファーストチームのコーチを務めるカンディド氏とフェロ氏も、指揮官とは旧知の間柄だ。 フィジカルパフォーマンスコーチのバレイラ氏はアモリム監督とスポルティングで共闘したほか、アーセナルとリバプールでも同職を務めた経験があり、イングランドでの経験が大きな助けとなるはずだ。 なお、前述の5名に加え、前体制からファーストチームコーチを務めていたダレン・フレッチャー氏とアンドレアス・ゲオルグソン氏、アシスタントGKコーチであるクレイグ・モーソン氏がポルトガル人指揮官をサポートする。 2024.11.17 06:30 Sun

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