トッテナムでの成功に情熱を燃やすコンテ監督「私にとって最大の挑戦になる」

2021.12.02 16:56 Thu
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トッテナムアントニオ・コンテ監督が、自身に課せられた任務の困難さを語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

コンテ監督は成績不振により解任されたヌーノ・エスピリト・サント前監督の後任として、11月2日にトッテナムの指揮官に就任。リーグ戦はこれまで2試合を消化して1勝1分けとまずまずのスタートを切れた一方で、11月25日に行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)では、格下と思われていたスロベニアのムラに敗れ就任後初黒星を喫してしまった。

ムラ戦後には「チームのレベルは決して高くない」とコメントを残したコンテ監督だが、2日に行われるプレミアリーグ第14節ブレントフォード戦の試合前会見に出席した際も、トッテナムでの仕事が困難なものになるだろうとコメント。一方で、この挑戦に対するモチベーションの高さにも触れている。
「トッテナムでの成功が最大の挑戦になるか? そうだと思う。だが、ムラ戦後に言ったように恐れはない。私は熱意を持っており、ここに来てこの状況を楽しんでいる。選手と一緒に仕事をするのは楽しく、クラブと話すのも楽しく、良い基盤を作るのも楽しい。今、もっとも重要なことは良いベースを作ったうえで、重要なものを構築することだ」

「まだまだ時間はかかるが、きっとたくさんのことを改善できると思う。そして、ファンの皆に満足してもらえるはずだ。とはいえ、これは私にとって大きな挑戦になる。そしてクラブにとっても、選手たちにとっても大きな挑戦だ。すべての人がそうなるだろう」
また、コンテ監督は近年クラブが低迷している理由として、世代交代の時期を迎えていると分析。そのうえで、全力を尽くして新たな基盤を作りたいと意欲を示した。

「ここ数年、クラブは低迷している。私がチェルシーにいた頃のトッテナムは非常に競争力があり、本当に強いチームだった。重要な選手がいなくなったり、誰かが年を取ったりすれば世代交代が行われるものだが、それは今のトッテナムにも少し当てはまる」

「今、我々は創造し、再出発しなければならない。しっかりとした基盤を作り、それから構築すべきものを考えていく。なぜなら、しっかりとしたベースがなければ、重要なものを構築することは不可能だからだ」

「私はトッテナムのために全力を尽くす。このクラブで24時間働くため、ここにいるのだ。これは私にとって、おそらく最高に大きな挑戦となるだろう」

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