リンデロフが突如の胸部不快感で交代…ラングニック、容態明かす

2021.12.12 13:50 Sun
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドのスウェーデン代表DFビクトル・リンデロフに不穏な事態が起きた。

11日に敵地で行われたプレミアリーグ第16節のノリッジ・シティ戦を苦しみながら1-0で勝ち切ったユナイテッド。負傷離脱中のフランス代表DFラファエル・ヴァランに代わり、先発が続くリンデロフはこの試合でもイングランド代表DFハリー・マグワイアを相方に4バックの中央でプレーした。

だが、0-0の70分を過ぎた頃に突如として左手で胸を抑えながら、その場にしゃがみ込み、プレーをストップ。スタジアム内が穏やかでない空気に包まれるなか、駆けつけたクラブのメディカルスタッフを付き添われ、そのままコートジボワール代表DFエリック・バイリーとの交代でピッチを後にした。
イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』によると、ラルフ・ラングニック監督は試合後、心配されるリンデロフの容態を問われると、「彼自身さえもどのようにして起こったのかを思い出せないみたいだ」と返して、現状を説明した。

「誰かと交錯したのだろうが、10分以上も呼吸が苦しかったそうだ。心拍数も通常より上がり、どうしたら良いかわからなくなって、少しショックを受けてもいたから、交代させた」
「試合が終わってからドクターのチェックと検査を受け、すべて問題がなかったようだが、明日まで経過を観察してみないといけない。ブレントフォード戦に間に合うと良いのだがね」

また、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアも試合後、イギリス『スカイ・スポーツ』で「心配だ。エリクセンやアグエロもだったが、選手のあんな姿を目にするつらい。交代は賢明で、良くなるのを祈るばかりだ」と心配の声を上げている。

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ベッカム&ギャリー・ネビルがイギリス4部クラブ買収! ギグスやスコールズら92年組がオーナーだったサルフォード・シティの共同オーナーに

EFLリーグ2(イングランド4部)に所属するサルフォード・シティは8日、かつてマンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表で活躍したデイビッド・ベッカム氏とギャリー・ネビル氏が率いるコンソーシアムに買収されたことを発表した。 マンチェスターのサルフォードに拠点を置くサルフォード・シティは、マンチェスター・ユナイテッドで活躍し92年組として知られるライアン・ギグス氏、ポール・スコールズ氏、ニッキー・バット氏、フィリップ・ネビル氏が2014年にオーナーとなり、5シーズンで4回の昇格を経験した。 2018-19シーズンにEFLリーグ2に昇格を果たしたが、そこから上には上がれておらず。今シーズンもEFLリーグ2で8位となり、昇格プレーオフを最終節で逃す形となっていた。 そんな中、ベッカム氏、ギャリー・ネビル氏に加え、アメリカ在住の実業家のデクラン・ケリー氏、マーヴィン・デイヴィス卿がグループに入っている。 サルフォード・シティによれば、新たな株主たちはクラブと施設に多額の投資を行うという約束が入っているとのことだ。 なお、ギグス氏、スコールズ氏、バット氏、フィル・ネビル氏は引き続き「テクニカル、フットボール、コマーシャル、リクルート、SCFC財団」の各部門でクラブに関与していくとのこと。92年組が勢揃いすることとなった。 また、新しいコンソーシアムは、インドを拠点とするドリーム・スポーツ・グループ、コリン・ライアン、フランク・ライアン、ニック・ウッドハウス、シュラビン・ミッタルを含む9人の株主で構成されている。 ベッカム氏は「私はサルフォードで育った。そこで過ごした日々には、本当に素敵な思い出がある。この場所と人々は、私のサッカー人生の初期において、とても重要な役割を果たしてくれた。サルフォード・シティは地域社会の中心であり、豊かな歴史を誇る。その新たな章に加わることができ、大変嬉しく思う」とコメントしている。 ギャリー・ネビル氏も「サルフォード・シティに情熱を注いでいる。多様な才能と専門知識を持つメンバーが、サッカーへの愛で結ばれた、他に類を見ないパートナーシップだ。サッカーが最優先だが、今後4~5年でクラブを持続可能な方向へ導くことが不可欠だ。この旅の次の段階が待ちきれない」と、かつての仲間とともにチームを発展させていくことを誓った。 2025.05.08 20:55 Thu

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